タグ: 受験

  • 【2026年最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    【2026年最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    はじめに

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、本郷キャンパスで受験をする理系の教室についてご紹介します。

    ここで紹介している教室の一覧は以下のようになります。

    法文1号館法文2号館理学部1号館経済学研究棟医学部1号館工学部2号館工学部3号館工学部5号館工学部6号館農学部1号館法学政治学系総合研究棟

    文系の方は、駒場キャンパスの記事を参照してください

    なお、これは2025年度までの情報です。科類ごとの教室の割り振りは年によって変わる可能性も十分考えられるので、あくまで参考程度にとどめてください。詳しくは、受験票や大学のホームページなどもあわせてご確認ください。

    理科一類

    法文1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★☆☆☆ 1.5/5  やや聞き取りにくい

    トイレの空き具合(星は多いほど空いている)

    ★★☆☆☆ 1.7/5  やや混雑する

    英語のリスニングでは、聞き取りにくいという意見がとても多かったです特に後ろの席ではスピーカーから遠く、聞き取りにくく感じるようです。本番で焦らないためにも、音質の悪いリスニング素材を選んで練習するなど、事前にしっかり耳を慣らしておきましょう。

    また、トイレは混雑するとの声が多かったです待ち時間が長いことを想定して、トイレは時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。トイレに行く際は軽い勉強道具を持って行っても良いでしょう。

    机の縦幅が狭く、縦長の解答用紙がはみ出してしまう」との声が多かったです。普段から問題用紙と解答用紙をどう置くか考えるなど、本番で焦らないための工夫をしておきましょう。椅子は普段は座面が畳まれていて、背もたれと後ろの机が一体になっているタイプのものが多いようです。

    一つの長机に2〜3人が座るようです。

    法文2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★☆☆ 3.2/5  普通

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5  普通

    英語のリスニングは、比較的聞こえやすい教室と聞こえにくい教室に分かれるようですが、「大教室では聞こえにくい」という意見がありました。普段から本番を想定し、音質を落としてリスニングの練習をしておくといいでしょう。

    トイレは、やや混雑するようです安田講堂前の広場には仮設トイレが設営されているので、混んでいればこちらも使ってみてください。

    机は狭く、理科や英語のように縦に長い問題用紙が入り切らない」との声もありました。普段と違う狭いスペースでも対応できるように準備しておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。椅子が硬く、後ろの机の振動が伝わってくるとの声もありました。

    一つの長机に3人ほどが座るようです。

    理学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆4.3/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合

    ★★★★☆ 4/5  やや空いている

    英語リスニングは、聞き取りやすいとの声が多かったです。

    トイレは比較的空いており、特に女子トイレはかなり空いている」との声がありました

    ただ念のため、トイレは早めに済ませておくと良いでしょう。


    机は狭めで、問題用紙を机に収めきれない」という意見があったので、普段広めの机を使っている人は慣れておくようにしましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。一方で、自由に動かせるタイプの椅子に座った人もいたようです。

    長机に3人ほどが座るようです。

    経済学研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3.3/5  普通

    トイレの空き具合

    ★★☆☆☆ 2/5  やや混雑する

    英語リスニングは、比較的聞き取りやすいとの声が多かったです。

    トイレは、混雑するようなので、時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。

    机の縦幅は回答用紙を横にした時に収まるくらいですが、特に狭いと感じた人はいなかったようです。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものが多いようです。

    一つの長机に4〜7人ほどが座るようです。

    医学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★★★4.5/5  聞き取りやすい

    トイレの空き具合

    ★★★★☆4/5  やや空いている

    英語リスニングは、聞き取りやすいようです。ただ、教室によってはこもって聞こえる場合もあるようなので、様々なパターンを想定してリスニングの訓練を積んでおきましょう。

    トイレも比較的空いていて問題なく使えた」との声が多かったです。

    机は古くて曲がったり傾斜があったりして書きにくかった」との意見も見られました。書きにくい机でも落ち着いて解けるように、あらかじめ心の準備をしておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの長机に2〜3人が座るようです。

    薬学部本館、教育学部棟などが試験会場になることも

    理科一類は上で取り上げた会場以外にも、薬学部本館、教育学部棟、国際学術総合研究棟などが試験会場になることもあります。

    全体的に机は狭いと覚悟しておくと良さそうです。
    また、教室によっては椅子の位置が固定されていることがあります。どのような環境でも自分の力が発揮できるよう、準備しておきましょう。

    理科二類

    工学部2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆3.8/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5  普通

    英語リスニングは、フロアによって聞き取りやすさにかなり差が見られるようです。「教室が広くて聞き取りづらかった」という声や、「音声のこもりはなかったが、反響がわずかにみられた」という声がありました。

    トイレの混雑具合もフロアによって差があるようです。かなり混雑する場合もあるので勉強道具を持っていくと良いでしょう。


    椅子の座面が普段は畳まれているタイプの教室では、「椅子が傾いているので座りにくい」という声も見られました。「椅子と机の距離が狭かった」という声もありました。一方で、椅子自体は柔らかかったと、好意的な評価が多かったです。

    長机に3〜4人が座るようです。

    工学部3号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆4.3/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★★☆ 4.3/5  やや空いている

    英語リスニングは、聞き取りやすいという声が多かったです。

    トイレも、比較的空いているようです。「水分を取りすぎないように気を付けていた」との声もありました。


    椅子や机については、特に問題はなかったという声がありました。

    1つの机に2人ほどが座るようです。

    工学部5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5  聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5  普通

    英語リスニングは、聞き取りやすいという声が多かったです。むしろ音が大きすぎるとの意見も見られました。

    トイレは、かなり並んだという人と、ほとんど並ばなかったという人の両方がいたようです。念のため、時間に余裕を持って行っておくのが安心かと思われます。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの机には2〜3人が座るようです。

    工学部6号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5  聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5  普通

    英語のリスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいましたその一方で、雑音はなかったが音が小さかったとの声もありました。

    トイレは同じ階に受験会場となる教室がいくつあるかなどによって混雑具合が大きく変わるようです。

    机の縦幅や前後の受験生の間隔は狭い」との声が多かったですが、左右の間隔は十分広いようです。

    椅子は自由に動かせる普通の椅子と、背もたれと座面が机側に倒れている椅子に分かれるようですが、前者が多いようです。

    教室によって、長机に2〜3人が座るところと、一つの机に1人ずつ座るところがあるようです。

    他にも、工学部14号館などが試験会場になることも

    理科二類では、工学部の建物が試験会場になることが多いようです。

    工学部は建物が多くて迷ってしまうことも多いので、事前に地図などで場所を確認しておきましょう。

    教室は暖かいですが、お昼休みやトイレなどで外に出る機会もあると思います。防寒対策をしっかりしていってくださいね。

    理科三類

    農学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★★★ 5/5  空いている

    英語のリスニングは、比較的聞き取りやすいようです。ただ万が一を想定して、様々な音質の音源で練習して慣れておくことをおすすめします。「音声の大きさはちょうどよかったが、こもって聞こえた」という声もありました。

    トイレも、比較的空いているようです。

    椅子は自由に動かせる一般的なタイプのもののようです。ただ、教室によって変わる可能性があるので、心配な人は座布団を用意しておくなどして様々な椅子に対応できるようにしておきましょう。「机が狭く、問題を広げにくかった」という声もありました。

    法学政治学系総合教育棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5  普通

    英語のリスニングは、比較的聞き取りやすいようですが、後ろの方の席は聞き取りにくいこともあります。あらかじめ様々なパターンを考慮して練習を積んでおきましょう。

    トイレは、やや混雑するようです。本番で焦らないように、時間にゆとりを持って行っておきましょう。

    机はそれほど窮屈には感じられなかったようです。椅子は背もたれと座面が机側に倒れている椅子のようですが、教室によって変わる可能性もあります。

    年によって受験会場が変わるようですが、理科三類の受験生はまとまって同じ建物のことが多いようです。

    周りの受験生からプレッシャーを感じたときは、散歩などでリフレッシュするといいかもしれません。

    おわりに

    以上が、FairWindメンバーへのアンケート結果に基づいた受験教室の情報です。

    どの教室で受けることになっても、事前に様々な音質のリスニング音源で練習しておくことや、狭い机でも集中して受けられるようにいつもと違う環境に慣れておくことが大切です。

    最後に、紹介しきれなかったアドバイスを紹介します。

    • 教室にもよりますが、試験が終わってから30分〜1時間程度は退室することができないので、時間の使い方を考えておきましょう。また、帰りの新幹線などは時間に余裕をもって取っておきましょう。
    • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
    • 部屋によって寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装で行きましょう。
    • 入試の日は学内のコンビニや食堂は営業していないので、お昼ご飯はあらかじめ用意しておきましょう。
    • スマホの接続が悪くなることがあるので、リスニング教材や音楽はダウンロードしておきましょう。
    • 休み時間や試験終了後に、他の受験生が試験に関して話す声が聞こえてきて焦るかもしれませんが、自分のペースを保って、次の科目へしっかり切り替えて挑みましょう。

    受験教室の状況は、年によって変わります。また、教室ごとの差はそこまで大きくないので、この記事での評価があまり高くない教室に当たっても心配しすぎる必要はありません。どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう準備をしておきましょう。

    皆さんが本番で最大限の力を発揮できるように応援しています!

  • 【2026最新】東大二次試験の教室 文系編 【駒場キャンパス】

    【2026最新】東大二次試験の教室 文系編 【駒場キャンパス】

    はじめに

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、駒場キャンパスで受験をする文系の教室についてご紹介します。
    ここで紹介している教室の一覧は以下のようになります。

    駒場11号館、駒場13号館、駒場900番教室、駒場7号館、駒場12号館、駒場1号館、駒場5号館です(本記事での掲載順)。

    理系の方は、本郷キャンパスの記事を参照してください

    なお、これは2025年度までの情報です。科類ごとの教室の割り振りは年によって変わる可能性も十分考えられるので、あくまで参考程度にとどめてください。詳しくは、受験票や大学のホームページなどもあわせてご確認ください。

    文科一類

    駒場11号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.8/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合(星が多いほど空いている)
    ★★★☆☆ 3.1/5  普通

    大きな教室でも、教室後方の天井にもスピーカーがついていて、かなり聞き取りやすかったという声がありました。一方で、「音質が悪い」「こもっているように感じた」という声もあり、教室によって差がありそうです。

    11号館はトイレの数が少なく、混雑するそうです。
    混雑していることを見越して、休み時間になったら早めにトイレへ行っておきましょう。
    周辺には常設野外トイレ(7号館前)や仮設トイレ(昨年度は12号館横など)があるので、そちらを利用するのもいいですね。

    椅子は、後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座るときに座面をおろすタイプのものが多いです。権利の関係で写真を掲載することはできませんが、「大学 椅子 一般的」などと検索して画像タブを開いていただければ、似たものが出てきます。
    後ろの机と繋がっているため、「椅子が引けない」「前の人の上着や髪がかかってきた」などの声がありました。硬めの椅子なので、気になる人はクッションなどを持ち込んでも良いでしょう。

    また、「机は少し斜めに傾いていた」との声や「狭く解答用紙が広げられなかった」などの声が聞かれました。

    駒場13号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.6/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 2.9/5  普通

    13号館には広い教室が多くあります。
    比較的前の列に座っている人はリスニング音声が聞き取りやすい一方、「後ろの列に座っている人は聞き取りにくい」といった声がありました。また、「想像より音が小さかった」という声もありました。
    普段からリスニングの音源をあえて離れたところに置いて練習すると良いでしょう。

    こちらも、11号館と同様、館内のトイレは混雑しているそうです。早めにトイレに行くことや周辺の屋外のトイレを利用することを意識すると良いでしょう。詳しくは11号館のセクションで紹介しています。

    椅子については、11号館と同じく後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろすタイプで、冷たいうえに固いとのことです。苦手な方は、クッションを持っていくことをおすすめします。ただし、クッションを使用する際は、試験官に事前に申告しておきましょう。

    机について、縦幅が狭いうえ、前の人の椅子が机と接合しており、「前の人の背中に問題用紙が当たるくらいだった」「解答用紙が広げられなかったので折って解いた」「机が手前に前傾していて書きにくかったなどの声が聞かれました。転がりにくい筆記用具を使うと良いでしょう。
    また、一つの長机を何人かで使う形式のため、隣の人がトイレに行く際は、自分も一度立たなくてはいけないそうです。協力していきましょう!

    駒場900番教室

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 2.6/5  普通

    トイレの空き具合
    ★★★★☆ 3.5/5  やや空いている

    男子トイレは少し混むようです。

    900番教室は待ち時間を含め、非常に寒いです。
    試験中はもちろんのこと、休憩時間や席を立つ際にも、使えるような防寒具を事前に準備しておくようにしましょう。

    リスニングについては、音質はさほど気にならなかったとの意見もありましたが、広い大講堂であるため、端や後方の席では、反響によって聞こえづらい可能性があります。

    椅子や机の構造は、11・13号館と同様で、机の縦幅が狭いため、解答用紙を折るなどの工夫が必要になりそうです。

    机同士の間隔も狭く、「出入りが面倒だった」「脚が窮屈だった」という声もありました。

    他にも、駒場1・7号館などが試験会場になることも

    駒場1号館については文科三類の章を、駒場7号館については文科二類の章を参照してください。

    文科二類

    駒場7号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆3.7/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★☆☆☆ 2.1/5  やや混雑する

    リスニングの音声について、「思ったよりは聞きやすかった」という声と、「少し聞きづらかった」という声の両方がありました。

    トイレは、混雑することが多いそうです。7号館は1、3階に男子トイレ、2、4階に女子トイレがあるので、気をつけるようにしましょう。
    また、7号館前にある常設野外トイレの使用なども考えてみると良いでしょう

    7号館の椅子は、他の多くの教室と同様、後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろす形状です。これについては、11号館のセクションで詳しく説明しています。「体を動かすと椅子も一緒に前後に動いて座り心地が悪かった」という意見もありました。
    また、椅子、机ともに狭いことが多く、「試験終盤にはお尻が痛くなった」という声もありました。

    クッションの持ち込みは認められているので、13号館の場合と同様に持っていくと良いでしょう。

    駒場12号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 4.8/5  聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 2.7/5  普通

    リスニングの音質についてはとても鮮明との回答が多かったですが、「聞き取りづらかったが、教室が狭めだったのもありなんとか問題は解けるレベルには聞き取れた」という声もありました。

    トイレはかなり混雑することがあるそうです。昨年度は近くに仮設トイレがありました。「仮設トイレの方が空いている」という声が多いので、使ってみるのも良いでしょう。

    椅子や机については、多くの教室と同様で、椅子は後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろす形状のものが多く、机は狭く傾いていることが多いです。「机同士の間隔が狭く、慣れるまで窮屈に感じた」という声もありました。しかし、机と独立していて自由に動かせる椅子が配備されている教室もあるそうです。

    文科三類

    駒場1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 2.7/5  普通

    トイレの空き具合
    ★★★★☆ 3.8/5  やや空いている

    リスニングについては、教室が小さいことも相まって、比較的聞き取りやすい場合が多いようです。
    一方、「音質が悪かった」という声も一定数あり、教室や使用するスピーカーによっては聞こえにくいこともあるそうです。

    トイレに大きな問題は無いようでした。しかし、場所がわかりづらく困った人もいるため、あらかじめ場所を確認しておくと良いでしょう。

    椅子は自由に動かせるタイプで1人1人独立しており、机は可動式で1つの机を2人で使用するものです。机や椅子については、大抵の人が満足していたようです。一方で、机を複数人で使うため、「隣の人が消しゴムを使ったら机が揺れた」という声もありました。

    駒場5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.7/5  やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3.1/5  普通

    音声については、基本的に反響も少なく明瞭なことが多いそうですが、スピーカーからの距離や教室によっては聞こえにくいことがあるそうです。

    トイレは階によって数が異なり、男子の個室は混雑しやすいようです。
    違う階のトイレや7号館前の常設野外トイレを使った人もいるそうです。「仮設トイレは空いていた」という声もありました。
    また、列に並んでいる時間を有効活用するために、「参考書や書き込んだルーズリーフを持っていくのがおすすめ」などのアドバイスがありました。

    椅子や机に関して、椅子は座面が普段は畳まれているもので、机は前の椅子にくっついているものです。
    椅子は、「柔らかく座り心地が良い」との感想がありました。小柄な方にとっては机と椅子が少し遠く感じるかもしれません。
    机は狭いという声はなかった一方、「机がくっついて3人で共有だったため、真ん中の人は席を立つ際両隣のどちらかの方に声をかける必要があり、少し大変だった」との声も聞かれました。

    他にも、駒場12・13号館などが試験会場になることも

    駒場12、13号館についてはそれぞれ文科二類、文科一類の章を参照してください。
    教室周辺のトイレが混んでいる場合は、建物の外の仮設トイレも有効活用すると良いでしょう。

    おわりに

    以上が、FairWindメンバーへのアンケート結果に基づいた受験教室の情報です。

    どの教室で受けることになっても、事前に様々な音質のリスニング音源で練習しておくことや、狭い机でも集中して受けられるようにいつもと違う環境に慣れておくことが大切です。

    最後に、紹介しきれなかったアドバイスを紹介します。

    • 教室にもよりますが、試験が終わってから30分〜1時間程度は退室することができないので、時間の使い方を考えておきましょう。また、帰りの新幹線などは時間に余裕をもって取っておきましょう。
    • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
    • 部屋によって寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装で行きましょう。
    • 駒場キャンパス内にはコンビニはなく、周辺にも少ししかないので、お昼ご飯はあらかじめ用意しておきましょう。
    • スマホの接続が悪くなることがあるので、リスニング教材や音楽はダウンロードしておきましょう。
    • 休み時間や試験終了後に、他の受験生が試験に関して話す声が聞こえてきて焦るかもしれませんが、自分のペースを保って、次の科目へしっかり切り替えて挑みましょう。

    受験教室の状況は、年によって変わります。また、教室ごとの差はそこまで大きくないので、この記事での評価があまり高くない教室に当たっても心配しすぎる必要はありません。どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう準備をしておきましょう。

    皆さんが本番で最大限の力を発揮できるように応援しています!

  • 【2025最新】東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    【2025最新】東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    はじめに

    *2024年までの情報となっています。本年度の記事は、こちらの駒場キャンパスの記事をご確認ください。

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、駒場キャンパスで受験をする文系の教室についてご紹介します。
    ここで紹介している教室の一覧は以下のようになります。

    駒場11号館、駒場13号館、駒場900番教室、駒場7号館、駒場1号館、駒場12号館、駒場5号館です(本記事での掲載順)。

    理系が受験する本郷キャンパスの記事はこちら

    なお、科類ごとの教室の割り振りは年によって変わる可能性も十分考えられるので、あくまで参考程度にとどめてください。詳しくは、受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してください。

    文科一類

    駒場11号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.6/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3.1/5  少し並んだ

    11号館はトイレの数が少なく、混雑するそうです。
    混雑していることを見越して、休み時間になったら早めにトイレへ行っておきましょう。
    加えて、周辺には常設野外トイレ(7号館前)仮設トイレ(昨年度は12号館横など)があるので、そちらを利用するのもいいですね。

    椅子は、後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろす形状のものが多いです。(権利の関係で写真を掲載することはできませんが、「大学 椅子 一般的」などと検索して画像タブを開いていただければ、似たものが出てきます。)
    後ろの机と繋がっているため、椅子が引けないとの声や前の人の上着や髪がかかってきたなどの声がありました。

    また、少し斜めに傾いていたとの声狭く解答用紙が広げられなかったなどの声が聞かれました。

    駒場13号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.5/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 2.9/5  少し並んだ

    13号館には広い教室が多くあります。
    比較的前の列に座っている人はリスニング音声が聞き取りやすい一方、後ろの列に座っている人は聞き取りにくい、といった声がありました。
    普段からリスニングの音源をあえて離れたところに置いて練習すると良いでしょう。

    こちらも、11号館と同様、館内のトイレは混雑しているそうです。早めにトイレに行くこと周辺の屋外のトイレを利用することを意識すると良いでしょう。(詳しくは11号館のセクションで紹介しています)

    椅子について、11号館と同じく後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろすタイプで、冷たいうえに固いとのことです。苦手な方は、クッションを持っていくことをおすすめします。(クッションを使用する際は、試験官への申告をしておきましょう。)

    について、縦幅が狭いうえ、前の人の椅子が机と接合しており、「前の人の背中に問題用紙が当たるくらいだった」「解答用紙が広げられなかったので折って解いた」など、苦労話が聞かれました。
    また、一つの長机を何人かで使う形式なため、隣の人がトイレに行く際は、自分も一度立たなくてはいけないそうです。協力していきましょう!

    900番教室

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★☆☆☆ 2.3/5  少し聞き取りにくい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3.5/5  比較的空いている

    900番教室は待ち時間を含め、非常に寒いです。
    試験中はもちろんのこと、休憩時間や席を立つ際にも、使えるような防寒具を事前に準備しておくようにしましょう。

    リスニングについては、音質はさほど気にならなかったとの意見もありましたが、大講堂の広さ故の聞こえづらさはあるようです。

    椅子や机の構造は、11・13号館と同様で、机の縦幅が狭いため、解答用紙を折るなどの工夫は必要そうです。

    他にも、駒場1・7号館などが試験会場になることも

    駒場1号館については文科三類の章を、駒場7号館については文科二類の章を参照してください。

    文科二類

    駒場7号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆ ☆3.1/5  少し聞き取りにくい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 2.1/5  とても並んだ

    音声について、「思ったよりは聞きやすかった」という声もありましたが、少し聞きづらさもあるそうです。

    トイレは、混雑することが多いそうです。7号館は1、3階にのみ男子トイレ、2、4階にのみ女子トイレがあるので、気をつけるようにしましょう。
    また、7号館前にある常設野外トイレの使用なども考えてみると良いでしょう。

    7号館の椅子は、他の多くの教室と同様、後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろす形状です。(11号館のセクションで詳しく説明しています。)
    椅子、机ともに狭いことが多く、試験終盤にはお尻が痛くなった、という声もありました。

    クッションの持ち込みは認められているので、13号館の場合と同様に持っていくと良いでしょう。

    駒場12号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4.2/5  とても聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 2.7/5  少し並んだ

    リスニングの音質はとても鮮明との回答が多かったですが、「聞き取りづらかったが、教室が狭めだったのもありなんとか問題は解けるレベルには聞き取れた」という声もありました。

    トイレは、空いていることも多いそうですが、混雑することもあるそうです。昨年度は近くに仮設トイレがあったので、そちらを使ってみるのも良いでしょう。

    椅子や机については、多くの教室と同様で、椅子は後ろの机に接合する形で座面が折り畳まれており、座る時に座面をおろす形状のものが多く、机は狭く傾いていることが多いです。しかし、机と独立していて自由に動かせる椅子が配備されている教室もあるそうです。

    文科三類

    駒場1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3.1/5  少し聞き取りにくい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3.8/5  比較的空いている

    リスニングについて、教室が広くないことも相まって、たいてい聞き取りにくいことはないようです。
    一方、アンケートで音質が悪かったと答えている方も一定数おり、教室や使用するスピーカーによっては聞こえにくいこともあるそうです。

    トイレに大きな問題は無いようでした。しかし、場所がわかりづらく困った方もいるため、あらかじめ場所を確認しておくと良いでしょう。

    椅子は自由に動かせるタイプで1人1人独立しています。も可動式で、1人1つの机がある教室と、1つの長机を2人で使用する教室があります。机や椅子については、大抵の方が満足していたようです。一方で、机を複数人で使うため、隣の人が消しゴムを使ったら机が揺れたという声もありました。

    駒場5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3.4/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3.1/5  少し並んだ

    音声については、基本的に反響も少なく明瞭なことが多いそうですが、教室によっては聞こえにくいことがあるそうです。

    トイレは階によって数が異なり、男子の個室は混雑しやすいようです。
    違う階のトイレや7号館前の常設野外トイレを使った人もいるそうです。

    椅子や机に関して、椅子は座面が普段は畳まれているもので、机は前の椅子にくっついているものです。
    椅子は、柔らかく座りごこちが良いとの感想がありました。
    机は狭いという声はなかった一方、「机がくっついて3人で共有だったため、真ん中の人は席を立つ際両隣のどちらかの方に声をかける必要があり、少し大変だった。」との声も聞かれました。

    他にも、駒場12・13号館などが試験会場になることも

    駒場12、13号館についてはそれぞれ文科二類、文科一類の章を参照してください。
    教室周辺のトイレが混んでいる場合は、建物の外の仮設トイレも有効活用すると良いでしょう。

    おわりに

    以上が、FairWindのメンバーの受験体験に基づいた受験教室の情報です。
    取り上げた教室のうち、多くの教室で共通していることは、机が長机であること・椅子が折り畳み式であることです。普段の東大模試などでこのような形状の机や椅子を使う機会は少ないと思いますので、心づもりしておくと良いでしょう。

    受験時の環境は想像以上に、試験でのパフォーマンスにも大きく影響しますので、予め様々な対策を考えておきましょう。

    そして、試験が終わってもすぐに帰宅できるわけではありません。各教室内で退室順が決まっているため、試験終了後すぐに退室できた人もいれば、1~2時間程待機していた人もいます。

    「1日目と2日目で退室順が逆になっていた気がします。試験終了後の待ち時間はかなり暇なので本とか持って行くのがいいかもしれません」、「帰りの新幹線がギリギリで東京駅で走らなくてはならなくなったので、受験生の皆さんは余裕を持って新幹線を取りましょう」というアドバイスも聞かれました。

    1日目終了後の過ごし方は2日目へ向けた勉強面、メンタル面の調整に影響を与えることもあると思いますので、皆さんなりの工夫を考えておくと良いでしょう。

    では最後に、受験を控えた皆さんへいくつかアドバイスをお伝えします。

    • 寒暖差に弱い人は特に、体温調節しやすい格好をしていきましょう。
    • 本番の心持ちはとても大事です!慣れない環境での試験で緊張もするだろうけど、むしろ楽しんでいきましょう!
    • スマホの接続が悪くなることがあるので、リスニング教材や音楽はダウンロードしておきましょう。
    • 駒場キャンパス内にはコンビニがなく、周辺にも1つしかありません。お昼休みに調達する余裕はありませんので、昼食は用意しておきましょう。
    • トイレの行列に時間が取られてしまうと焦りに繋がることもあります。単語カードや自分でまとめたルーズリーフなど、簡易な勉強道具を持っていきましょう。
    • 教室によって多少差はありますが、あらかじめ知っておけば教室によって大きく点数が変わることはありません。受験する教室に一喜一憂しすぎずに、頑張っていきましょう!

    環境は年度やその時の状況によって大きく変わりますが、しっかりと準備していれば臨機応変に対応できます。
    この記事が少しでも助けになれば幸いです。
    皆さんが本番で最大限の力を発揮できるように応援しています!

  • 【2025最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    【2025最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    はじめに

    ※2024年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの本郷キャンパスの記事をご覧ください。

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    なお、科類ごとの教室の割り振りは年によって変わる可能性も十分考えられるので、あくまで参考程度にとどめてください。

    今回は、本郷キャンパスで受験をする理系の教室についてご紹介します。

    ここで紹介している教室の一覧は以下のようになります。

    法文1号館法文2号館理学部1号館経済学研究棟医学部1号館国際学術総合研究棟工学部2号館工学部5号館工学部6号館農学部1号館法学政治学系総合研究棟

    文系が受験する駒場キャンパスの記事はこちら

    受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

    理科一類

    法文1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★☆☆☆ 1.9/5 やや聞き取りにくい

    トイレの空き具合

    ★★☆☆☆ 1.7/5 混雑する

    英語のリスニングでは、聞き取りにくいという意見がとても多かったです。
    特に後ろの席だとスピーカーから遠く、聞き取りにくく感じるようです。本番で焦らないためにも、音質の悪いリスニング素材を選んで練習するなど、事前にしっかり耳を慣らしておきましょう。

    また、トイレは混雑するとの声が多かったです。待ち時間が長いことを想定して、トイレは時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。トイレに行く際は軽い勉強道具を持って行っても良いでしょう。

    机の縦幅が狭く、縦向きの解答用紙がはみ出してしまうとの声が多かったです。
    普段から問題用紙と解答用紙をどう置くか考えるなど、本番で焦らないための工夫をしておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものが多いようです。

    一つの長机に2〜3人が座るようです。

    法文2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★☆☆ 3/5 普通

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    英語のリスニングは比較的聞こえやすい教室と聞こえにくい教室に分かれるようですが、大教室では聞こえにくいという意見がありました。普段から本番を想定し、音質を落としてリスニングの練習をしておくといいでしょう。

    トイレはやや混雑するようです。安田講堂前の広場には仮設トイレが設営されているので、混んでいればこちらも使ってみてください。

    机は狭く、問題用紙が入り切らないとの声もありました。普段と違う狭いスペースでも対応できるように準備しておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの長机に3人ほどが座るようです。

    理学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆4.5/5 聞き取りやすい

    トイレの空き具合

    ★★★★☆ 4/5 やや空いている

    英語リスニングは聞き取りやすいとの声が多かったです。

    トイレは比較的空いており、特に女子トイレはかなり空いているとの声がありました。

    ただ念のため、トイレは早めに済ませておくと良いでしょう。


    机は狭めで、問題用紙を机に収めきれないという意見があったので、普段広めの机を使っている人は慣れておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    長机に3人ほどが座るようです。

    経済学研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★☆☆ 3.3/5 やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合

    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    英語リスニングは比較的聞き取りやすいとの声が多かったです。

    トイレは混雑するようなので、時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。

    机の縦幅は解答用紙を横にした時に収まるくらいですが、特に狭いと感じた人はいなかったようです。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものが多いようです。

    一つの長机に4〜7人ほどが座るようです。

    医学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★★☆4.5/5 聞き取りやすい

    トイレの空き具合

    ★★★★☆ 4/5 やや空いている


    英語リスニングは聞き取りやすい
    ようです。ただ、教室によってはこもって聞こえる場合もあるようなので、様々なパターンを想定してリスニングの訓練を積んでおきましょう。

    トイレも比較的空いていて問題なく使えたとの声が多かったです。

    机は古くて曲がったり傾斜があったりして書きにくかったとの意見も見られました。書きにくい机でも落ち着いて解けるように、あらかじめ心の準備をしておきましょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの長机に2〜3人が座るようです。

    国際学術総合研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★☆☆☆ 2/5 やや聞き取りにくい

    トイレの空き具合

    ★★★★★ 5/5 空いている

    英語のリスニングは少し聞き取りづらいようです。教室が広く、音声が響いていたため聞き取りづらく感じたという意見もありました。

    トイレは数が多かったためあまり並ばなかったようです。

    机は教室にもよるようですが、狭くて問題用紙と解答用紙を広げにくかったという意見が見られました。

    椅子は背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの長机に4人ほどが座るようです。

    薬学部本館、教育学部棟などが試験会場になることも

    理科一類は上で取り上げた会場以外にも、薬学部本館、教育学部棟などが試験会場になることもあります。

    全体的に机は狭いと覚悟しておくと良さそうです。
    また、教室によっては椅子の位置が固定されていることがあります。どのような環境でも自分の力が発揮できるよう、準備しておきましょう。

    理科二類

    工学部2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆2.7/5 普通

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    英語リスニングは、フロアによって聞き取りやすさにかなり差が見られるようですが、教室が広くて聞き取りづらかったという声もありました。

    トイレの混雑具合もフロアによって差があるようです。かなり混雑する場合もあるので勉強道具を持っていくと良いでしょう。


    椅子が座面が普段は畳まれているタイプの教室では、「椅子が傾いているので座りにくい」という声も見られました。

    長机に3〜4人が座るようです。

    工学部5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★★☆ 4/5 やや空いている

    英語リスニングは、聞き取りやすいという声が多かったです。むしろ音が大きすぎるとの意見も見られました。

    トイレも比較的空いているようです。ただ念のため、時間に余裕を持って行っておくのが安心かと思われます。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

    一つの机には2〜3人が座るようです。

    工学部6号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 4.8/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    英語のリスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいました。その一方で、「雑音はなかったが音が小さかった」との声もありました。

    トイレは同じ階に受験会場となる教室がいくつあるかなどによって混雑具合が大きく変わるようです

    机の縦幅や前後の受験生の間隔は狭いとの声が多かったですが、左右の間隔は十分広いようです。

    椅子は自由に動かせる普通の椅子と、背もたれと座面が机側に倒れている椅子に分かれるようですが、前者が多いようです。

    教室によって、長机に2〜3人が座るところと、一つの机に1人ずつ座るところがあるようです。

    他にも、工学部14号館などが試験会場になることも

    理科二類では、工学部の建物が試験会場になることが多いようです。

    工学部は建物が多くて迷ってしまうことも多いので、事前に地図などで場所を確認しておきましょう。

    教室は暖かいですが、お昼休みやトイレなどで外に出る機会もあると思います。防寒対策をしっかりしていってくださいね。

    理科三類

    農学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★★★ 5/5 空いている

    英語のリスニングは比較的聞き取りやすいようです。ただ万が一を想定して、様々な音質の音源で練習して慣れておくことをおすすめします。

    トイレも特に問題なく空いているようです。

    椅子は自由に動かせる普通のタイプのもののようです。ただ、教室によって変わる可能性があるので、心配な人は座布団を用意しておくなどして様々な椅子に対応できるようにしておきましょう。

    法学政治学系総合教育棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 やや聞き取りやすい

    トイレの空き具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    英語のリスニングは比較的聞き取りやすいようですが、後ろの方の席は聞き取りにくいこともあります。あらかじめ様々なパターンを考慮して練習を積んでおきましょう。

    トイレはやや混雑するようです。本番で焦らないように、時間にゆとりを持って行っておきましょう。

    机はそれほど窮屈には感じられなかったようです。椅子は背もたれと座面が机側に倒れている椅子のようですが、教室によって変わる可能性もあります。

    年によって受験会場が変わるようですが、理科三類の受験生はまとまって同じ建物のことが多いようです

    周りの受験生からプレッシャーを感じたときは、散歩などでリフレッシュするといいかもしれません。

    おわりに

    以上が、FairWindメンバーへのアンケート結果に基づいた受験教室の情報です。

    どの教室で受けることになっても、事前に様々な音質のリスニング音源で練習しておくことや、狭い机でも集中して受けられるようにいつもと違う環境に慣れておくことが大切です。

    最後に、紹介しきれなかったアドバイスを紹介します。

    • 教室にもよりますが、試験が終わってから30分〜1時間程度は退室することができないので、時間の使い方を考えておきましょう。
    • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
    • 部屋によって寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装で行きましょう。
    • 入試の日は学内のコンビニや食堂は空いていないので、お昼ご飯はあらかじめ用意しておきましょう
    • 休み時間や試験終了後に、他の受験生が試験に関して話す声が聞こえてきて焦るかもしれませんが、自分のペースを保って、次の科目へしっかり切り替えて挑みましょう

    受験教室の状況は、年によって変わります。また、教室ごとの差はそこまで大きくないので、この記事での評価があまり高くない教室に当たっても心配しすぎる必要はありません。

    どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう準備をしておきましょう。

    FairWindは受験生を応援しています!

  • 【2024最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    【2024最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    はじめに

    ※2023年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの本郷キャンパスの記事をご覧ください。

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、本郷キャンパスで受験をする理系の教室についてご紹介します。
    文系が受験する駒場キャンパスの記事はこちら

    ※2023年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの本郷キャンパスの記事をご覧ください。
    受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

    理科一類

    法文1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★☆☆ 3/5 やや聞き取りにくい

    トイレの混雑具合

    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子

    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    英語のリスニングでは、教室によって聞き取りやすさの評価が異なっていました。比較的小さめの教室では聞き取りやすかったとの声が多かったですが、教室によっては聞き取りにくいという評価をした人もいました。

    また、トイレはやや混雑するようです。待ち時間の過ごし方を考えておくと良いでしょう。

    一つの長机に2〜3人が座ります。
    机の縦幅が狭く、縦向きの解答用紙がはみ出してしまうとの声が多かったです。普段から問題用紙と解答用紙をどう置くか考えるなど、狭いスペースでも自分の実力が出せるようにしておきましょう。

    法文2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★★☆ 4/5 やや聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    机・椅子

    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    英語のリスニングは比較的聞き取りやすいという意見が多かったです。

    トイレはかなり待つという回答が一定数ありました。安田講堂前の広場には仮設トイレが設営されているので、混んでいればこちらも使ってみてください。

    一つの長机に2〜3人が座るようです。
    机はA3用紙程度の大きさで、狭いと感じた人も一定数いました。また間隔が狭いため、隣の人がトイレに行くときは一度席を立つ必要があったとの回答もありました。

    広い教室だと、問題訂正の書かれた黒板が見えにくい可能性があるようです。見えない場合は、試験官に申し出ましょう。

    薬学系総合研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ

    ★★★★☆ 4/5 やや聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    机・椅子

    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    英語のリスニングはこちらも比較的聞き取りやすいようです。

    トイレの混雑具合は男女で差があり、男子トイレはやや並ぶようですが、女子トイレはそれほど混まないようです。

    一つの長机に3人程度が座るようです。
    机の奥行きが狭く、解きにくかったという声もありました。

    理学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合

    ★★★★★ 5/5 空いていることが多い

    机・椅子

    ★★★★☆ 4/5 普通

    英語リスニングも聞き取りやすく、机も比較的広いので、理学部1号館が会場だとラッキーかもしれません。


    机は比較的広いとはいえ、解答用紙を2枚横に並べられるほど広くはないので、普段広めの机を使っている人は慣れておきましょう。

    試験で使われないフロアのトイレも使うことができ、あまり並ばなかったとの声がありました。

    長机に2〜3人が座ります。

    国際学術総合研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 やや聞き取りやすい

    トイレの混雑具合

    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子

    ★★★★☆ 4/5 普通

    英語のリスニングの音質は良かったという声が多かったです。ただ、教室が広く、音声が響いていたという回答もありました。


    机は教室にもよるようですが、広く、余裕があったとの声がありました。
    一つの長机に3〜4人程度が座るようです。

    トイレはやや混雑するという回答が多かったです。昼休みの中ごろなど、空いている時間に行くようにすると良いようです。

    工学部列品館・理学部4号館などが試験会場になることも

    理科一類は上で取り上げた会場以外にも、工学部列品館、理学部4号館などが試験会場になることもあります。

    全体的に机は狭いと覚悟しておくと良さそうです。
    また、教室によっては椅子の位置が固定されていることがあります。どのような環境でも自分の力が発揮できるよう、準備しておきましょう。

    理科二類

    赤門総合研究棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 かなり聞き取りやすい

    トイレの混雑具合

    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子

    (アンケートではコメントが少なく、机の大きさを判断することができませんでした。)

    英語のリスニングの音質は良かったという声が多かったです。


    机の大きさについてはコメントが少なかったですが、椅子については自由に動かせるものだったとの回答が多かったです。
    一つの机に2人が座るようです。

    トイレは並ばずに利用できるようです。

    工学部2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★★ 5/5 空いていることが多い

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    英語リスニングは、赤本のものと比べると聞き取りにくいようですが、建物が比較的新しいこともあり、聞き取りやすいと答えた人が多かったです。

    トイレもあまり並ばないことが多いようです。

    長机に3〜4人が座ることが多いです。
    机の大きさについては「高校の机の大きさとあまり変わらなかった解答用紙か問題用紙のどちらかを折らないと机に収まらなかった」などの声がありました。

    工学部3号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5 普通

    かなり新しい建物です。
    建物内にはローソン100がありますが、試験日には閉まっています。
    昼食は事前に用意しておくようにしましょう。

    それぞれの教室が小さめなので、リスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいました。

    トイレは個室の数があまり多くないようですが、工学部3号館での受験者はあまり多くないので、並ぶかどうかはタイミング次第です。

    左右の受験者との間隔は十分広いのですが、前後の人と足が当たるかもしれません。
    一つの机には2人程度が座ります。

    工学部6号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    英語のリスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいました。その一方で、「雑音はなかったが音が小さかった」との声もありました。

    トイレは同じ階に受験会場となる教室がいくつあるかなどによって混雑具合が大きく変わるようです

    机の縦幅や前後の受験生の間隔は狭いとの声が多かったですが、左右の間隔は十分広いようです。
    また、教室によって、長机に2〜3人が座るところと、一つの机に1人ずつ座るところがあるそうです。

    工学部8号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    工学部の建物では古めの部類に入るかもしれません。

    リスニングについては「後ろにもスピーカーがあり、そこまで聞き取りにくくはなかった」との声がありました。

    机は回答用紙や問題用紙を広げるといっぱいになってしまうほど縦幅が狭いという回答があったほか、傾斜がついていて筆記用具が滑り落ちてきたという声もありました。

    長机に2人ほどが座ることが多いようです。

    トイレが少ないフロアもあり、試験前後は混雑しそうです。

    他にも、工学部14号館などが試験会場になることも

    理科二類では、工学部の建物が試験会場になることが多いようです。

    工学部は建物が多くて迷ってしまうことも多いので、事前に地図などで場所を確認しておきましょう

    教室は暖かいですが、お昼休みやトイレなどで外に出る機会もあると思います。防寒対策をしっかりしていってくださいね。

    理科三類

    法学政治学系総合教育棟

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5 普通

    3〜4人用の長机の両端を2人で使用していたので、スペースには余裕があった」とのことです。

    教室の後ろの方に座っている場合、リスニングが聞き取りにくいこともあります

    正門に近い建物なので、お昼ご飯をキャンパス外に買いに行く人も何人かいるそうです。持っていくのを忘れても焦らずにエネルギー補給をしましょう。

    年によって受験会場が変わるようですが、理科三類の受験生はまとまって同じ建物のことが多いようです
    周りの受験生からプレッシャーを感じたときは、散歩などでリフレッシュするといいかもしれません。

    おわりに

    紹介しきれなかったアドバイスを最後に紹介します。

    • 教室にもよりますが、試験が終わってから30分〜1時間程度は退室することができないので、時間の使い方を考えておきましょう。
    • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
    • 部屋によって寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装で行きましょう。

    受験教室の状況は、年によって変わります。

    どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう準備をしておきましょう

    FairWindは受験生を応援しています!

  • 【2024最新】東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    【2024最新】東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    はじめに

    ※2023年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの駒場キャンパスの記事をご覧ください。


    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、駒場キャンパスで受験をする文系の教室についてご紹介します。
    理系が受験する本郷キャンパスの記事はこちら

    ※2023年度までの情報です。2024年度以降は変わる場合もあるので要注意です!
    受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

    文科一類

    駒場11号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.6/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    11号館はトイレの数が少なく、他の建物へ誘導されることもあるそうです。
    「7号館前の常設野外トイレとか仮設トイレの方も検討すべき」という声もありました。
    11号館内のトイレが混雑していることを見越して、休み時間になったら早めにトイレへ行っておきましょう。

    椅子について、普段は座面が畳まれていて背もたれと座面が後ろに傾いている形状が多いようです。
    机が斜めになっている、椅子を引けない、などの声がありました。

    駒場13号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 3.5/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5  狭い

    13号館は教室が広いという特徴があります。
    前の方に座っている人はリスニング音声が聞き取りやすい一方、後ろの方に座っていると聞き取りにくい
    、といった声がありました。
    普段からリスニングの音源をあえて離れたところに置いて練習すると良いでしょう。

    椅子は普段は座面が畳まれているタイプで、冷たいうえに固いとのことですので、クッションを忘れないようにしましょう。
    机の縦幅が狭いうえ、前の人の椅子が机と一体化しているため、「前の人の背中に問題用紙が当たるくらいだった」「解答用紙が広げられなかったので折って解いた」「隣の人がトイレに行ったせいで途中で立たなきゃいけなくなった」などの苦労話が聞かれました。

    900番教室

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3/5  少し聞き取りにくい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5  狭い

    900番教室は待ち時間を含め、非常に寒いです。
    試験中はもちろんのこと、休憩時間や席を立つ際にも、使えるような防寒具を事前に準備しておくようにしましょう。

    リスニングについては、「よく言われる音響機材の劣悪さはそれほど感じなかった」という声がありましたが、大講堂特有の聞こえづらさはあるようです。

    13号館と同様、机の縦幅が狭いため、解答用紙を折るなどの工夫は必要そうです。

    他にも、駒場1・7号館などが試験会場になることも

    駒場1号館については文科三類の章を、駒場7号館については文科二類の章を参照してください。

    文科二類

    駒場7号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5  狭い

    7号館の椅子は背もたれと座面が机側に倒れてるタイプです。
    椅子、机ともに狭く、試験終盤にはお尻が痛くなった、という声もありました。
    クッションの持ち込みは認められているので、持っていくと良いでしょう。

    駒場12号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5  やや狭い

    リスニングの音質は比較的良質との回答が多かったですが、「聞き取りづらかったけど、教室が狭めだったのもあってなんとか問題は解けるレベルには聞き取れた」という声もありました。

    トイレの混み具合は男女差が大きく、男子トイレの方が混むそうです。
    女子からは「男子トイレの行列を初めて見ました。女子はスムーズで最高でした」という声もありました。

    文科三類

    駒場1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3/5  少し聞き取りにくい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5  比較的広い

    リスニングについては、教室が広くないため、音声の聞き取りにくさはないようです。
    「結構ノイズがある感じというか、こもる感じというか、聞きづらかった。音源側の問題かも?」という声があり、同年の試験では他の建物で受験した人も同様の聞き取りにくさを感じていたようです。

    トイレに大きな問題は無いようでした。

    椅子は自由に動かせるタイプで1人1人独立している一方、机は可動式で1つの机を2人で使用するため、「隣の人が消しゴムを使ったら机が揺れてイライラした」という声もありました。
    そのような状況でも平常心を保つことができるようにしておくと良いですね。

    駒場5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3.5/5  比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5  少し並んだ

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5  狭い

    トイレは階によって数が異なり、男子の個室は混みやすいようです。
    列に並んでいる時間を有効活用するために、「参考書とか、書き込んだルーズリーフとか持っていくのがおすすめ」などのアドバイスがありました。

    他にも、駒場12・13号館などが試験会場になることも

    駒場12、13号館についてはそれぞれ文科二類、文科一類の章を参照してください。
    教室周辺のトイレが混んでいる場合は、建物の外の仮設トイレも有効活用すると良いでしょう。

    おわりに

    以上が、FairWindのメンバーの受験体験に基づいた受験教室の情報です。
    取り上げた教室のうち、1号館以外で共通していることは、机が長机であることです。
    普段の東大模試などでは各自独立した机を使うことも多いと思いますので、心づもりしておくと良いでしょう。
    受験時の環境は想像以上に、試験でのパフォーマンスにも大きく影響しますので、予め様々な対策を考えておきましょう。

    そして、試験が終わってもすぐに帰宅できるわけではありません。
    各教室内で退室順が決まっているため、試験終了後すぐに退室できた人もいれば、1~2時間程待機していた人もいます。
    「1日目と2日目で退室順が逆になっていた気がする。試験終了後の待ち時間はかなり暇なので本とか持っていこう!」、「帰りの新幹線がギリギリで東京駅でダッシュしてしまったので、受験生の皆さんは余裕を持って新幹線を取りましょう
    」というアドバイスも聞かれました。
    1日目終了後の過ごし方は2日目へ向けた勉強面、メンタル面の調整に影響を与えることもあると思いますので、皆さんなりの工夫を考えておくと良いでしょう。

    では最後に、受験を控えた皆さんへいくつかアドバイスをお伝えします。

    • 教室は寒いことも、暖房が効きすぎて暑いこともあります。防寒具はもちろん必須ですが、調節しやすい衣服で臨みましょう。
    • 駒場キャンパス内にはコンビニがなく、周辺にも1つしかありません。お昼休みに調達する余裕はありませんので、昼食は用意しておきましょう。
    • トイレの行列に時間が取られてしまうと焦りに繋がることもあります。単語カードや自分でまとめたルーズリーフなど、簡易な勉強道具を持っていきましょう。

    環境は年度やその時の状況によって大きく変わりますが、しっかりと準備していれば臨機応変に対応できます。
    この記事が少しでも助けになれば幸いです。
    皆さんが本番で最大限の力を発揮できるように応援しています!

  • 【東大生に聞く】志望校・併願校の選び方【大学受験】

    【東大生に聞く】志望校・併願校の選び方【大学受験】

    はじめに

    突然ですが、この記事を読んでいる皆さんの中に、「志望校が決まらない……」「第一志望は決まっているけれど、併願校はどうしよう……」と悩んでいる人はいませんか?

    では、どうして志望校や併願校が決まらないのでしょうか。

    その要因の中には、「知っている情報が少なくて決められない」「そもそもどんな観点で決めればいいのかわからない」というものもあるのではないでしょうか。

    この記事では、まず志望校の選び方についてどんな観点があるか、筆者が受験生の時の体験をまとめます。

    次に東大生の併願校について、現役東大生であるFairWindメンバーを対象としたアンケートをもとに紹介します。

    この記事で紹介する内容は多くが個人の考えで、必ずしも「正しい」というわけではありません。

    大切なのは自分の行きたいところを選択することです。

    そのことを頭の片隅におきつつ読んでいただければ幸いです。

    志望校の選び方

    それでは、まずは志望校の選び方について見てみましょう。

    自分の興味や関心にあった選択をする

    結局これか、と思った人もいるのではないでしょうか。

    でも、これが一番大事と言っても過言ではないはずです。

    学びたいことや将来なりたい職業を考え、その分野の研究が一番進んでいる大学はどこか、その職業に就くために必要な資格をとるためにはどの大学に行けば良いか、と考えると志望校が見つかるかもしれません。

    同じ大学・同じ学部とはいえ、やっていることは全然違うということもあります。

    たとえば、同じ東京大学の教養学部でも、言語とコンピュータ・データ処理との関係について研究しているコースもあれば、また別のコースでは国際政治・国際法・国際経済を学んでいるコースもあります。

    どこに進学すれば自分の興味や関心にあったことを学べるのか、きちんと調べてみると良いでしょう。

    進学支援サイトや各大学のホームページを参考にしてみましょう。

    それでも、高校生の段階で完全に勉強する分野を決めてしまうことはためらわれる、という人もいるのではないでしょうか。

    そんな人には、大学に入って様々なことを勉強してみてから進学先を考えるという選択肢もある、ということを紹介したいと思います。

    たとえば東京大学では、進学選択という制度があります。

    入学時には進学する学部・学科が決まっておらず、1年以上の間さまざまなことを学んだのちに学部・学科を選ぶことができます。

    いずれにせよ、自分自身の将来の姿を、一番すぐに訪れる大学への進学を切り口に考えはじめてみると良いのではないでしょうか。

    大学の雰囲気を知る

    こちらもよく言われることですが、大学にはそれぞれ異なった「雰囲気」があります。

    それぞれの大学の雰囲気を知り、自分に合っていると感じた大学を選ぶことも重要ではないでしょうか。

    大学の雰囲気を知るための方法をいくつか紹介します。

    まず、オープンキャンパスに参加してみましょう。

    筆者自身はいわゆる「コロナ禍」の影響を受け、対面ではなくオンライン開催のオープンキャンパスに参加しました。

    しかし、実際に大学のキャンパスを訪れてみると植栽や各建築物のデザイン、あるいは行き交う人々の話し合う様子などから様々なことを感じられるのではないかと考えています。

    現在では対面でオープンキャンパスを実施する大学も増えているので、機会があれば、積極的に参加してみると良いでしょう。

    なお、東京大学のオープンキャンパスは現在でもオンライン開催ですが、オンラインであっても、どのような先生や学生がいるのかを知る機会になると思います。

    次に、大学のパンフレットを読んでみましょう。

    パンフレットには大学が受験生に向けて伝えたいことが書いてあります。

    いいことしか書いていない、という面もあると思いますが、各大学が力を入れている分野などを比較する良い手段になると思います。

    少しでも進学を考えている大学のパンフレットは読んでみると良いのではないでしょうか。

    ちなみに筆者は北海道大学、東北大学、東京工業大学(現 東京科学大学)のパンフレットを見比べていました。

    いずれも進学を考えていたのですが、その中で各大学を比較するのに役立ったと感じています。

    特に、入学した後の制度や仕組みには大学ごとに差があり、そのことを認識することができました。

    また、自分の興味に近い研究をしているのはどの大学か、などやや抽象的ではあったものの、大学や学部を選ぶ参考になりました。

    最後に、先輩の体験談などを聞いてみましょう。

    もし周りに自分が進学を考えている大学に進学した先輩やその人を知っている先生がいれば、話を聞いてみると良いと思います。

    その大学に実際に在籍している人の話を聞く機会は少ないかもしれませんが、その大学の雰囲気をよく反映していると思うので、周囲の環境を最大限活用してみると良いのではないでしょうか。

    もし周りにそういう人がいない、という場合も経験談などを調べてみると良いと思います。

    東京大学に関しては、私たちFairWindの記事や質問対応も活用してみてください。

    以上、様々な方法を紹介しましたが、どんな方法でもいいので自分から知ろうとしてみてほしいと思います。

    自分から知ろうとしてみれば、これまで以上に様々な情報が得られるはずです。

    いろいろな人の協力を得る

    「どこに」「どんな理由で」進学したいかを自分の中である程度はっきりさせ、周りの人たちに説明して理解や協力を得ましょう

    大学受験にはさまざまな不安がつきものだと思います。

    不安に思った時に、なんでも相談できる相手や助けてくれる人がいると、乗り越えやすいと思います。

    実際に私も両親に相談したことがあり、不安がなくならないけれど少し小さくなった、という経験をしました。

    だからといって周りの意見だけに流されるのではなく、最後は自分で決めた、という実感を持つとその後のモチベーションにつながると思うので、最終的には自分で決めることも大切にしてください。

    過去問を見てみる

    志望校選びにおいて「過去問」が重視されることはあまりないのではないかと思います。

    しかし私は、過去問を見ることも重要だと思っています。

    入学試験の問題には、大学が求める学生像が反映されていることが多いです。

    たとえば東京大学では、アドミッション・ポリシーに「自らの興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野、あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人」を求めていることが書いてあります。

    それを受けて入学試験では、ある知識や公式などを覚えているだけでは問題が解けず、それらを組み合わせて解決することが求められています。

    そのため、過去問を解いてみることが大切です。

    また、問題形式などとの相性もあると思います。

    いくつかの大学の過去問を見比べてどんな違いがあるかを探してみたり、興味深いと感じる問題を見つけてみたりしましょう。

    受験生はもちろん、ある程度範囲が終わってきたら1・2年生でも一度は過去問を解いてみると良いと思います。

    併願校の選び方

    ここまでは、筆者の視点から志望校の選び方に焦点を当てて見てきました。

    それでは、併願校はどうでしょう。

    併願校はあってもなくても良いですが、どちらにしてもなぜその選択をするのか、ということが大事になると思います。

    ここからは東大生がどのように考えていたのか、現役東大生であるFairWindメンバー119人を対象に実施したアンケートをもとに紹介したいと思います。

    なお、設問ごとに回答者数が異なるため、合計値が一致しない場合がありますが、ご了承ください。

    そもそも併願校に出願したのか

    FairWindメンバー119人が回答したアンケート(2025年実施)によると、

    • 併願校に出願した:78.2%(93/119)
    • 併願校に出願しなかった:21.8%(26/119)

    となっていて、多くの人が併願校に出願していました。

    併願校の出願校数は、1校が25人、2校が22人、3校が20人、4校が13人、5校以上が13人で、全体として平均は2~3校程度でした。

    併願校の出願校数は
出願なしが21.8%
1校が21%
2校が18.5%
3校が16.8%
4校が10.9%
5校が10.9%
でした

    まずは、併願校に出願した人の回答を詳しく見てみたいと思います。

    出願形式や受験結果について

    どのような大学をどのような方式で出願したか、複数回答可で質問したところ、

    • 私立(一般):99 人
    • 私立(共通テスト/センター試験利用):109 人
    • 国公立大学(前期日程以外、防衛医科大学校含む):44人
    • その他(防衛医科大学校など):2人

    となりました。

    なお、私立併願者の中には共通テストと一般受験の併用型や英語4技能テスト利用方式に出願した人もいました。

    どのような大学をどのような方式で出願したかは人それぞれのようです。

    また、実際の受験有無や合否の内訳は以下の通りでした。

    • 出願のみで受験せず:54 人
    • 併願校に合格:165 人
    • 併願校に不合格:26 人

    次に、国公立大学、私立大学それぞれの出願理由を詳しく見ていきましょう。

    国立大学(前期日程以外)に出願・受験した理由

    次に、国立大学(前期日程以外)に出願した人に、その大学や方式を選んだ理由、自身が感じていたレベル感を質問しました。

    多くの人が重視していたのは、「自分のやりたいことができる」「ここなら行きたいと思える」ということでした。回答を一部抜粋して紹介します。

    • 人文学系で東大の次に充実しており、一浪してこれ以上浪人できない身の自分が、進むことになっても納得できるから
    • 国家公務員総合職試験に合格者を多数輩出しているから
    • もともと医学に興味があり、東大か医学部か迷ってもいたので、受かれば入ろうかと思って、東大と同じレベルの大学を受けた。

    合格したら行きたいと思える大学だからこそ、出願・受験する価値があるということではないでしょうか。

    ただ、次のような回答もあり、良くも悪くも全員がはっきりとした考えを持っているわけでもないようです。

    • (その大学のある地域に)旅行に行きたかったから
    • なんとなく

    また、併願先の国公立大学(前期日程以外)の受験に対するレベル感については以下の通りで、安全校を選択する人も挑戦校を選択する人も同程度のようです。

    • 安全校(ほとんど失敗しない限り合格できるレベル感):16 人
    • 相応校(自分の実力に合ったレベル感):13 人
    • 挑戦校(難易度が高く合否を読めないレベル感):12 人

    私立大学に出願・受験した理由

    続いては、私立大学に出願・受験した人に、その大学や方式を選んだ理由、ご自身が感じていたレベル感を質問しました。

    まず、共通テストやセンター試験を利用する方式を選んだ理由では、現地に行く手間がないことを挙げた回答が多かったです。

    中には、共通テストの自己採点があっているかを確認する意味で出願したという人もいました。ちなみに筆者もその一人です。

    次に、一般入試を選んだ理由には様々なものがありました。そのうちの一部を紹介します。

    • 第一志望校とレベルが近いところを受験して練習する
    • 確実に合格できるところを受験する
    • 元々その大学に憧れていたから

    また、併願先の大学に対するレベル感(国公立大学と同様に「安全校・相応校・挑戦校」の3タイプ)に基づき、出願校数ごとの傾向を分析しました(ここでは、3タイプすべてを受験し、かつ特定のタイプが半数に満たないケースを「バランス型」と定義しています)。

    出願校数が1校の場合、半数近くが安全校を選択しており、挑戦校へ出願したメンバーは全体の20%弱にとどまりました。併願校数が少ないからこそ、本命である東京大学の対策を最優先しつつ、確実に合格を手にすることができる戦略をとっていると考えられます。

    出願校が一校のメンバーの受験校タイプは
安全校が12人
相応校が9人
挑戦校が5人
でした

    出願校数が2~3校の場合、半数近くが安全校と相応校のセットの形で併願しており、安全校または相応校と組み合わせる形で挑戦校を受験した人も比較的多くいました。複数の大学を併願する場合、1校のみの併願の場合と比べると確実な合格を狙いつつも、実力に見合った大学や上位校への意欲も反映した選択を行っていることが分かります。

    出願校が2~3校のメンバーの受験校タイプは
安全校のみは3人
相応校のみは3人
挑戦校のみは2人
安全校+相応校は19人
安全校+挑戦校は6人
相応校+挑戦校は5人
バランス型は3人

    出願校が4校以上の場合、挑戦校を一切受けない層が約1/3を占める一方で、残り約2/3は3タイプすべてを網羅しています。後者の層においても、挑戦校が半数を超えるケースはなく、安全校や相応校を一定数併願する傾向は出願校数によらず変わらないようです。併願校数を増やすことで、滑り止め校を盤石にしつつ、第一志望に近いレベル帯へ選択肢を広げていると考えられます。

    出願校数が4校以上のメンバーの受験校タイプは、
安全校のみは1人
安全校+相応校は8人
バランス型は4人
安全校が半分以上は6人
相応校が半数以上は4人
挑戦校は半数は3人でした

    併願校を受験しないという選択の理由

    前述したとおり、併願校を受験しなかった人も一定数いました。その人たちはなぜ併願校に出願しないという選択をしたのでしょうか。

    こちらへの回答のとして以下のような回答が見られました。

    • 東大の受験に向けての勉強や東大の受験に集中したかった
    • 「『落ちても行ける大学がある』という状況を作りたくなかった」「学部を決めていなかった」
    • 「行きたいと強く思える大学がなかった」「落ちたら浪人してでも東大に行く」

    「第一志望校にどうしても行きたいと思っていて、他の大学に進学するつもりがなかった」というのは大きな理由のようです。

    まとめ

    併願校は受験・出願した人の方が多く、その中でも大学の種別や受験方式は様々でした。

    併願校を受験・出願するならば、自分のやりたいことができ、行きたいと思える大学はどこなのかを考えてみましょう。

    そのような大学が見つからないならば第一志望校のみを受験するという選択肢もあり、それにも第一志望校に向けての勉強に集中できるというメリットもあるようです。

    受験方式についても多様なものがあるので、自分に合ったものを探してみると良いのではないでしょうか。

    おわりに

    以上、志望校や併願校の選び方について、FairWindメンバーへのアンケート結果も踏まえながら紹介してきました。

    この記事は「これが正解である」と言いたいのではなく、「こんな考え方もあるよ」と紹介することを目的としています。

    そのため、ここで紹介した考え方も参考にしながら、自分なりに考えて自分なりの進路を決めていってほしいと思っています。

    この記事が、自分自身の進路について調べたり、考えたりするきっかけになれば幸いです。

  • 難関大受験者に贈る高校留学のすすめ

    難関大受験者に贈る高校留学のすすめ

    はじめに

    「海外へ留学したい! でも学習が遅れないかな……」

    このような悩みを抱えている人はいませんか?

    たとえ留学したいという意志があったとしても、受験のことを考えると留学を諦めてしまう人がいると思います。

    ですが、留学したいという気持ちを諦める必要はありません。難関大受験と高校留学は両立できます!

    この記事では、高1のときにアメリカに留学に行って東大合格を果たした私が、「高校留学→難関大受験」という夢を実現するための勉強の進め方について1つの方針を示しています。

    高1の間に英語圏の高校に留学をした上で、さらに学力試験を用いた一般選抜で難関大受験もしたい!という人に読んでほしいです。

    (※注意:総合型選抜や学校推薦型選抜を用いて、留学経験を生かした大学受験をしようという人向けではありません。)

    留学に行こう!

    留学→受験」という道のりは困難ですが、それでも留学をするという選択には大きなメリットがあると私は思います。

    留学で得られることは数多くありますが、その中でも

    1:積極的な発言ができるようになる

    2:かけがえのない友人ができる

    3:異なる価値観に触れられる

    以上3点について私の考えをお伝えします。

    留学のメリット1:積極的な発言ができるようになる

    空気を読んで周りに同調することが求められる日本とは違い、欧米では積極的な自己アピールが求められます。

    意見を言わない人は存在価値がない、と言われる環境で学問を修めることで、自分の意見をしっかりと相手に伝えることができるようになるでしょう。

    留学で発言の機会がたくさんある環境に慣れてしまえば、発表の場で緊張するという心配はいりません。

    言われたことを「はいはい」とただ聞くのではなく、自ら学ぶ姿勢を続けることでより深い理解を得ることができるようになります。

    帰国後は日本のクラスのみんなのあまりの消極性に違和感を覚える程です。

    留学のメリット2:かけがえのない友人ができる

    留学に行くと、多くの場合は現地の高校に通うことになります。

    そこで同じ授業を取る人や、同じクラブの人、教会の人などといった、様々な人と繋がりを持つことができ、たくさんの友達を作ることができます。

    その場限りの関係ではなく、帰国後も頻繁にお話しするような大親友と呼べる人も私は何人もできました。

    留学のメリット3:異なる価値観に触れられる

    留学先で様々な人と出会うことで、多様な価値観があることに気づきます。

    日本では学べなかった「考えることは人それぞれで、同調する必要はない」当たり前のことを肌で感じることができ、多様性への寛容さを身につけることができます。

    この先グローバル化がどんどん進む世界において、この精神を身に付けているというのは大変重要です。

    学校が留学を応援してくれなかったら

    残念なことに、すべての学校の先生が留学に賛成してくれるわけではありません。

    進学校の成績の良い人は、受験に不利になるかもしれないという懸念があり、先生から留学を反対されるケースも少なくありません。

    しかし、大事なことは「あなたが何をやりたいのか」であって「学校があなたに何を求めているのか」ではありません。

    留学の書類作成の協力をお願いしても拒否されるようであれば、学校を介さずとも留学することはできるので、別のルートを探しましょう。

    留学に行っても受験を諦めない、という強い意志を先生に示すためには、渡航前の勉強をしっかりやることが肝心です。

    学校の既習範囲を完璧にしておくことで先生からの信頼を得て、留学で学習が遅れてもこの子なら問題なくついていける、と思われれば協力してもらいやすくなります。

    留学前の勉強

    留学前は、先取り学習をすることを強くおすすめします。

    留学によって1年間授業をスキップするので、その分他の人に追いつくために頑張らなければいけません。

    留学をしないでそのまま難関大受験をする人よりも困難な道になることは覚悟してください。

    ここでは、留学前の学習の方針を紹介します。

    数学

    高1の留学出発前までに数学IAIIBの教科書レベルの学習を終えるのが理想的です。

    おすすめの教材として、数学検定の参考書があります。

    問題のレベルがそこまで高くないため、範囲内の学習を進めるのに適しています。

    理系の人は、数Ⅲまで終わらせる必要はないと思います。

    また、入試レベルを解けるようになっている必要は無く、あくまでも基本ができるというレベルで問題ありません。

    帰国後に新出の概念を学ぶという状況を作らないようにすることが重要です。

    国語

    普段から文章を読む習慣をつけましょう。

    新聞を活用し、毎日1面だけでも読む、というように日課にするのがおすすめです。

    現代文の素養は留学に向けても必要です。

    留学先で出会う人からすれば、あなたは日本という国の代表のような存在です。

    他の例を知らないので、日本という国のイメージをあなたからの情報を基に固めていきます。

    自国のことを聞かれて答えられないと恥ずかしい思いをすることもあるので、留学前は日本についての知識もしっかり持ちましょう。

    これが自然と現代文の力にもなるはずです。

    また、異国語の文章に対して、母国語で読むときよりも理解が深まることはありえません。

    出発前に日本語の文章をしっかりと理解できるようになっておきましょう。

    帰国してからの1・2年で、作問者の求める答えを書く力が向上することはあると思いますが、劇的に読解力が伸びるということは期待できません。

    ですので高1までのうちに読解力を鍛えましょう(→ 国語の勉強法の記事はこちら

    古典の単語や文法は留学中に忘れてしまうので、渡航前に必死になって入れ込む必要はないでしょう。

    英語

    留学先で英語をたくさん話すので、英語は高得点を取れるようになると勘違いしてしまう人がいますが、そのようなことはありません。

    入試英語というものは英会話と別種のものであり、解けるようになるためには別途対策が必要です。

    留学先で普通に日常生活をしているだけでは大学受験レベルの語彙は身に付きません。

    単語帳を見るなどして、意識的に単語を覚え込む必要があります。

    また、留学をどれだけ充実したものにできるかということも、留学前の語学力にかかっています。

    そのため、渡航前に英語の勉強を努力する必要があります。

    最低でも英検2級レベルの英語力を身につけていないと、留学で得られるものは少なくなってしまうでしょう。

    社会・理科

    これらの科目については、中学レベルの事項が充分に理解できているならば、帰国後から勉強しても充分キャッチアップできます。

    渡航前に特に力を入れる必要はないでしょう。

    留学中

    日本の勉強はする?

    日本の学校の勉強をするために教科書を持って行ったという話も聞きますが、私は留学中に日本の学校の勉強をする必要はないと思います。

    まずそれをする時間がありません。

    当然留学先でも高校に通い、そこで宿題が出されます。

    現地の英語ネイティブ高校生向けの課題をやらなければならないのです。

    そんな状況で、日本の学校の勉強をする時間を確保するのは難しいと思われます。

    そして教科書を持ってくる分だけ荷物がかさばってしまい、移動も大変になります。

    その分ホストファミリーへのお土産か何かを入れた方が良いと思います。

    生活に関して

    ホストファミリーから、「教会に行こう」などと誘われることが多々あります。こんなときは面倒くさがらず、積極的について行ってほしいです。

    その国の家族がどのように過ごすのか、などといった独自の文化を感じることができます。

    また、クラブ活動が活発なので、興味のあるクラブに所属するといいでしょう。日本の高校に比べ、かなり早い時間に放課後となるので、そこで取り組むことを決めておくと充実した日々を過ごすことができます。クラブに入ることで、気の合う友達を作りやすくなるかもしれません。

    授業に関して

    アメリカの高校では時間割を自分で組むのですが、その際に注意しなければならないことがあります。

    それは、理系教科ばかりにしないということです。

    私が留学時に利用したYFUという団体の調査によると、帰国してから英語力がそれほど上がっていない人は、留学中に理系教科ばかり取っていた傾向があるそうです。

    文系科目を取ると英語力が上がる理由はなんでしょうか。

    それは、授業中に出てくる語彙がハイレベルであること、そしてたくさん読んでたくさん書くことにより、英語ライティングのスキルがかなり鍛えられるためです。

    文系科目として何の授業を取ればいいのかわからないという人は、留学先の国の歴史の授業を取ることをおすすめします。その国の歴史や文化について詳しくなることができるからです。

    アメリカでは、一般的な教科の他に面白い授業がたくさんあります。

    たとえば「Cooking」の授業では、高校が運営しているレストランを実際に経営する実践的な体験ができます。

    また、「Band」の授業では楽器を演奏したりマーチングをしたりします。

    日本では部活動でするようなことが授業の中でできるのです。

    上で紹介した以外にもたくさんの面白い授業があり、どのようなものがあるのかは高校の特色になっています。

    数学の授業に関しては、日本人の高校生ならばクラスでスターになることができます。難度の高いクラスを取っても問題なくついていけるでしょう。

    周りの人は小さい頃から計算に電卓を使用しているため、簡単な暗算を披露するだけでクラス中から尊敬の目で見られます。

    理科系の授業は進度がゆっくりなので、自分の英語に不安があってもついていけます。

    日本の高校では、等速直線運動の説明に2週間程度の時間をかけるところを、私の留学先の高校の授業では2ヶ月位かけていました。

    留学から帰った後の勉強

    ここからは、帰国後にどのようにして勉強を進めていけばよいのかについての方針をお伝えします。

    数学

    留学前に先取りしておいた内容を思い出すためにも、たくさんの量の演習を重ねましょう。理系の人は数Ⅲをなるべく早く終わらせましょう。

    国語

    国語については帰国してからが勝負になります。

    全力で古典文法や古文単語を覚えましょう。

    また、読解の勘を取り戻すために文章をたくさん読みましょう。

    英語

    留学の成果はリスニング力とスピーキング力の伸びに現れているはずです。

    共通テストのリスニングでは満点を十分狙えるレベルに達していると思います。

    また、イディオムにも強くなっているはずです。

    しかし残念ながら、リスニングとスピーキングのスキルを評価してくれる大学はあまり多くありません。

    ですので、演習を重ねることによって入試独特の問題形式に慣れることが肝心です。

    英検やIELTSのような4技能試験の資格は、帰国後のなるべく早い時期に取得することをおすすめします。その方が高得点を狙えるからです。

    社会・理科

    知識を入れ込むことが大事です。

    ここで意識してほしいことは、ただの暗記で終わっていてはいけないということです。

    ライバルに遅れを取っている分、追い越すためには効率的に勉強する必要があります。

    そのためには概念の理解が一番の近道だと思います。

    たとえば理科に関して言えば、どうしてこの公式が導出されるのかを理解すれば、もし公式を忘れてしまったとしても自分で作り出すことができる、ということです。

    課外活動はやめるべき?

    部活動などの課外活動は勉強の遅れを取り戻すためにやめなければいけないのか、そんな疑問を持つ人もいると思います。

    ですが、私はやめる必要はないと思います。高校生として部活動ができる時期は限られているので、それらの活動に積極的に取り組むことを強くおすすめします。

    私の場合は、帰国後も弓道部の活動を続け、大会に出場し優勝することができ、部活動の仲間との楽しい思い出を作ることができました。

    部活動をやめて勉強に専念していたら得られなかった達成感なので、部活動を続けて良かったと思っています。

    また、留学先で「やさしさを広げる」という理念を持って活動している団体に出会い、そのメンバーたちが数々の課題を抱えた多くの生徒を救い出している様子を見ました。

    この団体の理念に共感した私は、帰国後に日本の学校の仲間たちと社会福祉団体を立ち上げ、地域での学習支援などのチャリティー活動を通して貴重な体験をすることができました。

    留学先で培った、積極的に自分の考えを発信する力、そして仲間と議論する力は、この団体を運営する上で大きく役に立ちました。

    学校の授業

    帰国後の学習において1つ懸念されることが、学校の授業です。

    授業の内容と自分の学習進度とが合っていないことが多いため、聞いてもわからず苦痛を感じてしまうという状況になってしまいます。

    そんなときは、キャッチアップするために授業中に自習をしてもいいかを遠慮せずに先生に打診してみましょう。

    他のみんなよりも早いスピードで学習を進めていけば、いつの間にかクラスメイトの学習進度を追い越していることになるはずです。

    おわりに

    この記事では、受験と留学を両立させる方法について述べました。難関大受験と高校留学のどちらも実現させたいという人はぜひ参考にしてみてください。

    ここに書いた方法以外にも受験と留学を両立させるやり方はあります。

    私の体験を参考にしてもらっても構いませんが、自分に合ったやり方を模索し、夢を諦めることなく多くのことに挑戦してください。

    高校時代の経験は将来必ず役に立ちます!

  • 【大学受験】ストレス・不安との付き合い方【心理学】

    【大学受験】ストレス・不安との付き合い方【心理学】

    はじめに

    皆さんは、日頃ストレスを感じることはありますか?

    おそらく、ほとんどの方が「ある」と答えると思います。日常生活の中には、ストレスの原因となるさまざまな出来事が存在するからです。

    「受験」もその中の1つであり、受験生の皆さんにとっては人生における大きなイベントとなるので、特にストレスを感じやすいといえるでしょう。

    「ストレス」と聞くと嫌なイメージがあるかもしれませんが、ストレスを感じるのは悪いことではなく、むしろ誰にでも起こる自然なことです。

    そして、ストレスとの付き合い方はさまざまであり、この付き合い方がこころの健康を保つための鍵にもなります。付き合い方によっては、今よりも気持ちが軽くなり、落ち着いて受験勉強に取り組めるかもしれません。

    この記事では、東大で心理学を専攻する筆者が、そもそも「ストレス」とは何かをご紹介した上で、「ストレスとの付き合い方」を考えていきます。

    ストレスとは

    そもそも「ストレス」とは何なのでしょうか。
    ストレスについて知っておくことは、ストレスとの付き合い方を考える際の手がかりになります。
    そこで、まずはそのメカニズムを知るところから始めましょう。

    ストレスのメカニズム

    ここからは、ストレスのメカニズムを考えやすくするために、受験生の皆さんがイメージしやすいような具体例をもとに説明していきます。

    <Aさんの事例>

    高校3年生のAさんが模試を受けたところ、判定が前回よりも悪くなっていました。
    この判定を見てAさんは「私はもう合格できない……。」と思いました。しばらく一人で抱え込んでいたのですが、次第に焦りや不安を感じ、無気力になってしまいました。

    この事例において、Aさんは「ストレスを感じている」といえるでしょう。
    心理学において有名な理論である「ストレス理論」に基づくと、人間がこのような不快なストレスを感じる一連の流れは、以下のように説明できます。

    1. ストレスのもとになる出来事(ストレッサー)が起こる
    2. その出来事を自分なりに捉える(認知的評価
    3. その出来事に何かしらの方法で対処する(コーピング行動
    4. 結果的にマイナスな作用が生じる(ストレス反応

    この流れに沿ってAさんの事例をまとめると、以下の図のようになります。

    ストレスの強さには性格(パーソナリティ)も関わるため、個人差があります。ただ、ストレスが強いと、精神的に不安定になったり、体調を崩したりしてしまう可能性もあります。
    そのため、ストレスとうまく付き合い、対処することが大切です。

    ストレスとの付き合い方

    上で紹介したメカニズムを踏まえると、ストレスとの付き合い方が分かってきます。
    ここでは、筆者が臨床心理学の授業で学んだ技法を2つ紹介します。

    1つ目は認知的評価に、2つ目はコーピング行動にアプローチするものです。
    どちらも専門的な知識は必要としないので、気楽に読んでみてください。

    認知的評価へのアプローチ「認知再構成法」

    認知的評価へのアプローチとして、「認知再構成法」をご紹介します。
    このアプローチでは、出来事の捉え方を柔軟にすることを目指します。

    認知再構成法の手順

    1. 不快な感情を伴った具体的な状況を1つ挙げましょう。
    2. そのときの感情を表す言葉を挙げ、その感情の強さを0〜100%で評価しましょう。
    3. そのときに頭に浮かんだ考えを書き出しましょう。複数でも良いです。
    4. なぜその考えが浮かんだか、根拠を書き出してみましょう。
    5. 不快な感情が和らぐような別の考えをなるべく多く書き出しましょう。
    6. 別の考えを取り入れて不快な感情はどう変化したか、再び評価してみましょう。

    Aさんの場合

    たとえば、Aさんの状況を想定してこの方法を試すと、以下のようになります。

    1. 状況模試の判定が前回より悪かった
    2. 感情焦り100、不安90、無気力70
    3. 頭に浮かんだ考えもう合格できない
    4. 根拠自分の学力が足りていないように感じたから
    5. 別の考え・この日は調子が悪かっただけかも
    ・自分の学力はたった1回の模試だけでは判断できない
    ・ここから逆転合格したらカッコいい
    6. 感情の変化焦り100→70、不安90→60、無気力70→40

    捉え方を柔軟にして気持ちが楽になると、自分の行動が変わり、新たな行動を起こせるようになるかもしれません。
    それによって状況も変化し、気持ちがさらに楽になるという良い連鎖も期待できます。

    コーピング行動へのアプローチ「問題解決療法」

    続いて、コーピング行動へのアプローチとして「問題解決療法」をご紹介します。
    このアプローチでは、多様な対処法を身につけることを目指します。

    問題解決療法の手順

    1. 問題を明確にしましょう。
    Aさんの場合、判定がどれくらい悪くなっていたのか、どの教科のどの分野で点数が取れなかったのかなどを振り返ると問題が整理できます。

    2. 他の対処法を考えてみましょう。
    Aさんは「一人で我慢」していますが、他にはどのような対処法が考えられるでしょうか。第三者目線で考えてみましょう。
    質よりも量が大事なので、なるべくたくさんアイデアを出すと良いです。

    3. 実際に用いる対処法を検討しましょう。
    現実的か、効果は大きいか、時間やお金などのコストはどれくらいかかるかといった観点でそれぞれの対処法を分析します。
    その上で、実際に用いる対処法を決めましょう。

    4. その対処法を実行するための工夫を考えましょう。
    対処法を実行しようと思ったとき、障害となるものがあるかもしれません。
    そうした障害を乗り越えて実行に移せるような工夫を考えましょう。

    5. 実行し、その結果を評価しましょう。
    実行してみることが重要です。失敗しても良いので、まずは試してみましょう。
    そして、うまくいった点とそうでなかった点を整理し、今後に役立てましょう。

    Aさんの場合

    以下は、Aさんの状況を想定した例です。

    1.問題を明確に        模試の判定が前回より悪かった
    →B判定からD判定になった。数学の確率と図形の問題で大量失点してしまった。
    2. 他の対処法 ・間違えた数学の問題を復習する
    ・先生に相談する
    ・塾に通う
    3. 検討  ・間違えた数学の問題を復習する:◯
    多少時間がかかりそうだが、今すぐできるので現実的。次は似たような問題で間違えなくなるかも。
    ・先生に相談する:△
    効果はありそう。ただ、先生にダメだったところを話すのが恥ずかしくて実行するのに抵抗がある。
    ・塾に通う:△
    効果はありそうだが、お金がかかるし親にも相談しないといけない。
    →選んだ対処法:間違えた数学の問題を復習する
    4. 工夫  ・間違えた問題が多くて面倒
    →1日で全部やるのは疲れるので、2日に分けて半分ずつ解き直す。終わったら大好きなお菓子を食べる。
    ・答えを見ても解き方が分からない問題があるかも
    →教科書やノート、参考書を読んで解き方を思い出す。それでもわからなければ、数学が得意な友人に聞く。
    5. 実行と評価間違えた問題を全て復習できて達成感があり、不安な気持ちが落ち着いてきた。しかし、難しい問題にかなり時間をかけてしまい、疲れてしまった。
    →復習したことで次回間違える問題は減らせるはず。それによって復習にかける時間も減らせそう。また、難しい問題は勇気を出して先生に質問をしても良いかも。

    これはあくまでも例であり、他にもさまざまな対処法が考えられます。
    また、先生に相談することに抵抗がない人は「先生に相談する」という対処法を選ぶかもしれませんし、今回挙げていない対処法を選ぶ人もいるかもしれません。

    いずれにせよ、色々な選択肢を持ち、その中から自分に合ったものを選択することが大切です。

    これらの方法を試すことがしんどい方へ

    ここまで読み、「紹介した方法を試すこと自体がしんどい」と感じた方もいるかもしれません。

    そんな方向けに、さらに簡単に試せる「呼吸法」をご紹介しておきます。
    これは、呼吸に意識を向けることで心身の緊張をほぐしていくものです。

    呼吸法の手順

    1. 楽な姿勢になりましょう。
    2. 膝かお腹の楽な方に手を置き、軽く目を閉じましょう。
    3. 4秒で鼻から息を吸いましょう。
    4. 6秒で口からゆっくり息を吐きましょう。
    5. 3〜4を繰り返しましょう。

    この方法は短時間で気軽にできるものなので、ぜひ試してみてください。

    おわりに

    ここまで、ストレスとの付き合い方を紹介してきましたが、今回紹介したのは、多くの方法のうちのごく一部に過ぎません。
    人によって向き不向きもありますし、紹介した方法が全ての人に効果的であるとは言い切れません。

    しかし、「ストレスとの付き合い方を見直すと、今より少し気持ちが楽になって現状を変えられるかもしれない」ということをまずは知っておいてほしいです。

    また、ストレスを抱えて悩んでいる場合、誰かに頼ることも大切です。

    自分でなんとかするのは難しそう、自分に合った対処法が分からないというときは、スクールカウンセラーなどの心理の専門家に相談することをお勧めします。
    きっとあなたの気持ちに寄り添い、ストレスや悩みへの対処法を一緒に考えてくれます。

    専門家への相談がためらわれる場合、家族や友人、先生など、身近な人に相談してみるだけでも気持ちが楽になるかもしれません。
    自分一人で解決する必要はないのだ、ということをぜひ覚えておいてください。

    繰り返しになりますが、ストレスを感じて悩むのは自然なことです。
    特に受験生の皆さんは、ストレスを感じやすい環境にあり、今後も悩むことが増えるかもしれません。

    しかし、付き合い方を工夫すると、悩みに伴う不安や焦りを軽減できる可能性があります。
    皆さんが、ストレスと自分なりに付き合い、受験を乗り越えていくことを祈っています。

    参考文献

    丹野 義彦・石垣 琢麿・毛利 伊吹・佐々木 淳・杉山 明子(2015). 臨床心理学(New Liberal Arts Selection) 有斐閣

  • 東大フランス語差し替え入試は魅力的!? 合格者の声

    東大フランス語差し替え入試は魅力的!? 合格者の声

    はじめに

    こんにちは。

    私は、東大受験で英語の他にフランス語も使いました。

    どういうことかというと、私は浪人期にフランス語を独学し、東大の英語試験では後半部分をフランス語に差し替えて受験しました。

    この記事では、私のマイナーな経験を踏まえて「東大仏語差し替え受験」というあまりメジャーではない選択肢の旨味は何か、適性のある人はどんな人かをお伝えし、最後に若干の参考として教材についてご紹介します。

    なぜ仏語差し替えか

    まず、みなさんの頭には「なぜフランス語に?」という疑問が浮かんだことでしょう。ここでは大きく分けて3つの理由をご紹介します。

    1. 問題の分量が少ない

    東大英語の大問4と大問5では、たくさんの問題が出題されますが、英語以外の外国語(独仏中韓)の大問Ⅳと大問Ⅴに差し替えると、分量が少なくなります。

    フランス語の大問Ⅳでは、10行程度の文を和訳します。大問Ⅴでは、短文5つを書き換える文法問題が出題されます。

    簡単に言えば、英語の大問4の和訳問題と文法問題をそれぞれ大問にして和訳の分量を下線部から全文に、文法問題をより基本的なものに改め大問5を削除した感じになります。

    かなり魅力的ではないでしょうか?

    2. フランス語はそこまで難しくない

    「フランス語は難しい言語だ」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

    しかし、英語既習者にとってフランス語は大変とっつきやすい言語です。

    フランス語は、単語も文法も英語と非常に良く似ています。

    たとえば、

    仏:L’objectif de la diplomatie est de maintenir le paix.

    英:The objective of diplomacy is to maintain peace.

    いかがでしょうか。ほぼ一対一対応してますね。

    そのため、勉強する上で、英語と違っているところと英語には存在しないものにだけ力点をおけば、効率的に受験レベルに到達することができます。

    また、規則性が高いので、ある程度慣れてくると勘に頼ることができるのもオススメのポイントです。

    3. 初修詐欺という制度の穴

    ここでは、大学入学後のメリットをご紹介します。

    東京大学では、外国語を二つ必ず履修することになります。

    ほとんどの東大生は第一外国語に既修英語、第二外国語に初修のドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語、イタリア語、スペイン語、ロシア語のいずれかを選択します。

    東大入試では、出願時に「外国語」の科目で使用する言語を英語、ドイツ語、フランス語、中国語から選ぶのですが、この際に選んだ言語は、入学後「既修〇〇語」しか取れません。

    たとえば、出願時にフランス語を選んだ人は、入学後に「初修フランス語」を取ることができません。

    しかし、英語に代えて差し替えた言語はなぜか「初修」を取れてしまうという制度の穴が存在しています。これは次のような理由によります。

    差し替え制度を用いる際には、出願時は英語選択として出願しなければなりません。

    そして、既修の判定は出願時に行っているので、試験会場で試験開始後、自由に選んで差し替えるフランス語は、大学受験時に未修扱いとなり、大学入学時に「初修」として申請可能になります。

    ともかく、仏語差し替えをしてもなぜか初修フランス語を履修できてしまう制度の穴を突けば、他の東大生が苦しむ第二外国語で苦労せずに済みます。

    仏語差し替えはこんな人にオススメ

    もちろん、向いていないから選んではならないということは全くありません。

    そこは各人の自由な選択ですし、個人的にはそういう人はむしろ好きです。

    「遠回り」な選択が案外(受験ではなく)人生を豊かにするというのは、しばしばある話ですね。

    1. 「そこそこ」英語ができる人

    ここでいう「そこそこ」とは、ざっくり言うと、すでに基礎が固まっていて、真剣に過去問演習を重ねていけば、十分東大の二次試験で及第点は取れる程度のことです。

    英語の基礎力がなければ、まずは英語を「そこそこ」レベルにした方が賢明でしょう。

    結局のところ、英語を「そこそこ」レベルから「体得」レベルに持っていくのが好きか、フランス語をゼロから「そこそこ」レベルに持っていくのが好きか、という好みの問題になるかと思います。

    2. 受験まで一定の勉強時間が用意できる人

    英語のレベルよりも、勉強時間を確保できることの方が重要かと思います。

    英語の基礎力があり、それを仏語に流用して効率化できるにしても、新たに一言語を学び、かつそれを受験レベルに持っていくには、少なくとも200〜300時間は見ておいた方が賢明でしょう。

    私は、短期集中で5月の連休明けから6月上旬にかけて街の図書館で1日10時間フランス語を勉強する生活を1ヶ月程度続け、結局400時間程度は仏語に費やしました。

    3. 覚悟のある人

    本質的には覚悟があるかどうか、という点が重要ではないかと思います。

    ここでいう覚悟というのは、敢えてマイナーな選択肢を選んだということの帰結に対して、それがどのようなものであれ、きちんと受け入れる用意があるということです。

    平たく言えば、差し替えというマイナーな選択をした結果東大に落ちても納得できるということです。あるいは「失敗してもそれで構わない」ということでしょうか。

    教材について

    英語は教材が大変豊富ですが、フランス語は英語と比べると教材が潤沢ではありませんし、先駆者があまりいないので、どれが良い教材なのか分かりづらいところがあるかと思います。

    しかし、単語帳も文法書も使い方は英語とほぼ同じで、いろんなものに手を出すのではなく、一度決めたものを習得するまで使い倒すのが大切です。「つまみ食い」は語学ではお勧めしません。

    以下に私が使っていた教材を記しておきますが、必ずしもこれが良いというわけではありません。参考程度に見てもらえればと思います。

    文法書

    私が使っていた文法書は以下の通りです。

    問題集系統としては、

    中村敦子『フランス文法はじめての練習帳』白水社

    →基礎文法を網羅していて、かつ、難しすぎないのでテンポよく解き進められます。最初の一冊におすすめです。

    権寧『フランス語文法問題の解き方 解説編』駿河台出版社

    →『練習帳』の次に挑戦すると、復習しつつ中級〜上級レベルの知識も増やせて受験レベルに到達可能です。

    辞典系統としては、

    六鹿豊『NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』NHK出版

    →文法問題集を解く中で問題集の解説がどうにも分からないときに頼りがいがあります。

    目黒士門『現代フランス語広文典』白水社

    →NHK出版のもので分からない文法事項は『広文典』に載っていることが多いです。

    単語帳

    私が使っていた単語帳は以下の通りです。

    久松健一『データ本位 でる順仏検単語集―5級~2級準備レベル』駿河台出版社

    →一冊で対応するレベルが広く最初の一冊として便利です。

    川口祐司他『仏検2級準拠[頻度順]フランス語単語集』駿河台出版社

    →重要度の高いものから順に並んでいて便利です。ここまでで基礎単語は網羅できるかと思います。

    久松健一/モーリス・ジャケ『仏検 準1級・2級必須単語集』白水社

    →200字程度の例文が付いていて読解練習ができ、また、単語の意味や類義語、対義語など情報が豊富で便利です。

    辞書

    私は電子辞書を使っていました。紙辞書も持ってはいましたが、ほとんど使いませんでした。

    ただ、紙辞書の方が見やすさの点で電子辞書よりも便利であるというのは否めないので、紙辞書も併用して、例文などで実際に「使える語彙」を増やすとさらに良いでしょう。

    過去問について

    赤本があります。ただし、最近のもの(2012年以降だった記憶があります)には掲載されていないので、古い赤本を買い求める必要があります。

    私は、Amazonで中古の赤本を2冊買って、過去問を1996年から2011年まで揃えました。

    もちろんですが、フランス語の問題は掲載されていても、その解答・解説はついていません。

    そのため、出題意図を汲み取り自分で問題を解ける能力や、辞書と文法書を用いて完全な解答を作れる能力を養っておくことが、過去問演習の前提になります。

    つまり、基礎学力を習得した後に過去問演習に入るのが無難です。他の科目と同じです。

    おわりに

    いかがでしたか。

    大学受験でフランス語を使うというマイナーな選択が、どんな理由で決断されたのか、どのように勉強・受験対策をしたのか、お伝えできていたら嬉しいです。

    最後に少しフランス語の豆知識を。

    日本語で人を応援するときには頑張れと言いますが、フランス語ではBon courage! と言います。良い勇気を持ってくださいね、という意味合いです。

    敢えてマイナーな選択肢を選ぶ方へ、Bon courage!