投稿者: FairWind

  • 【東大生が教える】英語リスニングの勉強法

    【東大生が教える】英語リスニングの勉強法

    はじめに

    大学入学共通テストや一部の大学の二次試験で出題される、英語のリスニング問題。皆さんの対策は万全でしょうか?基礎的な英語の知識をつけるのももちろん大切ですが、リスニングで高得点を取るには、ターゲットをリスニングに絞った学習を行う必要があります。そこで今回は、リスニングの学習をテーマに、筆者の私が意識していた4つのポイントを紹介します。

    1. 英語を聞く習慣をつけよう!

    まず、リスニング力をつける上で重要なのは、継続です。毎日継続的に英語を聞くことで、自然と耳が英語に慣れてきます。しかし、日常生活の中で英語の音声を耳にすることはほとんどありません。そこで、一日の中にリスニングのための時間を作ることをおすすめします。学校に行く前や夕食後など、時間を決めて意識的に英語を聞くようにすると、それが習慣となって、徐々に英語特有のリズムや発音に慣れることができます。この時、何を言っているか分からないような音声をただ聞き流していても、雑音を聞いているのと同じなので、あまり効果はありません。リスニング教材を利用したり、スクリプトのある海外のニュースを聞いたりして、頭を使って内容まで確認しながら学習しましょう。

    2. 教材を上手に使おう!

    リスニングの教材は、ただ問題を解くだけではなく、他にもいろいろな使い方があります。ここでは、教材を用いたリスニング学習の方法について紹介します。(この場合の「教材」は、リスニング用の問題集を想定しています。)まずは教材の指示に従って一度問題を解き、答え合わせをしましょう。問題の解説を一通り読んだら、音声を聞きながらスクリプトを目で追い、聞き取れていなかった単語やフレーズを確認します。その後、以下のような方法で復習してみましょう。

    精読

    スクリプトを丁寧に読んで、単語の意味や文構造などを確認するのが精読です。普段の長文読解と同じように取り組めばいいので、比較的とりかかりやすいと思います。精読をしてからもう一度音声を聞くと、「ここではこんな話をしていたんだ」ということを確認できて、さらに理解が深まります。

    オーバーラッピング

    スクリプトを見ながら、音声と同時に発音するのがオーバーラッピングです。英語のリズムや英語話者の話すスピードに慣れたい人は、まずこの方法から始めてみましょう。

    シャドーイング

    オーバーラッピングの応用版で、スクリプトを見ずに、音声を聞きながら少し遅れて発音するのがシャドーイングです。音声を自分の耳でしっかり聞き取らないといけないので、少し難しめです。オーバーラッピングがすらすらとできるようになったら挑戦してみましょう。

    ディクテーション

    こちらも少し難易度の高い復習方法ですが、音声を流し、聞こえてきた英語を書き取るのがディクテーションです。シャドーイングと同じく、音声を正しく聞き取る必要がありますし、紛らわしい単語やフレーズが出てきた時に、意味を理解していないと正確に書き取るのは難しいです。しかし、難しいからこそとても良い練習になるので、リスニング力に自信がついてきた人はぜひやってみてください。

    これらを全て行う必要はありませんが、自分のレベルに合わせて、少しでも日々のリスニング学習に取り入れてみてください。せっかく持っている教材なので、満足のいくまで使い込みましょう。また、使用する教材については、現在の自分のレベルに合ったものから始め、徐々にレベルを上げていきましょう。最終的には入試と同じ、もしくは少し高めのレベルのものを使うようにするのが理想的です。実際の入試より少し難しめの問題に取り組んでおくことで、入試が比較的簡単に感じられ、心に余裕が持てるからです。ただし、あくまでも入試を解けるようになることがいちばんの目標なので、無理はしないでください。「教材のレベルと言われてもよく分からない……。」という人は、学校や塾で使っているものを利用しましょう。もっとレベルを上げたいと思ったら、先生に相談して、今使っているものより高めのレベルの教材を紹介してもらうという方法もあります。自分の教材の選び方に自信がない時は、学校や塾に頼ってみてください。

    3. 当日の問題形式を知ろう!

    一口にリスニングといっても、問題の形式は様々です。問題数、選択肢の数、音声を聞ける回数、音声の長さ、スピードなどが試験によってバラバラなので、それに合わせた対策をする必要があります。そこで、実際の入試でどのような形式の問題が出るのか、過去問を分析して把握しておきましょう。そして、入試の形式に合った教材選びや練習方法を心がけることが大切です。共通テストに関しては、大学入試センターの受験案内や、試行調査の試験問題がインターネット上で公開されているので、そちらを参考にしてください。自力で情報を集めるのが難しい場合は、学校の先生に聞いてみるといいでしょう。また、センター試験の過去問を参考にするのも一つの手ではないでしょうか。

    4. 入試当日の環境を意識しよう!

    少し上級者向けの内容になりますが、余裕のある人は、入試当日の環境を意識しながらリスニング問題を解いてみましょう。共通テストでは、ICプレーヤーを使うため個人のイヤホンから音声が流れます。一方、二次試験では、複数の受験者がいる会場で、放送機器から流れる音声を聞き取るのが一般的です。したがって、共通テストと二次試験では音声の聞こえ方が異なることが予想されます。そこで、共通テスト対策としてイヤホンをつけて音声を聞いたり、二次試験対策として窓を開けて雑音のある状態で聞き取る練習をしたりするのが、当日の環境を意識した学習法といえます。入試当日に落ち着いて問題を解くために、これらをぜひ試してみてください。細かいことなので優先順位は低いですが、ここまで意識できていたらきっと自信にもつながるでしょう。

    おわりに

    いかがだったでしょうか?リスニングは、すぐに学習の成果が現れるものではなく、上達したという実感も沸きにくいかもしれません。しかし、毎日コツコツと取り組み続けることで、英語を聞き取る能力は上がっていくはずです。今回紹介したポイントをぜひ意識しつつ、成果が出ることを信じて、諦めずに学習を進めていってください。この記事が少しでも皆さんにとって参考になれば幸いです。

  • 【東大生が教える】地理の勉強法

    【東大生が教える】地理の勉強法

    はじめに

    受験科目としての地理に、皆さんはどのような印象を持っているでしょうか。

    つかみどころの無い用語が出てきたり、淡々と固有名詞を覚えていったり、「こんなの知らないよ!」と舌打ちしてしまうような資料が出題されたりして、ネガティブな印象を抱く人も少なくないかもしれません。

    しかし、受験地理は、少ない労力で大きな点数をもぎ取れる可能性を秘め、更に教養も深められるお得な教科であると僕は考えています。

    そこでこの記事では、そんな地理の魅力と、実際の勉強法を紹介していきます。

    地理の魅力

    まず、地理は覚えなければいけないことばがとても少ないです。恥ずかしい話ですが、僕は今でも都道府県の位置を全部覚えていません。自信を持って言えるのは半分くらい。受験生時代、名古屋県とか平気で言ってしまっていました。(それが常識的にどうなのか、ということはここでは置いておきます。)

    ところが、そんな僕でも地理でアドバンテージをとれていましたなぜでしょうか?

    それは、受験地理において必要なのは、たくさんことばや理論を知っていることではなく、「基本的な理解をもとに、その場で応用する」ことだからです。これは東大などの論述式試験に限った話ではなく、センター試験でも通用する話です。

    もちろん、もっと高度な知識(といっても教科書や資料集にあるものが大半である)を求められる問題もあります。しかし、地理は「その場で考えて、自分なりの解答をなんとかひねり出す」ことで点数に結びつく問題がとても多いです。逆に言えば、知識があるだけでは答えられない問題が出題されます。つまり、地理は暗記科目ではないのです。

    地理の勉強法

    0. 概観

    以下、受験地理の勉強法を紹介していきますが、地理で9割を超えるようないわゆる「高得点」を安定して取るのはまず困難です。どんなに得意な人でも知らない・わからない問題は発生してしまいます。目標とするところは「ちょっと得意」くらいにした方が無難でしょう。

    地理は、ある程度まではすぐに点を取れるようになりますが、その上を目指すことが非常に大変な教科です。センター試験・共通テストでいえば、6割くらいまでは基礎を学び問題に慣れれば到達します。個人差は大いにありますが、学校の授業+1日1時間勉強×3ヶ月くらいで取れるようになるでしょう。

    しかし、他教科との兼ね合いや志望校が要求する水準との関係もありますが、センター試験・共通テストの目標点は高くても85点くらいにして、高望みし過ぎない方がいいです。マニアックな問題まで取りこぼさないようにしてしまうと、ドツボに嵌りかねません。標準的・頻出の問題を拾いきれば大丈夫です。最小の努力で最大の結果を得ることを目指しましょう。(「自分は受験地理が得意だ!!」と思った人はさらに高みを目指してください!ただし、他の教科を疎かにしてはいけません。受験はあくまでも総合点勝負であることを忘れずに。)

    では、具体的に勉強法を紹介していきます。とはいえ細かい部分になると、結局は個人の弱点などに依るので、この記事では勉強する上での大きな柱を挙げます。

    1. 大→小の順で学ぶ

    ここでの「大」は、「自然」と「産業」のこと、つまり基礎を指します。これらの盤石な理解を足場として、様々な方向へ推測の架け橋を架けられます。その中でも「気候」「資源」は非常に大事です。センター試験には必ずこの分野からの出題が複数ありました。地理界のアダムとイブといえるでしょう。これらを学ぶ時、なぜ?どうして?を大切にしてください。

    例えば、ロシア東部・シベリアは同緯度の地域と比べて卓越して寒いです。これをただそういうものだとして覚えるのではなく、原理から理解しましょう。そうすることで、ロシアの場合以外の場合にも応用できるようになるのです。

    こうした基礎を自分のものとした後に、地域ごとの情報をインプットすると頭に入ってきやすいです。もちろん、並行して学ぶのもありです。

    根本原理を理解する時には、教科書や資料集以外からも多種多様な情報を集めて、妥協せずに完全に納得することが近道です。また、日常生活に関係することから出題されることもよくあります。常にアンテナを広く伸ばし、日常からも学ぶことができるといいですね。(覚える、暗記する必要性は小さいです。覚えるべきことは、問題に遭遇した時に、その問題を解きながら吸収していきましょう。)

    2. 地図帳を愛でる

    地図帳の最後の方にカラフルな地図が何種類もついていますよね。ここが地図帳の一番役に立つ部分です。少々乱暴なことを言えば、このあたりのページを見ながら問題を解くと、マーク式問題の半分くらいは正解できると思います。気候や標高、災害、資源分布等の多角的なデータを、目で見て身体に染み付けましょう。暇な時は地図帳を見ること!

    学習したての時は、「あー、見たことあるけど、なんだっけ……。」ということが多発すると思います。それでもめげずに、その度に地図帳を繰って、補強を重ねていきましょう。そう簡単に会得できるものではありませんが、是非マスターして武器にしてほしいです。さらに、自分なりに大切だと思うことがあればどんどん書き込んだり付箋をつけたりして、自分だけの地図帳を紡ぎましょう!

    3. 問題に多く触れる

    結局これが一番大事なことです。他の教科にも通じる話ですが、問題を解けるようになるためには、たくさん問題を解かなければなりません。知識を得ただけでは点に結びつかないのです。楽譜を覚えても演奏できないのと同じ。知識が完璧でないからといって問題に挑戦しないのは愚かなことですし、そもそも完璧な知識なんて誰も持っていません。足場がぐらついている段階でも、どんどん問題に挑戦しましょう。何が自分に足りていないのかが見えてくるし、案外もう通用するフェイズに進行しているかもしれませんよ。

    足場が固まった(標準的なことを理解した)後は、橋を架ける技術を磨いて(得点をもぎ取りに)いくことになります。ゴール地点がマーク式の問題を解くことならマーク式の問題集や過去問を、記述も必要ならその大学の過去問を真剣に考え抜いて徹底的に解き、解説を読み込み、読み込み(大事なことなので2回言いました)、問題の全てを自分のことばで解説できるようにして、己の血肉としましょう。

    そして少し時間を空けてからの解き直しを忘れずに。1週間経ってから解き直してもスラスラ解けるようなら、身についた証拠です。解説を読み込んだ後に、問題に対する理解度に応じて自分なりの記号をつけておけば、解き直しの際の時間短縮につながります。何も見ないで全選択肢・問題について正解・不正解の理由を説明できるようになれば完璧です。

    これらの作業を丁寧にこなしていきましょう。地理で合格点を取るためにセンスなんてものはあまり関係なく、成績が上がらないはずがありません。(実際にこの大変な解き直しループを完遂できる人は残念ながら少ないと思いますが……。)他の問題集をやって寄り道している時間はありません。狡猾に、効率的に点数を稼ぐことを目指しましょう。私たちに残された時間は多くありません!

    おわりに

    以上、高校地理について、僕の経験に基づき、ある意味偏見にまみれながら書かせていただきました。

    これは地理に限った話ではありませんが、「情報を鵜呑みにしない」ことがこれからの世界では大切になってきます。当然、僕のこの話も含めて。最後の選択をするのは自分であるべきです。世間に溢れかえっている情報を取捨選択して、自分にとって最善の選択ができるよう頑張ってください!

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • 【東大生が教える】理系化学の勉強法

    【東大生が教える】理系化学の勉強法

    はじめに

    計算、暗記が大変で化学が苦手な人も多いのではないでしょうか?
    しかし、化学はその特徴を理解し、上手に勉強を続ければ高得点が期待できる科目です。

    この記事では化学を【理論化学】【無機化学】【有機化学】の3分野に分けて勉強法を紹介していきます。

    理論化学

    理論化学は計算が多い上に、化学平衡や気体など複雑な単元も多いです。そのため苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか?
    実は理論化学は次に述べる無機化学、有機化学とのつながりが強く、苦手を放置していると最後の最後に行き詰まってしまう可能性があります。
    しかしこの分野は「理論」化学ですので、組み立てられている「理論」を正しく理解すれば絶対的な武器になります。

    ここでは理論化学の勉強のポイントを3つ紹介します。

    1. 公式や原理の意味を理解する

    理論化学には化学平衡や電気分解などで多くの公式や原理が登場します。これらの意味を理解せず暗記するだけでも解ける問題はありますが、その状態だと難しい問題を解くことができません。

    教科書や授業のノートに書かれている公式や原理を自分の言葉で整理してみましょう。
    例えば、「電離度とは電離している度合いを表すもので、水に物質を溶かしたときに全体の物質量に対して電離した物質の物質量がどれだけあるかを示している」のように自分の言葉で書いてみてください。その中で意味をあいまいに覚えているところを見つけたら、教科書やノートなどで確認をし、それでも分からなければ先生または友人に質問して解決しましょう。

    また、この作業はできれば授業で習ったその日のうちにしてください。その方が記憶が新しいので短時間で復習ができます。私は白紙にその日習ったことを書き出して整理し、理解していました。

    2. 問題をたくさん解く

    理論を理解した後は、問題をたくさん解きましょう。最初から難しい問題を解かず、「セミナー化学」、「リードα」などの学校で配布されるような問題集の基礎的な計算問題を解いて公式の使い方に慣れてください。

    次に典型的な問題を解きましょう。典型的な問題というのは、入試によく出るパターン問題を解く上で重要な考え方が多く含まれています。繰り返し解くことで体に覚えさせてください。

    典型的な問題を解くための問題集として、私は数研出版から出版されている「実戦 化学重要問題集」をおすすめします。この問題集は理論化学以外の2分野についてもおすすめです。難易度はそれほど高くありませんが、この問題集を繰り返し解くことでベネッセや河合塾の模試のような標準的な記述模試では90点以上を取れるようになりました。

    3. 計算は速く・正確に

    理論化学は計算問題が多いです。そしてその計算問題では、部分点がなく数値のみ答えさせることが多いので、たとえ途中式が正しかったとしても答えが違えば0点になってしまいます。

    さらに難関大の入試問題になればなるほど、計算が煩雑かつ複雑になってくるので、計算力がなければ対応できません。また、いくら正確に計算できたとしても時間をかけすぎてしまえば、他の問題を解き切れなくなってしまいます。

    計算力を鍛えるためには多くの問題を解くことが一番です。他にもかけ算の順番を変えたり、小数を分数にしたりするなど、自分なりに工夫して計算するようにしましょう。

    無機化学

    無機化学は暗記する量がとても多く、嫌になる人も多いのではないでしょうか?

    しかし、逆に言うと覚えてしまえば確実に満点が取れる分野でもあります。

    ここでは効率的に暗記する方法を紹介します。

    1. 複数のことを関連付ける

    暗記事項の全てを一対一で覚えようとするといくら時間があっても足りません。そこで、いくつかの事柄を関連付けることで、効率良く暗記することを心がけましょう。

    例えば、フッ素と水が反応して酸素が発生する反応を覚えようとする時には、この反応はフッ素が酸化剤、水が還元剤である酸化還元反応、のように分類しましょう。そうすることで同様の原理の反応を関連付けて覚えられるようになります。

    このように反応式を覚える時、ただ化学式と数字の羅列で覚えるよりも、「この反応はどのような原理によって起こっているのか」を考え、関連付ける方が簡単に覚えることができます。

    2. 図やイラストを活用する

    化学反応式以外で無機化学で覚えなければならないものとして、物質や水溶液の色があります。

    例えば、水酸化銅(Ⅱ)の沈殿の色である青白色とテトラアンミン銅(Ⅱ)イオンの水溶液の色である深青色の違いは実際に見てみないとイメージできないでしょう。

    そこで、覚えるときは教科書もしくは図説、インターネットの画像などで確認しながらにしましょう。文字だけで覚えるよりも実際の色がイメージできるため暗記の効率が上がります。また図説は視覚的に理解できるので、参考書として持つことをおすすめします。

    3. インプットよりアウトプット

    無機化学は暗記科目ですが、暗記(インプット)ばかりしていても問題が解けるようにはなりません。一通り暗記が終わったら、問題演習(アウトプット)に取り組んでいきましょう。問題を解くことで自分が覚え切れていない部分が浮き彫りになり、効果的に暗記が進められます。

    また、同じアルミニウムに関する問題でも、融解塩電解について問うものと錯イオンについて問うものがあるように、同じ物質について異なる視点から出題されることも多いので多くの問題を解いておいて損はありません。

    有機化学

    有機化学は化学の最後に学習する分野ですが、出題のパターンがある程度決まっているので3分野のなかで1番得点しやすいです。そのため得意な受験生が多く、少しのミスが命取りになってしまいます。

    ここでは有機化学を得点源とするための勉強法を紹介します。

    1. 有機化学の全体の流れを把握する

    私は、有機化学の最初で行う、アルカンや異性体についての授業を聞いても、有機化学で何を学ぶのかが理解できませんでした。そんな時、学研出版から出版されている「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」を読むことで、有機化学の全体像を把握することができました。有機化学でどのようなことをするのかがわかると、授業で何をしているかがわかるようになりました。

    有機化学では全体の流れを把握することが大切です。教科書や参考書などで軽く有機化学の部分に目を通してどんなことをこれからするのかを知り、習っている内容だけを考えるのではなく、その内容がこれからどのように関係してくるか考えながら勉強しましょう。

    2. 官能基の性質や物質の反応を覚える

    官能基や反応の知識がなければ有機化学の問題は絶対に解けません。官能基は特別な性質を中心におさえ、「問題文のこの部分からこの官能基だ」とすぐに判断できるようにしましょう。

    例えば「還元性=アルデヒド基」のように問題文のキーワードと官能基の対応を意識して覚えましょう。問題文に書かれるキーワードは大体決まっているので問題を解いていくとだんだん慣れていきます。

    3. 構造決定をマスターする

    構造決定の問題が有機化学の中で最も多く出題されているので重点的に勉強しましょう。最初はセミナー化学の応用問題や重要問題集のA問題のような標準的なレベルの問題を解いて典型的な考え方を身につけていきましょう。

    そして、標準的な問題が楽に解けるようになったら難関大の問題も解いてみましょう。難関大の問題であっても使う知識はあまり変わらないですが、考える力が求められるようになります。難関大の問題を解き、いろいろな考え方を理解することで安定して構造決定の問題が解けるようになります。

    終わりに

    化学はすぐに結果が出るような科目ではありません。しかし、分野ごとの特徴を捉え、正しく努力するほど高得点が狙える科目です。
    諦めずに自分を信じてがんばっていきましょう!
    紹介した方法が困っている方の参考になれば嬉しいです。

  • 2020/12/12 秋田南高等学校 オンライン

    2020/12/12 秋田南高等学校 オンライン

    企画概要

    2020年12月12日(土曜日)に秋田南高等学校の生徒様19名を対象に東大ツアーを実施いたしました。 今回のツアーでは「東大を、あなたの手元に」というコンセプトのもと、「東大の実情を手元に届ける」「受験への道のりを手元に感じてもらう(心理的距離を近づける)」「東大生が手元のPCにやってくる」という3点を目標として企画を実施いたしました。 以下では実施した4つのコンテンツについて、その内容や生徒様の様子をご報告いたします。


    キャンパスツアー

    駒場・本郷の2つのキャンパスにある各施設や東京大学の歴史を、クイズを交えながら紹介しました。生徒の皆さんには、リアルな大学やその中での生活を感じると同時に、楽しく参加してもらえたのではないかと思います。

    プレゼンテーション

    このコンテンツでは、4人のプレゼンターが東大での4年間の生活や東大で行われる授業紹介や大学生の一人暮らしについてプレゼンを行いました。大学は高校と何が違うのか東大での学びはどのようなものか、というイメージを持ってもらうこと、そして東大、東大生は雲の上の存在ではなく、身近な存在であることを伝えることの2つの目標を達成できたと思います。


    パネルディスカッション

    司会と4名のパネラーが、文理選択のポイント、東大志望のきっかけ、中高時代の勉強といったテーマについてディスカッションをしました。「勉強の仕方や今後の生活へのアドバイスをする」「東大志望でない生徒でも東大を雲の上ではないと分かってもらう」というコンテンツとしての目的を達成できたのではないかと感じています。


    ワークショップ

    大学生2人に対し生徒3~5人の班を5つ作って実施したワークショップでは、各生徒に年度末まで集中して取り組みたい教科を挙げてもらい、課題の具体化→達成のために行うことの列挙→時間の考慮(必要に応じて手段の再検討)というステップに沿って、短期的な計画を立てる練習のサポートをしました。経験に基づいたたくさんのアドバイスを受けた生徒たちは自分のスケジュールにあった行動計画を作成できたことかと思います。


    個別相談会

    ワークショップの班を引き継ぎ、ファシリテーターの大学生との間で座談会を行いました。勉強の悩みから個人的な相談まで、幅広いテーマでの懇談が行われ、盛り上がっていました。生徒様にとっても良い刺激となることができたのではないかと自負しています。


    まとめ

    今回のツアーでは中2から高1までの幅広い学年のみなさんにご参加いただきました。希望者のみかつ休日の開催ということで、参加いただいたみなさんの意欲も高く、メモ等取りながらとても熱心に聞いていただいていたのが印象的でした。 このツアーをきっかけに、皆さんの難関大への心理的距離が縮まり、これからの進路選択において新たな選択肢を得ることができたならば幸いです。

  • 素晴らしき東京での一人暮らし

    素晴らしき東京での一人暮らし

    はじめに

    こんにちは。今回は東京での一人暮らしについて、実際に大学進学のタイミングで東京での一人暮らしを始めた私が、以下の利点と大変な点を紹介します。

    個人的には、ご紹介するメリットのため、一人暮らしをおすすめしたいと考えていますが、東京ならではのデメリットがあることもまた事実です。
    行きたい大学は東京都市圏にあるけれど、一人暮らしが不安で東京都市圏への進学をするかどうか悩んでいる高校生の方に、この記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。

    <メリット>

    • 楽しいこと
    • 自分好みの生活ができること
    • 就活に有利であること
    • 友人関係が築けること
    • 好きな場所で、好きなだけ集中できること

    <デメリット>

    • お金がかかること
    • 家が狭いこと
    • 生活リズムが乱れやすいこと
    • 面倒臭い家事を自分でやらなければならないこ

    メリット【東京一人暮らし】

    楽しい

    まずは何と言ってもこの点ではないでしょうか。
    洋服・音楽・グルメ・アイドル、どのような趣味を持っている方でも、東京にはなんでも揃っているといっても過言ではありません。ライブやスポーツ観戦も数多く行われるので、チケットも取りやすいです!自分が一番嬉しかったのは、どこへ行ってもラーメン屋さんが多くあることです。

    自分好みの生活ができる

    東京に限ったことではないですが、一人暮らしをすれば帰る時間も起きる時間も柔軟に調整することができますし、部屋も自分好みにすることができます。自らの生活を律して、家事を一人でこなすという経験も、いずれ独り立ちをしたり自分の家族を持ったりしたときにも活きてくる、貴重なものではないでしょうか。
    自分は料理が好きなので、毎日好きな料理を作れるのもとても幸せです。

    就活に有利

    将来につながるかという観点から言うと、この点は一番重要かもしれません。合同説明会・インターン・種々の資格試験の中には、東京でしか開催されないものもありますし、たとえ他の場所で行われたとしても東京で行われるものより規模が大きいことは少ないのです。京都・大阪など、関西の大都市の大学に行った友人でさえ、やはり東京に住む学生が持つ地の利を羨んでいました。

    幅広い友人関係が築ける

    地方の大学で生活していても、もちろん友人関係を築くこと自体は難しいことではありません。しかし、東京に住むことの利点は、自分の通う大学外の人と容易に交流できることです。サークルで他の大学の人と交流することは稀なことではありませんし、同じ高校出身で、東京の他の大学に進学した友人とも頻繁に遊んでいる人もいます。また、やはり学生以外でも東京に在住している方は多く、地方にいるよりも幅広い友人関係を築くことができるでしょう。実際に自分も、短期留学をした先で知り合った社会人の方と未だにお会いしており、東京に住んでいることの利点を実感しています。

    好きな場所で、好きなだけ集中できる

    人によるかもしれませんが、「家に一人」という環境は勉強や作業に集中するのに向いていると感じます。
    もちろん集中できる場所は家だけではありません。時間にも融通がきくため、外出したときのその場の思いつきで、家に帰らず夜遅くまでカフェなどで勉強することもできます。誰に連絡する必要もないので、家族と一緒に住んでいる人には難しい、柔軟な学生生活が可能であると感じます。
    また、都内であれば、たとえ大きな街ではなくてもおしゃれで落ち着いた雰囲気のカフェが多くあるので、カフェ巡りを楽しむこともできますよ。

    私は、新型コロナウイルスの影響で長期間実家に帰省していましたが、東京に戻帰ってきたあとは、やはり勉強の効率とスケジュールの柔軟性が格段に上がっています。

    デメリット【東京一人暮らし】

    お金がかかる

    これまで家族で共有してきた光熱費・家賃などの生活費が分離するため、一人暮らしはただでさえお金がかかりますし、それに加えて東京は、物価、特に家賃が非常に高く、毎日自分で食事を作っても、生活費は家賃・光熱費・水道代・食費など合わせて月に10万円ほどになります。1年では100万円以上と、相当に大きな額になってしまいます。
    ただし、家族と別居した場合には奨学金の基準が緩やかになり、より多くの額を給付もしくは貸与されることができることもあるので、十分に活用しましょう。

    家が狭い

    一方で、家賃を低く抑えようとすると大きな家に住むことは難しいです。自分の友人の多くは、ワンルームで6帖程度の家に住んでいます。
    選ぶ部屋にもよりますが、自分の場合は部屋自体ではなく、水回り(キッチン・トイレなど)が狭いと感じます。東京で部屋を選ぶ際は、多少駅から遠くても、広い家を探した方が良いかもしれません。大学によっては提携する宿舎・マンションを安価で提供してくれることもあるので、十分に調べてみるのがよいでしょう。

    生活リズムが乱れやすい

    学生にとっては死活問題でしょう。
    一人暮らしをするならば、起こしてくれるのは目覚まし時計だけ。大学の授業は不規則で、朝早くから授業がある日もあれば、午後まで授業がない日もあり、毎日朝早く決まった時間に登校している高校生と違い、生活リズムが崩れやすいです。たかが生活リズム、されど生活リズム。実際、生活リズムが乱れると体の病だけでなく心の病にまでかかってしまうリスクもあるそうです。

    個人的に効果があると思う生活リズムを整える方法は、夜ご飯を毎日同じ時間に食べることです。(一人暮らしの夜ご飯は、だらだらと遅い時間に流れていってしまうものなのです。)

    家事が面倒くさい

    先ほど家事を自分でこなす経験は大切だと述べましたが、それの裏を返せば、面倒臭い家事を一人でこなさなければならない、ということでもあります。
    今まで家族と共同生活を営んできた方は、家事の量・面倒臭さに驚くでしょう。部屋が狭い分楽ではありますが、1日片付けをサボるとすぐに散らかってしまいます。しかし、このデメリットは、寮で生活することを選択すれば解決されます。食事付きの寮であれば料理の手間も省けますし、出身の地方自治体や大学と提携している寮であれば、経済的にも得するのではないでしょうか。

    終わりに

    個人的には、実際に一人暮らしをしてみないとわからない大変なことや、一人暮らしのコツ・楽しみ方を、社会人よりも時間に余裕のある学生のうちに体験できたのはよかったと思います。

    東京というコンクリートジャングルを一人で生き抜くことは、もちろん辛いことも多く伴います。しかし、その中で自分に合うライフスタイルを見つけることができれば、新鮮で充実した毎日が訪れることを保証します。東京圏での一人暮らしに不安を抱え、進学を迷っている方には、この記事を踏まえてぜひ前向きに考えていただきたいと思います。


  • 2020/12/04 藤枝東高等学校 オンライン

    2020/12/04 藤枝東高等学校 オンライン

    はじめに

    2020年12月4日(金)、静岡県立藤枝東高等学校の高校1年生11名の生徒様を対象に、Zoomにてオンラインツアーを行いました。今回のツアーでは「ひとつ上のゴールに向けて、スタートを切ろう」をコンセプトに、以下のコンテンツを実施しました。

    パネルディスカッション

    PDでは「東大をはじめとする難関大に合格するという高い目標を持つことに前向きになってもらうこと」を目標として掲げ、大学での学びやパネラー自身がどのような経緯で進学先(学部や科類、志望大学など)を決定したかについてお話させていただきました。また、高校時代に抱いていた不安や迷いをどのように払拭していったかに関してそれぞれの考えを述べていきました。このPDを通して参加してくださった高校生の皆さんが将来やそれに繋がる現在について深く考えるきっかけにしてくだされば嬉しいです。

    プレゼンテーション

    3人の大学生が自分の高校3年間を振り返るプレゼンを行いました。WS で高い目標に向けてスタートを切る前に、実際の高校生活を見ることで目標までの過程をイメージしてもらうことを図りました。

    ワークショップ

    生徒様に、志望校合格を見据え、現状分析をもとに中間目標やそれらの目標達成のための行動を考えていただきました。これからの勉強・生活習慣の改善に役立てていただければ幸いです。

    終わりに

    今回のツアーはオンラインでの実施でしたが、高校生の皆さんが少しでも高い目標を持つことに前向きになるとともに、その達成のために今からできることを見つけていただけたのなら嬉しいです。

  • 【受験勉強】内職との向き合い方

    【受験勉強】内職との向き合い方

    はじめに

     大学受験に向けて、わずかな時間も無駄にしたくないと考えている、そこのあなたへ。

    この記事ではそんなあなたに向けて、授業中に行う内職について、私が自分の実体験を交えながら解説していきます。最後の方に【まとめ】を載せているので、忙しい方はそこだけでも目を通して頂けると幸いです。

    そもそも内職とは何か?

     最初に、そもそも「内職」とはどのような意味なのかを確認しておきましょう。

     ここで言う「内職」は主に生徒や学生などの間で使われている俗語で、授業中に授業内容とは異なる勉強を個人的に行う事を意味しています。
    本来の「内職」は、補助的な収入を得るために行う本職とは別の仕事という意味だったのですが、「補助的な自分のための学習時間を得るために行う、授業でやっている本来の勉強とは別の勉強」というニュアンスから、このような意味が新たに産まれたようです。
    今回は「内職」という言葉を、この「授業内容とは異なる勉強を行う事」という意味で使いたいと思います。

    内職はやってはいけない事なのか?

     一般に内職のイメージはあまり良くありません。その最大の理由の一つが、授業を行っている先生に失礼だからという事です。
    これは、「せっかく先生が一生懸命に授業の準備をして、生徒の理解を深めようとしているのに、その努力を無駄にするかのように内職をするのは、いくら生徒が授業料を払っている立場だからと言っても、あまりにも先生に失礼ではないのか」という事です。

    (大学生になって塾講師や家庭教師のバイトを始めると、授業の準備をする事の大変さ、生徒の理解を深める事の難しさに否が応でも気付かされます。さらには学校の先生は授業を行うだけでなく、生活指導や様々な事務作業なども同時にやらなければなりません。この事を考えると、多くの学校の先生はかなり一生懸命に、というよりもむしろ必死で授業の準備をしていると言えるのです。)

    一方で、内職をしている、または内職をしようかどうか悩んでいる生徒が多いのも事実です。その理由はいくつか考えられますが、最も一般的かつ根本的な理由は、学校の授業を全て真面目に受けていたら自分のための学習時間が足りず、大学受験の勉強が間に合わないからでしょう。

    基本的に、授業は生徒の平均レベルに合わせて行われます。そのため、自分のよく分かっている内容を何度も丁寧に解説されたり、逆に自分のよく分かっていない内容をあっさりと流されたりします。
    その為、「ここは知っているから飛ばそう」「ここは苦手だからじっくり取り組もう」と、参考書などを使って、自分で決めた内容を自分のペースで学習する方が、ただ授業を受けているよりも効率的になりやすいです。
    さらに言えば、大学受験において実力を身に付けるためには、このような主体的な勉強が必ず必要になります。

     一方で、そのような自分のための学習が出来る時間はあまり多くありません。
    例えば学校の授業を全て真面目に受けていた場合、自分のための学習は全て授業時間外の学習でまかなう事になります。これではどんなに頑張っても、平日6時間程度が自習に割ける時間の限界でしょう。
    もし部活動をやっているのなら、この勉強時間はさらに短くなります。絶対的に時間が足りないのです。(私も高3の秋までハードな部活を続けていたので、この時間の足りなさはよく分かっているつもりです。)
    そして、難関大学を目指している人にとっては、これでは到底大学受験に間に合わないのです。
    そのため、授業中に内職をする事で、自分のための学習時間を少しでも確保しようとする人が出てくるのです。

     結局、内職はやってはいけない事なのでしょうか? それとも、先生に失礼だとは言え、大学受験のためには必要な事なのでしょうか? 結論を先に述べると、時と場合により、授業を真面目に受けるべきか、それとも内職をすべきかが変わってきます。それは、内職にはメリットとデメリットがあり、両者をきちんと認識しつつバランスを取る事が必要だからです。

    内職のメリットとデメリット

     それでは、内職のメリットとデメリットを見ていきましょう。

    (1) 内職をするメリット

    自分のための学習時間を捻出できる

     ほとんどのメリットは基本的にこれに帰着されます。授業中に内職をする事で、自分のための学習時間を少しでも確保する事が出来ます。少なくとも、授業中にボーっとしていたり寝ていたりするよりははるかに有意義な時間の使い方と言えるでしょう。ただし、やり方にもコツ(例えば先生に見つからないようにする、または見つかっても先生に少しでも失礼にならないようにするコツ)があるので、気になる方はネットで調べてみて下さい。

    (2) 内職をするデメリット

    先生との人間関係が気まずくなる

     大学受験が近づいて来ると、不安な事や心配な事が出てきて、誰かに相談したくなる時があります。しかし、普段から内職という先生に失礼な行為をしていると、どうしても先生に相談する事が難しくなってしまうのです。どんなに塾や参考書で自習を進めていたとしても、進路や大学受験の相談で主にお世話になるのはやはり学校の先生ですから、むやみに学校の先生との人間関係を悪化させるのは良くないです。内職をするにしても、定期試験の成績をなるべく保つなどして、ある程度の信頼関係は維持しておくべきです。

    定期試験前の面倒事が増える

     内職をしていると、授業の板書を取り切れなかったり、重要な連絡を聞き落としたりする事があります。また、授業の内容と内職の内容がかけ離れていた場合、定期試験の勉強をゼロから始めなければならない事もあります。すると、友達にノートを借りたり、定期試験前に猛勉強したりと、膨大な時間と手間がかかります。下手をすると、真面目に授業を受けていた時よりも定期試験の勉強が大変になり、自分のための学習時間を削らなくてはならないという事態も起こり得ます。

     このような事を防ぐためにはいくつか方法が考えられます。内職をしないという方向性で考えるのであれば、「授業内容は授業中に完璧に理解して、出来る事ならば今までの内容の復習まで終わらせる。そして、授業時間外では完全にその他の勉強に集中出来るようにする」という意識・態度で授業に臨むと良いでしょう。こうする事により、授業を受けている時間をより充実したものに出来るだけでなく、自分のための学習時間を増やす事も出来ます。

    内職をするという方向性で考えるのであれば、内職にある程度の線引きを設けるという方法が良いでしょう。内職を始めるのは授業の内容を理解してからにすると決めたり、内職をするとしても授業の板書をきちんと取るようにしたりして、試験勉強にあまり時間と手間をかけなくても定期試験の成績を維持出来るような工夫をしましょう。

    大学受験に関係の無い内容だと思っていた内容が後に意外な形で役に立つ事がある

     私は高校の家庭科の授業で薬膳や生殖補助医療について習いました。当時の私はとりあえず真面目に授業を聞きながらも、「こんな事をやって何になるのだろう」と考えていました。大学受験に関係が無いうえに難しくてよく分からない内容という事で、真面目に授業を聞いている生徒はあまりいませんでした。

     しかし、私は後にこの内容の有用性に気付かされました。私は医学部を受験したのですが、その時に薬膳は東洋医学に、生殖補助医療は最先端医療や医療倫理に繋がっている事を知ったからです。特に生殖補助医療は、法学や医療倫理とセットで語られる事が多く、実は医学部受験における小論文・面接の頻出テーマでもあるのです。つまり、私は意図せずして家庭科の授業を通して医学部受験の対策をしていた事になります。

     このような極端なケースはあまり無いかもしれませんが、その時「役に立たない」と思っていた事が後になって有用だと判明してくるという事はよくあります。そもそも、先生がその内容についてわざわざ授業で取り上げているのは、その内容が何らかの形で生徒の役に立つ、もしくは知っておくべき興味深い事であると先生が考えているからに他なりません。そう考えると、「大学受験に関係無いし、つまらないから」と言って安易に授業を切り捨ててしまうのは、あまりにも短絡的だと言えるでしょう。

     もちろん、「そうは言っても、時間が足りないし、自分のための勉強をさせてくれよ」と思うかもしれません。全ての授業を内職なしで真面目に聞く余裕は無いかもしれません。しかし、このような事実を心に留めて、可能な範囲でも構わないから授業に耳を傾けようとしてみて下さい。もしかしたら、それが意外な形であなたの将来を豊かにしてくれるかもしれません。それに、卒業後に振り返って懐かしく思い出す授業風景って、案外その時の光景だったりするものです。

    私はどうしていたか

     さて、内職のメリットとデメリットを見てきましたが、いかがだったでしょうか。デメリットの解説のウェイトが圧倒的に大きくなってしまいましたが、これはひとえに私の個人的な受験体験によるものです。
    私は内職をしつつも学校の授業をある程度真面目に受けるというスタンスを続けてきたため、「大学受験のために内職をするのはやむを得ないが、そのために授業を完全にないがしろにすべきではない」と考えています。
    そのため、ついデメリットの解説(というよりもむしろ授業を真面目に聞くメリットの解説)に力が入ってしまいました。
    しかし、デメリットの解説の中でも、デメリットを軽減しつつ内職を行う方法をいくつか提案しておいたので、内職をやろうと考えている方も、デメリットの解説を読んで頂けると幸いです。

    まとめ

    内職をすると自分のための学習時間を捻出できる一方で、やり方を間違えると先生との人間関係が気まずくなったり、定期試験前の面倒事が増えたりして、かえって非効率的になってしまいます。
    また、大学受験に関係の無い内容だと思っていた内容が後に意外な形で役に立つ事もあります。
    その為、内職のメリット・デメリットをきちんと認識しつつ、授業と内職のバランスを上手く取っていきましょう。

    最後に

    最終的に内職をするかどうか、内職をどのように行うのかを決めるのはあなた自身であり、それに伴う結果の責任も全てあなた自身が取らなければなりません。
    そのため、この記事を参考にする時も、最後にはあなた自身の力でよく考えて、悔いの無いような決断をして下さい。

    あなたの学びが、将来が、より豊かなものでありますように。応援しています。

  • 2020/11/28 東筑高等学校オンライン

    2020/11/28 東筑高等学校オンライン

    はじめに

    2020年11月28日(土)に、福岡県立東筑高等学校の1・2年生15人を対象として、Zoomを用いてオンラインセミナーを行いました。今回の企画は、「東大は、近い。」というキャッチフレーズの下で、
    ①東大生と直接交流し東大・東京の魅力や大学生活について知ることで、東大への興味を持つあるいは強めるきっかけにしてもらう。
    ②受験に向けた勉強上の不安や悩みに対してのアドバイスを受けそれを解消することで、難関大挑戦に感じられる心理的障壁を軽減する。
    をコンセプトとしました。高校生に東大への興味を強めてもらい志望の選択肢に入れていただけるようになることを目指して、約3時間以下のコンテンツを実施しました。

    パネルディスカッション「東大を、知る。」

    北海道、群馬、鹿児島という多種多様な出身をもった東大生が、東大の授業や魅力、東京での暮らしなどについて体験談を交えながら熱く語らいました。オンラインでの開催でしたが、バーチャル背景を使うなどZoomならではの手法も駆使して、高校生に東大の一片を知ってもらえたと思います。

    このコンテンツは記事にもなっているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

    プレゼンテーション「不安を、消す。」

    高校生が抱える悩みを解消すべく、大学生が自身の高校時代の経験を通してどのすればいいかをプレゼンしました。実際には、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用い、各ルームで違う6つのテーマについてプレゼンを行う中から高校生が好きなものを3つ選んで聞くという方式を取りました。東大生の生の声が悩み解消に一役買えていればと思います。

    ワークショップ「未来を、作る。」

    このコンテンツでは、東京大学をはじめとする難関大学挑戦への心理的障壁を低くすることを目的に、高校生が大学生と交流しながら、「長期目標」を見据えて「短期目標」を立てるというワークショップを行いました。大学生から聞いた高校時代の話を参考にしながら短期目標を立てることで、大きな目標を達成するためにこれから先必要なことがわかったという声が寄せられており、勉強のモチベーションにつながったようでした。

    おわりに

    それぞれのコンテンツはかなり時間が厳しく、オンラインでのコミュニケーションにも難しいものがありましたが、高校生の皆さまからの声を拝見するとコンセプトを達成することができたのではないかと考えています。コロナ禍や入試改革など不安要素が多く高校生も不安や悩みを抱えがちだとは思いますが、今回の企画でお伝えしたことを生かしていただけたらと思います。

    FairWindのホームページや質問対応も活用していただきたいです。FairWindのメンバーはこれからも皆さんを応援しています。

  • 理科の科目選択を考えよう

    理科の科目選択を考えよう

    はじめに

    「理系に決めたのはいいけど、理科の科目選択はどうしたら良いんだろう……」

    そう悩んでいる方はかなり多いのではないでしょうか。僕自身も高校生の頃は選択科目がなかなか決められず、「生物・化学」の2科目に決定するのにとても苦労しました。

    そこで今回は、少しでも皆さんの選択の手助けとなるよう、科目選択のやり方についてまとめました! 
    結論から言うと、

    ①将来の夢に近い科目を選ぶ

    ②自分の好きな科目を選ぶ

    ③志望校に合わせる

    ④進路に合わせて戦略的に考える

    の4つの基準で検討していくと良いでしょう。以下ではそれぞれについて詳しく解説していきます。志望校が決まっている人にとっては③が最優先ですので、①、②は読み飛ばしてもらって構いません。そうでない人はぜひ最初から読んで、科目を決める参考にしてみてください!


    ①将来の夢に近い科目を選ぶ

    「志望校までは決まっていないけれど、将来の夢はなんとなく決まっている」という人もいるかもしれません。そんなときは、自分の夢と関わりの深い科目を選ぶことをおすすめします。

    例えば、医療や薬学、看護などの保健分野や農学分野には、生物や化学が深く関わっています。また、理学や工学といった分野には、物理や化学が深く関わっています。一つの分野の中でも細かく見ると別の科目が関わっていることもあるので、ぜひ自分で調べてみてください。

    自分の選んだ科目が志望分野と同じであれば、その科目が大学の入試科目に当てはまっていることが多いので、志望校が変わった時でも対応しやすくなります。また、自分の夢に近づくための勉強ができますし、進学先の授業にもついて行きやすくなるはずです。

    ただし、その分野と関わりの深い科目と入試科目は一致しないことがあります。医学部医学科はその良い例で、物理・化学でしか受験できない大学もあります。ですから自分の目指す分野によく合うような大学をきちんと調べた上で、他の要素も併せて考えながら選択科目を決定しましょう。


    ②自分の好きな科目を選ぶ

    皆さんの夢によっては、選びたい科目が一つに定まらないこともあるかもしれません。また、自分の夢が決まっていない人もいるでしょう(僕も当時はそうでした)。そんな人は「自分が一番好きだ」「魅力的だ」と思える科目を選んではどうでしょう。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、まさにその通りです。自分の好きな分野であれば苦にせず楽しく勉強できますし、そうすれば上達は早くなるでしょう。将来の夢も、自分が楽しいと思えるものから見つけられたら素敵ではありませんか?

    そうはいっても、「それぞれの科目がどういうものか分からない!」「好きな科目なんてない!」という人もいるでしょう。そこで、僕の主観と友達の話から地学以外の3科目の魅力を下にまとめてみました! ぜひ参考にしてください!

    物理

    物体の振る舞いを主に扱う分野です。物体の質量や位置、エネルギーなど様々なものを数値化し、数式を用いて計算するので、数学との深い関わりがあります。与えられた条件から自分で答えを導き出したときには、大きな達成感を味わえます!

    便利な道具や機械の開発など様々な技術を支える学問であり、量子コンピュータの開発やブラックホールの謎のようなロマンあふれる最先端の研究に直接繋がる学問でもあります。

    化学

    原子や分子のような粒子に注目します。理論化学・無機化学・有機化学の3つに分かれ、それぞれ特色が大きく異なります。理論化学では物質の一般的な性質を学び、そこから反応や数値を導き出します。無機化学や有機化学では自分たちにとって身近な物質の性質を学ぶことができ、特に有機化学では実験結果から分子の構造を導く、パズルのような面白さがあります!

    製薬や素材開発などの分野のほか、実は生物学や物理学の分野にも深く関わっています。

    生物

    DNAやタンパク質のような生物を構成するミクロな物質から、生物の進化や生態系のようなマクロなものまで幅広く扱います。自分自身の体の仕組みや身近な動植物の仕組みを学べること、そして進化や分類から生物全体の壮大さや人間の相対的な位置を感じられることがとても魅力的です!

    私たちが毎日口にする食べ物を作る農学や、病気や怪我の際にお世話になる医療などに関わる、必要不可欠な分野です。


    ③志望校に合わせる

    もし自分の進みたい大学が少しでも決まっていたら、必ずその大学の入試科目を調べておきましょう。

    例えば東京大学の理科Ⅰ〜Ⅲ類は、物理・化学・生物・地学のうち好きな2科目で受験ができますが、実はこれは少数派です。多くの大学では学部学科ごとに、選べる科目の種類や数が決まっています。中には生物に関わる分野なのに物理・化学の2科目でなければ受けられない、というような学科もあるので要注意です! 第2志望以降もきちんと調べておくと良いでしょう。

    理科2科目を必要とする大学では、地学以外の物理・化学・生物のうち2つを組み合わせて受けることが多いです。その中でも1番受けられる大学の多い組み合わせは「物理・化学」で、次に多いのは「生物・化学」です。志望する学部学科が決まっていない人は物理・化学を選択するのが無難だと言われることがありますが、これがその理由です。


    ④戦略的に考える

    できれば自分が本当に好きだと思える科目を選びたいところですが、自分の得意不得意や入試での有利不利を考えて戦略的に科目選択をするのも一つの手です。それに関する情報もまとめたので、参考にしてみてください。

    物理

    理論を正しく理解すれば問題が解けるので、3科目の中で特に少ない暗記量で受験に挑むことができます。暗記が少ない分多くの演習が必要で、数学が苦手な人にとっては難しく感じるかもしれません。入試問題では問(1)が解けないとその先も解けないといったことが起こり得ますから、「満点も0点も取りやすい科目」だといえます。実際に入試の平均点を比べてみると、生物よりも高いことが多いです。

    化学

    入試科目に化学を課す大学は多く、高校で履修する科目としても化学が必須となっていることがよくあります。計算と知識が両方求められるので難しく感じるかもしれませんが、演習と暗記を並行して進めていくと良いでしょう。大学進学後も様々な分野で必要となるので、選択して損のない科目です。

    生物

    物理や化学と比べて圧倒的に計算が少なく、単語を答える問題や考察問題が主です。考察問題に答えるためには、単なる用語の暗記だけでなく生物の仕組みについての正確な理解が求められます。東京大学など、大学によってはとても長い問題文を読まされることがあり、数学的な能力が必要な物理に対して、生物は国語能力が必要だと言えるかもしれません。きちんと覚えることを覚えておけば、実力より極端に低い点数をとることはないでしょう。物理や化学と比べて塾のサービスや問題集の充実度が低いという短所もあるので注意しましょう。


    おわりに

    皆さん、どうでしたか。どのように科目選択をしたら良いのか、少し方向性が見えてきたのではないでしょうか。科目選択は今後の人生を左右するとても大事なものです。この記事だけではなく、学校の先生やご家族とも相談しながら、よく考えて決定してください。皆さんの選択によって、今後の勉強がより有意義になることを願っています。

  • 【東大生がやっていた】通学時間の使い方

    【東大生がやっていた】通学時間の使い方

    はじめに

    「部活で忙しい」や「通学に時間がかかる」など、勉強したくても時間が無いという悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

    そこで、高校時代に1時間かけて通学し、運動部で週6日活動していた僕が、なんとか勉強時間を確保しようと試行錯誤して得た通学時間の工夫をいくつか紹介したいと思います。


    電車・バス編

    暗記は電車やバスの中で完結させる

    通学時の電車やバスの中は、揺れるし混雑しています。そのため、ノートなどへの書き込みができず、頭を使って考えるような勉強には向きません。

    また、乗車時間が決まっているため、せっかくいい解法が浮かんでも中断しなければいけないこともあります。

    そこで、この時間には英単語や数学の解法などの暗記に取り組むことをオススメします。

    実は、電車やバスの中は、図書館などよりも暗記系の学習に適しています。
    周囲の視線がある場所なので自然と気が引き締まるし、何より毎日決まって利用するものなので、この時間の学習を習慣として定着させることができるからです。

    そして、暗記系の学習はできるだけこの時間内で完結させましょう。せっかくまとまった勉強時間が取れる帰宅後に、通学の合間にできる暗記系の学習を持ち込むのはもったいないです。

    また、通学中の学習習慣を定着させることができれば、暗記に関しては十分な勉強量が確保できます。
    僕は英語が大の苦手で、高1の頃は補習にも呼ばれてしまうほどでしたが、往復1時間の電車内の暗記学習のおかげで、受験期には英語がいちばんの得点源になっていました。

    皆さんもぜひ、電車やバスでの暗記を積み重ねて、応用問題を解くための知識と時間を貯めていきましょう。いざ本格的な受験勉強が始まった時、暗記に時間を割かなくて良いのはかなり有利になります。


    上手に仮眠をとる

    部活や勉強で疲れている帰りの電車やバスでは、どうしても睡魔が襲ってきます。僕自身、気が付いたら単語帳を開いたまま寝ていたことが多々ありました。

    そこで僕が始めたのが、思い切ってそのまま10分ほど寝てしまうことです。スッキリした状態で、残りの乗車時間や家での勉強に取り組めるので、眠気を我慢するよりずっと効率的です。

    ただし、あまり眠くない状態で無理して仮眠を取ろうとするのはNGです。頭が休まらないまま、無為な時間を過ごしてしまうことになります。

    そんなときは単語帳などを開いて、眠気が来るまでは頑張りましょう。睡魔のせいでどうしても集中できない状態を解消するのが仮眠の目的だということを意識してください。

    初めは寝過ぎてしまうかもしれませんが、続けていると体が慣れてくるもので、適度な時間で良い仮眠が取れるようになります。

    ただし、乗り過ごしには十分気をつけてください。また、夜はしっかり寝ましょう。


    徒歩編

    歩きながらリスニング

    電車やバスに乗っているときなら単語帳が開けますが、降りてから学校に歩いている最中は、本を開くこともできません。

    それでもできる勉強がリスニングです。僕の場合は、最寄りの駅から学校まで歩いて20分だったのですが、歩きながらリスニングをすることで往復40分も勉強時間が増えるため、コストパフォーマンスで考えると、これが最も良い工夫でした。

    具体的には、英単語帳に付属しているCDや模試で配られる音声をイヤホンでずっと聞き流していました。往復40分の場合だと、およそ2週間前後で厚めの英単語帳が1周できます。

    ただ、いくつか注意点もあります。

    まず、初出の英単語は、流して聞いただけではなかなか身につかないため、単語帳を読んである程度覚えた状態で取り組まなければいけません。
    単語帳の索引を見て一通り意味が答えられるようになってから、それを定着させる目的で使うと良いでしょう。

    また、周囲の人や安全にも気を配りながらのリスニングなので、座って聞くよりも多少集中力が落ちることにも注意が必要です。
    本番形式のリスニング問題は集中できる環境で1度挑戦してから、復習として歩きながらのリスニングをすると良いでしょう。

    僕は部活での移動もあったため、当初は最寄り駅から学校への移動に自転車を使っていましたが、受験期はこのリスニングをするために徒歩での通学に切り替えました。
    通学時間自体は多少長くなりましたが、より効率の良い時間の使い方ができたと思っています。徒歩での通学が可能な人は、そのような選択もぜひ考えてみてください!


    その他・隙間時間編

    「お供」となる参考書を決める

    最後に、電車・バス通学に限らず、全受験生に向けた隙間時間での勉強のコツを1つ紹介します。

    通学時間の他にも、休み時間、授業中の余った時間、部活が始まる前の空き時間など、1日の中には勉強に充てることができる時間がたくさんあります。

    それらの隙間時間を有効に使うためのコツは、常に持ち歩いて取り組むような「お供」となる参考書を1つ決めてしまうことです。

    参考書を何冊も並行して取り組むスタイルは、あまり隙間時間での勉強には向いていません。
    なぜなら、その進捗具合があまり感じられないからです。

    隙間時間での勉強は、積み重ねると大きなものになりますが、授業中や自宅での学習に比べると進みが遅いです。
    そのため、何冊も並行してやってしまうと、ダラダラと何ヶ月も同じ参考書に取り組み続けることになり、モチベーションや効率の低下につながってしまいます。

    隙間時間に取り組む参考書は、1冊に絞ることをオススメします。

    隙間時間に取り組む参考書を1冊に絞ることには、他にもメリットがあります。
    何に取り組もうか悩む一手間が省けるため、隙間時間に勉強へ取り組むことへの精神的なハードルが下がるということです。

    隙間時間に効率よく勉強するためのポイントは、意識的にではなく、無意識に取り組むことです。ぜひ、無意識に開いてしまうような「お供」を1冊決めて持ち歩くようにしましょう。


    終わりに

    改めて自身の高校時代を振り返ってみると、片道1時間の通学時間は、受験勉強には欠かせなかったように感じます。

    通学に時間がかかることはネガティブに捉えられがちですが、この記事が少しでもその環境をポジティブに捉えてもらうきっかけになれば嬉しいです。
    時間がない中でも、工夫して勉強することを是非大切にしてください。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました!