投稿者: FairWind

  • 【勉強も、それ以外も!】理想の高校生活を求めて【合格体験記】

    【勉強も、それ以外も!】理想の高校生活を求めて【合格体験記】

    東大生はみんな受験時代勉強漬けだったのでしょうか?

    結論から言うと、そんなことはありません。一生に一度の高校生活です。しっかりと満喫していきましょう!
    この記事では、勉強と他の活動を両立させながら現役合格を果たした先輩の体験をご紹介します。


    はじめに

    「東大に合格するためには、勉強ばかりの生活を送らないといけない」
    このようなイメージを持っている方は、みなさんの中にも多いのではないでしょうか?

    私は、勉強を常に取り入れつつも、「勉強ばかりではない高校生活」を送ってきました。
    というのも、自分のやりたいことを諦めたくなかった私にとって、それが理想的な高校生活だったからです。

    この記事では、結果的に東大に合格できた私が、実際にどのような高校生活を送っていたかを紹介します。

    もちろん、東大合格の一番の近道が勉強なのは大前提であり、私の高校生活は模範的とはいえないかもしれませんが、「こんな過ごし方もできるんだな」くらいの気持ちで読んでいただければと思います。

    (今回の記事では、具体的な勉強法にはあまり触れていません。東大生の勉強法が気になる方は、各教科の勉強法の記事をご覧ください。)


    1年生

    がむしゃらに勉強していた入学当初

    地方の公立中学から県内トップレベルの高校に進学した私は、入学当初は同級生との実力の差を感じ、不安しかありませんでした。
    中学時代の成績は上位だったので、入学直後のテストで校内順位が100位以下だったときは、周りのレベルの高さも分かっていたつもりでしたが、やはりショックを受けました。

    そんな中、地元中学とは比べ物にならない量の課題が出され、予習も必須となり、必死に勉強する日々が続きました。
    「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちが、自分を体力的にも精神的にも追い込んでいました。学校があれほど嫌になったのは1年生のこの時期くらいです。

    しかし、同級生とよく話すようになると、悩んでいるのが自分だけではないことに気づき、少しずつ気持ちが楽になっていきました。

    「勉強以外もやっていい」ことへの気づき

    入学してしばらく経った頃、私は小学4年生から始めた卓球を高校でも続けるために、卓球部への所属を決めました。

    週6回の活動によって勉強が疎かになるのではという不安もありましたが、卓球を続けたい気持ちは、それ以上に強いものでした。
    また、勉強以外のことに熱中できる部活動の時間は、自分にとっての気分転換にもなっていたように思います。

    入部後は、勉強にかける時間を確保するために、時間の使い方への意識が高まりました。

    たとえば、片道1時間かかる通学時間は、電車で単語帳を開いたり、一緒に登校する友達と世界史の問題を出し合ったりして勉強時間に変えました。授業間の休み時間もほぼ勉強にあてました。

    こうした勉強時間の生み出し方を学んでから、勉強以外のことも十分やれるのだと気づきました。やりたいことが多い自分には、勉強をやりつつ他のことも楽しむというスタイルが合っていたのだと思います。

    部活動や行事など、勉強以外の活動を通して友人も増え、高校生活が楽しめるようになっていきました。


    2年生

    学習習慣の確立

    2年生になり高校生活に慣れてくると、自分の生活リズムに合わせた学習習慣が確立し、1年生の時よりも効率的に学習できるようになりました。

    具体的には、私は夜が苦手だったので学習塾には通わず、早起きをして課題や予習に取り組むようにしました。
    そのため、起床後は5時半まで、朝食後は6時半まで、登校後は8時半までというように、朝の勉強時間は固定化され、習慣的に勉強をするようになりました。

    また、学習計画は細かく立てたいタイプだったので、テキストを1日何ページ進めれば期限通りに課題が終わるか計算し、部活などの忙しさも考慮しながら、その日のノルマを定めていました。
    そのおかげで、自分の学習の進み具合を把握しやすく、ある程度自己管理ができていたように思います。

    東大に憧れをもった夏

    私が東大を目指すようになったきっかけは、2年生の夏に行われた大学探訪です。

    東京を訪れ、東大在学中の母校OB・OGの方々とお話をし、「東大生」に漠然とした憧れを持つようになりました

    数学や物理が苦手だった私は、文系を選択したことで成績が少しずつ上がり始めてはいましたが、当時はまだ東大を目指せるほどの実力も自信もありませんでした。

    ただ、目標は高いほうがいいかなと思い、この頃から模試の第一志望欄に東京大学と書くようになりました。

    部活動を通して気づいた精神面の弱さ

    他方、部活動では、後輩が入部して練習がますます楽しくなり、先輩方が引退して女子部のキャプテンになったので、試合で勝ちたい気持ちも強くなっていました。

    そんな矢先、秋の大会でふと「失敗しそう」と思った直後、うまくボールが打てなくなってしまいました
    しかも1回だけではなく、その後の練習でも同じ調子でした。

    急に下手になるとは考えにくいので、きっと精神的な問題だったのでしょう。
    実力を発揮できないつらさ、キャプテンの重圧、今後の不安などが重なって、気持ちの整理をつけることはかなり難しかったです。

    思わぬ形で精神面の弱さに気づくこととなりましたが、周りの人に励まされながらその弱さに向き合い、元通りではないもののある程度改善することはできました。

    色々と試した上で効果があったように感じたのは、自分にとっての「お守り」を身につけることでした。

    大会では、友人からの応援の手紙や、自分を鼓舞する言葉を書いたメモをポケットに入れて、「大丈夫、大丈夫」と唱えることにしたのです。
    不思議なもので、それだけでも気持ちを少しは落ち着けられるようになりました。

    今でも、「あの出来事がなければもっと楽しめたのに」と思うこともありますが、プレッシャーがより大きいであろう入試を迎える前に精神面の弱さに向き合えたことは、自分にとって大きかったと思います。


    3年生

    高校生活最後の行事を全力で楽しむ

    学年が上がり、ついに受験生となりましたが、一生に一度の高校生活を友人たちと一緒に楽しみたかった私は、高校生活最後の行事へ積極的に関わることに決めます。

    特に、最も大きな学校行事である9月の体育大会では、応援関係のリーダーとして夏休み前から準備を重ねました。

    受験生の夏休みに勉強以外のことに熱中するのはリスクを伴う選択であり、実際に活動期間中は勉強が身に入らないことも多くて焦りや不安もありましたが、高校生の間にしかできないような貴重な経験ができました。

    また、行事を通してますます友人たちとの距離が縮まり、どんなに疲れていても友人と話すだけで元気をもらっていました。

    勉強の遅れを感じつつ受験モードに突入

    全ての行事を終えたのは10月末で、そこから一気に受験モードへと切り替えました

    勉強以外にもエネルギーを注いだ分、周りの受験生から遅れをとっていたことは事実なので、巻き返しのために時間を見つけてはとにかく勉強をしていました

    各教科の課題を克服すべく、教科担当の先生方に添削をお願いし、自分の苦手分野と正面から向き合いました。

    しかし、特に苦手意識の強かった数学が足を引っ張り、模試でもB以上の判定はほとんど取れず、過去問を解いてもなかなか目標点に届かなかったので、入試が近づくにつれて不安が増していきました。

    受験期の心の支え

    不安に苛まれていた受験期は、周りの人からの支えのありがたみを強く感じていた時期でもあります。

    担任の先生は、たとえ模試の判定が悪くても、どこを改善したら良いか指摘した上で、大丈夫という言葉をかけてくれました。

    地元の大学に進学してほしそうだった家族も、努力を認め、「あんたは運のいい子だから」と言い続けて応援してくれました。

    友人も、私が不安な気持ちを口にしたら励ましてくれる人たちばかりでした。

    そうした励ましが私にとっての救いになり、東大への受験を決めたのは自分なのだから頑張ろうという気持ちを強くさせてくれました。

    入試当日から合格発表まで

    ついに迎えた東大入試当日は、緊張と不安でいっぱいでしたが、お守りたちをリュックに入れ、頑張ってきた自分を信じるしかないと思いながら会場に向かいました。

    試験開始直前に見返す用のノートには、自分が間違えやすいところを厳選して書いただけではなく、緊張することを見越して自分を励ます言葉も最初のページに添えていました。

    直前に最初のページを見返して、いつものごとく「大丈夫、大丈夫」と唱えていたのを今も覚えています。

    自分を信じて挑んだ1日目でしたが、最も心配していた数学で思うように問題が解けず、2日目が残っているのにホテルで一人落ち込んでいました。

    なんとか立て直して2日目を乗り切りましたが、合格点に届いているとは思えず、合格発表が怖くて仕方ありませんでした。

    だからこそ、合格者の中に自分の受験番号があったときは、喜びと驚きと安堵が入り混じって涙が止まりませんでした。自分の努力を心から認めることができたのも、このときでした。


    おわりに

    以上が私の送った「勉強ばかりではない高校生活」です。いかがだったでしょうか?

    勉強以外にもエネルギーを注いだ分、受験の面で周りよりも出遅れたことは否めませんし、勉強に集中していれば入試にも自信を持って挑めたのかもしれません。

    しかし、高校時代に妥協せずやりたいことに取り組んだのは、自分にとって正解だったと思っています。

    なぜなら、それが理想の高校生活だったから、そして、部活動や行事を通して、精神面の弱さへの向き合い方を学び、お互いに励まし合える友人関係を築けたように、やりたいことを追い求めた結果得られたものも多くあったからです。

    もちろん、全てを追い求めるのは現実的には難しく、多少の取捨選択も必要ではありますが、できないと思いこんで、やりたいことを諦めてしまうのは勿体無いのではないかと私は思います。

    多少のリスクが伴うことを理解し、それなりの覚悟をもった上で、やりたいことを追求してみても良いのではないでしょうか。

    この記事を最後まで読んでくださったみなさんには、自分は何をやりたくて、どんな高校生活を送りたいのか、ぜひ一度立ち止まって考えてみてほしいです。

    みなさんが、自分にとって「これが正解だ」と思えるような高校生活を送れることを祈っています。

  • 2021/08/10 高岡南高等学校 オンライン

    2021/08/10 高岡南高等学校 オンライン

    企画概要

    2021年8月10日(火曜日)に高岡南高等学校の生徒様31名を対象にオンラインセミナーを実施いたしました。

    今回、「世界は思っているものよりもずっと広い」というコンセプトのもと、生徒様が、将来の進路についてより幅広い視野を持ち、高いモチベーションを持って進路を選べることを目標に企画を実施しました。

    以下では実施した座談会について、その内容や生徒様の様子をご報告いたします。

    座談会

    今回の企画では、小グループに分かれ、3つのテーマについて座談会を実施しました。

    座談会①では、「難関大進学のメリット」をテーマに、学習・研究の環境や友人関係など、難関大学の良い点について、大学生の視点から生の声をお伝えしました。
    生徒様に難関大をより魅力的に感じていただき、進路選択や受験勉強のモチベーションを高めていただけていれば嬉しいです。

    座談会②では、「非地元への進学のメリット」をテーマに、一人暮らしの体験談やアルバイトの実情など、非地元へ進学した大学生の体験談をお話ししました。
    高校生にとってはなかなかイメージがつきにくい大学生の一人暮らしについて、実情を知っていただけたと思います。

    座談会③では、「フリートーク」として、生徒様が聞きたいことを自由に聞いていただく場といたしました。
    座談会②までで聴き足りなかったことや、日々の勉強での悩みなど、さまざまなテーマについてお話ししました。

    まとめ

    今回のセミナーでは、全体を通して、各グループの人数が少なかったこともあり、近い距離感のもとで活発にお話をすることができました。

    このセミナーを通して、お伝えしたことが生徒様の参考になり、また東大生という存在を少しでも身近に感じていただけたなら嬉しく思います。

  • 2021/08/08-09 東北合宿 オンライン

    2021/08/08-09 東北合宿 オンライン

    2021年8月8日(日)・9日(月)に、宮城県仙台第二高等学校、岩手県立盛岡第一高等学校、岩手県立盛岡第三高等学校、福島県立福島高等学校、福島県立安積高等学校、秋田県立秋田高等学校、秋田県立秋田南高等学校、秋田県立大館鳳鳴高等学校、山形県立山形東高等学校の生徒様47名を対象に、2日間にわたる企画を実施いたしました。

    例年は合宿形式で行っている企画ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の情勢を踏まえて、昨年と同様にオンライン方式で行いました。

    本企画は東大志望の高校2年生を対象としており、「志望を確固たるものに」「仲間、ライバル、そして『先輩像』を手に入れる」「合格のための指針を得る」のコンセプトのもと、生徒の皆さんに自らの志望校合格について考えていただきました。

    1日目

    いくつかのテーマについて参加者のちょうど真ん中の回答を狙ってもらいつつ、互いの地元や高校について情報を共有するアイスブレイクを行いました。

    さらに、大学生活について東大生にインタビュー形式で話を聞いていただき、東大での生活を身近に感じていただくことができました。

    昼休みを挟んだあとは、高校では学べない大学の学問についてのミニ講義を行い、生徒の皆さんに大学の勉強のイメージを掴んでもらいました。

    1日目の最後は自由懇談を行い、生徒の皆さんには1日目に得た疑問点を解消したりミニ講義で得た知識をより深く掘り下げたりしていただくことができました。

    2021東北合宿の様子

    2日目

    はじめに、中高一貫の有名進学校出身の東大生と東北の公立高校出身の東大生が参加するワークショップを行いました。
    普段あまり知ることの無いであろう都市圏の受験生の内情について知ってもらいつつ、東北地方の高校生がどうやって志望校に合格するかをイメージしてもらうことができたと思います。

    次に、各自選択した科目に分かれ、苦手克服のための勉強について少人数形式でワークショップやプレゼンテーションを行いました。

    昼休みを挟んだあとは、二日間の東北合宿を通して得た知見を踏まえた上で、合格に向けた勉強計画を立てるにあたりどのような視点が大事かを高校生に考えてもらうワークショップを行いました。

    その後、自由懇談を行い、生徒の皆さんが自らの興味や疑問について東大生に個別に相談する時間としました。

    両日合わせておよそ2時間半の個別相談の時間の中で、聞きたいことを全て消化していただけたと思います。
    最後には班ごとに分かれて二日間の感想を発表して頂き、志望を確固たるものとする機会としました。

    まと

    2日間という長時間にわたる企画で、オンラインでの企画ということもあり、参加者としてもかなり集中力が必要だったかと思います。
    しかし、どの生徒も熱心に大学生に質問したり積極的にワークショップに取り組んだりしており、自分の進路について真剣に向き合おうとする姿勢が感じられました。

    この東北合宿オンラインが、生徒の皆さんの残り1年半の高校生活や受験生活に向けての1つの指針となれば幸いです。

  • 2021/08/02 小倉高等学校 オンライン

    2021/08/02 小倉高等学校 オンライン

    2021年8月2日、福岡県立小倉高等学校の1・2年生の生徒様37名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

    今回のセミナーでは、

    「なんとなく」の選択をやめ、自分の進路と向き合うきっかけにしてもらう
    目標を達成するための方法を知り、「できる」という自信を持ってもらう

    という2つのテーマを掲げ、東大生との交流を通じて、志望校合格に向けて継続的に努力するためのモチベーションを高めていただくことを目標としました。
    本記事では、セミナーの内容や生徒様のご様子などについてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    13:00〜13:10 オープニング
    13:10〜13:25 アイスブレイク
    13:25〜14:05 パネルディスカッション
    14:25〜15:15 ワークショップ
    15:15〜15:50 個別相談会
    15:50〜16:00 クロージング
    16:00〜16:30 個別相談会(自由参加)

    3時間以上にわたるセミナーのため、適宜休憩を挟みつつ実施いたしました。

    アイスブレイク

    さっそくセミナー開始! と行きたいところですが、まずはアイスブレイクから。クイズ大会で場を盛り上げました。

    福岡県出身のFairWindメンバーは何人?」「アルバイトをしている大学生はどれくらい?」など、個性豊かな問題が勢揃い。大学生もノリノリで出題していました。

    高校生の皆様には、Sli.doというアプリケーションを使ってクイズに答えていただきました。
    さまざまな回答が飛び交い、楽しんでいただいている様子が伝わってきました。

    緊張を和らげ、セミナーに向けて気持ちを高めていただけたのではないかと思います。

    パネルディスカッション

    東大生がどのように志望校を決定し、その選択について今どう感じているのか、パネルディスカッション形式でお伝えしました。

    本番前は緊張していた大学生ですが、アイスブレイクで気持ちがほぐれたのか、終始リラックスした様子。「自分の進路にじっくり向き合ってみて」「興味のアンテナを広げよう」など、熱いメッセージを送っていました。

    また、アイスブレイクに引き続き、パネルディスカッションでもSli.doを使用しました。

    質問や感想を積極的に送ってくださり、真剣に聞いてくださっている様子が感じられました。
    東大生の体験談を聞き、自身の進路に改めて向き合うきっかけにしていただけたのではないかと思います。

    ワークショップ

    志望校合格に向けた具体的な方法論を知る」をテーマに、今年の夏休みの過ごし方について、高校生と大学生が一緒に考えました。

    高校生の皆様には、事前ワークを通して、夏休みの目標や目標達成に向けての課題について考えていただきました。

    当日は、高校生自身の課題を解決するための具体的な方法を明らかにしていきました。

    大学生は、自分たちの体験談を話しつつ高校生をサポート。生徒様も、大学生からのアドバイスを通じて、さまざまな解決策を得られたようです。
    活動を通して、目標達成のために何をすべきか、どう勉強すれば良いのかということについて伝えられたのではないかと思います。

    個別相談会

    最後に、生徒様それぞれの疑問や不安を解消していただくため、個別相談会を行いました。

    16:00以降は自由参加としていましたが、そちらにもほぼ全員が参加。
    普段から勉強や自分の進路に真剣に向き合っている様子が、相談内容からも伝わってきました。

    対応する大学生の回答にも熱が入ります。部活と勉強の両立の仕方や大学生活のことなど、さまざまな相談に応じました。
    東大生との交流を通じて、悩みや不安を克服するとともに、今後の高校生活や受験へのモチベーションを高めていただけたのではないかと思います。

    まとめ

    小倉高校の先生方・生徒様のご協力もあり、無事にセミナーを実施することができました。
    今回のセミナーが、これから大学受験を迎える生徒様にとって、少しでも「追い風」となれば嬉しいです。

    他にも、FairWindでは、地方高校生の皆様を対象に、さまざまな企画を実施しています。
    この記事を読んでFairWindの企画に興味を持ってくださった方は、こちらのページをご確認の上、ぜひお申し込みください。

  • 【メルマガ試し読み】今しんどいと思っている高校生へ

    【メルマガ試し読み】今しんどいと思っている高校生へ

    過去に配信されたメールマガジンの記事になります。東大生の生の声が綴られています。お楽しみください!(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)


    理科一類2年 U.H.

    こんにちは!今回は、精神的にしんどいな、と思っている方に少しでも寄り添いたいと思い、この記事を書かせていただきました。 他のメルマガの記事は技術的なことが多いと思うので、軽く読んでいただければと思います。 

    この記事を読んでくださっている皆さんの中には、「しんどい」「つらい」と思っている方もいるかと思います。 しかし、精神的に辛いと思う理由は人によって千差万別です。 
    例えば、「成績が上がらない」だったり、「部活がうまくいかない」だったり、あるいは「人間関係がうまくいかない」と感じているかもしれません。 

    「しんどい」と感じる理由はおそらく人それぞれだとは思いますが、それぞれに共通していることはあると思います。 それは、「特定の世界に閉じこもっていること」だと思います。 
    例えば、成績が向上しないことに悩んでいる人は、あれをやっても成績が伸びない、これをやっても成績が伸びないと、 『受験の世界』にばかり目が行きがちで、他のことに目が行きづらい状態になっていると思います。 その他にしんどいのも、『部活の世界』あるいは『友達関係の世界』にちょっとだけのめり込みすぎているのかもしれません。 

    そのような時は、一旦落ち着いて視野を広げてみてください。 具体的には、今自分が悩んでいる環境から離れてみたり、離れることが難しいなら、普段自分がしないような行動を心がけてみるといいと思います。 
    例えば、勉強を少し休んで散歩や運動をしてみたり、部活を少し休んでみたり、友達に相談してみたり、などです。 そうすることによって、皆さんの悩みが少し相対化されるのではないでしょうか。 皆さんの悩んでいることはきっといい方向に向かうし、たとえ解決しなくても、自分の抱えていたしんどさが少し小さく感じられると思います。 

    しかし、受験を控えている高校生、特に高校3年生は「今はしんどいのは当たり前、それを乗り越えてこそ受験」のような、 自分の抱えるしんどさを精神論で乗り切るように指導されたり、受験に対してそのような不文律を感じ取ってしまっている人も多いのではないでしょうか。これらの指導や空気感は、受験生に対して、ある種の「しんどさ」を強要しているようにも見えます。 さらに、受験は点数のみで結果が出る一元的な世界です。『受験の世界』に閉じこもってしまっても仕方がないと思います。 

    ここから先はなんの気休めにもならないかもしれませんが、しんどいなら、少し休んでもいいと思います。 大学に入れば、今きっと皆さんが感じている『受験の世界』の圧力もどうでもよくなるほど、いろんな人がいて、いろんな価値観が存在します。 大学は高校とは比べ物にならないほど広い世界です。まだ大学生の私がそう感じるのだから、きっと大学を卒業してから感じる社会はもっと広いのだと思います。 『受験の世界』で結果を出すのも大事ですが、それだけではありません。しんどい時こそ、一度立ち止まってみることも大切だと思っています。 

    もちろん頑張るのは大切です。しかし、そこで精神を壊してしまうほど、『受験の世界』に閉じこもるのも違うと思います。 自分のできる限りの努力をして、休む時は休んで、受験に臨んでください!応援しています!

     


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  • 【逆境を味方に】地方から効率アップで東大へ【合格体験記】

    【逆境を味方に】地方から効率アップで東大へ【合格体験記】

    ↑ 高校3年生のときの教室


    はじめに

    東大生のうち、首都圏出身者は約6割。初めて見る人にとっては衝撃の数字ではないでしょうか。

    しかし、都会に住んでいなければ東大合格は難しいか、有名な塾に通わなければいけないかというと、必ずしもそうではありません。

    この記事では、東大とは無縁の田舎から文科二類に合格した私の経験と工夫をお伝えします。


    ど田舎から東大へ

    私の出身は、佐賀平野の端のとある町です。家の周りには田畑が広がり、3km先にある2階建ての中学校を望むことができました。

    大学進学が決して当たり前ではない地域で、東大をはじめとする最難関大はテレビの中の遠い存在でした。中学では部活動中心の日々が続き、最後の夏の大会が終わるまで、受験に向けた勉強はほとんどしていませんでした。

    そんなど田舎で育った私が東大を意識し始めたのは、高校1年の夏でした。

    県内ではトップといわれる公立高校に進むことができ、同級生のレベルの高さを思い知らされていた時期です。
    将来の目標どころか、文系と理系のどちらに進むかすら決め切れていなかった中、当時の学年主任の先生から呼び出され、こんな風に声をかけられます。

    「入ったあとに学部を選べる大学もあるよ」

    「ちなみに東大っていうんだけど」

    今思えば妙な誘い文句です。

    まさか自分が東大を目指すことになるとは思っていなかったので、その場では苦笑いと曖昧な返事でごまかしました。
    それ以降、どこかこそばゆく感じながらも、模試などの志望欄に「東大」と書いてみるようになりました。


    電車通学生の勉強法

    高校時代は電車通学で、家から学校まで片道1時間ほどかかっていました。

    電車といっても、都会のように便利なものではありません。自宅の最寄駅に停まるのは1時間に1本、昼間にいたっては2時間に1本しかないというひどい有様でした。1分の寝坊が命取りです。その気にならずとも、時刻表はすべて頭に入ります。

    北部九州の進学校には、いまだに朝補習(0限)の文化が残っているところがあります。私の母校もその例に漏れず、7時50分から一日の授業が始まっていました。

    その時間に間に合うために朝は6時起き、放課後はバドミントン部の活動後、21時ごろに帰宅する生活が続きます。平日は疲れてしまって十分な勉強時間を確保できず、授業の課題をこなすのがやっとでした。

    中には3年間だけ高校の近くに引っ越す友人もいましたが、そんなことはできません。
    環境を変えられないのならば、自分が変わるしかない。逆境も逆手にとってしまえばこっちのものです。少ない勉強時間で確実に力を伸ばしていくため、自然と効率を重視するようになりました。

    具体的な方法は次の2つです。
    1. 授業で9割理解する
    2. 電車の時間でコツコツ暗記


    1. 授業で9割理解する

    学校で授業を受けている時間は、毎日7時間ほど。これより家庭学習の時間のほうが長いという人はほとんどいないでしょう。

    ならば、授業をおざなりにする手はありません。特に私の場合、塾や通信教育は利用していなかったので、学校の授業がすべてでした。授業の内容はその場で理解してしまうことを目標にして、疑問点はその日のうちに解消するよう徹底していました。

    一度理解してしまえば、あとは定期試験や模試の前に苦手な部分を確認するだけで十分です。まとめて復習するのと比べると、効率は格段に上がります。

    ここでのポイントは、覚えるのではなく「理解」することです。

    授業中、板書を写しながら、常に「なぜ」を意識するようにしていました。

    文系であれば、社会科目が一番わかりやすいかもしれません。

    たとえば、なぜオーストラリアで白人至上主義が形成されたのか。なぜ東京に人口が集中するのか。授業中に先生が話してくれるのは、事実や答えの背景にある「なぜ」の部分です。教科の枠を超え、地学や生物の知識ともつながって本当に楽しかったのを覚えています。

    数学などでも同様です。

    ベクトルの使い方を知るだけではなく、なぜその問題でベクトルが役立つのかを考える。穴埋め式の試験でしか使えないような小手先の技を覚える前に、なぜその方法が成り立つのかを確かめる。正解にたどり着くまでの思考を言語化することで応用の幅が広がり、記憶にも残りやすくなります。

    このように「なぜ」を理解していたからこそ、東大の入試問題にも楽しく取り組めたのではないかと思います。


    2. 電車の時間でコツコツ暗記

    理解重視で勉強してきた私ですが、中学時代からずっと苦しんでいたことがありました。

    暗記です。

    様々な知識がつながっていくのが楽しかった反面、何の関連もない事柄をひたすら覚えるのは大の苦手だったのです。

    電車に揺られる時間は片道30分ほど。最初のうちは、移動時間くらいゆっくりしたいと割り切っていました。

    しかし、高2になって「覚えていないから解けない」という問題が増えてきてからは、さすがに悔しさと危機感を抱きはじめました。

    まずは英単語帳からはじめ、その日の気分に応じて4択式の英文法の問題集や古文単語帳を開くようになりました。時にはスマホを使ってCDの音声を聞いたり、気になるところをその場で調べたりしながら取り組むこともありました。

    言語ですから、すべてに明確な由来があるわけではありませんが、たとえば「pull up」で「駐車する」という意味になるのは、手綱を引いて馬を止める動作の名残です。これを知るだけで絶対に忘れなくなります。

    何度も毎日繰り返していくうちに習慣化し、受験期には社会や理科の暗記も電車の中で済ませるようになりました。

    結局、机の前に座って「今から暗記をやるぞ!」という時間を作ったことはほとんどなかったのですが、むしろ電車の中でちょっと確認するくらいのほうが気軽で良かったのかもしれません。

    1日1時間でも、2年間続ければ約700時間。我ながら置かれた環境をうまく利用できたと思っています。


    支えてくれたもの

    質を高めることで相対的な勉強量の不足をカバーして、高3の秋までにはなんとか東大を狙えるレベルに到達することができました。

    周囲からはこのままいけば大丈夫だろうと言われるようになり、私自身もそう信じて突き進んでいました。

    しかし、二次試験の直前、それも東京に向けて出発する前日になって、それまでに感じたことのなかった強い不安に襲われます。これまでに積み重ねてきたことよりもやり損ねたことに目が行き、培ってきたはずの自信を完全に失ってしまいました。

    この1年間、自分がやりたかったことを犠牲にし、負担になりそうな人間関係を多少切り捨ててまで勉強を最優先にしてきたのに、それがすべて無駄になってしまうのではないか。その怖さは今でも鮮明に覚えています。

    ついには、私が東大を目指すきっかけを作ってくれた学年主任の先生の前で涙をこぼしてしまいました。

    そんなとき私を支えてくれたのは、他でもなく、それまで切磋琢磨してきた友達でした。「本当はめっちゃ怖い」「さすがにしんどい」と弱音を吐くことができたのは、それが初めてだったと思います。

    きっと大丈夫と言われていただけに、勝手にいろいろなことを背負ってしまっていたのでしょう。受験会場に到着してからも、その友達の顔を思い浮かべると心を落ち着けることができたような気がします。自分のことで精一杯だったはずなのに私に寄り添ってくれた友達には、今も心から感謝しています。

    高校時代を振り返ってみても、一番楽しかったのは、放課後の教室で友達と一緒にわからん、わからん、と言いながらなんとか目の前の問題を理解しようとしていた時間でした。1人で考えたこと、1人で覚えたことよりも、友達と一緒にやったことのほうが何倍も記憶に残りやすかったと思います。

    もちろん、同級生だけでなく、応援してくれた家族や地元の友達、最後の最後まで向き合ってくれた先生、本当に多くの人に支えられていたからこその合格でした。

    受験前に作成していた「合格したら報告する人」のリストは、200人をゆうに超えていました。


    おわりに 〜始まらないキャンパスライフ〜

    学年主任の先生の前で涙を流したのは全部で2回。1回目は受験直前、2回目は合格発表の日。嬉しさと安堵と感謝がぐちゃぐちゃに入り混じった涙でした。

    しかし、喜べたのも束の間。上京後の私を待っていたのは、思い描いていたものとは全く違う生活でした。

    コロナ禍で入学式は中止。
    キャンパスに行くこともできず、数少ない友人との交流はすべて画面上。

    せっかく興味深い講義を聞いても、それについて語り合える相手がいない。それどころか、毎日出される大量の課題に追われるばかり。高校時代は思考すること、議論することがあんなにも楽しかったはずなのに。

    このままでは、これまで自分を支えてくれた人に顔向けできない。そんな思いも脳裏をよぎります。と同時に、そうした支えが受験期の自分にとっていかに大きなものだったたか痛感しています。

    自らの選んだ道が間違っていなかったと自信を持って言えるのは、もう少し先のことになりそうです。

    努力の結果が思い通りの形になるかは、誰にもわかりません。
    それでも、一つの目標に向かって頑張ってきたという自信が、きっとあなたの糧となるはずです。

    みなさんの高校生活が悔いのないものになることを願っています。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

  • 【E判定から現役合格】東大逆転合格体験記

    【E判定から現役合格】東大逆転合格体験記

    ↑ 実際の高校3年生の時の東大模試結果

    みなさんは、模試でどれくらいの判定が出ていれば志望大学に合格できると思いますか?

    毎日必死に勉強している受験生にとって、模試の判定は最も気になるものの一つです。「気にしすぎる必要はない」と言われても、「E判定」なんて書かれていたら絶望してしまうかもしれません。

    今回は、そんな「E判定」から東京大学に現役合格した先輩の体験をお送りします。


    はじめに

    東大模試はほとんどD、E判定。一番良かったC判定も1回きり。本番1ヶ月前の東大模試もE判定

    そんな僕が現役で東大に逆転合格した体験を話そうと思います。ただし、あくまで僕の個人的な体験なので、こんな先輩もいるんだ〜くらいに思いながら読んでください。


    東大とは無縁の中学生まで

    中学生までは楽しく昆虫採取したり、陸上したり、遊んだりしていました。東大なんて名前は知っているくらいで、どれくらい難しいかすら分かりませんでした。受験というのも高校入試が初めてで、とても緊張したのを覚えています。

    最初に大学入試について知ったのは、中学卒業後の春休み。中学のときに通っていた塾の先生から「今から九大に入ろうと思ったら、相当な努力が必要になる。この問題を見ろ」と言われて見せられたのは、脳科学について難しそうに書かれた日本語の文章でした。

    「難しいだろ? これを3年後に解かなければならない。しかも、これは英語の問題だ。本当なら、この文章が英語で書かれている。普通に3年間過ごしてこれができるようになると思うか?」とめちゃめちゃに脅されました。

    九大でこれなら、東大なんて目指せるはずもない。そう感じましたね。

    大学入試や東大についてこんな印象を抱き、地元の県立高校に進学することになります。


    東大を目指し始めた高校1、2年生

    もともと勉強は得意だと思っていたし、そこそこ好きでした。1桁は無理だったものの、入学後すぐのテストでもそこそこの順位を取ることができ、とても嬉しかったのを覚えています。

    自分よりも勉強ができる存在も多くいることを知って「怖いな」と思う一方で、そんな人たちと一緒に勉強できることにワクワクする自分もいました。

    そして、1年生の7月の進研模試を迎えます。そこでも思ったよりも良い点数、順位をとり、「え?ワンチャン東大いけるんじゃね?」と思うようになりました。
    そしてなんとなく「無理そうやなって思ったら下げればいいや〜」と思って、これから東大志望と書くことになります。

    このときはまだ、本当に東大を受験して、ましてや合格することになるとは全く思っていませんでした

    陸上部や生徒会などもしていましたが、その勢いのまま定期テストでもそこそこの成績を取り、模試の成績も悪くありませんでした。たまにですが、東大A判定も取っていました。そんな高校1、2年生でした。


    模試の判定に苦しんだ高校3年生

    しかし! 高3になってからその状況は一変します。問題が解けないのです。センター模試や学校の定期テストはまだ太刀打ちできていました。

    が、東大模試は全く歯が立ちません。部活動や生徒会も引退し、勉強に一生懸命打ち込んだのですが、うまく成績が伸びないのです。

    点数も440点満点中150点~170点くらいをうろうろし、判定も10月に駿台の東大模試でC判定を1回とった以外は全てD、E判定、2次試験1ヶ月前の東大模試でも172点のE判定でした。


    僕が合格できた2つの理由

    そんな中で、どうして僕は二次試験本番で229/440点を取り、合格できたのでしょうか。自分なりに分析し、理由を2つ考えてみました。


    1. 最後まで自分を信じ続けた

    なぜかは分かりませんが、試験本番まで自分が落ちるとは全く思っていませんでした。試験が終わったあと「なんで受けたんだろう?」とは思いましたが、これで落ちても悔いはない! と思えるほどがんばれたので、後悔はしませんでした。途中で東大を諦めて阪大や九大を受けることもできましたが、東大を受験しました。

    当たり前ですが、東大を受験しなければ東大に合格することはありません。最後まで自分を信じて頑張り続けたこと、それが合格に結びついたのではないでしょうか。


    2. アウトプットし続けた

    高校3年生の12月に入ったあたりから、ほとんどの勉強時間をアウトプットに充てるようにしました。具体的には過去問です。

    僕は、毎回試験時間と同じ時間で問題を一度解き、その時間で解けたところまで印をつけて残りをそのまま答えを見ずにじっくりと解くというのを実践していました。

    自分が満足できるまで解いたら、そこで初めて答え合わせ、解説確認です。数学や物理・化学の問題を1年分解くのに4、5時間もかけていましたが、そこまでしてから解説を読むと、なぜ自分が間違ってしまったのか、解けなかったかの原因がわかります。

    時間が足りなかったのか、発想が足りなかったのか、計算ミスをしたのか、勘違いをしていたのか。それを踏まえてどうすれば次解けるかを考えます。
    その発想を思いつくにはどういう思考回路を辿るのか、自分が計算ミスをしやすいところはどこでどうすればミスを防げるか、などなど。

    結局大事なことは、自分がどこまで理解していて、実際にできて、これからどうすればいいかを明確にすることです。

    これをすることによって、じっくり自分で考える癖がつき、本番でも自分の力を最大限に引き出すことができました。

    また、模試では、数学や理科の途中式に点数が与えられないこともありますが、実際に受験してみて、本番では部分点も期待できると感じました。日頃から記述解答形式に慣れておくといいと思います。


    実際に東大に入って

    一言で言うと、本当に諦めなくてよかったです。

    周りはレベルの高い友達、先輩ばかりで毎日刺激を受けています。そして、FairWindに入り、自分と同じような境遇のみなさんに少しでも協力できることがとても嬉しいです。

    「地方高校生に、追い風を」という理念の通り、この記事が皆さんの追い風となれば幸いです。

  • 【メルマガ試し読み】二次試験前⽇・当⽇の過ごし⽅

    【メルマガ試し読み】二次試験前⽇・当⽇の過ごし⽅

    過去に配信されたメールマガジンの記事になります。東大生の生の声が綴られています。お楽しみください!(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)


    文科一類1年 K.Y.

    こんにちは!この記事では、二次試験前日・当日にすべきことについて、私の経験に基づいてアドバイス・注意点などを書かせていただきます。
    私は福岡県出身ですが、私のような地方勢は試験前にあらかじめ上京して試験に備える必要があります。そのあたりについても少し書きます。
    試験前日・当日は何をしていいのかわからない人も多いと思うので、ぜひこの記事を参考にしてください。
    なお、私の受験科目は国語・数学・世界史・日本史・英語で、一浪しています。

    前日(まで)

    ①試験地への移動(地方勢向け)

    自宅から遠く離れた大学を受験する人は、前日までに試験地付近に移動しておく必要があります。
    自宅からどの程度離れているかによりますが、私は試験の前々日に移動しておくことを強くお勧めします。試験前日に交通機関に異常が生じた場合に移動できなくなるという事態を避けるためです。
    前々日に移動しておくことで精神的に少し余裕が生まれますし、前日に移動経路や試験会場の下見に行くこともできます。移動中の時間も無駄にせず、苦手などのチェックに費やすと良いと思います。

    私の場合は、前々日の16時頃福岡空港発の飛行機に乗り、18時前に羽田空港に到着し、20時半頃に渋谷のホテルに着きました。
    移動中は今まで解いた日本史の過去問の要点を確認したり、世界史の資料集で文化史の確認をしたりしていました。ホテル到着後もその続きをしましたが、移動の疲れからすぐに眠くなり早く寝た記憶があります。上京に際しては父親に同行してもらいました。

    ②試験会場の下見

    前日までに必ず移動経路・試験会場の下見をしておきましょう。何事もぶっつけ本番は危険です。このとき、試験当日と全く同じ時間で移動し、電車などの時間や道の雰囲気を掴んでおくと良いと思います。
    当日の朝に自宅から移動できるという人も、自分が使おうと考えている移動経路以外に迂回経路をいくつか想定しておくと何かあったときも落ち着いて対応できます。

    ③最終チェック

    東大の試験は2日間ありますが1日目の試験終了後は疲れてあまり勉強できないので、この前日の時間が最後だと思っておいてください。私はそう考えたうえで、前日は5科目万遍なく勉強しました。

    具体的に何をしたかというと、
    ・国語→各大問1年分(以前解いたことのある問題の解き直し)
    ・数学→1週間前に予備校で解いた問題(過去問1年分に相当)の解き直し
    ・日本史→前々日までにやり残していた過去問の要点チェック
    ・世界史→文化史と苦手なポイントのチェック
    ・英語→リスニングと要約問題1題、段落補充問題1題、総合問題(大問5)1題
    というようなかんじです。

    これはあくまでも例に過ぎないので、自分が何をしておきたいかは前々日までにしっかりと考えておきましょう
    何をしていいかさっぱりわからないという人は学校の先生などにアドバイスをしてもらうと良いと思います。私も各科目の先生に前日に何をしておくと良いかアドバイスをいただきました。

    ④準備

    試験本番での忘れ物は精神的に悪影響をきたします。忘れ物を絶対にしないよう、前日のうちに準備を済ませておきましょう。
    東大の場合は英語の試験で一部マークシートを使用するため、鉛筆が必須です。
    それに腕時計と受験票(顔写真を貼っているかもチェック)も重要です。私は試験2日目の朝にホテルを出たあと腕時計を忘れていることに気づき、大慌てで取りに戻りました。そのようなことがないようにしましょう。

    ⑤気分転換

    前日にもなると一日中緊張続きでかなり疲れます。緊張を少しでも和らげるために適宜気分転換をしてください
    私は勉強の合間に好きなお菓子(博多通りもん)を食べたり音楽を聴いたりしていました。食事も自分が食べたいものを(食べ過ぎには気をつけて)食べると良いと思います。
    また、浪人時は通っていた予備校のサイトに先生方からの激励メッセージが掲載されていたので、それを読んで自分を勇気づけていました。

    ⑥睡眠

    なかなか寝付けないかもしれませんが、早めに寝て翌日に備えましょう。横になっているだけでもある程度疲労回復になります。私はラジオを聴きながら寝ました。

    当日

    ①朝食

    朝食をとらないと頭が働きません。地方勢はホテルで朝食をとることになりますが、朝食会場に行くと受験生だらけでいきなり緊張させられます。
    他の受験生がみんな優秀そうに見えますが、自分も他人からはそう見えていると考え、過度に緊張しないようにしましょう。

    ②準備

    再度持っていくものの確認をしましょう。繰り返しますが、忘れ物は精神的に大ダメージとなりかねません。

    ③試験会場へ移動

    開場時間には試験会場に着くことを目標にして移動した方が良いと思います。そうすることで試験教室の雰囲気に慣れる時間も増えますし、トイレの位置などを改めて確認することができます。
    余った時間は最終チェックに使いましょう。私は緊張を少しでもほぐそうとしてずっと音楽を聴いていました。

    ④休み時間

    トイレに行くことと水分を摂っておくことは必ずしておきましょう。それ以外は自分がしたいことをすれば良いと思います。
    私は基本的に最終チェックに費やしましたが、会場内を散歩するなど気分転換をするのも良いでしょう。
    教室内では大声で答え合わせをする人たちがいる場合がありますが、そのような会話は聞かないように気をつけてください。
    なお、試験開始30分前には試験監督が入って来て参考書などを全てしまうように指示されます。それから解答開始までかなり長く感じますが、目をつぶって精神統一をしたり、試験監督を観察したりすると良いと思います。試験監督を観察しているといろいろ面白かったです。

    ⑤試験終了後

    1日の日程が終わると、混雑を避けるために試験教室ごとに放送で退出指示があります。指示があるまでは帰宅できないので、1日目の試験終了後は翌日の科目の勉強ができるように何か教材を持って行っておいた方が良いです。2日目の試験後も同様に指示があってからの退出となりますが、翌日に備える必要はないので本など時間をつぶすためのものを持って行くと良いでしょう。(スマホなどの通信機器は使用許可が出されるまで時間がかかります。)
    なお、地方勢の中には試験終了後すぐに家に帰る人も多いと思います。場合によっては退出指示までかなり時間がかかりますが、恐らく試験監督が当日中に帰る人には配慮してくれると思うので、飛行機や電車の時間が近づいてきたら遠慮なく挙手して試験監督に知らせましょう。その際、電車や飛行機のチケットを証拠として提示するよう求められる場合があるので準備しておきましょう。

    かなり長くなりましたが、ここまで二次試験前日・当日をどう過ごすかについて書かせていただきました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
    内容については当たり前のことだと思う方もいらっしゃるとは思いますが、試験前は緊張のために大事なことを忘れがちなので念押しの意味で書いています。
    コロナ禍での受験で不安は多いと思いますが、しっかりと準備を整えて本番で自分の力を最大限発揮できるよう頑張ってください。影ながら応援しています。


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  • 【地方から東大へ】努力で掴み取った東大合格【体験記】

    【地方から東大へ】努力で掴み取った東大合格【体験記】

    ↑ 高校時代に使っていたノート

    東大合格のために「親を超えた」と言われたほど努力を重ねたSさん。英語を好きになるために英語ディベート部へ? 鹿児島県の公立高校から理科二類に合格したSさんのお話です。


    はじめに

    親元を離れての東大入試を終えて、帰宅した私に、父がかけてくれた言葉は、
    「お父さんは、今までのあなたの全ての努力を尊敬する。もう完全に親を超えたね。」
    でした。苦労が多いながら自分の手で人生を切り拓いてきた父のことを、私はとても尊敬していましたから、そんな父からのこの言葉はあまりに嬉しいものでした。

    中学生の頃から東大入学を夢見ていた私が、高校3年間をどのように過ごし合格を掴んだのか、父にそうまで言われるほどの努力とはどんなものなのか、これから少しお話ししようと思います。


    受験勉強開始の1年生

    受験勉強のスタートは高校入学と同時に始まります。
    というのは嘘で、実は高校「合格」と同時に始まります。

    「この高校に入学するのは東大に入るため」と考えていた私は、高校の合格発表の次の日には、地元の高校生向け塾で自習室の利用を始めました。規模は小さいながらも難関大の過去問などを扱うコースに入り、大学合格への布石としました。

    塾での学習はあくまで補助的なものでしたので、これ以降はあまり記述しませんが、受験期での過去問演習の添削などをお願いしたり、自習室を積極的に利用したりしていました。

    こういうわけで、私の受験勉強の全てを語るには入学直後から受験直前まで全てを語る必要がありますので、ここからは私の高校3年間の勉強の様子を順にお話ししていこうと思います。


    英語が苦手なら、英語漬けにしたらいいじゃない?

    入学してまず、中学時代足を引っ張りがちだった英語の克服方法を考えました。

    私は、半ば強引な方法でこれを成功させました。

    それは、「英語ディベート部に入る」ということです。

    英語に苦手意識こそあったものの、部活として友達を作りながら英語を話すのは楽しいかもしれないと思い、思い切って入部しました。

    結局これは功を奏しました。部活中に英語を話すから語彙が身につくというのはもちろん、英語が得意な友達に負けじと英語の勉強に取り組めました。また、たくさん話しているうちに、英語そのものも好きになれました。

    好きになってしまえば学習は苦になりませんから、この後述べるような英語の勉強も楽しみつつ行うことができました。


    春夏、基礎固めに全力

    1年生の前半は、国英数の基礎固めに取り組みました。

    国語では、現代文の精読を行い、文章に対して自分で問いを作るなどの工夫をしていました。

    英語については、部活でスピーキングを鍛えつつ、英検準1級取得を目標に単語の暗記をしていました。また、毎日1題は長文読解を行うことを継続しました。

    数学については、学校の授業は十分についていけたので、週に一度、自力で既習範囲の難問演習に取り組んでいました。


    秋冬、崩れだす学習リズム

    秋頃から課題研究活動に取り組み始めました。テーマを決めて社会実験などを行い、論文を書いたり英語で研究内容を発表したりする活動です。

    ここで論理的な思考力を身につけられたことは今の大学生活でも役立っていますし、大人数の前で英語のスピーチをすることも英語力の増強には大変有用でした。

    ただ、それらの準備に追われ、徐々に授業の予習復習が手薄になっていきます。
    授業進度のスピードアップに伴い、数学や物理の成績が低迷する状況を迎えたまま、私は2年生を迎えました……。


    立て直しを図る2年生

    1年生までで国英の基礎固めをほとんど完成させた一方で、理系科目の成績が低迷し始めた私。2年生になり学校から与えられる課題が増える中で、どうにか成績の立て直しにかかります。

    2年生の学習の様子を、教科ごとに振り返ろうと思います。


    基礎中の基礎すら分からない物理

    1年生当初は得意科目だったはずの物理は、気づいたら完全に分からなくなってしまっていました。慌てて『物理のエッセンス』という基礎的な参考書を買い求め、これと教科書をもとに元に基礎の復習を始めました。

    毎授業の後に教科書を読み直し、教科書や「物理のエッセンス」の該当ページの問題で演習。分からないところは次の授業で先生に質問。

    これを繰り返しているうちに、なんとか物理は最悪の状況を回避、2年生の冬にはようやく応用問題にも取り組めるくらいには成績も回復しました。この辺りからは『名問の森』を使いながら、繰り返し難問の演習にも取り組むようになりました。


    発破をかけられながら取り組む数学

    得意なはずだったのにいつの間にか成績が悪くなっていたのは、数学も同じでした。とても目をかけていただいていた担当の先生に
    「最近どうした、試験中焦ってるのか? らしくないぞ」
    と声をかけられるほど。慌てて先生に泣きつき、試験のたびに発破をかけられながら、基礎の定着に勤しむことになりました。

    具体的には、毎週の宿題として課される演習問題だけでなく、課されていない残りの問題も解くということを1年間継続しました。人より少しだけ多く演習を重ねることで、理解に時間のかかる私でも、単元の内容を着実に復習することができたのだと思います。

    地道な努力の積み重ねで、数Ⅲが始まる冬には、数学もどうにか成績が安定するようになりました。そこからは数Ⅲをとにかく定着させるべく、基礎的な授業の復習に時間を割く咲くようになりました。


    ほとんど完成に近づいていった国語と英語

    1年生までで得意科目として確立した国語と英語については、2年生で概ね学習を完成させることができました。

    夏に東大の過去問を初めて解き、国語は古文単語や句法の暗記、英語は読解スピードと要約力が必要だと把握しました。その分析をもとに、英語長文読解に加えてその長文を要約することも日課に。要約したものを先生に添削してもらうことで精度を高めようとしました。また、英文を読むスピードに意識を向け始め、徐々に精読から速読へとシフトさせました。

    国英が2年生の終わりには「あとは単語をできるだけ詰めるのみ!」となったため、3年生からは、追い込みの効く理科に、それまで使っていた時間を費やせるようになりました。後から振り返って、理系科目の苦手な私にとって、これは功を奏した学習プランだったなと考えています。


    追い込みをかけた3年生

    あとは理系科目をぐんぐん進めるぞ!という状況で3年生を迎えました。そしてここから学習も本格化します。


    生活リズムを強制的に朝型に

    3年生からは、朝補習という7時25分からの理科の授業が始まりました。これに伴い、私は強制的に生活を朝型にすることとなりました。

    朝は5時起き。高校までは父に車で送ってもらい、車内では東大英語のリスニング。6時に学校に着いたら自習室で1時間半ほど勉強し、そのまま授業を受ける。夕方は放課後すぐに自習室に向かい、21時20分まで勉強する。帰宅し入浴を済ませると、髪を乾かしながら壁に貼った化学の暗記事項を覚える。覚えたら紙をくしゃくしゃに丸めて捨て、また新しい暗記シートを作成、明日の夜に備えて壁に貼る。そうして23時に就寝。

    この生活を1年間毎日続けました。もともと朝は苦手だったので最初は慣れずに苦労しましたが、一度慣れてしまうと、眠い夜の時間にペンを持って勉強する必要がないことは有利に働きました。


    そしてここで付記しておきますが、私が1年間この生活を続けたということは、1年間母は5時半には弁当を作り上げ、父は5時半に車を出してくれたということです。両親にはとても無理をさせてしまいましたが、一つも文句を言わずに頑張ってくれました。本当に感謝の思いでいっぱいです。


    効率のために力を抜くことを覚える

    ここまでは、ほとんど全ての教科に力を入れ続けてきましたが、理系教科の追い上げを図るため、国英の学習は3年生から力を抜き始めました。

    授業中に当てられた時に答えられるだけの最低限の予習にとどめ(というかほぼ予習をせずに)、授業に臨みました。授業中は必要そうなところだけ先生の話を聞き、それ以外は単語を調べ暗記したり文法事項を確認したりするなどして、自分なりに有用に過ごしました。


    いよいよ理科に全振り

    こうして国英にかけていた時間が浮いたところで、それを理科に注ぎ込むこととなります。物理化学に関しては「重要問題集」の問題を基礎→標準→応用と螺旋式に解いて、分からないところを休み時間で学校の先生に質問しまくりました

    昼休みの時間は10分ほどのこともままありました。昼休みを返上してまで私の質問に付き合ってくださった先生方には、本当に感謝しています。

    こういうことを秋頃までジリジリと繰り返し、秋にはどうにかセンター試験レベルまでならどんとこい!という状態になりました。

    一方で、理科については、二次試験対策をほとんどせずに秋までを過ごしてしまいましたから、秋の冠模試の判定は壊滅的です。しかし、「私はまず基礎固めが先決だったんだ!今からでもまだまだ成績は上がる!」と信じて、前向きに二次試験対策を始めました。


    先生と二人三脚の数学

    数学についても、3年生になってからは先生の力を大いにお借りしました。

    授業で習う数Ⅲの復習は自分で行いながら、担当の先生に依頼して東大の過去問添削を始めました。これを通して、解答の書き方や発想力を鍛えられました。回数を重ねるごとに解答が洗練されていき、ペースは遅いながらも二次試験に向けて準備を整えていきました。

    Sさんの数学のノート。先生から添削を受けていた様子がわかる。

    センター試験を終え、二次試験対策へ

    秋までで全ての教科において標準レベルを固められたため、センター試験対策はほとんど必要ありませんでした。試験直前の2週間で一気に暗記事項を叩き込んだりスピードをつけたりして、本番でも納得のいく点数を取り安心して二次試験対策に移りました。

    全教科において先生に協力していただきながら過去問添削を続け、本番を想定した時間感覚で問題が解けるよう訓練を重ねました。

    二次試験対策にかけた時間がおそらく人より少なかったため、試験前日もガッツリ勉強していた私。勉強していた方が焦る気持ちもなくなる、という思いもありました。そのおかげで、当日は「やり切った!もうこれ以上は勉強できない!」という達成感のもと、試験会場に向かうことができました。


    3年間の振り返り

    以上が、私の3年間の受験勉強の様子になります。

    2年生の夏までで成績を上げるのに時間のかかる国英を完成させ、苦手科目の基礎的な事項は3年生までに固める。3年生からは演習→質問というサイクルを使いながら苦手科目を何とか標準レベルまで定着させ、二次試験対策は添削指導を使って乗り切る。

    要約するとこういった感じになるでしょう。

    3年間をフルに使って計画を立てて学習を進めたことで、何とか苦手を乗り越えて本番に臨むことができました。

    このように書くと、私の高校生活は勉強にまみれた塗れたものに思えますが、昼休みは昼休みで10分間でも友人と大笑いしながら昼食をとっていましたし、下校時に恋人と歩きながら話すのを楽しみに毎日過ごしていました。青春と言えるような高校時代を過ごせました。

    むしろ高校に入学してすぐに目標を見据えて計画を立てられたからこそ、適切に息抜きをしつつ3年間を過ごすことができたのだと考えています。


    終わりに

    私は早くに目標を見据え、自分と目標との距離を常に測り続けたことで、必要となる努力量を把握してめげずに勉強することができました。高校3年間の学習の経過のうち、どれか1つでも欠けていたら合格することはできていなかったと思います。

    目標の大学に合格すると一口に言っても、そのために必要な努力量は人それぞれです。
    そしてその量があまりにも多いと知ったとき、それでも自分は努力するのだと思えるかどうかが、命運を分けるのではないでしょうか。

    今、志望校の難易度に対して自分の学力があまりにも足りないと嘆いているあなたへ、私はエールを送りたいです。カッコ悪くても泥臭くても必死で努力すれば、意外と目標に近づけます

    私が尊敬する父から、成績が低迷している時期にもらった言葉を最後に、筆を置くことといたします。お読みいただきありがとうございました。

    正しい努力をしていれば、それがマイナスに働くわけがない。目に見えなくても必ず進歩していることを信じなさい。

  • 2021/07/10-11 オープンキャンパス

    2021/07/10-11 オープンキャンパス

    2021年7月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、オンラインにて開催された「高校生のための東京大学オープンキャンパス2021」に、弊団体から企画を出展いたしました。
    「追い風を、君に。」をコンセプトとして、地方の高校生を中心とした、東大に興味を持っている生徒の皆さんに東大進学をより身近に感じていただくための4つの企画を準備し、計694名の生徒・保護者の皆さまにご参加いただきました。
    またオープンキャンパスの開催にあわせて、弊団体HPにおいて期間限定企画として、「東大生の受験・大学生活体験記」および「オープンキャンパスの歩き方」を公開いたしました。


    【いつでもそれ正解!】

    この企画では、「大学や受験にまつわる悩みあるある」をテーマに、参加生徒と東大生で簡単なゲームを行うとともに、東大生がこれにまつわる体験談を語ることで、今後の受験生活の参考としてモチベーションをあげてもらうこと、また受験にまつわる課題において「いつでもそれ正解!」と言えるような解決策を自分で見出してもらうことを目的として行いました。

    参加生徒の皆さまからは、
    「大学の先輩方が自分の悩みなどに共感してくださったおかげで、勉強やこれからの学校生活をより一層頑張っていこうという気持ちが湧きました」
    「東京大学の学生というと、厳しくて固そうなイメージがどうしてもあったのですが、決してそんなことはなく安心しました。場を盛り上げていただいたり、悩みに真摯に向き合い答えてくださったりして親近感と同時に尊敬の気持ちもわきました。最初は緊張しましたが、徐々に楽しく”正解を導きだす”ことができてよかったです」
    「同じ志望の同級生とも関われる良い機会になりました!」
    といった感想をいただき、本企画の目的を達成することができたと思います。


    【地方出身東大生が語る!「地方→トウダイ」】

    地方の高校から進学した東大生が、自身の体験に基づいて
    ①高校時代に抱えていた東大進学に対する心理的・物理的な障壁やその対処法
    ②実際に東大に進学してみて感じたこと、地方から東大に進学する意義
    について、パネルディスカッション形式でお伝えしました。

    参加生徒の皆さまからは、
    「遠い存在だった東大生の生の声が聞けて親近感が湧きました!」
    「地方の高校生として、自分も今日話してくださったような悩みがあったので大変参考になりました」
    「東大を目指す勇気が出ました。懸命に自分と向き合って勉強していきます。」
    といった声をいただき、この企画を通して受験や大学生活に対する不安を軽減し、東大合格へのイメージをより具体的にしていただくことができたのではないかと思います。


    【東大生といっしょ】

    東大生といっしょに模擬講義を受けて語り合うことを通して、普段体験することのできない大学の学問の面白さや等身大の東大生を感じてもらうことを目的として行いました。
    具体的には、生徒2~4名程度のグループに東大生2名がつき、自ら所属する学部の学問について、生徒の質問を受け付けたり詳細な説明を加え議論を深めたりしながら、講義を受講していただきました。

    「実際に学生の方から解説等をおききしながら、模擬講義をきくことができ、よい経験となりました。東大での学びの様子が、イメージしやすかったです」
    「一層受験したい気持ちが強くなりました!!」
    「動画を見たうえで東大生も含めてもっと議論をして考えを深められる時間を持ちたいと思いました」
    といった感想をいただき、学問・東大での学びに対して意欲的な姿がうかがえました。
    個別の分野のみならず、大学でともに学ぶことに対して参加者の関心を刺激することで、多角的な視点を持ち、また自らの目的意識に従い意欲的に学んで行く手がかりを提供できたのではないかと思います。


    【しつもん!東大生!】

    この企画は、受験・大学生活に関する参加者の疑問や不安を、東大生と直接、また個別に話すことによって解消していただくことを目的として、2日間終日にわたって開催しました。
    2日間で、250名近くの生徒・保護者の方に参加いただき、それぞれの質問に東大生が一対一でひとつひとつお答えしました。

    参加者からは、
    「東大生と実際にお話しする機会は地方に住む私にとっては、なかなか無い機会なので、今回は東大の雰囲気を実際に知ることができ、これからの勉強にもモチベーションになれるような時間でした。」
    「東大生と一対一で会話できる機会が取れて、緊張しましたがとてもよかったです。」
    「自分が志望している学部の人とすぐに繋がることができたのが良かったです。いろいろな学部の人から情報を得ることが出来、高校では知ることができない、大学に入ってからの情報などを特に聞くことができて東大への気持ちが強くなったので良かったです。」
    といった声をいただきました。この企画を通して、東大・東大生をより身近に魅力的に感じながら、自分の進路に向き合い、受験に対して前向きな気持ちを抱いていただけていれば幸いです。


    【東大生の受験・大学生活体験記】

    東大生の受験時の出来事、大学生活、東大に入ってから感じたこと・考えたことなどをテーマに、6月25日(金)~7月9日(金)の15日間、毎日1本ずつ東大生の体験記を弊団体HPにて公開しました。
    オープンキャンパス前に配信することにより、本オープンキャンパス企画により積極的に、自分なりの考え・気持ちをもって参加していただき、またこれらの体験記や当日企画を通してそれまで抱いていた悩みや不安を少しでも解消していただくことができていれば幸いです。


    【オープンキャンパスの歩き方】

    オープンキャンパスでは、それぞれの学部・部局から多くの企画が出展されることから、生徒様それぞれの興味に合わせておすすめの企画を集めた「モデルコース」を作成し、弊団体HPにて公開しました。この記事を通して、弊団体の出展企画のみならず、「高校生のための東京大学オープンキャンパス2021」をより有意義なものにしていただき、東大進学へ前進していただけていることを願っています。