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  • 2015/11/14 八戸高等学校 東大生地方出張セミナー

    2015年11月14日(土)9:30~16:00にかけて、青森県立八戸高等学校の1,2年生、合わせて28人を対象に東大生出張セミナーを行いました。

    〇ワークショップ
    東大生一人に対して高校生3,4人の班で、企画中何回かに分けてワークショップを行いました。このワークショップでは、高校生に二年生の冬から三年生にかけて東大に合格するまでの流れを具体的に考えてもらいました。またその中で課題となりそうなことに対して、高校生同士で話し合ってもらったり、大学生からアドバイスをしたりしました。特に一年生はまだ受験生時代のことを想像するのは難しかったかもしれませんが、その場その場でしっかり目標を決めて取り組むこと、また困難にぶち当たっても協力してそれを乗り越えることを大切にして、これからの高校生活に励んでほしいと思います。

    〇プレゼンテーション
    ワークショップにおいて受験期の流れを具体的にイメージするために、自身も八戸高校の卒業生であるメンバーが高2の冬から高3にかけての学校行事や模試などの受験にかかわる出来事をプレゼンの形で紹介しました。八戸高校ならではの行事もあり、生徒のみなさんにとっても親しみやすいプレゼンであったのではないでしょうか。
    〇パネルディスカッション
    東大生4人が「受験期に直面した壁」をテーマに、それぞれが受験期にぶち当たった困難や乗り越えるのに苦労したこと、またそれをどのように乗り越えたかについてパネルディスカッションを行いました。「壁」の内容も勉強面や、心理面など多岐に渡っていて、中にはメモをとりながら聞いてくれる生徒さんもいました。

     

    ◯個別相談会・自由懇談
    東大生2人:高校生7人の班で、ワークショップ中にでた疑問や、その他大学生活について聞きたいことなどを聞く個別相談会を行いました。勉強面、大学生活など、幅広い内容についてお答えしました。東大生の生の声を聞くことができ、高校生にとって濃密な時間となったのではないでしょうか。
    ◯昼食・ノート展示
    今回はお昼を挟んだ企画ということで、昼食の時間にはワークショップの班ごとで一緒にご飯を食べました。食事をとりながら、生徒さん方とメンバーが自由に雑談し、交流を深めました。また、昼食と平行してメンバーの高校時代のノートや実際に受けた模試の展示を行いました。展示したものそれぞれに特徴があり、生徒さん方も一つ一つじっくり眺めていました。

     

     以上が今回実施した内容です。  今回の企画は朝の9:30から始まり、夕方の16:00までと長い時間で行われ、さまざまなコンテンツを実施することができたと同時に、より高校生との交流を深めることができました。高校生とメンバーとの密な交流のなかで、今回の企画が高校生たちのこれからの高校生活のモチベーションに繋がったのなら幸いです。

  • 2015/11/08 弘前高等学校 東大生地方出張セミナー

    2015年11月8日9:00~16:15に、青森県立弘前高校において、弘前高校の1年生20人、2年生10人の計30人を対象に出張セミナーを行いました。

     今回のセミナーでは高校生に「仮想合格体験記」を作成するというワークショップを体験してもらいました。普通、合格体験記は合格してから過去を振り返り書くものですが、今回はあえてそれを高校在学中に書いてもらうことで、なかなか見えにくい大学合格までのビジョンを持ってもらうことを狙いとしていました。まず高校生には自分のこれまでを振り返り、その後自分の受験期における「転換点」とその前後での自らの変化を予見してもらいました。

     そして最後には、大学生の実体験などを基にした、受験生がなかなか予見できない受験期の「壁」の解決法を考えてもらいました。こうして出来上がった合格体験記は、それぞれの高校生の個性あふれる、非常に素晴らしいものとなっていました。このように自分の未来を直視し、自分なりの合格までの計画を立てるという経験は、必ず受験期を迎えた高校生の皆さんの役に立つと確信しています。

     

     また合格体験記記入の途中に行った個別相談会でも、高校生のみなさんは多くの質問を大学生に投げかけており、受験生活や大学生活について沢山お話することができました。さらに企画の中で2回行った、大学生が実際に自分の受験生活について話したプレゼンにも、高校生のみなさんは熱心に耳を傾け、合格体験記の記入や自分の受験を考える際の糧としてくれていました。

     

     雨の降る寒空の下でのセミナーとなりましたが、空模様とは対照的に、弘前高校のみなさんは非常に活発に、かつ真剣にワークショップに取り組んでくれていました。このセミナーが、1年後、あるいは2年後、実際に受験を迎えた高校生のみなさんの一助となってくれることを心から望んでおります。

  • 2015/11/07 青森高等学校 東大生地方出張セミナー

     2015年11月7日、青森県立青森高等学校にて1・2年生を対象に出張セミナーを行いました。「東大に合格したつもりで合格体験記を書いてみよう」というテーマのもと、プレゼンテーションやパネルディスカッションで東大生の話を聞きながら、一人一人が仮想の合格体験記を完成させてくれました。

    〇オープニング、パネルディスカッション
    まず最初のプレゼンで「受験には決まった必勝法はない」という話をしました。「東大合格への道は一本ではなく、様々なルートがあるということを感じてほしい」ということを伝えました。次に3人のメンバーがパネルディスカッションという形でそれぞれの高校1・2年生時代の過ごし方を話し、実際に多様な勉強スタイルがあることを知ってもらいました。メモをとりながら熱心に話を聞いている高校生の姿が印象的でした。

    〇仮想合格体験記①
    プレゼンによる導入の後、実際に合格体験記を書き始めました。これまでの自分を振り返り、困っていることなどを書き出してもらいました。次にそうした悩みをどうしたら解決できるか、東大生と相談しながら考えてもらいました。

    〇昼食・ノート展示
    お昼になると各グループの東大生と一緒に昼食をとりました。普段の高校生活についてなどフランクな会話のなか、楽しく食べていました。食べ終わると、別室に展示されている東大生が使っていたノートや模試の結果を見に行きました。実際に受験を乗り越えた資料に触れることができる貴重な体験になったのではないでしょうか。

     〇仮想合格体験記②
    昼食後はこれから受験当日までの合格体験記を書きました。まずパネルディスカッションで東大生が自分の受験期の悩み、当日のエピソードなどを話しました。これを受け、高校生にも受験期の自分を想像してもらい、合格体験記を完成させてもらいました。高校生全員が黙々と手を動かし、自分だけの物語を書き上げました。

    今回作った体験記を道しるべとし、途中でうまくいかなくなったら書き直したりしながら、それぞれが東大合格という物語を完成させてほしいと思います。

  • 2015/09/05 松本深志高等学校 東大生地方出張セミナー

     2015年9月5日(土)、長野県松本深志高校の1年生47名、2年生1名、3年生4名の計52名を対象に東大生出張セミナーを行いました。今回の出張セミナーは13:00~17:00と、決して長いものではありませんでしたが、班を作ってのワークショップを中心に様々なコンテンツを行いました。

    ○ワークショップ
    東大生一人と高校生数人の班を作り、企画中何度もワークショップを行いました。この中で、高校生に自分の大学生活や将来のことをイメージしてもらいました。また東大生から高校生に自分の経験を伝えるシーンもありました。密な交流を通して大学生と高校生、そして高校生同士も親睦を深め、自分の将来について真剣に考えてもらうことができたと思います。高校生の皆さんにはこのワークショップでイメージしたそれぞれの将来を大切にしてこれからの高校生活を過ごしていってもらいたいです。

    ○プレゼンテーション
    三人の東大生がそれぞれ「高校生活について」「東大の魅力」「深志高校から東大へ」というトピックについてプレゼンテーションを行いました。合計で一時間となったプレゼンで長丁場になりましたが、高校生は一生懸命に聞いてくれました。生物オリンピックの話や実際に深志高校から東大に合格した話、進学振り分けの話など高校生のみなさんにとっては新鮮な話題が多かったでしょう。プレゼンテーションの内容がこれからの高校生活を過ごすモチベーションや指標になってくれれば嬉しいです。

    ○受験相談会・個別相談会
    今回の企画では、普段の出張セミナーの個別相談会とは異なり、生徒の皆さんが話を聞きに行くメンバーを自由に選ぶことのできる形式で行いました。2人のメンバーの話をそれぞれ30分間聞くことができ、濃密な時間となったのではないでしょうか。
    また、高校2,3年生を対象に、高校生とFairWindメンバーが1対1の受験相談会を実施しました。こちらは個別相談会よりも受験勉強に特化した話題が中心で、普段の勉強法や受験に対するモチベーションの高め方など、高校生が抱えている疑問や悩みを解消できるようメンバーが回答をしました。1対1だからこそ密な関係を築け、充実した相談会となりました。

    以上が実際に行った活動内容です。

    たくさんのワークショップやプレゼンテーション、個別相談会と盛りだくさんの企画になりました。この企画の中で高校生のみなさんに我々東大生の経験が少しでも伝わり、それを受験勉強へのモチベーションや受験勉強の参考にしてもらえればうれしいです。

  • 2015/09/11 下関西高等学校 東大生地方出張セミナー

     2015年9月11日(金)15:00~17:30に、山口県立下関西高等学校で東大生地方出張セミナーを行いました。前半に全校生徒約720名を対象に全体会と称して講演会を、後半に難関大志望者43名を対象に分科会と称して個別相談会を行いました。

    〇全体会
    ・プレゼンテーション~高校時代の話~
    二人の東大生が、高校時代にどのような勉強をしていたのか、どのような生活を送っていたのかについて、「切り替え」という観点から対談形式で話しました。二人の東大生の話を聞きながら比較を通して、普段の生活の中での切り替え、そして受験モードへの切り替えの重要性を感じてもらえたのではないかと思います。
    ・プレゼンテーション~大学の話~
    文系と理系、二人の東大生が、「大学の学問」というテーマで、実際にどういったことを大学でやっているのかについてプレゼンテーションを行いました。文系では医者の当直の労働時間性を素材に大学での法学の学びについて、そして理系では工学部建築学科の学生が製図の講義を取り上げ、自主性が求められる大学での学びについて話しました。  生徒の皆さんが持っている大学での学問のイメージと、実際の大学での学問との間に違いがあることを知ってもらえたのではないでしょうか。

    〇分科会
    ・個別相談会
    難関大志望者を対象に「東大」に焦点をあてて、東大での生活や東大の魅力、そして東大合格のための勉強について、相談会を行いました。生徒の皆さんは、二人の東大生に対してそれぞれ約25分もの間、東大、そして東大生について質問をぶつけることで、少しでも東大に興味を持つようになったのではないかと思います。

    2時間半と短い企画ではありましたが、今回の出張セミナーを通じて下関西高校の皆さんが自分の進路や大学についてより深く調べ、考えるようになってくれたらと思います。

  • 東大生地方出張セミナー 2015/8/1~8/2 秋田県思考力養成セミナー

    今回は秋田県思考力養成セミナーのコンテンツの一つとして参加させていただきました。今回のセミナーの参加者は秋田県内の高校3年生で、志望校別によって分けられたそれぞれのグループに対して企画を実施させていただきました。
    以下は今回実施した企画のコンテンツです。

    ☆東大グループ☆
    ○プレゼンテーション
    2人のメンバーがプレゼンテーションで、夏休み~受験本番までのロールモデルを示しつつ、受験期に出会った壁とそれを乗り越えた話をしました。受験期の壁の乗り越え方や壁の乗り越え方、諦めないことの重要性を伝えました。真剣に聞いてくれた高校生に、伝えたかったメッセージが届いていていることを願います。

    ○フリートーク
    東大生2人が「志望理由、受験への向き合い方」「他校の事情」「東大生を知る」という3つのテーマについて対談をしました。お互いに違う環境、違う方法で受験を乗り越えてきたので、その対比を見せて様々な方法があることを伝えられたと思います。学校の授業の進度やそれを受けての勉強の工夫など、高校生も自分と重ね合わせて聞いてくれたのではないでしょうか。

    ☆難関大・医学部グループ☆
    ○フリートーク
    二人の現役東大生が「高校三年の夏以降の過ごし方」という内容で対談しました。計画の立て方や勉強の仕方、学校の使い方など様々なことについて二人がそれぞれ実体験をもとにした例を示しました。話を聞いた高校生の夏以降の生活のイメージがよりはっきりし、また夏以降の生活のヒント、参考になったのではないかと思います。

    ○プレゼンテーション
    二人の東大生がそれぞれ 「第一志望を面向いてほしい」、「志望校へのこだわり」という内容でプレゼンテーションを行いました。この企画のコンセプトである「志望校を守り抜くという強い意志」と「志望校へ合格するという自信」を高校生が身につけられるようなプレゼンテーションを意識して行いました。高校生のみなさんが少しでも強い意志・自信を身につけるきっかけになれば幸いです。

    ☆両グループ共通☆
    ○自由懇談会
    相談や質問をしたい高校生に対応する形で自由懇談会を行いました。各科目の勉強法や解法、受験生活を進める上での悩みなどがあり、精一杯答えさせていただきました。残り短い高校生活に少しでも活かしてほしいと思います。

    以上が実際に行った活動内容です。

    プレゼンテーションやフリートークを通して、自分たちが伝えたいことはもちろん、それ以外の部分でも高校生がこれから自分で考えて受験勉強を進めるに当たっての参考になっていればと思います。我々も色々と得るものがあり高校生や先生方にも感謝するとともに、この企画が少しでも高校生への追い風となっていればと願います。

  • 東大生地方出張セミナー 2015/3/21~3/22 環日本海難関大セミナー

    2015年3月21日(土)?22日(日)、山形県鶴岡市の湯野浜温泉『海麓園』にて、「環日本海難関大セミナー『春の学校』」が行われました。今回は、環日本海進学ネットワークの中から酒田東高校、鶴岡南高校、長井高校、新庄北高校(以上山形県)、村上中等教育学校(新潟県)の5校の高校生計34名が参加しました。FairWindも昨年に引き続き、10名で参加いたしました。

    1日目

    10時ちょうどに始まった開校式の中で、「大事なことは『勇気』だ」というお話を先生から頂き、気の引き締まった高校生は最初に「東大生と解く問題解法ゼ ミ」に臨みました。東大二次試験現代文の過去問の解答を、班で議論を交わしつつ一丸となって作り上げる企画でした。最後に全体を3個のグループに分け、各班で作り上げた解答を司会の東大生が事前に用意した解答と比べ合い、どちらの解答が良いか比べたところ、全てのグループで高校生班の解答の方が多くの票を 集めました。1人で解くには壁が高すぎる問題に対しても、多くの力を合わせればその壁は乗り越えられることを、能動的に意見を交わし合う中で感じてもらえたのではないでしょうか。

    班毎に昼食を摂り、親睦を深めた後は「ノート比べ」を行いました。東大生による講義を受けながら取ったノートを仲間と比べ合い、良いところを吸収し合いま した。「色分け」「日付の明記」「図を使う」……などなど、高校生の皆さんは、自分が今後努力するにあたって大切となるノートの取り方について自分なりの よりよい方法を掴めたようでした。

    小休憩の後、班毎ではなく一人一人により能動的になってもらう時間として、「それぞれの進学事情」と題したプレゼンテーションを行いました。有名進学校, 地方公立校,中高一貫校といった、様々なバックグラウンドを持つ複数人のメンバーが、それぞれの高校時代について語りました。地方から難関大に合格するた めには一刻も早く、自分の置かれた環境と全国のライバルについて知ることが大事だと司会が何度も繰り返し伝えた通り、高校生の皆さんは自分の置かれた環境 の厳しさを感じ、自分よりも優れた環境にいるライバルと戦う決意を固めたようでした。

    その後は「大学とは?」と題し、少人数で東大生から東大の魅力について聞き・感じてもらう時間を設けました。東大の魅力的な授業や環境(人や設備、将来など)について、ネットで調べても出てこないような個人の実体験を中心に東大生が語りました。高校3年間だとどうしても日々の学習に追われてしまい、大学に ついて知る機会が少ないのですが、この企画を通して高校生は大学、ひいては東大という未知の世界についてより強く憧れを抱いてくれたようでした。この憧れはきっと彼ら彼女らの強い志望動機、そしてその先の合格、さらには能動的な大学生活に繋がるはずです。

    夕食後には「これまでとこれから」を行いました。FairWindとしてセミナーの根幹に位置づけていた本企画は、各高校生に、学習面に限らない自分の弱 み・苦手について認識してもらうことを目的として行いました。見ないふりをしていたり、そもそも気づいていなかったりした自分の弱みを徹底的に分析し、自覚してもらいました。「この後の時間で、その弱みを解決するヒントを得てほしい」との締めで本企画は終わりました。

    しかし、終了後の自由時間から、東大生に積極的に質問する高校生が多く見られました。東大生が高校時代に使用していたノートや模試の結果を眺めたり、就寝予定時刻を回っても質問したりない様子でいたりした高校生の姿を目にし、二日目への期待をより膨らませた一日目でした。

    2日目

    2015年3月22日、「環日本海難関大セミナー『春の学校』」は二日目に入りました。

    朝7時からの朝食を班ごとにとった後に、二日目最初の企画である「ノート比べ」(数学)が始まりました。これは東大の数学の入試問題を事前に予習として解 いてきてもらい、その問題のFairWindによる解説講義を聞いたうえでとってもらったノートを班内で比べっこするというものです。一日目の「ノート比 べ」(英語)で他の班員のノートや班長のノートを見て刺激を受けた部分もあったようで、一日目の英語の時と比べても、解説講義を聞く眼差しは真剣さをさら に帯び、班内で比べるノートのレベルも遥かに高くなったようでした。こんな所からも参加生徒の成長が感じられます。

    続いて行われたのは、勉強法相談会という企画です。これは最初に英語、現代文、古文漢文、数学の各教科について二人の東大生から勉強法に関するプレゼン テーションを行って、参加した生徒の多くが抱えているような苦手の解消へつなげ、続いてプレゼンテーションを行った8人の東大生の中で話を聞きたい東大生 を高校生が選んで各科目の勉強法の話を聞きに行くという相談会を行って、生徒個人が抱えている苦手の解消を図ろうというものです。「ノート比べ」(数学) に続いて勉強法に関するプレゼンテーションを聞く生徒の姿勢が真剣だったのはもちろんのこと、それに続いて行った相談会では決して質問が途切れることがあ りませんでした。「能動的に」「自分で動く」という、一日目で東大生から伝えた姿勢を高校生が実践しているのがここでも感じられました。

    午前中最後の企画として続いて行ったのが、「自由懇談」です。これは勉強法ではなく、進路面、生活面、意識面などに関して高校生が東大生に話を聞くために 設けた相談会の時間です。勉強法に関する話と比べ、進路面などの話になると東大生側の話す姿勢もより熱心になり、聞いている高校生側の積極的な姿勢も相 まって、時間が非常に短く感じる企画でした。

    その後昼食をはさみ、最後の企画である「これまでとこれから」(二日目)に入りました。これは高校生に、ここまで二日間の経験を通して、これからへの決意 を固めて班内で宣言をしてもらうというものでした。最初の司会からの「一度した決意は、後戻りが許されない。それだけの覚悟をもって宣言してください。」 という言葉を受けて、高校生の表情も一層引き締まったようでした。しばらくすると班ごとの宣言の時間になり、各高校生が自分の決意を自分の言葉で宣言しだ しました。その高校生の表情はもはや、一日半前に集まった時のあの表情ではありませんでした。自分の変わりたいところ、変わっていかなければいけないとこ ろ、それを真摯に見つめ、自分の足で受験へ、将来へと歩き出そうとする決然とした意志がそこには燃えていました。一人決意をするたび各班内では大きな拍手 が鳴り響き、指切りをする班も見られました。

    その後、閉会式では、先生方のお話に続き、FairWindメンバーから全体へ向けてメッセージを送る時間になりました。全てを書けないのが非常に残念で すが、高校生が変わっていく場に立ち会えたことへの喜びや感謝の気持ちが表されたり、セミナーが終わってからが肝心だと戒めるものがあったりと、どれもメ ンバーの熱い思いがこもったものばかりでした。それに続いて班ごとに写真撮影を行ったのですが、ここで班員の高校生から班長のメンバーへとポストカードの プレゼントが。渡す班員の姿も受け取る班長の姿も非常に眩しいものでした。また、反対に班長からは各班員の高校生に対してメッセージを書いた便箋が渡され ました。そこに何が書かれているかは、その班長と受け取った班員の高校生しか知りえませんが、ただただ、そのメッセージが長く生きつづけ、その班員が頑張 り続けることを願ってやまざるを得ません。 名残惜しそうに一人一人と帰っていく高校生の目には強い意志が感じられました。

    このセミナーはキッカケに過ぎない。
    能動的であれ。
    自分で考えて自分で動くことが肝要。
    これらの言葉が二日間繰り返されたとおり、
    本番はこれからなのです。彼ら高校生にとっても僕らにとっても。

    もはや彼らのためにできることは、祈ること、応援することくらいしかありません。だから僕らは彼らがこのセミナーで宣言した決意を全うし、受験に、将来に真っ向勝負を挑み続けることを祈りつつ、この報告を締めさせていただきます。

  • 東大生地方出張セミナー 2015/3/14 愛媛県立西条高校

    2015年3月14日(土)、愛媛県立西条高校にて、東大生出張セミナーを行いました。
    参加高校生は1年生14名・2年生40名、FairWindからは西条高校OB1名を含む10名の東大生が参加しました。
    今回は四国初の出張セミナーということで、FairWindメンバーもいつもに増して気合が入っていました。

    今回の企画統括は先述の西条高校OBです。「西条高校の皆さんに、あきらめずにより高いレベルを目指してほしい。今日は皆さんが変わる日」という統括の熱いメッセージで出張は幕を開けました。
    最初の企画は、「私の過ごした受験生活~受験期で味わった私の逆境~」と題したプレゼンテーションでした。2人のプレゼンターが、「親の反対や情報不足、ライバル不足などの逆境を乗り越え、地方から東大に合格」「家計の厳しい母子家庭から、母親との対立という逆境を乗り越えて東大に合格」といった「逆境の克服」にまつわる体験を赤裸々に語り、「厳しい環境でも工夫次第で乗り越えられる」というメッセージを伝えました。地方在住であるが故に難関大学を目指すのをためらいがちな高校生にも、困難に立ち向かう勇気が芽生えたようでした。

    次の企画はパネルディスカッションです。高校時代の生活、受験に向けた学習をテーマに、前者は4名、後者は5名のパネラーが、多様な立場から体験談とメッセージを語りました。年の近い先輩たちが語る「部活動と学習は時間の使い方次第で両立できる」「仲間・ライバルと共に受験を乗り切るのが大事」「『分かる』は『分ける』」といった具体的なアドバイスは、高校生の皆さんにリアリティをもって響いたのではないでしょうか。

    その後、昼食休憩と前後する形で、高校生5~6人と東大生1人が1セットになり、個別相談会を行いました。苦手教科の対策法、東大対策のための問題集の選び方、大学の学びの内容、一人暮らしの食事事情など、今回もさまざまな質問が飛び出しました。「現役大学生が質問に答える」というこの企画は、高校生の皆さんに刺激を与えることができたようで、たくさんの高校生が目を輝かせながら質問してくださいました。

    午後は希望者を対象に、「受験への戦略を考える」というワークショップを行いました。参加者は志望校のレベルに合わせて複数のグループに分かれ、志望校の受験に必要な科目や配点を調べて「敵を知る」、苦手教科・得意教科に関する自己分析を行って「己を知る」という段階を経て、3月から1年間の学習スケジュールを立て、最後は同じグループの中で、受験を共に乗り切るライバルを見つけました。具体的な受験戦略を考え、共に戦う仲間を見つけたことで、高校生にとって受験は「曖昧で不安なもの」ではなく、「乗り越えるべき対象」としてはっきりとイメージできるようになったのではないでしょうか。

    企画終了後、とある高校生が「今回の企画を通して、東大を目指す決心が固まった」と言ってくれました。企画に携わった私としては、「西条で企画をやった甲斐があった」と嬉しくなる出来事でした。
    難関大学の受験において、都会の進学校と比べると不利な点も多い地方高校。そこから逆境を乗り越えて志望校に合格したい――そんな強い思いを、企画を通して抱いてくれたなら、私たちも本望です。そして、私たちFairWindは、将来の目標を達成しようと努力する高校生、難関大学に入りたいけれどどうしたらよいか迷っている高校生を、全力でサポートします!

  • 東大生地方出張セミナー 2015/3/8 青森県立青森高校

    2015年3月8日(日)、青森県立青森高等学校にて、東大生地方出張セミナーを行いました。参加高校生は1年生22名・2年生35名、FairWindからは10名の東大生が参加しました。

    企画統括から「今日は、青森高校の皆さんが変わる日です」との思いを投げかけた後、最初の企画として『東大という場所』と題したプレゼンテーションを行いました。インターネットでは分からない、実体験に基づく東大の魅力についてお伝えしました。普段東大生と接する機会が少ないゆえ東大について漠然としたイメージしか持っていなかった高校生も、この企画を通して東大の真の魅力に気付くことができたようでした。
    その後、『対話型プレゼンテーション』と称し、10名の東大生がそれぞれ、過去に直面した壁とその乗り越え方を伝えました。高校生が現在直面している壁の乗り越え方のヒントを得てもらうのはもちろんのこと、今後高校生が新たな壁に直面した時に、今回聞いた話を思い出してもらえるようにする、という趣旨の企画でした。複数人の東大生の話を少人数で聞くことで、ただ聞くだけではなく自分なりの困難克服方法を考えてもらうことが出来たのではないでしょうか。

    続きまして、『超進学校と進学校』というテーマで、有名私立進学校出身の東大生がプレゼンテーションを行いました。受験の際に戦わねばならない有名進学校のライバルは、地方の高校生よりも遥かに恵まれた環境で学習していることを率直に伝えました。厳しい現実を知り驚いていた高校生も多くいましたが、遥か先を行くライバルを認識し戦略的に・効率的に努力することこそ合格への近道であることを感じ取ってもらえたようです。

    高校生7~8名に対し東大生1名で班を作り、昼食をとった後は『自己分析』をテーマにしたグループワークを行いました。学習において非常に大事である「ただ自分の誤答を眺めるだけではなく、自分の間違えた部分を徹底的に分析し、解決策につなげること」のプロセスを、実際に東大二次試験の現代文の過去問を用いつつ体験してもらいました。企画の最後には、各高校生に持ってきてもらった模試やテストの問題を参照してもらい、「なぜ自分はこのミスをしたのか」「それはなぜなのか」…… という、先ほど体験したプロセスを自分で実際に実行してもらう時間も設けました。今回、限られた時間の中で体験してもらったのはあくまで自己分析のプロセスの一部であり、今後の学習の中でその自己分析を習慣としてもらえることを願っています。

    最後に、本セミナーの締めくくりとして個別相談会とノート展示を行いました。1日を過ごす中で疑問に思ったこと・聞いてみたいと思ったことを高校生が東大生に次々と質問する姿が見られました。受験に関する質問はもちろんのこと、高校生活や大学生活、将来の夢などに関する質問も多く飛び交いました。普段は見る機会の無い、東大生が実際に高校時代に使っていたノートや模試の成績にも高校生は興味津々でした。

    企画中に、私の班の高校生がこんな言葉を伝えてくれました。「今日色々なお話を聞いて、志望校を東大にしてみようかなと思っています。」

    本セミナーの最初に企画統括が伝えた「今日は、皆さんが変わる日です」との思いが伝わり、1人でも多くの高校生の心の中で学習意欲や志望校に対する変化を与えることが出来ていれば、また、高校生が数年後自身の高校時代を振り返ったときに「あの3月8日が、僕が・私が変わった日だったな」と思ってもらえるような1日になっていれば幸いです。

  • 東大生地方出張セミナー 2014/12/13 青森県立弘前高校

    12月13日(土)10:00〜16:30に、青森県立弘前高等学校にて1、2年生計43名を対象に出張セミナーを行いました。FairWindからは10名のメンバーが参加しました。
    統括が自分の高校時代の体験談を交えつつ「弘前から東大へ行くことは無理じゃない」とのメッセージを伝えたオープニングの後、「35%の東大、東大の65%」と題して、3年制地方公立高校出身のメンバーと中高一貫進学校出身のメンバーがプレゼンテーションを行いました。人を成長させてくれる東大の素晴らしさを伝えた一方で、そのような素晴らしさを地方からつかみ取るためには全国のライバルに勝たねばならないことも伝えました。「ライバルは自分の目の前にいる人だけではないことを知った。」「公立と中高一貫の違いがよくわかり、ライバルと戦うためにももっと努力をすることが大事とわかった。」といった感想が多く聞かれました。高校生にとっては多少厳しい現実だったかもしれませんが、ここから何か感じてもらえていたら、と思います。

    続いて、「対話型プレゼン」と題した企画を行いました。少人数の高校生を対象に各メンバーが「自身が『壁』を乗り越えた経験」を語りました。高校生にはパンフレットを見ながら聞きたいメンバーの話を4つ選んでもらい、4人のメンバーそれぞれの自分自身の経験を受け止めてもらいました。今後必ず何らかの『壁』にぶつかることがあると思いますが、その時にはここで聞いた話を思い出し、自分の力としてもらえるのではないでしょうか。
    東大生も交えたグループ毎で和やかに昼食を食べた後は、「自己分析」をテーマにしたグループワークを行いました。センター試験で実際に出題された現代文を題材にし、「どうして自分はこのミスをしたのだろう?」「そのミスをした原因の原因は何だろう?」と、自分の弱点を深くまで突き詰めて解決策を模索するプロセスを体験してもらいました。この日体感した自己分析を定期的に繰り返すことで成績は伸びていきます。「原因の追究によって今自分がやらなければならないことが分かると思うので今後の勉強に役立てたい。」といった感想を書いてくれた高校生のように、この1日で終わらせるのではなく、今後も絶えず続けてほしいと思います。

    最後には個別相談会とノート展示を行いました。ノート展示では、メンバーが実際に使用していたノートや受けた模試の結果を手に取ることで、人によって勉強方法は様々だ、ということを感じてもらえたのではないでしょうか。個別相談会では、先のグループワークで考えた自己の弱点の具体的な解決策に関する質問や、メンバーの高校時代や大学生活についての質問が飛び交いました。「いいとおもったところはどんどん真似ていきたい。」といった感想がありましたが、自分に最適な学習方法や高校生活の送り方を少しでも見つけてくれたのでは、と思っています。

    弘前高校への出張は初めての実施でしたが、メンバーの一言を真摯に受け止めてくれたのがとても印象的でした。わずか6時間半のセミナーでしたが、この時間がセミナーに参加してくれた43名の高校生一人一人にとって「意味のある」6時間半になったことを切に願っています。