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  • 【東大生が語る】ロシア語のすゝめ【第二外国語】

    【東大生が語る】ロシア語のすゝめ【第二外国語】

    ↑ 実際に使っていたロシア語のノートなど

    はじめに

    東大生は全員、1年生のときに必修科目として第二外国語を勉強します。

    第二外国語と聞いて、みなさんが主にイメージするのは、ドイツ語やフランス語、中国語などではないでしょうか。

    しかし、東大ではそれらのメジャーな言語だけでなく、あまり馴染みのないような言語も学習できます。その1つがロシア語です。

    ロシア語は、ロシア連邦はもちろん、ウクライナやカザフスタンなど、旧ソ連の国々で使われる言語です。
    実は2億人以上の人々が使用しているユーラシア大陸の一大共通語なのですが、日本では「なんだかよく分からない謎の言語」という扱いを受けがちです。

    そこで本記事では、少しでも多くの人に「ロシア語って面白そう」と思ってもらうために、東大でロシア語を1年半学んできた私が、

    1. 私がロシア語を選んだ理由
    2. 東大のロシア語
    3. ロシア語超入門

    の3点について語り尽くしていきます!

    私がロシア語を選んだ理由

    文学と音楽に魅せられて

    私が第二外国語としてロシア語を選んだのには、いくつか理由があります。

    まず、私は元々ロシアの文学と音楽が好きでした

    たとえば、ロシア文学だったらドストエフスキーやチェーホフ、クラシック音楽であればボロディンやショスタコーヴィチ。

    しかし、これだけがロシア語選択の決め手になったわけではありません。

    母の無念

    2つ目の理由。それは母の無念です。

    私の母は、大学生時代、第二外国語としてロシア語を学ぶことを切望していました。しかし、必修科目との兼ね合いで履修が叶わず、泣く泣くドイツ語を取ることになったのです。

    なので、私が「東大ではロシア語をやろうと思う」と母に告げたときには「私の無念を晴らしてくれ」という、敵討ちの頼みのような励ましの言葉をかけられました。

     『プラネテス』との出会い

    3つ目の理由。それは幸村誠の漫画『プラネテス』です。

    この漫画は、宇宙ゴミの回収業者を主人公として、宇宙のロマン、運命の非情さ、そしてそれらに魅了、翻弄される人間の営為を瑞々しく描き切った宇宙SF作品です。全4巻という短さが信じられないほどに密度が濃く、2004年にはNHKでアニメ化されています。

    その『プラネテス』が、なぜロシア語と繋がるのでしょうか? 実は、『プラネテス』には台詞がロシア語で書かれているシーンが1箇所だけ存在しているのです。

    その台詞は以下の通りです。

    Вы господин Хосино, не так ли?
    Я слышала о Вас от моего сына. Я мать Леонова.
    Знаю, что Вы несли на себе моего сына.
    Что бы с ним стадо, не окажись там Вас.
    Спасибо. Большое Вам спасибо. Спасибо.

    この台詞は、ロシア語が分からない読者でも前後の文脈から大体の意味が推測できるように配置されています。

    私が『プラネテス』を購入したのは高1の夏です。当時の私はロシア語が読めなかったので、上記の台詞を(文脈から意味が推測できるとは言え)単なる謎の文字の羅列として認識していました。

    意味がきちんと取れるようになったのは、それから数年後、もはや『プラネテス』にロシア語の台詞が出てきたことすら忘れ、東大でロシア語を学び始めてから半年が経った頃のことでした。

    大好きな作品の中で、それが何なのか理解し切れないままに置き去りにしてきた異国の文字列は、語学を通して、いつの間にか理解可能な「言葉」に変わっていました。そのことに気付いたとき、私は感じたのです。まるで心の奥の窓が開いて風が差し込んでくるような、自分の目に映る世界が広がっていくような喜びを。

    おそらく、『プラネテス』との出会いそのものがロシア語学習のきっかけになったということではないのでしょう。しかしこの出会いは、それがあまりにも劇的であるがゆえに、「自分がロシア語学習者となることはこの頃から既に決まっていたのだ」という信念を私に与え続けているのです。

    東大のロシア語

    ロシア語クラス

    東大の前期課程では、科類と第二外国語によってクラスが分けられます。たとえば、1年生がサークル内で自己紹介をするとき、「理科一類ドイツ語20組の○○です」のように言うのです。

    当然、ロシア語のクラスも存在します。私の学年のロシア語選択者は文系が約50人、理系が約70人です。東大生全体に占める割合はわずか4%です。

    だからこそなのか、東大のロシア語選択者は非常に結束力の強いコミュニティを形成しています

    たとえば、理系ロシア語選択者のコミュニティは「理ロシ」と呼ばれており、五月祭や駒場祭など、クラス単位で参加することの多いイベントにも、理ロシ全体でまとまって参加します。

    また、駒場キャンパスの一角には伝統的なロシア語選択者の溜まり場があり、休み時間の居場所や話し相手に困ることもありません。余談ですが、理系の溜まり場は「ロシア領」、文系の溜まり場は「ソ連領」と呼ばれています。

    このように、東大のロシア語クラスでは、少人数ながらも比較的密な交流が生まれているのです。

    このようなロシア語選択者のコミュニティに、独特の雰囲気を感じ取る人もいます。

    私からすると、 東大のロシア語選択者には、好奇心が旺盛で、学問、趣味、部活、サークルなど、確固とした自分のやりたいことを持っている人が多い印象です。また、なぜかTwitter利用者、クラシック音楽好き、地学好き、歴史好きの理系が多い気がします。

    マイノリティの言語であるロシア語をわざわざ選ぶだけあって、自分の興味関心や展望のためなら少数派になる事を厭わないような人ばかりです。

    「ロシア語選択者には変な人が多い」と言う人もいますが、このような仲間の知性や個性、情熱に触れることは、自分の大学生活を豊かに彩るような素敵な刺激を与えてくれるはずです。

    ロシア語TLP

    東大の教養学部前期課程には、TLP(トライリンガル・プログラム)という、第二外国語をさらに集中的に学ぶためのプログラムが存在します。

    TLPでは、通常よりも週3コマ多く第二外国語の授業を受けることになります。負担は重いですが、その分、ネイティブの先生を含む超一流の講師陣、優秀かつ勉強熱心な同期、会話や作文などを練習する実践的な授業など、これ以上無いほどに恵まれた環境で第二外国語の運用能力を総合的に高めることができます。

    せっかくならば第二外国語をものにしたい」という方にはおすすめのプログラムと言えるでしょう。

    私は、1年生の春から2年生の夏までロシア語TLPを履修していました。

    私のときには学生数が15人弱、文理比が2:1で、文系も理系もみんな一緒に同じ授業を受けていました。先生が一人ひとりの作文や発音を確認・修正してくれたり、学生同士でペアを作って会話の練習をしたり、少人数授業であることを活かした授業が多かったです。

    先生や他の学生との距離が近く、とても温かい雰囲気だったのが印象的でした。

    ロシア語の授業

    東大のロシア語教育カリキュラムには、入学後に初めてロシア語を学ぶ学生を対象とする「初修ロシア語」と、大学入学までにロシア語の基礎を一通りマスターしている学生を対象とする「既修ロシア語」があります。

    このうち「既修ロシア語」を選ぶのは毎年学年に1人いるかいないかくらいで、大多数の学生は「初修ロシア語」を履修します。

    「初修ロシア語」の授業には以下の3種類があります。

    (1)全員が必修科目として受ける授業
    具体的には「ロシア語一列」「ロシア語二列」です。この2つは、日本人の先生がロシア語の基本文法を網羅的に教える授業です。

    (2) やる気のある人が自由に取れる授業
    「ロシア語インテンシヴ(一般)」「ロシア語演習(一般)」「ロシア語作文」「ロシア語会話」など、多くの種類があります。授業によってはネイティブの先生が教えることもあります。

    (3) ロシア語TLP生専用の授業
    「ロシア語インテンシヴ(TLP)」「ロシア語演習(TLP)」などです。このレベルになると、一部の授業ではネイティブの先生がロシア語でロシア語を教えるようになります。
    「初修」という名前ではありますが、やろうと思えばいくらでもハイレベルな学びを堪能できます。

    ロシア語超入門

    実は身近なロシア語  

    ロシア語は、英語やフランス語などと比べると、どうしても私たちにとって縁遠く、難しいもののように感じられがちです。

    たとえば、「こんにちは」1つ取っても、英語は”Hello.(ハロー)”, フランス語は”Bonjour.(ボンジュール)”, ロシア語は”Здравствуйте! (ズドゥラーストヴィーチェ)”です。長さも発音しにくさも段違いですね。

    あいさつですらここまで大変なんだから、ロシア語はさぞかしとっつきにくい言語なんだろうな……と思う人も多いでしょう。

    しかし、実はロシア語の中には、日本で私たちがごく自然に使っている言葉も多く含まれています。

    たとえば、「イクラ」「ノルマ」「ピロシキ」「ウォッカ」。実はこれらは全てロシア語由来の外来語なのです。これらはそれぞれикра (イクラー)、норма (ノールマ)、пирожки (ピラシキー)、водка (ヴォートカ)というロシア語から来ています。

    このように、日本語の中にもロシア語が存在していて、身近なところで使われていると思うと、少し親近感が湧いてきませんか?

    ロシア語の文字  

    ロシア語では、以下のようなロシア語固有のアルファベットを使います。

    このアルファベットは、「キリル文字」という、スラヴ圏で広く使われる文字体系の一種で、私たちが慣れ親しんでいる「ラテン文字」(英語などで使われているアルファベット)とは異なる種類の文字体系です。

    そのため、ロシア語学習は、上記の33文字を順番も含めて正確に覚えることから始まります。

    英語のアルファベットでも見かけるような文字(例:A、B )があったり、 それらを裏返したような文字(例:И、Я )や少し変形させたような文字(例:Ё、У )があったり、何やら不思議な印象を受けますね。ひょっとすると、Д や Щ などの文字は絵文字で見かけたことがあるかもしれません。

    ロシア語のアルファベットは、英語のアルファベットに比べ、文字と発音との対応が極めてシステマティックです。したがって、 発音の種類ごとに整理して覚えていけば、33文字全てを頭に叩き込むことはさほど難しくなく、 単語のスペリングもローマ字のように発音通りに書けば良いものが多いです。

    慣れないうちは少しとっつきにくいですが、実際に触れてみると簡潔かつ体系的に整えられた美しさを持っており、苦労して覚えるだけの甲斐はあるロシア語のアルファベットは、まさしくそのような文字体系なのです。

    おわりに

    貴重な時間を割いて私の文章をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
    「もっと知りたい!」という方は、『ろしあごであそぼ』を参照してみてください。

    これは、私が別のところで執筆したブログ記事で、ロシアやロシア語の魅力、理ロシの魅力を発信するべく最大限のことを書いた自信作です。

    本記事では書き切れなかったエピソードも盛り込んでいるので、興味のある方はぜひ覗いてみましょう!

    この記事がきっかけで、ロシア語を学ぼうとする人が少しでも増えますように。

    あなたの学びと将来が、少しでも豊かなものとなりますように。

    もうすぐ東大教養学部前期課程のロシア語を、ロシア語TLPを巣立つ者として、あなたのロシア語への門出を、心の底から応援しています!

  • 【東大の授業】ドイツ語【第二外国語】

    【東大の授業】ドイツ語【第二外国語】

    Guten Tag! このページでは第二外国語としてドイツ語を紹介します。

    「アルバイト」や「ウイルス」、「アレルギー」など、実はドイツ語は意外と身近なところにあります。


    どんな言語?

    英語とそこはかとなく似ている

    ゲルマン語族の兄弟なだけあります。
    冒頭の挨拶も、Guten=good,  Tag=dayと、ほのかに英語の香りがしなくもないです。垢抜ける前の英語って感じです。

    基本的にローマ字読み

    ほんの二、三例を除いてほぼローマ字読みです。素晴らしい!
    エスツェット、ウムラウトという特殊な文字が4つあります。
    (ß,ü,ä,ö←こんなの。可愛くないですか? 超可愛い)

    言われているほど難しくない

    難しいことには難しいですが、他のヨーロッパ系の言語と比べて格段に難しいかといったらそんなことないです。筆者としては第三外国語で学んだフランス語やロシア語と大差なかったです。
    どうせ英語以外のヨーロッパ言語はだいたい名詞に性別がついてる(フランス語のページを参照)し! 変わらん変わらん!

    めんどくさい

    似ているはずの英語にはないルールがめちゃくちゃ多くてめんどくさいです。逆にいうと規則がとてもしっかりしていて例外を覚える必要がない言語です。


    どんなクラス?

    こちらも気になる人が多いと思うので書いておきます。

    勉学にも趣味にも励んでいる人多め

    好きなことをとことん愛している、個性の強い人が多いです。
    コツコツ勉強する人も多い気がしますが、もちろんそうじゃない人もたくさんいます。私もその1人です。ご安心ください。

    生存しやすい

    東大のドイツ語クラスは俗に「インキャ」が多いとも言われています。正直な話、私は入学直前にこの話を聞いて「言語選択ミスったかな!?」と思いました。失礼な。
    でも安心してください。確かにめちゃくちゃウェイウェイしているわけではありませんが、程よいテンションで話しやすい人がとても多いです。今ではドイツ語クラスでよかったと心底感じています。


    第二外国語はぜひドイツ語を

    そんなドイツ語ですが、実は東大ではなぜか年々履修者が減っています。
    言語にはもちろん合う合わないがありますが、意外と先入観だけでドイツ語を避けている人は多いのではないでしょうか。そんなのめちゃくちゃもったいない!
    ぜひドイツ語も選択肢に。面白いですよ〜!

    Tschüß!

  • 【東大の授業】韓国朝鮮語【第二外国語】

    【東大の授業】韓国朝鮮語【第二外国語】

    안녕하세요!!

    このページでは韓国朝鮮語(通称、コリ語)について紹介します。
    コリ語は東大の第二外国語の中では選択者がとても少なく、文系理系ともに2クラスずつしかないマイナー言語です。
    コリ語クラスは雰囲気も男女比も学年によって変わってきますが、わざわざコリ語を選んだもの同士クラス内のまとまりはよく、似た趣味を持った人が多い印象です。
    それでは、コリ語の特徴について書いていこうと思います。


    ①日本語と文法が近い

    みなさんは英語を勉強していて日本語との語順の違いを考えたことはあるでしょうか。英語はSVOの構造をとるのに対し、日本語はSOVの構造をとります。この語順の違いに初めのころ苦戦した人も多いでしょう。
    しかし、韓国語においてその心配は一切無用です。日本語と同じくSOVの構造をとりますし、助詞の使い方も日本語ととても似ています。
    また、日本語も韓国語も漢字由来の共通した言葉が多数あるので、単語も似たものが多いです。例えば「準備」は韓国語で “준비(ジュンビ)” となります。
    このように日本語を母語とする私たちにとって韓国語はとても勉強しやすい言語なのです。


    ②ハングルは母音と子音の組み合わせ

    意味不明な記号のイメージがあるハングルですが、実は母音と子音の組み合わせでできた単なる表音文字です。
    例えば、ㄱ(g)という子音とㅏ(a)という母音が組み合わさって가(ga)という文字ができます。簡単ですよね。要は母音と子音を全て覚えてしまえば、もうハングルが読めるようになるわけです。(もちろん文法と単語を知らないと意味はわかりませんが…)


    ③母音子音が多い

    韓国語の(唯一の)欠点です。母音は21個、子音は19個あります。しかし、韓国語においてヤ行とワ行の音も母音となるので、実際に発音の違いで苦戦するのは子音の方です。
    例えばㄱ(平音),ㅋ(激音),ㄲ(濃音)を区別しないといけません。激音は平音よりも強く息を吐いて出す音、濃音は喉を詰まらせて息を吐かないようにして出す音です。
    このように発音は少し厄介かもしれませんが、韓国語は他の言語と比べると比較的簡単な言語だと思います。

    ここ数年は第3次韓流ブームにあたり、K-popや韓国ドラマはもちろんのこと、韓国のコスメやファッション、グルメなども浸透してきており、韓国に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?街中のハングルが読めるようになったり、K-popの歌詞が分かり歌えるようになるとかっこいいと思いませんか?

    ぜひ、二外はコリ語へ!

  • 【東大の授業】ロシア語【第二外国語】

    【東大の授業】ロシア語【第二外国語】

    Здравствуйте!

    このページではロシア語を紹介します。東大ではロシア語履修者が比較的少ないので、文系は2クラス、理系は3クラスしかありませんが、そのぶんクラス間の繋がりが強く、それぞれ「文ロシ」「理ロシ」と呼ばれています。

    ロシア語のアピールポイント

    日本人で話せる人が少ないのでいざ必要になったら重宝される。

    冠詞がない。

    語順の制約がゆるい。

    ロシア語を選択することのメリット

    個性的な趣味を持つ人(宇宙、言語、東欧文化、競技プログラミング、ミリタリー好きなど)が多く、きっと趣味の合う人が見つかります!!

    クラス間の繋がりが強く、学園祭では共同出店したり、休み時間には集まって談笑したりなど、気の合う仲間がたくさんできます!

    それぞれの分野にスペシャリストがいて、勉強でも頼りになるかもしれません笑

    そして、ロシア語選択は少ないので自己紹介のネタが一個増えます。

    ロシア語のデメリット

    そもそも最初は読めません。рが英語のrだったりнが英語のnだったりします。気になった方は「キリル文字」で調べてみてください。

    しかも動詞の形がコロコロ変わります。

    おわりに

    メリットとデメリットの分量差を見てもお分かりの通り、第二外国語はロシア語が本当にオススメです!

    MMホール(1,2年理系ロシア語選択が集まりがちな場所)でお待ちしています。

    #二外はロシア語へ

  • 【東大の授業】フランス語【第二外国語】

    【東大の授業】フランス語【第二外国語】

    Bonjour!このページではフランス語を紹介します。

    まず、東大では全員が1年生の1年間第二外国語(正式には初修外国語)を勉強します。
    その講義でどのくらいのレベルに達することができるかというと、私の先生のお言葉を借りれば「辞書があればフランスの新聞を読めるくらい」です。
    かなりいい水準まで達しますよね。それほど勉強するのだから、学ぶ言語は慎重に選びたいところ。
    そこで、ここではフランス語のアピールポイント・大変なところを書いていきます。

    ○フランス語のアピールポイント

    フランス語は国連公用語に指定されていて、話者はヨーロッパだけでなくアフリカにも多いです。
    そのため、旅行などといった実用性の面から考えると、英語の次に魅力的な言語だと思います。
    また、文法が比較的カッチリ決まっているので理論的な学習がしやすいという側面もあります。
    英語と重なる語彙も多いということもうれしい点ですね。
    そして、街には意外に多くのフランス語が溢れているので、それらの意味が分かるようになって楽しいというメリットもあります!

    ○フランス語勉強の大変なところ

    何といっても、覚えることが多いです!
    英語では現在型の動詞が形を変えるのは三人称単数だけ(しかも語尾にsやesをつけるだけが多い)ですが、フランス語の場合は、私・あなた・彼(彼女)・私たち・あなたたち・彼ら(彼女ら)のそれぞれに対応して動詞の形が変わります。
    また、名詞に「男性名詞」・「女性名詞」という概念があり、それに応じて冠詞も変わります。
    (「お父さん」が男性名詞なのは理解できますが、「ネクタイ」が女性名詞なのは意味分かりません!(笑))

    このようにフランス語学習で暗記は重要ですが、暗記は語学において避けては通れませんし、不思議なことに勉強しているうちに自然に覚えられたりするものです。
    また、私はまだその域には達していませんが、先輩は「フランス語は簡潔明瞭な哲学を内包している」とおっしゃっていたので、フランス語は極めれば単純な言語のようです。

    さて、ここまで色々紹介してきましたが、私はフランス語を学ぶことをおすすめします!
    大変なこともありますが、その分上達したときはとてもうれしいです!!
    皆さん、ぜひフランス語を!!!

    Bonne chance!

    (記事執筆:2018.07.13)

  • 【東大の授業】中国語【第二外国語】

    【東大の授業】中国語【第二外国語】

    你好!このページでは、第二外国語の選択肢の一つとして中国語を紹介します!

    ○長所

    私が考える中国語の最大の長所は、日本・世界を問わず話者が多いことです。
    母語・二外話者を合わせて世界一です(2015年度版Ethnologueより)。
    アジア各国(シンガポールなど東南アジアを中心に…)でも中国系の方は多いです。
    しかも、中国は現時点で活躍している観光や工業分野のみならず、あらゆる分野で成長中なので、これからの学問・ビジネスともに役立つこと間違いなしです。
    また、中国は近いので旅行などでも使いやすいかと思います(王将でも使える!)。
    加えて、読むだけなら私たちが毎日読む漢字だから簡単です。
    日本語と英語の中間のような文法(語順や修飾語の使い方)なので、さらに簡単!
    クラス内の女子の数も年々増えているようです。
    クラスの雰囲気としても、盛り上がりつつも真面目なところはみんなで頑張る感じで楽しいです。

    ○短所

    先ほど簡単だとお伝えしたのですが、中国語の短所は発音が難しいことです(例えば、「ジ」の音は zhi/ji の二つ!)。
    さらに、所々日本漢字と違う简体字(ちゃんと変換されていますか?)・ピンインというその読み方・意味の三つを覚えないといけません。
    また、メジャー言語なだけに、頑張ったら社会人になってからでも本屋で売ってるような一般書を使って独学で勉強する事もできます。

    色々書いてしまいましたが、まとめると、中国語は話すことも、クラスで勉強する雰囲気も楽しいです!
    ぜひ東大に入学して一緒に中国語をやりましょう!

    (記事執筆:2018.06.29)

  • 【東大の授業】スペイン語【第二外国語】

    【東大の授業】スペイン語【第二外国語】

    東大の第二外国語、通称二外として、スペイン語を紹介します。

    スペイン語は今や英語、中国語につぐ母語人口を誇る言語で、広い地域で使用されています。
    ラテン系の国で話されることもあってか、”r”の巻き舌発音を初めどこかしら陽気な響きをしています。

    ○スペイン語選択のメリット

    スペイン語は東大の中で最も履修者が多い第二外国語の一つです。
    なのでスペイン語選択になると、サークルを見学しに行った際に、友人が作りやすいというメリットがあります!

    また、スペイン語は、他の二外に比べ簡単だと言われます。
    基本ローマ字読みなので発音が簡単なことと、とてもシステマティックな言語であることが理由です。
    しかも、その分授業の進度が速くなりがちなので、不定詞や動詞の用法など、軽く話すのに必要な知識を早くから学べます!

    加えて、街には結構スペイン語が溢れています。(身近なところでいえば、パンはスペイン語です。)

    スペインはバルセロナ、レアル・マドリードをはじめ、サッカーで有名な国でもあるので、サッカー好きはスペ語選択がおすすめです!

    ○スペイン語選択の注意点

    スペイン語は他言語に比べ簡単ではありますが、比較の問題なので、実際はそれなりの勉強が必要になります。
    ですので、簡単というだけで選んでしまうと後悔することになるかもしれません。

    結局は自分の好みに合わせて決めるのがいいかもですね。
    ちなみに著者は、友人がスペイン語選択+簡単という評判+サッカー好き、という理由で選択しました!楽しんでますよ^^

    また、一般にスペ語選択にはウェイが多いと言われますが、そういうクラスもあればそうでないクラスもあります。
    ウェイとまではいかないけれど明るく話しやすい感じの人が多い印象です!

    二外をしっかり選んで充実した大学生活を!

    (記事執筆:2018年6月11日)

  • 【東大の授業】イタリア語【第二外国語】

    【東大の授業】イタリア語【第二外国語】

    Ciao!このページではイタリア語選択の紹介をします。

    東大の第二外国語にはイタリア語が存在しますが,
    実は第二外国語としてイタリア語を学べる大学は珍しいのです!
    そのため少しマニアックな人たちが集まるかもしれません(笑)
    イタリア語のクラスは,文一&文二で1クラス,文三で1クラス,理一で2クラス,理二&三で2クラスと他の言語に比べて少なめです。

    イタリア語を選択した理由を聞いてみると,
    旅行でイタリアに行きたいから,イタリア料理が好きだから,サッカーが好きだから,
    世界史で古代ローマ帝国が好きだったから,ローマ字読みで簡単そうだから,など様々ですが,
    実用的に使おうと思っている人は少ないようですね。
    ただ多くの人が口にするのは「イタリア語でよかった!」ということです。
    みんなイタリア愛に溢れているのです。ではその理由を探ってみましょう。

    ①ローマ字読みだからパッと見で読める&発音が簡単

    イタリア語はローマ字読みで発音します。
    studente (生徒) は「ストゥデンテ」,zuppa (スープ)は「ズッパ」と発音します。
    gelato (アイスクリーム) を「ゲラート」ではなく「ジェラート」 ,pesce (魚) を
    「ペスチェ」ではなく「ペッシェ」と発音するなど一部ローマ字読みとは異なる綴りもありますが,
    特殊なものを覚えてしまえばあとは簡単です。また,イタリア語には難しい発音がありません。
    厳密に言うと母音の数が日本語よりも多いらしいのですが,
    第二外国語レベルだとそこまで求められることはあまりないです。
    一つ日本語にはない発音を挙げるとすれば巻き舌の「r」の発音です。
    でも巻き舌ができなくてもそれっぽく言えば通じるので大丈夫です。

    ②先生が優しい

    東大のイタリア語の先生方はとても優しいです。怒ったりしません。
    またこれは東大生にとっては大切な情報なのですが,イタリア語の先生方は成績評価に寛容です。
    理不尽に低い成績をつけるようなことはありません。
    他の言語と同じくらい勉強すれば他の言語より良い点数が返ってくると思って良いかもしれません。

    ③イタリアへの憧れが深まる

    イタリアといえばローマ,ヴェネツィア,フィレンツェ,ミラノ,ナポリなどお馴染みの観光都市がたくさんあります
    またイタリア料理は日本人の口に合うと言われていて, パスタやピッツァ,リゾット,チーズ, ジェラートやティラミスなど美味しいものがたくさんあります。
    授業でイタリアのことが紹介されるとイタリアに行きたい欲が高まってしまいます。
    そんな素敵なイタリアのことを学んでいれば,自然と語学へのモチベーションも高まりますね!(?)

    イタリア語選択の素晴らしさは伝わったでしょうか?
    第二外国語としてはまだまだマイナー言語かもしれませんが,とても良い言語です!
    ぜひぜひオススメしたいと思います。
    それではみなさん,第二外国語はイタリア語へ!!

    (記事執筆:2018.06.02)