投稿者: FairWind

  • 2021/09/18 倉敷青陵高等学校 オンライン

    2021/09/18 倉敷青陵高等学校 オンライン

    2021年9月18日、倉敷青陵高等学校の生徒様38名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

    今回のツアーでは、「東大志望・進学を『理想』から『現実』へ」というコンセプトのもと、東大・東大生をもっと身近に感じてもらい、東大進学を選択肢の一つとして考えてもらうことを目標に企画を立案しました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    アイスブレイク&プレゼンテーション

    アイスブイレクでは、事前に収録編集した動画を用いてコロナ禍で上京できない生徒様のために本郷キャンパスのバーチャルツアーを行いました。

    プレゼンでは、東大・東大生について身近に感じてもらうために東大生の1日や進学選択についての紹介を行いました。

    インタビュー系ワークショップ

    事前アンケートをもとに生徒様が大学生に聞きたい質問を投げかけ、大学生がそれについて話すというものでした。
    内容は大学生の高校時代から、受験、現在の大学生活など多岐に渡り大変盛り上がっていました。

    個別相談会

    多くの生徒様が残ってくださり、時間いっぱい質問している方もいて、大変感心させられる相談会でした。

    まとめ

    今回のツアーではコロナ禍の影響で自宅参加という厳しい状況になってしまいましたが、生徒様は大変意欲的で特にワークショップや個別相談会は、盛り上がっていたと思います。

    今回の企画を通じて生徒様が「東大」を改めて考える機会になればと思います。

  • 【東大生に聞いた】向き合うことで得られるもの【文学部国文学専修】

    【東大生に聞いた】向き合うことで得られるもの【文学部国文学専修】

    工学部編から始まった、各学部の東大生へのインタビュー企画。第2弾は文学部編です!

    「文学部」と聞くと、「日本や世界の文学を学ぶの?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

    しかし、東大文学部には27もの専修課程があり、歴史学や社会学など、幅広い学問分野をカバーしています。
    今回はその中から、国文学、西洋史学、社会心理学を学ぶ方々にインタビューを行いました!

    第1回はこの方です!

    【プロフィール】※情報はインタビュー時のものです
    ・名前: Dさん
    ・学年: 3年
    ・学部・学科(専修): 文学部・日本語日本文学(国文学)専修
    ・出身: 愛知県・一宮高校


    国文学専修での学び

    ── 今専修で学んでいることの内容を教えてもらえますか?

    国文学専修では、文字通り「国文学」を研究しています。

    日本語で書かれた文献全てを研究対象として扱います。時代は『万葉集』から近現代の文学に至るまで、ジャンルは歌謡や歌舞伎、演劇、思想・宗教の言説などにまで及びます。

    ── 授業はどのような形式で行われるのですか?

    大まかに言えば、特殊講義演習に分かれています。

    特殊講義は、「特殊」とついていますが、一般的な講義と同じです。

    教員がある作品について解説したり、「文学史」といった何らかのテーマについて講義を行ったりします。教員の解説を聞きながら『源氏物語』を読む授業などがありますね。

    もう1つが演習で、大学では「ゼミ」と呼ばれるものです。

    国文学専修では、ある文学作品の担当部分について、辞書や先行研究を用いて言葉の意味や解釈などを調べ、自分なりに発表する、というものが多いです。

    また、演習の授業は、1学期につき1コマは受講する必要があります。
    文献を読み、調べ、自分の口で伝えるという過程を、国文学専修がいかに重視しているのかが分かるのではないでしょうか。


    「読む」のも一苦労? くずし字の奥深さ

    ── Dさんが個人的に勉強している・したいと思っていることについても教えてもらえますか?

    くずし字を読めるようになりたいなと思っています。
    (資料を見せながら)たとえば、これは江戸時代の商家の書状です。こういったものを読めるようになりたいです。

    ── 大学では、くずし字を扱う授業があるんですか?

    国文学専修の演習では、写本の画像データが与えられて、くずし字を読んでみようという授業もあります。

    また、日本史学専修の「古文書学」という授業では、江戸時代や明治時代の史料を使ってくずし字を勉強します。

    ── くずし字には専用の教科書などがあるのですか?

    くずし字の辞典やネットに公開されているデータベースで調べると、任意の字のくずし方の例を見ることができます。

    はじめは1文字ずつ読む作業ですが、慣れてくると一般的なくずし方や頻出の字がわかってきて、徐々に文章を読めるようになります。

    ── 研究者気分が味わえて楽しそうですね。くずし字は外国語の勉強と比べてどうでしょうか?

    発音やリスニングの必要がないので、外国語よりは簡単だと思います。また、書いたことがある字も多いので、筆で書いたときの省略を想像しながら読むと理解しやすいです。

    よく使われる文字は、省略・記号化されて、「ありえない」と思うような崩し方になっていることもしばしばあります。

    たとえば、江戸時代だと「候」という字が記号化されていることが多いです。


    時代を越えた作者との対話

    ── 今学んでいることが社会で今後どんなふうに役立つと思いますか?

    こんなことを言うと怒られそうですが、理系のように「この技術が……」というものはないので、目に見えて何かに役立つ、ということはないかも……?

    もちろん、有名な作品の新しい解釈が出てきたとなれば、教科書が変わるかもしれません。でも、大学3年生の実感としては、実社会に結びついているものはあまり多くないと思います。

    それでも、僕たちは研究をするときに、作者、登場人物、そこで構築されている世界、表現……いろいろありますが、それらに向き合っていくわけです。

    それがいわゆる「作者とのやりとり」や「対話」であって、それに真面目に取り組んできた人たちが、価値観や表現力などを手に入れると思うんですよね。

    ── 「対話」をしながら得られるスキルや価値観があって、それらが社会で役立っていく、ということは確かにありそうですね。


    多様な解釈を通じて広がる世界

    ── また個人的な話に戻るのですが、今学んでいることのどんな点に魅力を感じていますか?

    いろんな認識や見方、解釈が可能な点でしょうか。

    国文学は、作者が亡くなっていることも多いし、書き写しのものもあるので、書写のミスによって文が変わっていたり、そもそも統一的な成立なのかどうかすらわからないものも存在します。

    でもだからこそ、「こういう根拠があるから、こんな解釈ができるのではないか」や「他の文献でこういうものが出ているから、この言葉はこれと同じような使い方なのではないか」というふうに、研究者によって様々な見方ができます

    勉強すればするほど新しい見方を得ることができるし、自分でも新しい見方を示すことができるのが、国文学研究の面白さだと思います。

    ── 1つの文学に対しても複数の見方ができて、先行研究などで多様な見方を学ぶのが楽しいのですね。また、自分の見方を示せるというのは、文学研究に知見がどんどん付け足されていくといった感じでしょうか。ありがとうございます。


    国語学とも日本史とも。他の学問との結びつき

    ── 他の学問分野で、専修で学ぶ内容と関連性が高いものがあれば教えてください。

    大学の研究分野なら、国語学ですね。

    日本語を言語として研究する学問が国語学なのですが、中でも日本語の歴史的変遷に関する研究は、国文学を扱う人も注意すべき内容が多いと思います。

    たとえば、発音はこれまでずっと変化してきているんですよね。

    半濁音(パピプペポ)は最初からあったわけではなく、室町時代あたりから成立したと考えられています。このように、日本語は歴史の中で変化しているんです。

    和歌のような韻文を読むときは特に、「どう読まれていたか」なども理解できていれば、当時の人と近い考え方ができますよね。

    ── なるほど。他にはどうですか?

    もう1つ関係が深いなと思うのが日本史学ですね。

    その時代の背景、つまりどんな社会だったのかを知っておくと、国文学の作品を理解するのに役立ちます。

    大きな戦乱があれば、文学にもその影響は及びます。ものを書く人たちの価値観が変わるんです。

    今でも同じだと思いますが、時代が変わったり、大きな出来事が起こったりすると、価値観が変化し、書かれるものも変わってくるのではないでしょうか。

    だから、その時代に何があったのかがわかる程度の日本史の知識があると役に立ちます。

    ── 日本語そのものや歴史的背景を学ぶ国語学・日本史学は、国文学と関係が深いのですね。高校までの学習内容で、今の専修と関連性が高いものはありますか。

    もちろん、国語や日本史は関連性が高いです。

    また、くずし字では草書体が使われていることもあるので、近世以前であれば書道なども関係するのではないでしょうか。

    さらに、人々の考え方という点で言えば、倫理の思想史も多少は関係あるのかなと思います。

    ── 高校までだと書道や倫理の関連性も高そうということですね、ありがとうございます。


    国文学か日本史か

    ── 次に進路選択についてです。まず、高校時代は大学や科類をどうやって選びましたか?

    高校2年のとき、担任の先生に東大を受けるよう勧められたのがきっかけです。科類については、もともと日本史や国文学に興味があったので、文学部に行きやすい文科三類を選びました。

    ── もともと国文学に興味があったんですね。文学以外でも良いのですが、高校時代は他にどんな学問に興味がありましたか?

    古文漢文、日本史が好きでした。特に、辞書を引いたり文法を調べたりしながら古文を読むのが楽しくて。

    ── ある程度進路の方向性は決まっていたんですね。では、大学に入ってからどうやって学部、専修を決めましたか?

    文学部に行くことはすでに決めていました。専修は日本史か国文学かで最後まで迷いましたが、ゆるい空気感が気に入ったので国文学を選びました。

    前期課程で受けた『源氏物語』を解説する授業や、歌舞伎の表現を学ぶ授業が特に楽しくて、そういった題材を扱えるという点で国文学に傾いたのもあります。


    温かい雰囲気も魅力

    ── 前期課程では幅広い分野の授業が取れますが、前から文学系の授業を多く取っていたんですね。それでは、現在の専修を選択してよかったと思う点はありますか?

    雰囲気がとてもゆったりして優しいです。必修の授業も少ないので、理系に比べれば負担は多くありません。

    研究室の蔵書も多く、「蔵書あげます」という連絡をもらったこともあります。「貴重そうな本なのに!」と驚きました。

    ── 学科や専修の教授や同級生との繋がりはありますか?

    同学年が20人くらい、教員が5人くらいいます。同じ授業を履修している人、つまり興味が近い人と知り合いになることが多いです。

    4年になって卒論を書き始めると、担当教員との繋がりは強くなりますね。

    それなりに人数の多い専修ですが、教員や学生の距離は決して遠くないという印象です。


    大学院進学か、それとも就職か

    ── 次に大学卒業後の進路について聞いていきたいと思います。Dさんが大学卒業後考えている進路を教えていただけますか?

    大学院には進学せず、4年生で卒業して就職する予定です。

    国文学専修から大学院に進学するのは、毎年各時代で数人、20~30%程度です。

    ── 就職する人が多数派なんですね。主な就職先などはありますか?

    文学部全体だと、出版、メディア系が他学部よりは多いようです。しかし、官公庁や、商社、銀行、メーカーといった民間企業など、かなり様々な人がいます。

    ── 7、8割の人が就職するとのことですが、3年生から4年生にかけて就活と自分の研究を両立させるのは大変ですか?

    演習の発表準備をする時期などは、就活との兼ね合いが難しいこともありますね。

    3年生では授業をそれなりに多く取っていますが、4年生になると授業を減らして卒論を書くので、比較的時間に融通が利きそうです。

    そのせいか、はたまたそのゆったりした雰囲気のせいか、文学部は他学部に比べて3年生のうちから就活を始める人が少ない印象です。

    ── 文学部は進路が様々という話がありましたが、Dさん自身はどういった進路を考えていますか?

    僕は……ホワイトな職場に行きたいです(笑)。まだ具体的には決まっていませんが、インフラ系には興味がありますね。


    高校生にメッセージ

    国文学に限らずですが、高校までの勉強と大学の学問は結構違います。

    国文学では高校のいわゆる「古文」を扱うこともありますが、現代語訳や文法の勉強にとどまらず、もっと幅広い視点で研究できます。

    国語が苦手で点数が取れないという人も、国語ができないからという理由で国文学の選択肢を捨てないでほしいです。
    国語を勉強していて楽しいという人も、大学の学問は今やっているものとは違うかもしれません。

    いろいろと調べる中で、自分で楽しいと思えるものを専攻にしてもらえたらと思います。


    いかがだったでしょうか? Dさんのお話から国文学の魅力や楽しさが感じられましたね!
    次回は文学部の大学院で西洋史を学んでいる I さんのインタビューです。お楽しみに!

  • 【東京大学】5分でわかる!「進振り」のイロハ【進学選択】

    【東京大学】5分でわかる!「進振り」のイロハ【進学選択】

    はじめに

    みなさんは、「進振り」という言葉を聞いたことはありますか?

    東大生に「東大の魅力は何だと思いますか?」と聞いてみると、「進振り!」と答える人がたくさんいます。
    一方で「東大で大変だったことはですか?」と聞いてみると、これまた「進振り……」と答える人が多いです。

    魅力である一方で、大変な試練でもある進学選択。
    正反対な評価を受けているこの制度の実態は、なかなか分かりにくいのではないでしょうか。

    そこで、この記事では東大の「進振り」、つまり進学選択制度について、分かりやすく解説していきます!

    そもそも進学選択って何?

    進学選択とは、2年生の春学期(4~7月期間)終了時に、学生本人の希望とその時点までの成績によって後期課程でどの学部・学科に所属するかを決める手続きのことです。

    東大での生活は、1~2年の前期課程と3~4年の後期課程に分かれています。

    前期課程では、文理や科類の違いこそあるものの、全員が教養学部という1つの学部に所属します。ここでは、特定の専門分野にとらわれることなく、さまざまな学問の基礎を学びます。

    進学選択を経た3年生以降の後期課程では、学部・学科に所属して、より専門的な内容を学習・探究していきます。

    進学選択を利用してできること

    では、進学選択によって学部を選択する例を見てみましょう。

    ここでは、法学部について考えたいと思います。

    2022年度の例では、法学部の定員は420人ですが、そのうち357人が文科一類から、6人が理科全類(理科一類〜理科三類)から、55人が全科類(文科一類〜理科三類)からの進学者でなければならないという規定があります。

    法学部定員420人
    文科一類理科全類全科類
    357人6人55人
    学内向け冊子「進学選択の手引き」より

    法学部といえば、いかにも文系というイメージですが、進学選択制度を使えば、理系からも進学することができるのです。

    大学入学前の知識で進路を決めるのは、とても難しいことです。東大以外の大学には、高校生のときに興味がはっきりしないまま理系を選択し、大学入学後に法学に興味を持ったものの手遅れだったという経験をした人もいるのではないでしょうか。

    理系として大学に進学した後に法学部に行きたいと思った場合、進学選択を利用すれば、法学を学びたいという自分の意思を実現することができます。

    しかし、大変な面もあります。

    数字を見ればわかるように、理系から法学部に進学するには、狭き門を通り抜けなければなりません。その学問を学びたいと強く思ったならば、それ相応の努力が求められます。

    自分が何を学びたいのか、高校時代からしっかり向き合った上で進路を選ぶことが大切です。

    科類がどれくらい進学選択に影響する?

    多くの大学では、どの学部・学科を志望するか、出願時に決めなければなりません。

    しかし、東大の場合、教養学部のうちの6つの科類(文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類)のいずれかに出願し、1、2年次は全員がそこに所属します。

    科類こそ違うものの、2年生までは全員同じ学部に所属しているということです。

    入学時点では、後期課程のいずれの学部・学科に進むかは、推薦入試合格者や外国人留学生などを除き、決まっていません。

    では、科類によって何が違うのでしょうか。

    下図の色分けのように、文系では、文科一類の人は法学部、文科二類の人は経済学部、文科三類の人は文学部や教育学部に進学しやすくなっています。

    一方、理系では、理科一類の人は工学部や理学部、理科二類の人は農学部や薬学部、理科三類の人は医学部医学科への進学に有利です。

    そのため、東大を受ける受験生は、自分の関心分野や、2年後に進学したい学部・学科に進学しやすい科類に出願する場合が多いです。

    行きたい学部・学科が入学次から変わることもあるので、進学選択を機に自分の進路を見つめ直し、学部・学科の選択を行うことになります。

    進学選択制度の仕組み
    進学選択制度の仕組みを図で表したもの

    ※この図では進学選択までの期間が1年半となっていますが、進学先が決定するタイミングが2年の夏(入学後1年半)、正式に学部に所属するのは3年からになります。

    進学選択のメリット・デメリット

    冒頭でも述べたように、進学選択制度は、東大の大きな特徴だと言えます。

    では、そのメリット・デメリットはどのようなものでしょうか。

    メリットとしては、大学で自分が本当に学びたいことを考えてから進路を決定できることが挙げられます。

    東大には、前期課程の1年半の間、文理の垣根を超えた授業を受けたり、優秀な友人や先輩、教授に相談したりしつつ自分の進路を考える「時間的猶予」があります。
    これは、将来やりたいことが決まっていない人にとってはもちろん、決まっている人にとっても、自分の進路を見つめ直すことができるという面で大きなメリットではないでしょうか。

    一見良いところづくしに見える進学選択ですが、デメリットもあります。

    一つは、人気の学部・学科に行くには良い成績をとる必要があることです。
    先述の通り、進学選択は2年生の春学期までの成績をもとに行われるので、成績が悪いと希望の学科に進めない可能性もあります。

    また、教養学部で1年半学べる分、後期課程で専門分野を学ぶ時間が短くなってしまうこともデメリットかもしれません。

    しかし、これらのデメリットはメリットとして捉えることもできます。

    たとえば、人気の学部学科は非常に好成績を修めないと進学できないので、「自分は本当にその学部・学科に行きたいのか」と問い直す良いきっかけを与えてくれます。
    その中で、自分の進路と向き合う機会を得ることができます。

    また、自分の興味関心と合致した学部・学科は他にないのか、と探す中で、当初は全く想像もしていなかった学部学科にめぐり会うこともしばしばあります。

    以上のようなメリット・デメリットをよく理解した上で、進学選択制度を有効利用することが大切です。

    おわりに

    この記事では、進学選択制度とは大学入学後に学部を選べる制度であると説明してきました。

    また、進学選択制度を使えば、自分の興味をじっくりと見定めた上で進路選択ができる一方、高校時代から進路にしっかり向き合う必要もあるということをお伝えしました。

    東大を受験してみたいけれど仕組みがよく分からなかった人も、東大受験にあまり興味がなかった人も、この記事をきっかけに、この制度を選択肢の一つとして考えていただければ嬉しいです。

    進学選択制度についてより詳しく知りたい人は、ぜひ自分でも調べてみてください!

    また、FairWindのホームページでも学部紹介の記事を出しているので、進路選択の参考にしてくださいね!

  • 【東大生が語る】ロシア語のすゝめ【第二外国語】

    【東大生が語る】ロシア語のすゝめ【第二外国語】

    ↑ 実際に使っていたロシア語のノートなど

    はじめに

    東大生は全員、1年生のときに必修科目として第二外国語を勉強します。

    第二外国語と聞いて、みなさんが主にイメージするのは、ドイツ語やフランス語、中国語などではないでしょうか。

    しかし、東大ではそれらのメジャーな言語だけでなく、あまり馴染みのないような言語も学習できます。その1つがロシア語です。

    ロシア語は、ロシア連邦はもちろん、ウクライナやカザフスタンなど、旧ソ連の国々で使われる言語です。
    実は2億人以上の人々が使用しているユーラシア大陸の一大共通語なのですが、日本では「なんだかよく分からない謎の言語」という扱いを受けがちです。

    そこで本記事では、少しでも多くの人に「ロシア語って面白そう」と思ってもらうために、東大でロシア語を1年半学んできた私が、

    1. 私がロシア語を選んだ理由
    2. 東大のロシア語
    3. ロシア語超入門

    の3点について語り尽くしていきます!

    私がロシア語を選んだ理由

    文学と音楽に魅せられて

    私が第二外国語としてロシア語を選んだのには、いくつか理由があります。

    まず、私は元々ロシアの文学と音楽が好きでした

    たとえば、ロシア文学だったらドストエフスキーやチェーホフ、クラシック音楽であればボロディンやショスタコーヴィチ。

    しかし、これだけがロシア語選択の決め手になったわけではありません。

    母の無念

    2つ目の理由。それは母の無念です。

    私の母は、大学生時代、第二外国語としてロシア語を学ぶことを切望していました。しかし、必修科目との兼ね合いで履修が叶わず、泣く泣くドイツ語を取ることになったのです。

    なので、私が「東大ではロシア語をやろうと思う」と母に告げたときには「私の無念を晴らしてくれ」という、敵討ちの頼みのような励ましの言葉をかけられました。

     『プラネテス』との出会い

    3つ目の理由。それは幸村誠の漫画『プラネテス』です。

    この漫画は、宇宙ゴミの回収業者を主人公として、宇宙のロマン、運命の非情さ、そしてそれらに魅了、翻弄される人間の営為を瑞々しく描き切った宇宙SF作品です。全4巻という短さが信じられないほどに密度が濃く、2004年にはNHKでアニメ化されています。

    その『プラネテス』が、なぜロシア語と繋がるのでしょうか? 実は、『プラネテス』には台詞がロシア語で書かれているシーンが1箇所だけ存在しているのです。

    その台詞は以下の通りです。

    Вы господин Хосино, не так ли?
    Я слышала о Вас от моего сына. Я мать Леонова.
    Знаю, что Вы несли на себе моего сына.
    Что бы с ним стадо, не окажись там Вас.
    Спасибо. Большое Вам спасибо. Спасибо.

    この台詞は、ロシア語が分からない読者でも前後の文脈から大体の意味が推測できるように配置されています。

    私が『プラネテス』を購入したのは高1の夏です。当時の私はロシア語が読めなかったので、上記の台詞を(文脈から意味が推測できるとは言え)単なる謎の文字の羅列として認識していました。

    意味がきちんと取れるようになったのは、それから数年後、もはや『プラネテス』にロシア語の台詞が出てきたことすら忘れ、東大でロシア語を学び始めてから半年が経った頃のことでした。

    大好きな作品の中で、それが何なのか理解し切れないままに置き去りにしてきた異国の文字列は、語学を通して、いつの間にか理解可能な「言葉」に変わっていました。そのことに気付いたとき、私は感じたのです。まるで心の奥の窓が開いて風が差し込んでくるような、自分の目に映る世界が広がっていくような喜びを。

    おそらく、『プラネテス』との出会いそのものがロシア語学習のきっかけになったということではないのでしょう。しかしこの出会いは、それがあまりにも劇的であるがゆえに、「自分がロシア語学習者となることはこの頃から既に決まっていたのだ」という信念を私に与え続けているのです。

    東大のロシア語

    ロシア語クラス

    東大の前期課程では、科類と第二外国語によってクラスが分けられます。たとえば、1年生がサークル内で自己紹介をするとき、「理科一類ドイツ語20組の○○です」のように言うのです。

    当然、ロシア語のクラスも存在します。私の学年のロシア語選択者は文系が約50人、理系が約70人です。東大生全体に占める割合はわずか4%です。

    だからこそなのか、東大のロシア語選択者は非常に結束力の強いコミュニティを形成しています

    たとえば、理系ロシア語選択者のコミュニティは「理ロシ」と呼ばれており、五月祭や駒場祭など、クラス単位で参加することの多いイベントにも、理ロシ全体でまとまって参加します。

    また、駒場キャンパスの一角には伝統的なロシア語選択者の溜まり場があり、休み時間の居場所や話し相手に困ることもありません。余談ですが、理系の溜まり場は「ロシア領」、文系の溜まり場は「ソ連領」と呼ばれています。

    このように、東大のロシア語クラスでは、少人数ながらも比較的密な交流が生まれているのです。

    このようなロシア語選択者のコミュニティに、独特の雰囲気を感じ取る人もいます。

    私からすると、 東大のロシア語選択者には、好奇心が旺盛で、学問、趣味、部活、サークルなど、確固とした自分のやりたいことを持っている人が多い印象です。また、なぜかTwitter利用者、クラシック音楽好き、地学好き、歴史好きの理系が多い気がします。

    マイノリティの言語であるロシア語をわざわざ選ぶだけあって、自分の興味関心や展望のためなら少数派になる事を厭わないような人ばかりです。

    「ロシア語選択者には変な人が多い」と言う人もいますが、このような仲間の知性や個性、情熱に触れることは、自分の大学生活を豊かに彩るような素敵な刺激を与えてくれるはずです。

    ロシア語TLP

    東大の教養学部前期課程には、TLP(トライリンガル・プログラム)という、第二外国語をさらに集中的に学ぶためのプログラムが存在します。

    TLPでは、通常よりも週3コマ多く第二外国語の授業を受けることになります。負担は重いですが、その分、ネイティブの先生を含む超一流の講師陣、優秀かつ勉強熱心な同期、会話や作文などを練習する実践的な授業など、これ以上無いほどに恵まれた環境で第二外国語の運用能力を総合的に高めることができます。

    せっかくならば第二外国語をものにしたい」という方にはおすすめのプログラムと言えるでしょう。

    私は、1年生の春から2年生の夏までロシア語TLPを履修していました。

    私のときには学生数が15人弱、文理比が2:1で、文系も理系もみんな一緒に同じ授業を受けていました。先生が一人ひとりの作文や発音を確認・修正してくれたり、学生同士でペアを作って会話の練習をしたり、少人数授業であることを活かした授業が多かったです。

    先生や他の学生との距離が近く、とても温かい雰囲気だったのが印象的でした。

    ロシア語の授業

    東大のロシア語教育カリキュラムには、入学後に初めてロシア語を学ぶ学生を対象とする「初修ロシア語」と、大学入学までにロシア語の基礎を一通りマスターしている学生を対象とする「既修ロシア語」があります。

    このうち「既修ロシア語」を選ぶのは毎年学年に1人いるかいないかくらいで、大多数の学生は「初修ロシア語」を履修します。

    「初修ロシア語」の授業には以下の3種類があります。

    (1)全員が必修科目として受ける授業
    具体的には「ロシア語一列」「ロシア語二列」です。この2つは、日本人の先生がロシア語の基本文法を網羅的に教える授業です。

    (2) やる気のある人が自由に取れる授業
    「ロシア語インテンシヴ(一般)」「ロシア語演習(一般)」「ロシア語作文」「ロシア語会話」など、多くの種類があります。授業によってはネイティブの先生が教えることもあります。

    (3) ロシア語TLP生専用の授業
    「ロシア語インテンシヴ(TLP)」「ロシア語演習(TLP)」などです。このレベルになると、一部の授業ではネイティブの先生がロシア語でロシア語を教えるようになります。
    「初修」という名前ではありますが、やろうと思えばいくらでもハイレベルな学びを堪能できます。

    ロシア語超入門

    実は身近なロシア語  

    ロシア語は、英語やフランス語などと比べると、どうしても私たちにとって縁遠く、難しいもののように感じられがちです。

    たとえば、「こんにちは」1つ取っても、英語は”Hello.(ハロー)”, フランス語は”Bonjour.(ボンジュール)”, ロシア語は”Здравствуйте! (ズドゥラーストヴィーチェ)”です。長さも発音しにくさも段違いですね。

    あいさつですらここまで大変なんだから、ロシア語はさぞかしとっつきにくい言語なんだろうな……と思う人も多いでしょう。

    しかし、実はロシア語の中には、日本で私たちがごく自然に使っている言葉も多く含まれています。

    たとえば、「イクラ」「ノルマ」「ピロシキ」「ウォッカ」。実はこれらは全てロシア語由来の外来語なのです。これらはそれぞれикра (イクラー)、норма (ノールマ)、пирожки (ピラシキー)、водка (ヴォートカ)というロシア語から来ています。

    このように、日本語の中にもロシア語が存在していて、身近なところで使われていると思うと、少し親近感が湧いてきませんか?

    ロシア語の文字  

    ロシア語では、以下のようなロシア語固有のアルファベットを使います。

    このアルファベットは、「キリル文字」という、スラヴ圏で広く使われる文字体系の一種で、私たちが慣れ親しんでいる「ラテン文字」(英語などで使われているアルファベット)とは異なる種類の文字体系です。

    そのため、ロシア語学習は、上記の33文字を順番も含めて正確に覚えることから始まります。

    英語のアルファベットでも見かけるような文字(例:A、B )があったり、 それらを裏返したような文字(例:И、Я )や少し変形させたような文字(例:Ё、У )があったり、何やら不思議な印象を受けますね。ひょっとすると、Д や Щ などの文字は絵文字で見かけたことがあるかもしれません。

    ロシア語のアルファベットは、英語のアルファベットに比べ、文字と発音との対応が極めてシステマティックです。したがって、 発音の種類ごとに整理して覚えていけば、33文字全てを頭に叩き込むことはさほど難しくなく、 単語のスペリングもローマ字のように発音通りに書けば良いものが多いです。

    慣れないうちは少しとっつきにくいですが、実際に触れてみると簡潔かつ体系的に整えられた美しさを持っており、苦労して覚えるだけの甲斐はあるロシア語のアルファベットは、まさしくそのような文字体系なのです。

    おわりに

    貴重な時間を割いて私の文章をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
    「もっと知りたい!」という方は、『ろしあごであそぼ』を参照してみてください。

    これは、私が別のところで執筆したブログ記事で、ロシアやロシア語の魅力、理ロシの魅力を発信するべく最大限のことを書いた自信作です。

    本記事では書き切れなかったエピソードも盛り込んでいるので、興味のある方はぜひ覗いてみましょう!

    この記事がきっかけで、ロシア語を学ぼうとする人が少しでも増えますように。

    あなたの学びと将来が、少しでも豊かなものとなりますように。

    もうすぐ東大教養学部前期課程のロシア語を、ロシア語TLPを巣立つ者として、あなたのロシア語への門出を、心の底から応援しています!

  • 2021/08/27 高田高等学校 オンライン

    2021/08/27 高田高等学校 オンライン

    2021年8月27日、高田高校の生徒様241名様を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。
    今回のセミナーでは、「将来に向けて主体的に動こう!」というコンセプトのもと、まずは大学や大学で学ぶ学問についてのイメージを持ってもらい、それから自身の進路について考え、主体的な学習ができるようになってもらうことを目標とした企画を実施いたしました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子などについてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    14:55~15:00 オープニング
    15:00~15:30 プレゼンテーション
    15:30~15:50 質疑応答
    15:50~16:00 休憩
    16:00~16:35 パネルディスカッション
    16:35~16:40 質疑応答
    16:40~16:45 クロージング
    16:50~17:00 休憩
    17:00~17:30 個別相談会(希望者のみ)

    プレゼンテーション

    高校生に大学で学ぶ学問のイメージを持ってもらうという目的のもと、関心のある学部・学問について隣接学部・学問をそれぞれ比較してもらう学問プレゼンを実施しました。

    高校生による質疑応答の時間もとり、学問に関する様々な質問が出ました。
    このプレゼンテーションをきっかけに生徒様が複数の学問の関わりなどを知って、学問への興味が広がれば幸いです。

    パネルディスカッション

    大学それ自体へのイメージを持ってもらうこと、高校生が進路を意識して主体的な学習ができるようになることを目的に、それぞれ、大学生活について、高校1、2年生の過ごし方についてのパネルディスカッションを実施しました。

    生徒様が将来経験しうる大学生活や大学生の高校時代の紹介をすることで、自身の将来像、それを実現するために今何をすべきかを考えてもらう参考となったのではないでしょうか。

    個別相談会

    最後に希望した生徒を対象に個別相談会を行いました。
    実施したコンテンツに関する質問や、その他個人で疑問に思うことなどを相談することで、少しでも日々の悩みを解決できていたら嬉しいです。

    まとめ

    高田高校の先生方、生徒様のご協力によって無事にセミナーを実施することができました。
    今回の企画が、生徒様の将来の展望を開き、目標に向かって主体性のある高校生活を送るきっかけになれたら嬉しいです。

  • 2021/08/27 鶴丸高等学校 オンライン

    2021/08/27 鶴丸高等学校 オンライン

    2021年8月27日、鹿児島県立鶴丸高等学校の生徒様320名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。
    今回のセミナーでは、「3年後の自分をイメージしよう」というコンセプトのもと、企画を通して3年後の生き生きと勉強・生活をしている自分を想像し、文理選択や進学選択につなげてもらうということを目標にこの企画を実施いたしました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子などについてご報告いたします。


    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    15:30~16:20 プレゼンテーション
    16:20~16:30 休憩
    16:30~17:30 個別相談会(希望者のみ)


    プレゼンテーション

    大学で学ぶ学問、特に文系の魅力・学問の話を通して、文系・理系の学問の興味深さを知ってもらうために、4人の大学生が学問プレゼンをしました。
    生徒様からも、「大学生活のイメージができた」「就きたい職業につけるように慎重な文理選択をしようと思った」といった声をいただきました。このプレゼンテーションが文理選択及び進学選択の一つの目安になれば幸いです。


    個別相談会

    放課後の時間を利用して、希望した生徒を対象に個別相談会を行いました。
    鶴丸卒の大学生が多く参加していたため、鶴丸での勉強に関する質問も複数受けました。
    この個別相談会を通して少しでも悩みが解消できていたら嬉しいです。


    まとめ

    鶴丸高校の先生方、生徒様のご協力によって無事にセミナーを実施することができました。本当にありがとうございました。
    参加してくださった皆様が今回の企画で学んだことを文理選択や進学選択に生かしていただけば幸いです。

  • 2021/08/24 所沢北高等学校 オンライン

    2021/08/24 所沢北高等学校 オンライン

    2021年8月24日、所沢北高等学校の生徒様25名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。
    今回のオンラインセミナーは、「さらにもう一歩上へ」というコンセプトのもと、生徒様が受験時に選択肢を増やせるように、もう一歩上のレベルに行くための学力を身につけるのに必要なものを考えてもらうことを目標に実施いたしました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。


    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    09:00〜09:10 オープニング
    09:10〜09:40 アイスブレイク
    09:50〜10:40 プレゼンテーション
    10:50〜11:40 ワークショップ
    11:40〜11:45 クロージング
    11:45〜12:00 個別相談会


    アイスブレイク

    最初は、大学にまつわる4択クイズを行い、緊張をほぐす場としました。
    生徒様をチームに分けて、チームごとに話し合って答えを考えてもらいました。終始リラックスしたムードで進みました。


    プレゼンテーション

    東大生の高校時代の過ごし方を知ってこれからの過ごし方を考えてもらうべく、生徒様を1年生と2年生に分けて、それぞれに対し3人のプレゼンターが各々の高校時代の生活習慣や勉強のモチベーションについて話をしました。

    生徒様からも「生の声が聞けてよかった」、「実際の経験は参考になる」などの声をいただきました。 このプレゼンテーションが生徒様にとって受験勉強をする上での一つの目安になれれば幸いです。


    ワークショップ

    自分自身の勉強計画と生活スケジュールを客観的に見直せるようになることを目的として、ワークショップを行いました。
    架空の生徒の勉強計画・生活スケジュールの中に複数の改善すべき点を盛り込んだ資料を見ていただき、改善する際に注目すべきポイントを伝えた上で改善点とその改善案を考えていただくという流れで進めました。

    大学生も生徒様と一緒に考えながら自分の経験を踏まえた提案をしました。
    このワークショップを通して、生徒様が各自の勉強計画・生活習慣を客観的に見直し、改善するようになっていただけたらと思います。


    個別相談会

    最後に、生徒様が学習面や生活面で気になっていることや大学について知りたいことをなんでも大学生に聞いていただく時間を取りました。
    時間いっぱいまで活発に質問が飛び交い、有意義な時間になったと思います。

    まとめ

    今回のオンラインセミナーでは、「さらにもう一歩上へ行ける実力を身につける」を目標に、大学生の話を聞いたり、勉強習慣に関して改善できるところを考えたりしていただきました。
    このセミナーを通して生徒様が、今後実力を伸ばすきっかけを掴んでいただけたら嬉しいです。

  • 2021/08/19 愛光高等学校 オンライン

    2021/08/19 愛光高等学校 オンライン

    2021年8月19日、私立愛光高等学校の2年生の生徒様26名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

    今回のセミナーでは、「未来は己の手の中に」というコンセプトのもと、進路選択を自主的に向き合って考えてもらうとともに、大学入学後の姿、さらにその先の将来にまで思いを馳せてもらうことを目標に、企画を実施いたしました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子などについてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    13:00〜13:10 オープニング 
    13:10〜13:40 プレゼンテーション(キャンパス紹介編)
    13:40〜14:15 ワークショップ(講義選択編)
    14:15〜14:25 休憩 
    14:25〜15:10 プレゼンテーション(学部紹介編)
    15:10〜15:20 休憩 
    15:20〜16:20 ワークショップ(志望理由編)
    16:20~16:30 クロージング 
    16:30〜17:00 個別相談会(希望者のみ)

    4時間ほどにわたるセミナーのため、適宜休憩を挟みつつ実施いたしました。また、クロージング後の個別相談会は希望する生徒様に対してのみ実施いたしました。

    キャンパス紹介

    生徒の皆さんに、現在の状況下で東大生がどのような生活を送っているかを具体的に知っていただくために、キャンパスの施設紹介も交えつつ、2人の東大生がそれぞれの一日の生活についてプレゼンテーションを行いました。

    まず1人目の大学生が、キャンパスに来て授業を受ける日について説明し、間に駒場キャンパスの施設概要も紹介しました。
    次に2人目の大学生が、キャンパスに行かずに授業を受ける日について、オンライン授業の長所・短所の話も織り交ぜつつ発表しました。

    講義選択

    キャンパスや大学生の生活をある程度イメージした後、次は大学の授業がどのようなものかを知っていただくために、生徒の皆さんに講義選択を体験していただきました。

    始めに全体で高校と大学の授業の違いについて説明した後、高校生と大学生のグループに分かれて、授業一覧の中から興味のある授業をピックアップしてもらいました。

    生徒の皆さんにとっては大学の学問そのものについて考える機会となったようです。
    キャンパス紹介と講義選択によって、漠然とではありますが大学生の様子について伝えることができたのではないでしょうか。

    学部紹介

    生徒の皆さんに、用意された8つの学部紹介プレゼンのなかから、3つを選んで聞いてもらいました。

    プレゼンテーションのスクリーンショット

    自分が興味のある分野が各学部でどのように学ばれているのかを知ることで、ひとつの分野に対するアプローチの多様性と専門性を感じてもらえたと思います。
    また、様々な選択肢に触れることで、よりよい進路選択を考えるきっかけとなっていれば幸いです。

    志望理由

    第一志望校及び第二志望校とその理由を再考し、他の生徒様とも意見を交換するワークショップを行いました。

    志望校選びに関する新たな視点を得るとともに、大学生のアドバイスや体験談を踏まえ、後悔しない進路選択の大切さを感じていただく機会になったのではないかと思います。

    個別相談会

    最後に、希望する生徒様に対して個別相談会を行いました。

    半数ほどが参加してくださり、具体的な勉強などの質問が飛び交い、日頃から一生懸命勉強に取り組んでいる様子が伝わってきました。大学生のアドバイスを参考に、少しでも悩みの解消につながっていれば嬉しいです。

    まとめ

    愛光高校の先生方・生徒様のご協力もあり、無事にセミナーを実施することができました。
    今回のセミナーが、生徒様の将来にとって少しでも「追い風」となれば嬉しいです。

    他にも、FairWindでは、地方高校生の皆様を対象に、さまざまな企画を実施しています。
    この記事を読んでFairWindの企画に興味を持ってくださった方は、こちらのページをご確認の上、ぜひお申し込みください。

  • 2021/08/16-17 山口高等学校 オンライン

    2021/08/16-17 山口高等学校 オンライン

    2021年8月16・17日、県立山口高等学校の生徒様50名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

    今回のセミナーでは、「計画的な受験生を目指して」というコンセプトのもと、

    受験期に関する幅広い話を聞いて、受験へのイメージを具体的にしてもらう
    具体化したイメージを自分に当てはめ、受験本番までの計画を立ててもらう

    という過程を経て、計画を立てているからこそ、勉強に気を取られすぎることなく、部活も行事も全力で楽しめる高校生になってもらうことを最終目標としました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。

    13:30〜13:40 オープニング
    13:40〜14:00 アイスブレイク
    14:00〜15:05 プレゼンテーション
    15:15〜16:35 ワークショップ
    16:35〜16:55 個別相談会
    16:55〜17:00 クロージング

    3時間以上にわたるセミナーのため、適宜休憩を挟みつつ実施いたしました。

    アイスブレイク

    企画の最初を飾るコンテンツは、タメになるお話でもディスカッションでもなく、紙芝居ゲームです。
    当日一緒にグループ活動をする高校生と大学生で、お題のストーリーが上手く繋がるように一人一枚の絵を描くことで、打ち解けてもらうことを目的としました。

    上手く繋がったグループも繋がらなかったグループも、賑やかな雰囲気で楽しんでもらえたのではないかと思います。

    高校生からも、「最初に緊張をほぐせたので良かったです」といった感想を聞くことができました。

    プレゼンテーション

    東大生が受験期にどのように過ごしていたのか、どのような勉強法をしていたのかについて、プレゼンテーション形式でお伝えしました。

    最初は高校生全員に受験期の過ごし方を、次に文理に分かれて科目ごとの勉強法を、最後に勉強と学校生活の両立志望校決定のどちらか選択した方を聞いていただきました。

    合計3つのプレゼンテーションを見ていただいたことで、勉強法から息抜きの方法まで幅広い情報を得て、受験に対する具体的なイメージを持ってもらうことができたのではないでしょうか。

    ワークショップ

    計画を立てる力をつける」をテーマに、受験までの長期的な学習計画を、グループごとに分かれて大学生のサポートを受けながら、高校生に立てていただきました。

    苦手科目を1つ決めてもらい、苦手の原因と目標設定を経て、自分なりの学習計画を立てていただくという流れで進めました。
    大学生は、高校生のサポートをしつつ、自身の体験談も踏まえてアドバイスをしました。

    東大生の意見や経験を参考にしながら、実際に学習計画を立ててみることを通して、企画実施後に自分自身の力で学習計画を立て、実行する力を身につけていただけたのではないかと思います。

    個別相談会

    ワークショップのあとは、同じグループのまま個別相談会を行いました。

    受験勉強や進路選択、大学生活についてなど、さまざまなジャンルの質問に、大学生が一つ一つ丁寧にお答えしました。

    高校時代の話などを聞くことができて東大を身近に感じることができた」などの声をいただき、普段東大生と関わることのない高校生に、貴重な機会を提供することができたのではないかと思っています。

    まとめ

    今回の企画では、大学受験はまだまだ先である高校2年生に、受験までの計画を立ててもらうという難しい課題に取り組んでいただきました。しかし、どのグループでも積極的な姿勢が見られ、無事に計画を完成させることができました。

    参加してくださった皆様が部活も行事も全力で楽しめる高校生となるために、今回のセミナーが少しでも役に立っていれば嬉しいです。

  • 2021/08/16 高崎高等学校 オンライン

    2021/08/16 高崎高等学校 オンライン

    2021年8月16日、高崎高等学校の生徒様18名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

    今回のセミナーでは、「東大どっち〜?→すぐそこ! 撃滅、弱点!」というコンセプトのもと、
    東大に行きたいというモチベーションを高めてもらった上で、受験で生じる不安を解消し、東大合格のために克服すべき勉強面での弱点を改善してもらうことを目標とした、東大推しの企画を実施いたしました。 

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子などについてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。 

    13:30〜13:35 オープニング
    13:35〜14:15 プレゼンテーション①
    14:15〜14:40 プレゼンテーション②
    14:40〜14:50 休憩
    14:50〜15:40 ワークショップ
    15:40〜15:55 個別相談会
    15:55〜16:00 クロージング
    16:00〜16:30 個別相談会(希望者のみ)

    プレゼンテーション①

    文系と理系に分かれて、東大ならではの制度東大の雰囲気・学生生活の一端について紹介するプレゼンテーションを実施いたしました。
    東大の魅力について知ることで、東大を目指すモチベーションになったのではないでしょうか。

    プレゼンテーション②

    東大生の体験談を知ることで受験で生じる不安に気づいてもらうことを目的に、高崎高校のOB 2名が受験に関する課題とどう向き合い東大合格を果たしたのかの体験談を語るプレゼンテーションを実施いたしました。

    プレゼンターがOBということもあり、受験というものをかなり身近に感じていただけたと思います。  
    高校生が当事者意識を持ち、受験へ向け身を引き締めるきっかけとなれば嬉しいです。

    ワークショップ

    自分の勉強面での弱点を見つけ出し改善点を考えてもらうことを目的に、大学生と交流しながら、主に時間の使い方に関して再考してもらうワークショップを実施しました。

    高校生が大学生に質問をする時間もとり、深く交流することができたのではないかと思います。
    高校生の今後の受験のスケジュール管理の一助となれば幸いです。

    個別相談会

    これまでのコンテンツに対する質疑や、その他の質問に大学生が回答する時間を設けました。
    企画終了時刻まで多くの生徒様が活発に質問をしてくださりました。

    まとめ

    高崎高校の先生方・生徒様のご協力により無事にセミナーを実施することができました。感謝申し上げます。
    今回のセミナーが、参加してくださった高校生の東京大学合格への追い風となれば嬉しいです。