カテゴリー: 東大新入生へのアドバイス

  • 【東京大学】5分でわかる!「進振り」のイロハ【進学選択】

    【東京大学】5分でわかる!「進振り」のイロハ【進学選択】

    はじめに

    みなさんは、「進振り」という言葉を聞いたことはありますか?

    東大生に「東大の魅力は何だと思いますか?」と聞いてみると、「進振り!」と答える人がたくさんいます。
    一方で「東大で大変だったことはですか?」と聞いてみると、これまた「進振り……」と答える人が多いです。

    魅力である一方で、大変な試練でもある進学選択。
    正反対な評価を受けているこの制度の実態は、なかなか分かりにくいのではないでしょうか。

    そこで、この記事では東大の「進振り」、つまり進学選択制度について、分かりやすく解説していきます!

    そもそも進学選択って何?

    進学選択とは、2年生の春学期(4~7月期間)終了時に、学生本人の希望とその時点までの成績によって後期課程でどの学部・学科に所属するかを決める手続きのことです。

    東大での生活は、1~2年の前期課程と3~4年の後期課程に分かれています。

    前期課程では、文理や科類の違いこそあるものの、全員が教養学部という1つの学部に所属します。ここでは、特定の専門分野にとらわれることなく、さまざまな学問の基礎を学びます。

    進学選択を経た3年生以降の後期課程では、学部・学科に所属して、より専門的な内容を学習・探究していきます。

    進学選択を利用してできること

    では、進学選択によって学部を選択する例を見てみましょう。

    ここでは、法学部について考えたいと思います。

    2022年度の例では、法学部の定員は420人ですが、そのうち357人が文科一類から、6人が理科全類(理科一類〜理科三類)から、55人が全科類(文科一類〜理科三類)からの進学者でなければならないという規定があります。

    法学部定員420人
    文科一類理科全類全科類
    357人6人55人
    学内向け冊子「進学選択の手引き」より

    法学部といえば、いかにも文系というイメージですが、進学選択制度を使えば、理系からも進学することができるのです。

    大学入学前の知識で進路を決めるのは、とても難しいことです。東大以外の大学には、高校生のときに興味がはっきりしないまま理系を選択し、大学入学後に法学に興味を持ったものの手遅れだったという経験をした人もいるのではないでしょうか。

    理系として大学に進学した後に法学部に行きたいと思った場合、進学選択を利用すれば、法学を学びたいという自分の意思を実現することができます。

    しかし、大変な面もあります。

    数字を見ればわかるように、理系から法学部に進学するには、狭き門を通り抜けなければなりません。その学問を学びたいと強く思ったならば、それ相応の努力が求められます。

    自分が何を学びたいのか、高校時代からしっかり向き合った上で進路を選ぶことが大切です。

    科類がどれくらい進学選択に影響する?

    多くの大学では、どの学部・学科を志望するか、出願時に決めなければなりません。

    しかし、東大の場合、教養学部のうちの6つの科類(文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類)のいずれかに出願し、1、2年次は全員がそこに所属します。

    科類こそ違うものの、2年生までは全員同じ学部に所属しているということです。

    入学時点では、後期課程のいずれの学部・学科に進むかは、推薦入試合格者や外国人留学生などを除き、決まっていません。

    では、科類によって何が違うのでしょうか。

    下図の色分けのように、文系では、文科一類の人は法学部、文科二類の人は経済学部、文科三類の人は文学部や教育学部に進学しやすくなっています。

    一方、理系では、理科一類の人は工学部や理学部、理科二類の人は農学部や薬学部、理科三類の人は医学部医学科への進学に有利です。

    そのため、東大を受ける受験生は、自分の関心分野や、2年後に進学したい学部・学科に進学しやすい科類に出願する場合が多いです。

    行きたい学部・学科が入学次から変わることもあるので、進学選択を機に自分の進路を見つめ直し、学部・学科の選択を行うことになります。

    進学選択制度の仕組み
    進学選択制度の仕組みを図で表したもの

    ※この図では進学選択までの期間が1年半となっていますが、進学先が決定するタイミングが2年の夏(入学後1年半)、正式に学部に所属するのは3年からになります。

    進学選択のメリット・デメリット

    冒頭でも述べたように、進学選択制度は、東大の大きな特徴だと言えます。

    では、そのメリット・デメリットはどのようなものでしょうか。

    メリットとしては、大学で自分が本当に学びたいことを考えてから進路を決定できることが挙げられます。

    東大には、前期課程の1年半の間、文理の垣根を超えた授業を受けたり、優秀な友人や先輩、教授に相談したりしつつ自分の進路を考える「時間的猶予」があります。
    これは、将来やりたいことが決まっていない人にとってはもちろん、決まっている人にとっても、自分の進路を見つめ直すことができるという面で大きなメリットではないでしょうか。

    一見良いところづくしに見える進学選択ですが、デメリットもあります。

    一つは、人気の学部・学科に行くには良い成績をとる必要があることです。
    先述の通り、進学選択は2年生の春学期までの成績をもとに行われるので、成績が悪いと希望の学科に進めない可能性もあります。

    また、教養学部で1年半学べる分、後期課程で専門分野を学ぶ時間が短くなってしまうこともデメリットかもしれません。

    しかし、これらのデメリットはメリットとして捉えることもできます。

    たとえば、人気の学部学科は非常に好成績を修めないと進学できないので、「自分は本当にその学部・学科に行きたいのか」と問い直す良いきっかけを与えてくれます。
    その中で、自分の進路と向き合う機会を得ることができます。

    また、自分の興味関心と合致した学部・学科は他にないのか、と探す中で、当初は全く想像もしていなかった学部学科にめぐり会うこともしばしばあります。

    以上のようなメリット・デメリットをよく理解した上で、進学選択制度を有効利用することが大切です。

    おわりに

    この記事では、進学選択制度とは大学入学後に学部を選べる制度であると説明してきました。

    また、進学選択制度を使えば、自分の興味をじっくりと見定めた上で進路選択ができる一方、高校時代から進路にしっかり向き合う必要もあるということをお伝えしました。

    東大を受験してみたいけれど仕組みがよく分からなかった人も、東大受験にあまり興味がなかった人も、この記事をきっかけに、この制度を選択肢の一つとして考えていただければ嬉しいです。

    進学選択制度についてより詳しく知りたい人は、ぜひ自分でも調べてみてください!

    また、FairWindのホームページでも学部紹介の記事を出しているので、進路選択の参考にしてくださいね!

  • 東大駒場キャンパス紹介〜駒場あるある〜

    東大駒場キャンパス紹介〜駒場あるある〜

    はじめに

    東大キャンパス紹介。今回は駒場キャンパスです。東大生なら誰もが共感するであろう4つの駒場あるあると共に紹介していきたいと思います。


    まずは基礎知識

    東大では、最初から専攻の学部に配属されることはありません。

    東大に入ると、まず教養学部(前期課程)の所属となり、2年生まで文理問わず様々な勉強をします。その教養学部があるのが駒場キャンパスです。

    つまり、東大生のキャンパスライフはこの駒場キャンパスから始まるというわけです。

    ちなみに、多くの人が「東大」と聞いて思い浮かべるであろう名所「赤門」は駒場キャンパスではなく本郷キャンパスにあります。

    本郷キャンパスに通学するのは、前期課程を修了した3年生以上の学生です。
    本郷キャンパスについては、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。


    1. 急行が通過する

    駒場キャンパスには正門のすぐ目の前に最寄駅があります。その名も「京王井の頭線駒場東大前駅」。いかにも「東大の前」にありそうな駅名ですよね(笑)

    電車通学をする学生のほとんどがこの駅を利用していますが、少し残念な点が一つ。急行が止まってくれないのです

    京王井の頭線には各駅停車と急行の2種類が走っています。しかし、駒場東大前駅には各駅停車しか止まりません。そのため、駒場キャンパスに行くときは各駅停車が来るのを待たなければならないのです。間違えて急行に乗ってしまうと、無情にも駒場東大前駅が過ぎ去っていくので注意が必要です。

    電車を間違えて授業に遅れたという話も聞きます。急行が止まらない悲しみは大学側にもよく知られているようで、受験案内の駒場キャンパスへのアクセスを記載した部分にも「急行は止まらないので各駅停車に乗ってください」と注意書きがあったほどです。

    駒場キャンパスは文系の受験で使われるので、文系で東大受験を考えている人は特に覚えておくといいと思います。また、実は同じ路線にある明大前駅(明治大学和泉キャンパスの最寄駅)には急行が止まります。同じ「大学の最寄駅」なのに……。

    現実的な話をすると、明大前駅は駒場東大前駅とは違い2路線に使われている主要駅なので急行が止まるのは当然なんですけどね。それでも「せめてよく使う朝夕の時間は急行が止まってくれたら」と思っている東大生も少なくないのではないでしょうか。京王関係者の方がもしこれを見ていたら検討していただきたい!(笑)


    2. とにかく混んでいる

    とにかく駒場は混んでいます。

    例えば駅。前述の駒場東大前駅は駒場キャンパス唯一の最寄駅なので、多くの学生にとってその日最初の授業となる2限前の時間帯(10:10~10:25)は、ひどい混み様です。駅の改札前で基本的に詰まります。混雑が嫌な人は少し早めに行くように工夫するといいでしょう。

    僕も2限スタートの日はピークを避けて少し早めの10:00くらいに着くようにしていました。これだけで随分混雑が緩和されます。

    また、混雑といえば話題にせずにいられないのが食堂購買です。どちらもピークは昼休みです。昼食を求める学生で溢れます。昼食を購買で買う場合はあらかじめ買っておくなどの工夫ができますが、食堂については昼休み前後の授業が空いていない限りピークを避けることができません。

    昼休みの混雑がひどく席がないときは、トレーにのせた食事を食堂の外に持っていって食べるという光景を目にすることもあります。1学年約3000人であることを考えるとキャンパスが混雑するのは仕方がないですが、もう少し緩和したらなと思います。

    大学らしいといえば大学らしいので、この混雑を駒場の名物として楽しんでみても良いかもしれませんが……(笑)


    3. 建物の配置が謎すぎる

    駒場キャンパスでは、一部の建物を除き1号館、2号館、3号館と建物に番号がついています。ですがこれら建物の配置が謎すぎるのです。

    東大のHPにキャンパスマップがあるので、こちらを一緒に見てもらうといいかもしれません。

    では、謎ポイントとともに1号館から順番にご紹介していきます。まず1号館。これは非常にわかりやすく、正門入ってすぐにあります。まさに1号館にふさわしいと言えるでしょう。

    続いて2号館。カウントを始めたばかりですが、すでにここで謎ポイント出現です。2号館、隅に追いやられる。普通に授業を受けていても2号館がどこにあるのかわからないくらいには存在感を消されています。1号館が正面ポジションだったのに2号館が不遇すぎます。

    しかし2号館で悲しんでいる場合ではありません。3号館はもっと辺境で、キャンパス北の運動場の横です。2号館同様なかなかかわいそう。悲しみの連鎖は止まりません。4号館と6号館に至ってはそもそも存在しません。

    3、5、7号館がなんとなく並んで配置されていますが、間の4と6は綺麗に飛ばされています。つける番号は素数でないといけないのでしょうか……。

    そして続く8~18についても配置の仕方に謎は残りますが、それ以上に問題なのは18の後に続く数字。18より大きな数字をつけられているのはなんと101号館。いきなり3桁に跳ね上がり、色々理由を考えて理解しようとしていた僕ももう追いつかなくなりました。詳しい方教えてください……。

    もし駒場キャンパスに来た暁にはぜひ一度地図を見て謎の配置に突っ込んだり、謎の解明に挑んだりしてみてください。


    4. 学祭は銀杏の香りとともに

    東大といえばキャンパス内にイチョウがたくさん植えられていることで有名です。どれくらい植えられているかというと、大学のシンボルマークになるくらいにはたくさん植えられています。(マークについては東大のHPに詳しい記述があったのでそちらをご覧ください。)

    そもそもなぜキャンパスにこれほどのイチョウがあるのかについてはまた別の機会に譲るとして、駒場キャンパスもその例外ではなく大きな通りにイチョウが立ち並んでいます。そんなイチョウは秋には色づいてとても美しいのですが、実がついて落ちる頃になるとその実・銀杏が独特のにおいをキャンパス内に漂わせるようになります。そして駒場の秋といえば駒場祭!毎年11月に駒場キャンパスで行われる東大の学祭です。(5月に本郷キャンパスで行われるのが五月祭です。)学生によって模擬店の出店やパフォーマンスが行われ、毎年多くの人が訪れます。

    以上の2点からわかること、それは駒場祭中キャンパス内は銀杏の独特の香りで充満するということです。少しくらい銀杏の香りがする学祭でないと東大感がないと言われればそのような気もしますが、せっかく来た人の駒場祭の思い出が銀杏の香りで塗り固められてしまうような気もするので日程ずらしてもいいんじゃない?とも少し思ったりします。あ、そもそも銀杏減らしてもいいんですよ。くさいから。


    最後に

    今回は、あるあるとともに、駒場キャンパスを紹介してみました。駒場キャンパスの雰囲気が少しでも伝わったら嬉しいです。

    なんだかあまり良くないポイントばかり書いてしまった気がしますが、綺麗な図書館や居心地の良い学生会館、季節ごとに様々な表情を見せてくれる自然の豊かさなど、いいところもたくさんあります。

    合格したら、ぜひ自分の目で確かめてみてください。

  • 【東大生活】進学選択に向けて先輩からのアドバイス編

    【東大生活】進学選択に向けて先輩からのアドバイス編

    こんにちは! FairWindです。

    さてさて、東大新入生の皆さんはそろそろ授業も始まってきたのではないでしょうか。新型コロナウイルスの流行もあり、進学選択に対する不安がより高まっているのではないかと思います。

    ※進学選択というのは、「前期教養課程の成績に応じて自分の希望する学部・学科に進学する」という東大のシステムのことです。このため、人気のある学部・学科を志望する東大生は前期教養課程でかなり高い成績を取ることが要求されることもあります。

    そこで、FairWindは先輩東大生約30人に「進学選択を振り返って、1Sセメスターで頑張っておいた方が良いと思うことは何か?」というアンケートを取りました!進学選択に成功した先輩、失敗した先輩など、様々な先輩の意見を集めてあります。

    まずはそんなアドバイスを読んで、これからの東大生活を一緒に考えていきましょう!


    やっぱり第二外国語が重要

    アンケートに最も多く寄せられた回答は、「とにかく第二外国語を頑張る」でした!(特に文科)

    必修科目の1つ、第二外国語。皆さんは何語を選択しましたか?(筆者はフランス語選択でした)

    何語を選択していても、 文理共通で「第二外国語一列」「第二外国語二列」(文系のみ「第二外国語初級(演習)」)が必修になっていますね。これらは進学選択で使われる基本平均点に参入される科目のうち、文系なら10単位、理系なら6単位が必ず含まれ、大きな比重を締めます。

    また、「第二外国語一列」と「第二外国語初級」は通年で開講される講義なので、1Sセメスターでつまずいてしまうと、1Aセメスターの成績も引きずられてしまう可能性が高いです。

    と、ネガティブな面ばかり取り上げてきましたが、これらは逆に考えると進学選択を有利に運ぶこともできます。具体的には、

    • (例えば)フランス語という1教科を学ぶだけで10単位(6単位)分の勉強になりコスパが良い
    • フランス語が得意なら、それだけで10単位(6単位)分の好成績を取ることができる

    ということです。みなさん何かしらの動機があって学ぼうと志望した言語だと思うので、ぜひ頑張ってくださいね!

    第二外国語についてはこちらもチェック!


    追い出し不可の「必修科目」

    第二外国語に次いで多かった回答が「必修科目をがんばっておく」ということでした。

    文理共通で、第二外国語のほか身体運動科学実習(通称:スポ身)や情報、英語一列・二列などが該当します。また、理系はこれに加えて数理科学などの必修が加わります。

    まず、追い出しとは何か説明しましょう。

    進学選択における「追い出し」とは?

    進学選択においてほとんどの学部で用いられるのが基本平均点です。これは平たく言えば「必修科目と、選択科目の中で成績が良かったものの平均点」です。だから、選択科目で失敗しても後で別の科目でよりよい成績を取って塗り替える(=追い出しする)ことができるのです。

    しかし、必修科目は一度単位を取ってしまうと再履修ができないことから、必修科目の追い出しをすることができません。

    なので、必修科目は1Sのうちにがんばって高成績を取っておく必要があるのです。


    進学選択に向けて、学問への興味を広げよう!

    最後に、「学問への興味を広げること」という声も多く上がりました。

    そもそも東大入学時に自分が進学したい学科が決まっている人は多くはありません。また、進学したい学科が決まっていても、実際に進学したのは入学当初は思ってもいなかったところだった、という東大生も少なくありません。

    また、前期教養課程の存在は「教養教育(リベラル・アーツ教育)を学部教育の基礎として重視」しているという東大からのメッセージでもあります。
    ※教養学部の紹介は
    こちらから。

    ちなみに私は、文科二類で入学したのですが、文学部・工学部の授業を受けたり、理転することも本気で考えていた時期がありました。まずは、「自分は文系/理系/〇〇学部志望だから」と決めつけないでシラバスを眺めて見るのはいかがでしょう?
    ※2020年度のシラバスは
    こちらから。


    実際の先輩の声

    アンケートに回答を寄せていただいた東大の先輩方からのメッセージをいくつか掲載します!

    「無理し過ぎないこと」理科一類→工学部精密工学科3年

    1Sは特に慣れないことばかりで大変だと思うので、授業を取りすぎないと良いかと思います。
    今年は特に総合科目の情報が入ってきにくい状況ですので、理系の子はいっそ必修のみの履修にしてしまってもいいかと思います。

    総合科目を取るとするならば、ある程度興味のあるものを取ると良いかと思います。せっかく大学に入ったのに得点が期待できるかどうか、単位が取れるかどうかというような基準で取るのはもったいないような気がします。文理関わらず広く履修が可能な前期教養を楽しんでもらえたらいいかなと思います。
    (後期になっても他の学部の授業を履修することはできますが、学部によってはその選択肢が限られてしまう場合があります。うちの学科は基本的に工学部以外の単位は申請して認められないと卒業単位認定してもらえません。)

    進学選択でいい点が取りたい人については、必修を頑張っておけばいいと思います。総合は後からなんとでもなるので、頑張って必修をいい点取りましょう。

    「早めの決断を」理科二類→教育学部基礎教育学コース3年

    決められるのであれば1S中に進学先を決めることをオススメします。進学選択は1年半の点数ゲームなので、本気を出すタイミングが遅ければ遅いほど挽回が難しいです。
    もしサークル等に入るのであれば、先輩に学部学科の雰囲気を聞き、進学先をどうするか考えておきましょう。「進学先よく分からないから、とりあえず高い点数とる!」というモチベの持ち方は大学生(特に東大生は周りの人達が優秀なこともあり)にはとても難しいです……。

    「進路は2Sで考える」理科二類→医学部医学科3年

    入学時点で希望の学部学科が既に確定している人は少ないはずなので、1年生のうちにそこそこ良い成績をとってから2Sでゆっくり進学先を検討することをお勧めします。1人暮らしは生活がだらけてしまいがちですので、とにかく平日は学校に行って授業を受ける習慣をつけることが当たり前でありかつとても重要です。 必修科目で低い成績ばかり取ってしまうと挽回が難しくなるので、理系なら特に第二外国語と数学を頑張っておくといいです。

    「自分のキャパシティを広げる」文科三類→教育学部3年

    大学1年生の春学期は、とにかく色々なことに挑戦してみて欲しいです。学問はもちろん、課外活動や学友との交流など、東京大学は様々な可能性に開かれた大学です。その中で多少無茶だと思っても挑戦し続けることで、自分自身のキャパシティ(できることの多さや広さ)が広がると思います。
    自分の可能性を制限することなく、どんどん自分に負荷をかけてみて下さい。

    余談になりますが、東京大学に入学することをゴールにしてきた学生の中には、「スチューデントアパシー」という症状にみまわれる人もいるそうです。何に対してもやる気を感じることができず、無気力になってしまうそう。様々なことに挑戦して日々ワクワクすることで、そのような無気力になるリスクを少しでも低くすることもできるのではないかなと個人的には思っています。


    終わりに

    いかがでしたか?参考になる視点も多くあったのではないかと思います。

    しかし、どれもあくまで「先輩の声」でしかないことにも注意しなければなりません。本記事の中でも矛盾する記述があるかもしれませんが、それはあくまで色々な先輩の「経験」を紹介してきたに過ぎないからです。

    受験勉強がそうであったように、東大生活や進学選択にも「王道」は存在しません。本記事を参考にしつつ、サークルやバイトなどの課外活動や自分のキャパシティと相談して、自分だけの東大生活をデザインしていってください!

  • 【東大生活】サークル選びのイロハ

    【東大生活】サークル選びのイロハ

    大学生活といえば、勉強はもちろんのこと、遊び!バイト!そしてサークル!

    でも、サークルってどうやって決めたらいいの?と悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 新型コロナウイルスの流行もあり、直接先輩に話を聞いたり、新歓活動に参加したりする機会もなくなり困ってしまいますね……。

    今回は、そんなみなさんのために!サークルを探すところから入るところまで、私の体験も踏まえながらご紹介します!

    ※この記事では、部活動・サークル・非営利団体などの課外活動団体をすべてまとめて「サークル」と呼ぶことにします。


    1. サークルの情報を集めよう

    「テント列中止…サークルオリエンテーションも中止…各サークルの新歓活動も中止……。
    入るよりも何よりも、そもそもどうやってサークル探したらいいの…?」

    そんな新入生のみなさんに、まずは、東京大学にあるほぼすべてのサークルを知ることができる媒体をご紹介します!


    槌音

    東京大学教養学部オリエンテーション委員会が発行している刊行物です。諸手続きの際に新入生全員がもらうことができます。

    オリエンテーション委員会に届け出されたサークルの活動内容などが紹介されています。

    オリエンテーション委員会Webサイト

    オリエンテーション委員会Webサイトはこちらから。

    槌音と同じく東京大学教養学部オリエンテーション委員会が運営しているWebサイトです。
    基本的な内容は槌音と同様ですが、ジャンルや関連ワードなどから、自分の興味・条件にあう部活・サークルを検索することも可能です。

    届出学生団体一覧(東大公式HP)

    届出学生団体一覧はこちらから。

    東京大学の「課外活動団体に関する規定」に基づいて設立された団体のうち、同規定に基づいて大学へ届けられた団体は「届出学生団体」と呼ばれます。具体的には東大の学生を中心に構成され、課外の文化、芸術、体育等に関する活動を行う団体で、大学教職員を顧問として置いています。

    ご紹介したページでは、届出学生団体が網羅されており、それぞれの団体のHPなどの情報も掲載されています。
    ちなみに、FariWindも「届出学生団体」として登録されています!

    運動部紹介(東京大学運動会HP)

    運動部紹介はこちらから。

    (一財)東京大学運動会に加入している団体を「運動会運動部」と呼びます。関東学生連盟や東日本学生連盟といった各競技連盟の主催する公式戦や、旧帝大の交流戦である「七大戦・七帝戦」には、運動会運動部が大学の代表として出場します。

    以上の冊子やサイトはすべての新入生のみなさんがアクセスできるものとなっています!
    ぜひ、いろいろなサークルに目を通してみてください!


    2. 自分にあうサークルを見つけよう

    「さて、東大にどんなサークルがあるのはわかったけど、じゃあどれに入ろう?」

    というわけで、次は、入るサークルを決める時のチェックポイントを、私の体験をもとにお伝えします!

    結論からお伝えすると、チェックすべきは以下のポイント!

    1. 活動内容
    2. 活動時間、場所、頻度
    3. 活動費用
    4. メンバー構成、雰囲気

    私は東大に入学したのち、運動会軟式庭球部とFairWindという2つの団体に加入しました。FairWindは高校の時にその存在を知り、もともと入ろうと決めていましたので、今回は私が運動会軟式庭球部を選ぶに至った過程に沿っておはなしします。

    それでは、具体的にみていきましょう!


    ① 活動内容

    まずは、当たり前ながら自分がなにをしたいかですよね。
    スポーツ?合唱?クイズ?ボランティア?

    東大には数百といったサークルがあり、やりたいと思うことがあればどんなにマニアックなことでもそれに関するサークルが見つかるはず!
    まずは自分のやりたいことをもとにいくつかのサークルに絞り込んでみましょう。

    私はというと、中学~高校でソフトテニスをしており、大学に入ってからまたソフトテニスをやりたい!ということで、ソフトテニスができるサークルを槌音などからさがしました。

    大学内でソフトテニスができる団体は、「運動会軟式庭球部」と「スポーツ愛好会軟式テニスパート NANNAN」の2つでした。また、運動会硬式庭球部やその他の硬式テニスのサークルも選択肢に入れてみることにしました!


    ② 活動時間、場所、頻度

    次に確認すべきは、実際に自分が活動に参加できるか、自分に合った活動のかたちか、ということかと思います。

    「何曜日?週に何回?」「朝?夕方?夜?」「参加は毎回?好きな時だけ?」「駒場?本郷?学外?オンライン?」
    これらのことを自分の生活などに照らし合わせながらチェックしていきましょう。

    例えば「火曜17時からの活動だけど、火曜5限は授業が・・・」とか「朝は起きるのがニガテ。」とか。頻度について「週3回活動してるらしいけど私は1回がいいな」とか。

    参加有無は自由!というサークルも少なくないので、自分の好みに合わせてチェックしてみるといいと思います!

    また、活動場所については、移動時間を考慮したり、学外施設を利用する場合には費用がかかったりということもあると思うので要チェック!

    ちなみに、私は加入を決めていたFairWindの活動日が金曜夜だったので、それ以外の時間に活動できることを条件にしました。

    また、勉強も頑張りたかったので週3回以下を目安に決めました。


    ③ 活動費用

    忘れちゃいけないのが、金銭面。大学生活は思いのほか、お金がかかります。
    入会費や年会費。道具の購入などの初期費用や維持費用。合宿や遠征は?
    また、②に述べたような施設利用費は年会費などとは別でかかるよってことも少なくありません。

    年間でどれくらいお金がかかるのか、自分が活動を継続できそうか、要チェックです。入会費や年会費などについては、オリエンテーション委員会Webサイトで確認できるほか、興味のある団体のTwitterやLINE@などで確認・問い合わせすることもできるかもしれませんね。


    ④ メンバー構成、雰囲気

    これまでお話してきたのは、自分が実際にやりたい活動を実施できるか、という形式的な側面でしたが、忘れてはいけないのが、居心地よく活動できるかという雰囲気面です。

    東大生のみで構成されるのか、他大生を含むインカレサークルなのか。男女比は?
    活動の様子は真面目でしっかり?和気あいあいと?ゆったりマイペース?

    これらの側面は先に述べた頻度などの面にも関わってくるかもしれませんね。

    私は、「テニスをするなら成長できるように真剣にがっつり取り組みたい」という思いがあったので、自由参加のサークルではなく、基本的に練習は義務参加である運動会の部活動にすることにしました。

    軟式か硬式かはとても迷いましたが、②、③の条件も踏まえて、駒場で週3回の活動で、少人数で活動日に融通がきくことや、実際に練習に参加してみて感じたことから軟式庭球部を選択しました!


    3. おわりに

    さて、ここまでサークルを選ぶときに参考にしてほしいことを書いてきましたが、とにかく大事なのは、いくつかの情報源から照らし合わせてみることだと思います!
    お伝えしたチェックポイントの多くは、「1.サークルの情報を集めよう」で紹介した冊子やWebサイトを閲覧すれば知ることができます。

    しかし、もっと具体的な情報にアクセスすると見えていなかった部分が見えてくるかもしれません。各団体のHPやTwitterをみたり、LINEやメールで直接連絡を取ってみたり、ときには周囲の評判も確認してみたりすることをおすすめします。

    新型コロナウイルス感染症の拡大により、オフライン新歓活動への参加も難しいかもしれませんが、オンラインでの新歓があれば参加してみたり、状況が好転したら、実際の活動に足を運んでみたりできるといいですね。
    オンラインの新歓情報は、オリエンテーション委員会のこちらのページにまとまっているので参考にしてみてくださいね。
    特に雰囲気などは実際に触れてみないと分かりにくいものかもしれません。

    十分な情報量を持って、みなさんが満足のいくサークル選びをできるよう願っています!

  • 東大新入生の疑問に答えます【QA履修編】

    東大新入生の疑問に答えます【QA履修編】

    はじめに

    こんにちは、FairWindです。
    新型コロナウイルスの影響で、新入生同士や先輩との交流が減り、特に地方や非進学校出身の新入生は心細い思いをしていることかと思います。
    そこで、FairWindは新入生から疑問を募集し、当ページでその疑問にお答えしていきます!
    ※回答は出来るだけ客観的な情報をもとに作成しておりますが、FairWindメンバーの主観が入っている部分もございます。この記事によって生じたいかなる不利益に関しても弊団体は一切の責任を負い兼ねます。


    疑問①履修を決めるには

    疑問「履修する科目はどのように決めれば良いのでしょうか?

    回答)
    履修する科目を決定する基準は大きく4つあります。
    1つ目は
    自分自身の興味に則り、履修科目を選ぶことです。なんだかんだ、シラバスを読んで興味のあるものを履修するのが一番良いでしょう。

    2つ目は時間割を考えることです。例えば1日に5コマ詰めると体力が持たなかったり、1限の授業を入れすぎたりすると起きるのがしんどかったりします。サークルによっては1限や5限の時間に活動がある場合もあるので、他のやりたいこととのバランスを考えることも大事かもしれません。

    3つ目は成績の評価方法を確認することです。例えばテストで評価される科目ばかり取ってしまうと、1つ1つのテスト勉強にかけられる時間が減ってしまいます。私の場合は、それを避けるためにある程度はレポートで評価される科目も取るようにしています。

    4つ目は進学選択に必要な科目を履修することです。各科類ごとに進学選択に必要な用件や前期過程の終了のために必要な用件が定められているので、 将来の履修も考えバランスよく総合科目の系列を選ぶ必要があります。 特に文科類から理系の学部に行きたい人などは要求科目という履修必須の科目があることが多いので、確認をして履修しましょう。 また、要望科目という履修必須ではないものの、進学後に必要となる前提知識を学べる科目として設定されている科目がある場合もあります。興味のある分野が決まっている場合は、それも確認すると良いでしょう。

    基本的には自分の興味によって授業をピックアップしつつ、2~4の基準で選別をしていくと良いと思います。

    PS. 1Sは必修が多い傾向にある(特に理系)ので、無理して総合科目を多くとる必要はないと思います。なぜなら、必修の授業は一度単位を取ると点数が塗り替えられませんが、 一方で総合科目に関しては高得点の科目を採用するという制度があるので(詳しくは履修の手引きを確認)点数の塗り替えが可能です。 つまり、点数の塗り替えが基本的にできない必修の学習が十分にできる余裕を持った時間割にすると良いということです。


    疑問②総合科目について(理系)

    疑問「理1です。総合科目のE,F系列で今後のこと考えて取っといたほうがいい授業とかありますか。

    回答)
    特段これを取るべき!という授業はないと考えています。
    一つ考える基準としては、進学選択で自分の行きたい学部・学科の
    要望科目を確認するのが良いと思います。 要望科目は要求科目とは異なり、進学において必ず履修しなければならない科目ではないですが、進学後に必要となる前提知識を学べる科目として設定されているものです。
    もし、自分の興味がある程度決まっているのならば、そのようなものを参考にするのは手だと思います。

    加えて、いわゆる準必修と呼ばれるクラス指定をされている総合科目があります。これらは必ず取る必要がある授業ではありませんが、履修者が多いのでこのように呼ばれています。1Sでは「基礎統計」や「基礎化学」がこれに当たると思うのですが、もしその科目を履修したいと考えているならば、同じクラスの人の多くが履修するタイミングで履修をするのが良いと思います。

    (編者注:理系の「準必修」は必ずしも履修する必要はないので、やはり疑問①にあるように興味などに則って履修を決定するのが良いだろう。)


    疑問③連続したコマの履修について

    疑問「連続して2コマ受けるのは避けるべきですか

    回答)
    こればかりは人によると思いますが、まず全く2コマ連続で授業がない時間割を組むことは不可能だと思います。

    その上で、朝に学校に来るタイプの人や、午後バイトをしたい人は午前中に授業を連続で取ったりしますし、朝起きるのが苦手なタイプの人は午後に授業を固めたりするなど様々です。


    疑問④必修科目の見つけ方

    疑問「そもそもどうやって自分が受けなければいけない講義を見つけ、選ぶのか。履修登録前の期間の授業の情報を得るにはどうしたらよいのか。

    回答)
    まず必修の授業を確認する必要があります。必修の授業は
    時間割表のP19からの「科類別時間割表」で、自分の科類・クラスのものを見つければ分かります。
    そして、科目名と時限がわかったらシラバス内で検索を行えば、教員名や評価方法、授業の概要などさらに詳細な情報がわかります。PDF版シラバスは
    こちらのページから閲覧が可能です。

    より詳細な情報(例えば、教科書の有無や授業のスケジュールなど)を得たい場合、「時間割表」5ページに記載のある項目指定検索をUTASで行えば、自分の調べたい授業名を入れると確認することができます。
    (同じ名前で開講されている授業が複数ある場合は、担当教員の名前が自分の調べたい授業と一致しているかを確認してください。)

    (※リンク先の時間割表・シラバス掲載ページは2020年度Sセメスターのもの)


    疑問⑤総合科目L系列について(文系)

    疑問「文科三類です。一般的に、L系総合科目の、残り2単位はどのように取ることが多いですか?

    回答)
    前提として文科生は、前期教養課程を修了するためにL系総合科目を
    9単位履修する必要があります。この中には英語中級(上級)や第二外国語の演習などが含まれ、必修科目を履修しているだけで7単位は確保することができます。よって、残り2単位分のL系総合科目を自分で選択し履修する必要があるのです。

    その上で、L系総合科目を確保するための選択肢は3つあり、以下の通りです。
    (これらも先述したシラバスから探すことが可能です。)

    • 英語の発展科目
    • 初習外国語(第二外国語)の発展科目
    • 第三外国語

    これはあくまで周囲の友人を見ての筆者の主観ですが、第二外国語の発展科目を履修する人と、第三外国語を履修する人が多いように感じます。

    初習外国語を1Sセメスターで学んでみて、もっとその言語を活用できるようになりたい!と思ったら、「◯◯語初/中/上級(△△)」(フランス語初級作文、ドイツ語中級会話、中国語上級読解など)という科目を取ってみると良いと思います。1Aセメスターが終了する頃には初習外国語をある程度使えるようになって、その国に旅行に行く人もちらほらいますよ。

    一方で、他の言語も学んでみたい!と思うなら、新たに第三外国語を学んでみるのが良いと思います。「◯◯語初級(第三外国語)」という科目ですね。初習外国語がヨーロッパ系の言語であれば、他のヨーロッパ系の言語を取ってみると、動詞の活用や単語が似ていることが多く、繋がりが見えて面白いですよ。もちろんヘブライ語やモンゴル語など、他ではなかなか学ぶことのできない言語の講義もあるので、興味があれば履修してみてください。

    また、質問主さんは“残り”2単位、という書き方をしていますが、L系列は9単位を超えて取得することも可能です。進学選択で点数が必要なために、必要単位を超えて履修する人の中には、L系列で点数を稼ぐ人も一定数います。筆者はフランス語選択なのですが、1Aでフランス語中級(読解)、2Sでイタリア語初級(第三外国語)を履修しました。L系列は一般に、しっかり勉強すれば点数を取ることができると言われているので、そのような選択肢も考えてみるといいかもしれません。

    最後にちょっとしたアドバイスですが、1Sセメスターでは初習外国語の学習と他の基礎科目(いわゆる必修科目)で精一杯なことが多いので、L系列の残り2単位は1Aセメスター以降に取るのをオススメします。稀に1Sセメスターで第三外国語を履修する人もいますが、新しい言語を2つ同時に学ぶというのはかなり大変なことです。基礎科目の学習がおろそかにならないよう(基礎科目の点数次第では2Sセメスターや進学選択で苦しむことになります)、自分でもしっかり考えて履修を組んでくださいね。


    疑問⑥英語中級について

    疑問「英語中級の選び方が全くわかりません。 英語中級のおすすめ講師を教えてください。

    回答)
    英語中級に関しては別の記事で詳しく解説していますので、
    コチラをご覧ください。


    終わりに

    いかがでしたか?
    さらに疑問がある方は
    こちらから質問をお願いします。

    また、周りに困っている同級生がいたら当サイトをシェアしてあげてください!

  • 英語中級・上級について【東大前期教養学部】

    英語中級・上級について【東大前期教養学部】

    東大の履修登録は、基本的に4月下旬の履修登録期間内に行いますが、その期間外に特別に登録が必要な科目があります。
    その中でも
    「英語中級(上級)」は新東大生全員に関係があり、さらに始業前に登録を済ませなければならないので注意が必要です。以下にQ&A方式で東大の英語中級の抽選について説明します。


    Q.英語中級と英語上級の違いってなに?

    その名の通り授業のレベルが変わります。
    しかし、進級に必要な要件としては
    「英語中級・上級から3単位」となっているため、基本的には英語中級のみ履修すれば問題なく前期教養課程を修了することができます。

    英語上級を履修する人は、東大生の中でもかなり少数派で、帰国子女やTLP生でも上級をとっている人はそれほどいません。ですが、英語上級をとった筆者の友人によると、英会話の多い授業で楽しかったらしいので、レベルアップをはかりたい人はチャレンジしてみてもいいかもしれません。


    Q.ターム型とセメスター型って?

    セメスター期間中通して授業があり2単位分になるのものがセメスター型、セメスターの半分の1ターム分のみ授業があり1単位分になるものがターム型です。基本的にどちらかをSセメスター、もう一方をAセメスターで受けます。
    どちらで受けるかは、FLOWやALESS/ALESAとの兼ね合いによってクラスごとに決められています。履修の手引きの時間割のページ及びシラバスの該当ページを確認しましょう。


    Q.抽選科目ってなに?

    英語中級や初年次ゼミナールなどが抽選科目にあたります。これらの授業は同一曜限内(例えば月曜1限)に複数の先生による同じ名義の授業が開講されていますが、先生によって扱う内容が異なります。
    そこで、授業内容・曜限から履修したい授業を決め、希望を出したうえで抽選がおこなわれ、実際に受ける授業が決まる授業のことです。
    S2タームの授業もSセメスターの最初に抽選を行います。


    Q.どうやって抽選登録するの?

    期限内にUTASの抽選対象科目履修希望者登録の画面から抽選登録をするようにしましょう。
    通常の履修登録期間にはもう登録ができず、必要な単位が取得できなくなってしまうので必ず期間を確認し登録するようにしましょう。期間はかなり短いので注意してください。
    (2020年度は4/1(水)15:00-4/3(金)12:00)


    Q.指定クラス型と全クラス型って?

    英語中級には指定されたクラスのみが履修できる指定クラス型と全クラスに開かれている全クラス型のものがあります。
    多くの人は指定クラス型を履修します。どちらの場合でも抽選登録は必要です。指定クラス型のメリットとしては同クラと同じ授業が受けられることや他の必修の授業と絶対に被っていないことがあげられます。
    一方全クラス型のメリットは、単位や点数が取りやすい先生の授業や、興味がある分野に関する授業が受けられるといったことがあげられます。
    ちなみに指定クラス型でも文理問わず複数のクラスが1セットになっています。


    Q.授業受けてないのにどうやって希望を決めたらいいのかわからない……。

    不安ですよね……。
    しかし、登録せざるを負えません。基本的には
    シラバス(UTASなどから見ることができる)をみて授業の内容で興味のあるものを選びましょう。また、多くの人は逆評定(時代錯誤社が売っている、単位の取りやすさ等が教員別に載っているもの)も参考にしています。しかし、こればかり参考にしていると単位が取れやすいと噂の先生(特に大仏)に希望が集まり、抽選漏れをしてしまうケースもあるので注意が必要です。個人的には大鬼(単位を取りにくいらしい)を避けつつ、後は興味や自分の得意分野(読解、発音など)を踏まえて授業を選ぶと良いのではないかなと思います!


    Q.抽選結果はどこから見ることができるの?

    UTASの「履修登録」画面→抽選科目結果の画面で確認することができます。


    Q.登録期間を過ぎてしまった!

    あらあら!
    教務課HPに追加募集されている授業(抽選後も定員に達しておらず履修可能な枠があいている授業)が掲載されるので確認しましょう。そして、アドミニストレーション棟の教務課窓口にいき、相談しましょう。
    おそらく青い英語中級用の履修認定カードがもらえるので、それを直接先生に渡すと履修できるはずです(2020年度は電子版になりました)。ちなみに第5希望までしか登録できないので、希望したものから全て外れる全落ちはしばしば発生します。


    さらに詳しくは、以下のサイトやシラバス、履修の手引きなど一次情報を参照してください。
    また、
    FairWind公式ツイッターのDMでも質問を募集しています!

    教務課による英語中級・上級についてのお知らせ(2020年度Sセメスター)

    シラバス・時間割表(2020年度Sセメスター版)

    ※この記事によって生じたいかなる不利益に関しても弊団体は一切の責任を負い兼ねます。

  • 東大のサークルの話

    東大のサークルの話

    こんにちは!今回は東大のサークルについて紹介します。

    東大には、大小様々、約300個のサークルが存在します。
    普通の大学にあるようなサークルから、起業や国際交流に至るまで、本当に選択肢が多いです!

    たくさんある中からサークルを選べるのか不安な人も多いと思います。
    特に私のような、東大に入った先輩の少ない地方高校出身の人は、人脈が少ないので少し不利だったりもします。

    実際に後悔をする人も少なくないので、そうならないための私流のポイントをお伝えします!

    1. サークルオリエンテーション(サーオリ)は周りまくろう!

    東大に合格すると、入学手続きというのが大体3月末にあり、その最後にテント列というものがあります。
    そこでは押し売りのような感じで部活やサークルの勧誘を受けます。
    別サイトで調べればもっと詳細にわかりますが、行くか行かないかはあなた次第です(笑)

    私が言うのはそちらではなく、その2、3日後に開かれるイベントです。
    ここでは実際に所属している方と話し合い、様子を聞き、これからの新歓練習に向けてのLINE登録などを行います。
    人脈の少ない人はここが勝負!

    ここでコミュ障を発揮しても、相手はまだ赤の他人な訳で、一々覚えてなんかいません(笑)

    2. 新歓練習は参加しまくれ!

    サークルには体験会のようなものがあり、4月から始まり、長いものだと5月末くらいまで体験を受け付けています。
    合法的にタダでご飯が食べられたり、新しい友人が増えたりするので、参加しない手はないです!

    また、高校の部活と違い、『練習会来てたし入会だよね』みたいな流れもありません。
    練習に来てたら、『入るのかな?』
    練習に来なくなったら、『あ、そういや来なくなったなー』
    みたいな軽いノリな訳です。

    1つ入りたいの決まってるしいいや、みたいな感じで行かないと損しますよ〜

    3. はじめは複数のサークルに入っておこう!

    稀に、新歓期とそれ以降で雰囲気が変わったりする団体もあるので、やめる準備も結構大事なんです。

    さっきも言いましたが、行かなくなれば自然と消えれるので
    複数参加しておいて、あとから切って行くスタイルがオススメです!

    実例を1つ。
    著者は現在ラケットボールとこのFairWindの二つに所属していますが
    もともとはフットサルや合唱、オリエンテーリングなどなど多くの団体に顔を出していました。

    本格的に決めるのは忙しさや雰囲気を見てからで良いと思います。
    高校では部活をしていなかったこともあり、不安でいっぱいでしたが、とても充実した生活を送っています!
    本当に色々な団体があるので、大学から新しいことを始めるのもいいと思いますよ!

    注)ラケットボール:マイナースポーツの一種。楽しい。

  • 前期教養課程について

    前期教養課程について

    こんにちは!!このページでは「進学選択」(旧:進学振り分け)という制度と、履修登録の時に参考になる「逆評定」という冊子についてざっくり紹介します。

    1. 進学選択

    まず、進学選択について説明します。
    進学選択は大まかに説明すると二年生の夏までの成績を元に、自分の進みたい学科を選択するという制度です。
    これは東京大学に特有の制度で、大学に入って様々な分野の学問に触れてから自分の道を選ぶことができるというメリットがあります。文転・理転も可能なので、時々それを目当てに入学してくる学生もいるようです。

    では、より詳しくこの制度を見てみましょう。
    先に成績を元に選択をすると書きましたが、これが最も重要な点だと思います。
    基本的に学科ごとに公表されている要求科目の単位を取得していれば誰でもその学科を志望することができます。
    しかし、それぞれの学科で募集する人数が決まっており、志望した全員がその学科に進める訳ではありません。志望した学生の中から成績が良い順に学科に進むことになります。
    ただ、学科ごとに指定科類枠といって特定の科類の学生が進学しやすいようになっているので、あらかじめ志望する学科を決めている人は受験の時に指定科類枠のある科類を受けましょう。(例:文科一類は法学部に進みやすい)

    2. 逆評定

    「成績が悪くて自分の志望する学科に進学できなかったらいやだなぁ」と思う人は沢山いると思います(私も心配でした)。
    しかし、受験を乗り切ることができる人だったら、鬼のように難しい授業を受けない限り(もちろん多少の努力は必要ですが)成績が悪いということは無いでしょう。厳しい授業を避けたり、自分に合いそうな授業を見つけたりするために使うのが逆評定と呼ばれる冊子です。
    逆評定は以前にその授業を受けた人の感想や教授、試験の情報が面白おかしく書かれていて、それを元にある程度、授業の内容や様子を知ることができます。授業期間が始まる前の数週間、キャンパスで入手することができます。

    進学選択と逆評定について少しイメージが湧いたかと思います。
    大学生活に思いを馳せて受験を乗り切るモチベーションを上げてもらえたら幸いです。
    応援してます!!

    (文責:J.T)(記事執筆:2018年8月8日)