投稿者: FairWind

  • 2022/3/23-24 福島県教育委員会 オンライン

    2022/3/23-24 福島県教育委員会 オンライン

    企画概要

    2022年3月23〜24日、福島県の高校生113名(1日目45名、2日目68名)を対象に、福島県教育委員会オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のツアーでは、「A leader is a dealer in hope」というコンセプトのもと、進むべき方向その先の希望を見せて導けるリーダーになっていただきたいという思いを持って企画を実施させていただきました。 

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    13 : 20  (10 分)開会式
    13 : 30  (10 分)オープニング
    13 : 40  (40 分)パネルディスカッション1
    14 : 20  (10 分)休憩
    14 : 30  (45 分)パネルディスカッション2
    15 : 15  (15 分)休憩
    15 : 30  (35 分)座談会
    16 : 05  (05 分)クロージング
    16 : 10  (10 分)閉会式

    パネルディスカッション

    1つめのパネルディスカッションでは「自分の大学合格からその後の大学生活にかけての目標を設定してもらう」ことを目指しました。大学卒業後の目標と、それに合った進路について考えるきっかけや、考え方の例について大学生がディスカッションをしました。

    企画後アンケートでは「勉強方法を教えてもらい自分の役に立てた」「色々なタイプの人の話を聞けて、とてもためになりました」などの声をいただきました。計画の立て方・進め方を身につけ、目標に対して適切な計画を立て目標達成に前進するきっかけとなれば嬉しいです。

    2203福島県教育委員会PDの写真
    パネルディスカッションの様子

    パネルディスカッション

    2つめのパネルディスカッションでは、勉強計画を題材として、目標達成のために効果的な計画の立て方と、計画の進め方を生徒様に学んでいただきました。東大生が高校生・浪人生の頃にどのように勉強計画を立て、それを実行してきたのかについてお話ししました。成功談のみならず失敗談も含めたリアルを聞くことで、「リーダー」の重要な構成要素である「計画を立てる」ことのノウハウを掴んでいただけたと思います。

    企画後アンケートでは「進路決定までの過程を事細かに語って下さった事が、とても勉強になりました」などとあり、今後の進路決定に役にたったのではないかと感じています。

    座談会

    座談会は、生徒様からの質問に大学生が答えることで、勉強や大学生活に関する様々な疑問点や悩みを解消し、進路実現の手助けをすることを目指して行いました。また、個々の質問にお答えする中で、パネルディスカッションでの疑問も解消していただけたと思います。

    Slidoを使用して質問を受け付けましたが「座談会で気軽に質問ができ、参加者のいいねによって優先順位が決まるのが良かった」という感想をいただき好評でした。

    まとめ

    企画後のアンケートでは「今の時期に自分に合った勉強の計画の立て方を知り、効率よく勉強できるようにしたいと思いました」「自分の将来のことをじっくり考えて行きたい大学を真剣に選ぼうと思いました」などという感想をいただきました。

    このセミナーを通して、自分の大学合格からその後の大学生活にかけての目標を設定していただきました。組織としての目標を設定し、意見交流を通して、計画や問題点を俯瞰的に見ながら目標達成へと導く人材となっていただけるよう願っております。

  • 2022/03/19 盛岡第一高等学校 オンライン

    2022/03/19 盛岡第一高等学校 オンライン

    企画概要

    2022年3月19日、盛岡第一高等学校の生徒様21名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のツアーでは、「行けるぞ岩手、待ってろ東大」というコンセプトのもと、岩手という東京から離れた地域で暮らしている生徒様にも東大について知ってもらい、自分も東大に合格することは可能であるという自信を持ち、そして実際に合格していただきたいという思いを持って企画を実施させていただきました。 

    企画作成にあたって、高校の先生方と企画について入念に話し合いをしました。先生方は、東大志望の生徒様に浪人も含めて東大志望を貫いてほしい思いがあるものの、今年の1年生は消極的な生徒様が多く、進路選択においても安全志向の選択を取るのではないかという懸念を抱かれておりました。また、生徒様に東大について知ってもらうため、大学生と直接交流することを強く望まれていました。

    今回の企画では、
    「キャンパス、学部の紹介や東大生との交流を通して、東大を身近に感じ、志望を確固たるものにしてもらうこと」
    を1つ目の目的としました。

    また、学校は浪人に対して否定的ではないものの、長期的に考えた時に合格率の低さを気にして後輩が志望をためらってしまうこともありうると考え、
    「東大生から具体的に勉強のアドバイス等を聞くことを通して合格までの具体的なビジョンを持ってもらうこと」
    を本企画の2つ目の目的としました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    13:00〜13:05  (5) オープニング
    13:05〜14:15  (70)  ワークショップ
    14:15〜14:30  (15)  休憩
    14:30〜15:15  (45)  プレゼンテーション
    15:15〜15:20  (5)  クロージング
    15:20〜16:00  (40)  個別相談会

    ワークショップ

    東京大学の前期課程をすごろくで表現して、生徒様に東大の学生生活を疑似体験していただけるワークショップを行いました。また、途中に東大の基本情報や進振りの詳細に関するプレゼンテーションを挟み、東大に関する事柄をより知っていただきました。

    企画終了後のアンケートでは「東大がより魅力的に感じられるようになった」「大学についての理解が深まった」などの感想をいただき、東大入学後を見据える手助けになり、勉強のモチベーション向上にも繋がったことと思います。

    プレゼンテーション

    授業で身につく力の他に東大に合格するためにはどのような力が必要なのか、そしてどのようなペースで勉強するのが望ましいのかという2点を中心に、東大を視野に入れた各教科の勉強について、大学生がプレゼンテーションを行いました。

    個別相談会

    生徒様が大学生と自由に懇談できるようにしました。生徒様一人ひとりに寄り添う場を設けることで、勉強や高校生活に関する不安や悩みをできる限り取り除き、東大生という存在をより身近に感じていただくことを目的としました。

    まとめ

    生徒様には大学生との交流をとても楽しんでいただけたようです。また、企画後のアンケートでも、本企画への、生徒様の満足度は非常に高いように思われました。

    このセミナーを通して東大という存在をより身近に感じ、生徒様が東大合格までのビジョンをより具体的に持つことができたら本企画の目的は達成されたものと考えております。そして本企画での経験を糧として生徒様にはぜひ一人ひとりが納得できる高校生活を過ごしていただければと思います。 

  • 2022/3/19 四天王寺中学校・高等学校 オンライン

    2022/3/19 四天王寺中学校・高等学校 オンライン

    企画概要

    2022年3月19日、四天王寺高等学校の生徒様18名を対象に、東大オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のセミナーでは、「遠くない東大、目の前の受験を、視る」というコンセプトを設定しました。コロナ禍で大学生との交流の機会が減っている生徒様に、実際に大学生から、受験までの体験談や勉強に関する過ごし方を聞いていただくことで、入試までの過程を具体的に想像していただくことを目標の一つとしました。

    また、東大特有の制度や、東大生の大学生活、地元を離れて上京した経験を紹介することで、東大を身近な存在として感じていただき、生徒様一人ひとりの持つ選択肢の多さや可能性を知っていただくことも目標としました。

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    ツアー/セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    13:00〜13:10 オープニング  
    13:10〜13:55 アイスブレイク・パネルディスカッション
    13:55~14:05 休憩
    14:05〜14:50 プレゼンテーション
    14:50~15:00 休憩
    15:00〜15:50 グループワーク
    15:50~16:00 休憩
    16:00〜16:25 個別相談会
    16:25〜16:30 クロージング

    アイスブレイク・パネルディスカッション 

    パネルディスカッションの様子

    「自分たちの持つ選択肢の多さや可能性を感じてもらうこと」を目標に、東大のキャンパスや授業を紹介したり、大学進学を機に上京した大学生の体験談を伝えたりしました。

    思い込みや居住地にとらわれず、さまざまな大学に目を向けてもらうきっかけになったのではないかと思います。

    プレゼンテーション

    プレゼンテーションの様子

    コンセプトに掲げた「長期的な計画、目標を立てることの重要性を感じてもらうこと」を目標に、大学生が高校時代の勉強計画について話しました。

    計画だけではなく、計画を立てる意義や効果、さらに計画を立てる時の考え方を伝えることで、より重要性を感じてもらえたのではないかと思います。

    グループワーク

    グループワークの様子

    「受験までの道のりを明確にすること」を目標に、大学生と一緒に、受験までの長期計画と、春休みの勉強計画を立ててもらいました。

    参加した生徒様からは、「普段自分一人ではなかなかできない計画立てを、大学生のお話を参考にしながら考えることができた」「身近に東大というものを感じられるような取り組みだった」などの声をいただき、目標を達成するために何をすべきかを明確にすることができたようです。

    個別相談会 

    ワークショップ後の時間を使って行われた個別相談会では、中高生が抱いている勉強面や生活面に関する質問に対して大学生が親身になって回答し、中高生の不安を解消する手助けをしました。

    企画後アンケートでは、「進路を考える幅が広がった」「幅広い話が聞けた」などといった感想をいただきました。大学生のアドバイスが今後の学校生活並びに受験勉強に活きることを願っています。

    まとめ

    今回のセミナーでは、大学生との交流により有意義な時間を過ごせたとのお声を多くいただきました。 遠い存在に感じていた東大を身近に感じられた、東大がはっきりとした目標に変わり頑張ろうと思った、というお声もいただき、本セミナーの目標を達成できたのではないかと思います。このセミナーが今後の進路を広く考えるきっかけとなるとともに、自信を持って今後も勉強を頑張っていただけるモチベーションとしていただけていれば幸いです。

    企画の様子は、四天王寺高等学校・中学校のHP でも紹介されています。

  • 2022/03/18 山口高等学校 オンライン

    2022/03/18 山口高等学校 オンライン

    企画概要

    2022年3月18日、山口県立山口高等学校の生徒様14名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のツアーでは、「山高から東大へ、そして未来へ! 〜『行きたい』を『行ける!』に変える春〜」というコンセプトのもと、地方公立校の生徒様では中々得にくい受験についての情報を知っていただき、  自信をもって受験勉強をしていただこうという思いで実施しました。

    本企画を通じて、生徒様に「確かに東大を目指せる、合格できる」という実感を持ってもらうことを目標としました。そのために、生徒さんの各々の悩みやニーズに答えて不安を解消し、合格に向けて主体的に考える機会にすることを目指しました。また、勉強法や合格までのスケジュール、塾の活用法、都会との教育格差の現状など合格に必要な情報を知ってもらい、合格までの道のりを具体的にし、勉強の質を上げることを目指しました。そして、高校生のうちには中々知ることができない大学生活や卒業後のことも知ってもらうことで、合格後のイメージを具体的にし、自信を持った進路選択をしてもらうことを目指します。

    そのため、以下の2点を達成目標をしました。

    1. 細やかな個別相談で受験に向けた悩みを解決する
    2. 合格のための情報を知り、自分が今何をし、これから何をしていくべきか考える

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    11:00〜11:05 (5分)  オープニング
    11:05〜11:45 (40分)パネルディスカッション
    11:45〜11:55 (10分)休憩
    11:55〜12:35 (40分)個別相談会
    12:35〜12:40 (5分)  クロージング
    12:40 終了

    パネルディスカッション

    3人の東大生がパネルディスカッション形式で、受験までのスケジュールや勉強法についてお話ししました。地方公立校出身の大学生と東京の中高一貫校出身の大学生のスケジュールを比較したり、各教科の勉強法の具体的な体験談をお伝えしたりと、なかなか得ることのできない情報をお伝えできました。

    生徒様には大学合格までのイメージを具体的にし、春休み以降の勉強の意欲につなげることができたのではないかと思います。

    個別相談会 

    大学生と生徒様がそれぞれ2〜3人ずつの班に分かれて、勉強のことや学習計画、上京について、大学生活のことなど自由に質問していただきました。

    生徒様には積極的にたくさんの質問をしていただき、有意義な時間となりました。

    まとめ

    今回のセミナーを通じて、高校生の皆様には「努力するモチベーションを得た」「苦手教科の勉強法を実践したくなった」「日々丁寧に、背伸びしすぎず頑張りたい」などの声をいただきました。

    今後の大学受験を見据え、本企画が受験への不安を解消し、具体的に進路を考えるきっかけの一つとなれば幸いです。このセミナーに参加してくださった生徒様が充実した高校生活を過ごせますよう、お祈りしています。

  • 2022/03/18 藤枝東高等学校 オンライン

    2022/03/18 藤枝東高等学校 オンライン

    企画概要

    2022年3月18日、静岡県立藤枝東高等学校の生徒様32名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のツアーでは、「東大なんて怖くない」というコンセプトのもと以下の3点を目標としました。

    ・東大へ進学してみたいと思ってもらえるよう、東大の良さを紹介をしたり、現役東大生の志望動機を伝えたりする

    ・こうすれば手が届くといった具体的な勉強方法を提示しつつ、東大へ挑戦することのハードルを下げる

    ・東大生と近い距離で実際に話すことで、東大への心理的距離を近く感じてもらい、東大に興味を持ってもらう

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    13:00-13:05 オープニング
    13:05-13:40 アイスブレイク
    13:40-14:30 パネルディスカッション
    14:30-14:40 休憩
    14:40-15:40 ワークショップ
    15:40-15:55 個別相談会
    15:55-16:00 クロージング

    アイスブレイク 

    今回のアイスブレイクは、前半パートと後半パートの2部構成で行いました。

    前半では、大学生と高校生が相互に簡単な自己紹介をした後、大学生に対する質問コーナーの時間をとりました。
    このコーナーは、東大生に対して抱かれがちな偏見や抵抗感を解消する目的で行ったのですが、「東大生に親近感が湧いた」などの感想をいただきました。

    後半では、オンラインでのキャンパス見学を行いました。クイズを交えながら、画像と共に本郷キャンパスを紹介しました。
    企画後のアンケートには、「キャンパスに実際に行ってみたくなった」などの言葉をいただきました。

    現地での見学ができないという大きな制約がありつつも、キャンパスの雰囲気を少しは感じていただけたのではないかなと思います。

    パネルディスカッション

    今回のセミナーでは、東大生3人が東大を受験しようと目指すきっかけと、実際に東大に入って感じた東大の魅力について話しました。
    最初と最後にクイズを出題し、生徒様が参加できるように工夫しました。

    企画後アンケートでは、生徒様から
    「学生同士で話をする形でやっていて、東大生にとっての東大のことについて知ることができて、よかったです」
    「志望動機を具体的に説明してくださって、初めは軽い気持ちで目指しても良いということが分かりました。志望校を決めるということに対してのハードルが下がって良かった
    と思います」
    など嬉しいお言葉をいただきました。

    このパネルディスカッションが一人でも多くの生徒様にとって、東京大学を目指すきっかけとなっていれば光栄です。

    ワークショップ

    今回の藤枝東セミナーでは、高校生に自分の志望校にいけると思ってもらってやる気をあげることを目的に、アイスブレイクのときと同じ班に分かれて1時間のワークショップを行いました。

    生徒様には、事前課題として
    「自分がこれから受験勉強をしていくうえで直面するであろう勉強面の不安、生活面の不安を書き出したうえで、一番解決したい生活面の不安を1つ選んでくること」
    「冬休みの課題テストでうまくいかなかった科目について、その勉強法の何がいけなかったのかをワークシートに沿って分析してくること」
    の2つをお願いし、これをもとに前半20分間不安解消法を一緒に考え、後半40分間で冬休みや今までの勉強の反省をもとに春休み明け課題テストに向けて春休みの勉強計画を立てました。

    企画後アンケートでは、ワークショップについて高校生から、
    「東大生に話すことで自分の中の漠然とした悩みが明確化されてよかった。」
    的確なアドバイスがもらえてとてもためになった。
    体験談を交えた詳しい話が聞けて良かった。

    などの声をいただきました。

    このワークショップが少しでも生徒様が志望校を目指そうと決意するための背中を押すことができていれば光栄です。

    まとめ

    今回のセミナーでは、生徒様から、
    「(東大生と)実際にお話してみると思っていたよりも楽しく会話することができて、また、たくさんアドバイスもいただけて、とてもいい経験になった」
    「勉強のモチベーションが上がった

    などの声をいただきました。

    本企画が、全体を通して生徒様を励まし、希望を抱かせることができるようなものとなっていたらと思います。
    また、このセミナーに参加してくださった生徒様のなかに少しでも東大に興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら幸いです。

  • 2022/03/05 春の学校(山形県) オンライン

    2022/03/05 春の学校(山形県) オンライン

    企画概要

    2022年3月5日、山形県立高等学校の生徒様60名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

    今回のツアーでは、「チャレンジのその先に」というコンセプトのもと、受験期になって志望校への挑戦をしようかどうかを迷ったときにも、自分の意志を最後まで強く貫いてほしいという思いを込めて、企画を実施いたしました。


    現役志向の強い生徒様にとっては、挑戦して上位大学を目指すよりも、安全圏を目指そうとする動きの方が強いものと思われます。そこで、進路に迷って心理的に弱くなってしまう時にポジティブになるきっかけを提供したいと考えました。

    東大に来た我々だからこそ語れる東大の良さを伝え、東大をはじめとする上位大学を身近に感じ、絶対に行きたいというモチベーションを高めてもらうことを狙いとしました。また、最終的に上位大学に臆せず挑戦したいという気持ちになってもらうことを目指しました。

    以上のことから企画実施に際して以下の2つの目標を設定しました。

    1. 受験までの具体的なイメージを持つことで、漠然とした不安を取り除き、目的を持ってチャレンジしようという気持ちになっていただきたい
    2. 東大をはじめとする上位大学の良さを感じていただきたい

    以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

    セミナーの流れ

    本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

    13:00〜13:05 オープニング  
    13:05〜13:25 PT1
    13:25〜14:05 WS1
    14:05〜14:20 PT2
    14:40〜15:05 WS2 
    15:05〜15:10 クロージング
    (15:10〜15:30 要望に応じて延長)

    PT1 「私のチャレンジの先にあったもの」

    プレゼンターが大学に求めていたものを聞くことで、東大をはじめとする上位大学の良さを感じてもらうことを目的としました。3人の大学生がテーマに沿った話をしました。

    時間が少なくメモを取る時間が十分ではなかったとの声も見られましたが、「現役東大生の方の大学の見方、どうして学校を選んだかを聞くことができ、自分の視点の再認識やモチベーションアップになった」と刺激になったという意見や「自分が成長できる大学を選んだという観点に共感した」という意見も見られ、生徒様にとって大学をさまざまな角度で捉えるきっかけとなり、満足していただけたようでした。

    春の学校 コンセプトの紹介

    WS1 「君のチャレンジの先には何がある?」

    PT1で聞いたことをもとに、具体的に自分事に落とし込んで、自分が「大学」を目指す理由を自分の性格や将来ビジョンなどを背景に考えていただくことを目指しました。生徒様に、自分が大学に何を求めているか、その順位づけと理由を考えていただきました。

    生徒様からは「大学生のアドバイスもあって自分の目的を明確にできた」との声や「大学生がとてもフレンドリーだったので、こちらも気兼ねなく話すことができた」との声が聞かれました。時間が短かったとの声もありましたが、大学生の対応や内容に関しては満足していただけたようです。

    PT2 「受験までの道のりを具体的にイメージしよう」

    プレゼンターがどのようなスケジュールで勉強していたのかを話して、受験までの具体的なイメージを持ってもらうことを目指しました。高校1年生、高校2年生の文系・理系に分かれて、それぞれにあった話を3人の大学生が行いました。

    生徒様からは「とにかく分かりやすく、計画を立てる際に非常に参考になった」という声や「苦手なところをどう克服していったかなどを聞けてためになった」との声が聞かれました。受験を経験した人から実際のスケジュールを聞くことで、今後の勉強計画を立てる際の参考になったのではないかと思います。

    春の学校 PT

    WS2 「受験までの道のりを実際に考えてみよう」

    PT2で大学生から聞いた話をもとに、自分自身の受験までの具体的なスケジュールについて考えてもらいました。企画時間の中で大まかなスケジュールを立ててもらい、それに対して大学生がアドバイスするという形式で進めました。

    生徒様からは「自分のこれから頑張る道筋を立てられた。長期・短期どちらも立てることでモチベーションにも繋がると思った」「自由に話が出来て、気まずくなるなる時間もなかったのでとても充実した時間になった」というポジティブな声が多かった一方、「あまり受験勉強に対して知識がなかったので、計画を立てるのは少し難しかった」と少し苦戦した方もいたようです。しかし、計画を立てることはもちろん、大学生と話せたことに価値を見出してくれた方が多い印象でした。

    春の学校 WS2

    まとめ

    今回のセミナーでは、大学生と交流することをとても楽しんでいただけたようです。短い企画時間の中にコンテンツを詰め込んでしまったため、「もう少し時間が欲しかった」との声が各コンテンツで見られましたが、大学生の対応や扱った内容に関しては概ね満足していただけたようです。また、「オンラインの方が気軽に参加でき質問もしやすかった」と、オンライン開催をプラスに捉える意見も多かったのが印象的でした。

    このセミナーを通して、これからの漠然とした不安を取り除き、受験と向き合う上でのヒントを感じていただけていたら嬉しいです。自分が大学に行く理由を改めて考え見つめ直していただく機会を提供できていたら、本企画の目的を達成できたものと考えております。そして、今回立てた計画を参考にしながら、受験期に弱気になったときに自信を持っていただければと思います。

  • 【東大生に聞いてみた】勉強ってどこが面白いの?【勉強する意味】

    【東大生に聞いてみた】勉強ってどこが面白いの?【勉強する意味】

    はじめに

    「なんで勉強しなきゃいけないの?」

    「勉強ってどこが面白いの?」

    こんなことを、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

    その疑問、東大生にぶつけてみました。

    東大生にとって勉強の意味とは? 面白さとは?

    日本一勉強していそうな「東大生」にアンケート調査を実施し、その結果を報告していきます。

    この記事が、勉強する意味を見失ってしまった人の参考になったら嬉しいです。

    調査方法

    ここでは、調査方法について簡単に説明しています。「細かいことはどうでもいい」「早く結果が知りたい」という方は飛ばしてください。

    筆者も「東大生」の端くれですから、「アカデミック・ライティング」なるものをいくらか習ったわけです。

    その立場上、調査方法も書かれてない報告ではさまざまなところからお叱りを受けるかもしれないので、簡単ながらこちらにまとめておきます。

    • アンケート調査は、東大生であるFairWindメンバーを対象に、Google Formを用いて実施し、36人から回答を得ました。
    • 質問項目は6問です。
    • 質問1及び2は「勉強の楽しさ・面白さ」に関する質問でした。
      • 1は回答選択式の質問で、「どこに勉強の楽しさ・面白さがあるか」について、選択肢の中から当てはまるものを全て選んでもらいました。
      • 2は記述回答式の質問で、1での選択理由や、1で選択したもの以外の回答を記入してもらいました。
    • 質問3及び4は「勉強しなければならない理由」に関する質問でした。
      • 3は回答選択式の質問で、「どうして勉強しなければならないのか」について、選択肢の中から当てはまるものを全て選んでもらいました。
      • 4は記述回答式の質問で、3での選択理由や、3で選択したもの以外の回答を記入してもらいました。
    • 質問5及び6は「勉強している理由」に関する質問でした。
      • 5は回答選択式の質問で、「どうして勉強しているのか」について、選択肢の中から当てはまるものを全て選んでもらいました。
      • 6は記述回答式の質問で、5での選択理由や、5で選択したもの以外の回答を記入してもらいました。

    勉強のどこが楽しい・面白い

    選択回答で多かった意見と、記述回答から興味深かった意見をご紹介します。以下の質問も同様です。

    「勉強ってどこが面白いの?」

    勉強大好き(?)な「東大生」の回答はいかに。

    何かが身につく喜び

    選択式回答のTOP5をランキング形式で見てみましょう。

    第1位新しいことができる/わかるようになる89%
    第2位興味・関心のある内容である69%
    第3位自己肯定感が上がる50%
    第4位正解に辿り着く喜び47%
    第5位難しい課題へ挑戦すること42%

    「新しいことができる / わかるようになる」を9割近い人が選択していました。

    理由としては、

    「新しい言語を知ると世界を新しい側面から知覚できるところが面白い。英語にしかない語彙や表現を知るとその言語体系の考え方も少し理解できる」

    「第二外国語として選択したフランス語の勉強が楽しい。映画などを見て、少しずつフランス語が理解できるようになっている実感を得ると、やっていてよかったな、楽しいなと思える」

    など、外国語に絡めた意見が見られました。

    東大では、英語の他に第二外国語を学ぶので、その過程で勉強の面白さを実感する人も多いのかもしれません。

    次いで「興味・関心のある内容である」「自己肯定感が上がる」という回答へのコメントには、「好きなことを頑張っているうちに、他の人にはできない自分だけの強みになる気がして、それが快感です」などがありました。

    「興味・関心」のあることを勉強しているうちに「自分の強み」を手に入れ、それが「自己肯定感」に繋がる。そんな実感の中で勉強に励んでいるのではないでしょうか。

    「実に面白い」個性派回答

    ここでは、筆者の独断と偏見に基づいて、ぜひご覧いただきたい回答を3つご紹介します。

    「頑張った分返ってくる!」

    「一度間違えた問題だけど、何度も復習したおかげでテストで出たときに解けた」

    これを読んでいる皆さんにも似たような経験があるかもしれません。

    努力の成果が出る喜びは、部活動など勉強以外にも通じる「面白さ・楽しさ」ですね。

    「世界の見え方が変わる」「視野が広がる」

    同じものであっても、何を学んできたかによって、見え方が異なってきますよね。

    レモンを目の前にしたとき、クエン酸やビタミンCを想起する人も、梶井基次郎を連想する人も、米津玄師を思い出す人もいるでしょう。

    1つのものに対していくつも視点を持っているほうが、なんとなく楽しく豊かな気がしないでしょうか?

    勉強はそんな楽しさ・豊かさをもたらしてくれるのかもしれません。

    「例えツッコミの幅が広がる」

    ……らしいです。

    勉強はどうしてしなきゃいけないの? 何の役に立つの

    「東大生」にこんなことを聞いたら、「勉強なんてするのが当たり前だよ」と返ってきそうだと思うかもしれませんね。

    「どうして勉強しなきゃいけないの?」

    全人類の疑問に対して、東大生はどう答えてくれるのでしょうか。

    勉強で世界を、未来を拓く

    まずはTOP5です。

    第1位知っている世界をできる限り広げなければならないと思うから67%
    第2位(同率)良い仕事を得るため39%
    第2位(同率)勉強しないと社会に出て困るから39%
    第4位より発展的な勉強の基礎として必要だから30%
    第5位専門的な資格を取るため25%

    第1位「知っている世界をできる限り広げなければならないと思うから」は、前の質問で出た「世界の見え方が変わる」という回答に繋がっていそうですね。

    勉強した分だけ見える世界が広がるということでしょうか。

    同率2位となった「良い仕事を得るため」「勉強しないと社会に出て困るから」は、学生時代の先を見据えた回答だと言えそうです。

    「日本は学歴社会だから」と、勉強の結果が実利となる社会の現状を指摘する声があった一方、「自分が勉強させてもらっている分を何らかの形で社会に還元する必要がある」と、社会の役に立つことを重視する回答もありました。

    4位・5位は、よりレベルアップするために勉強していると見ることができます。

    具体的な目標があると、勉強へのモチベーションも上がりますよね。

    勉強不要論も⁉︎ 気になる意見をピックアップ

    ランキングから漏れてしまった意見などを、またまた筆者の独断と偏見で3つ取り上げます。

    「そもそも勉強はしなくても良い」

    「必要を感じる人だけがすれば良い」などのコメントも寄せられました。確かに多様性の時代、同じレールの上で勉強することだけが絶対ではないのかもしれませんね。

    ただ、「預かり知らぬところで損してるかもしれない」との意見にもある通り、生きていく上で必要なリテラシーを失わない程度には勉強しておきたいものです。

    「他者の気持ちを理解するため」

    勉強によって得られるものを、ものの見方・考え方だと捉えたとき、他者の視点も勉強の結果得られるものの1つだと言えます。

    また、英語を勉強することで英語でしか表現されない感覚を知ることができるように、勉強して得た知識が、他者を理解する基礎となることもあるでしょう。

    優しくあるために、勉強は必要不可欠な過程なのかもしれません。

    「相手が高度なボケをしてきたときでも的確に対処してツッコめるようにするため」

    どうしてもツッコミをしたい人がいるようです。

    東大生はどうして勉強しているの

    これまで、勉強すること自体をどう考えるか東大生に質問してきましたが、最後は各々の視点で、以下に答えてもらいました。

    「どうして勉強しているの?」

    東大生は、自分が今している勉強をどう捉えているのでしょうか。

    知の探求者、そして一介の学生

    選択式回答のランキングです。

    第1位知識や技能を身につけたいから72%
    第2位興味・関心のあることをもっと知りたいから67%
    第3位卒業・進学するため50%
    第4位良い成績を収めたいから28%
    第5位資格を取るため19%

    全体の7割以上が選択した1位は「知識や技能を身につけたいから」でした。

    学生として研究に携わる立場にある以上、知識はいくらでも欲しいものですし、実験や調査を行う上では技能も重要です。

    知の探究の場である大学。そんな環境に身を置いていることを考えれば納得の結果でしょう。

    また、「いろんなことを知っていれば生きてるのが楽しくなる」と考えて知識を吸収する人もいるようです。

    第2位は「興味・関心のあることをもっと知りたいから」。知的好奇心とも換言できそうなこちらの回答が僅差で2位となりました。

    「大学に入ってから、学問的な楽しさを感じながら好奇心で勉強することが増えた」という人も。

    「何に興味があるのかを知るためにも、まずは一通り勉強してみる必要がある」など、「もっと知りたい」を見つけるために勉強しているというコメントも多く見られました。

    第3位と第4位には、非常にリアルな意見がランクイン。

    進学選択制度があり、1・2年生の間の成績順で3年生以降に所属する学部が決まる東大では、成績評価も大事な要素。

    第4位の「良い成績を収めたいから」は、やはり成績は気になるという東大生のリアルな意識を窺わせます。

    また、留年することなく無事に大学生活を終えたいというのは、東大生に限らず全大学生共通の意見であるようにも思われます。

    第5位は「資格を取るため」。「勉強が役立つ理由」の質問でも5位に入った「資格」についての回答がこちらでも5位に。

    教員免許をはじめ、大学の授業を通して取ることのできる資格もあることが大きいようです。

    東大生はやっぱり勉強好き⁉︎

    この質問でも個性的な意見をもらうことができたので、筆者の独断と偏見で3つ紹介します。

    「平等に評価してもらえる最後の大切な機会だから」

    「勉強や受験は、誰もが同じように頑張れば同じような結果が出るといった平等なものではないと思うけど、社会に出てからの評価の場面に比べると、自分の点数だけで評価してもらえることは貴重だと感じるから」との理由付きのこの回答。

    社会の理不尽を見据えたような意見に、筆者もドキリとしました。

    確かに、「勉強だけしかすることがないのは学生の特権」なんてことも言われますね。

    「7%くらいは……」

    「基本的にはただ楽しいから勉強しています。専門的な知識を獲得し、それを利用して社会的立場を獲得したいからという理由も7%くらいはあります」とのこと。

    「7%」ってやけに正確だな……。それだけの理由で選出です。

    「勉強はしていない」

    実はこの選択肢、誰にも選ばれませんでした。

    さすがは「東大生」? 全員何かしらの「勉強」をしているという意識を持っているようです。

    おわりに

    いかがでしたか?

    今回の記事では、3つの質問で東大生が勉強とどう向き合っているか聞いてみました。

    1つ目の質問では、皆さんと大して変わらない、等身大の楽しさ・面白さを見出して勉強に励む東大生の姿が見られました。

    2つ目の質問では、勉強する意味を通して東大生の価値観の一端に触れることができました。

    3つ目の質問では、「勉強に高尚な理由なんていらないのかもしれない」と思わせるような、リアルな東大生に出会ったかもしれません。

    この記事を通して、東大生が何を考え、また何を目指して勉強しているのかを少しは知ってもらえたと思います。

    ここに書いてあったことの借り物でも構いません。彼らの意見を参考に、勉強の意味について自分なりの考えを持ってみましょう。

    ただ「わからない」という感覚を持ち続けるよりも、いくらか楽になるのではないでしょうか。

  • 東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

    はじめに

    ※2021年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの本郷キャンパスの記事をご覧ください。

    東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

    この記事では、机の広さや、リスニングの音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、本郷キャンパスで受験をする理系の教室についてご紹介します。
    文系が受験する駒場キャンパスの記事はこちら

    ※2021年度までの情報です。2022年度以降は変わる場合もあるので要注意です!
    受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

    理科一類

    法文1号館 

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3/5 やや聞き取りにくい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:30分くらい


    リスニングは、聞き取りやすい教室と聞き取りづらい教室に分かれました。小さめの教室では 5 をつけた人が多かったものの、場所が悪い人は1や2をつける人がいました。

    トイレはやや並びます。単語帳など、待ち時間に勉強できるものを持っていくといいでしょう。

    長机に2〜3人が座ります。

    机の縦幅が小さく、問題冊子がぎりぎり収まらないくらいとの声もありました。普段から小さめの机に慣れておきましょう。

    法文2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★☆☆ 3/5 やや聞き取りにくい

    トイレの混雑具合
    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:15分くらい
    2日目:15分くらい


    リスニングは3あたりをつける人が多かったので、どの席でもやや聞き取りにくいことを想定しておくと良いでしょう。

    トイレはかなり待つと答えた人が一定数いました。安田講堂前の広場には仮設トイレが設営されているので、混んでいればこちらも使ってみてください。

    長机に2〜3人が座るようです。
    机が狭く、A3の紙ほどのスペースしかないらしいので、小さい机に慣れておきましょう。

    広い教室だと、問題訂正の書かれた黒板が見えにくい可能性があるようです。見えない場合は、試験官に申し出ましょう。

    医学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:30分くらい


    リスニングはかなり聞き取りやすいと答えた人が多かったです。

    医学部1号館のトイレは清潔ですが、混むこともあるのでホテルや家で済ませて来るのが無難です。

    長机に2〜3人が座ります。

    机の上には、感染症対策のための衝立が立っているので、使えるスペースはやや狭めのようです。

    理学部1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★★ 5/5 空いていることが多い

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5 普通

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:15分くらい


    英語リスニングも聞き取りやすく、机も比較的広いので、ここを引けたらラッキーかもしれません。
    広いとはいえ、解答用紙を2枚横に並べられるほど広くはないので、普段広めの机を使っている人は慣れておきましょう。

    試験で使われないフロアのトイレも使うことができ、あまり並ばなかったとの声がありました。

    長机に2〜3人が座ります。

    工学部列品館・国際学術研究棟が試験会場になることも

    理科一類は他にも、工学部列品館、国際学術研究棟などが試験会場になることもあります。

    全体的に机は狭いと覚悟しておくと良さそうです。
    また、教室によっては椅子の位置が固定されていることがあります。様々な環境でできるように、心の準備をしておいてくださいね。

    理科二類

    工学部2号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★★ 5/5 空いていることが多い

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:30分くらい


    英語リスニングは、赤本のものと比べると聞き取りにくいようですが、建物が比較的新しいこともあり、聞き取りやすいと答えた人が多かったです。

    トイレもあまり並ばないことが多そうです。

    長机に3〜4人が座ることが多いです。
    高校の机の大きさとあまり変わらなかった」「解答用紙か問題用紙のどちらかを折らないと机に収まらなかった」などの声がありました。
    コロナ対策の仕切りのおかげで鉛筆を落とさなかった
    」といったポジティブな意見もありました。

    工学部3号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5 普通

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:45分くらい
    2日目:45分くらい


    かなり新しい建物です。
    建物内にローソン100がありますが、試験日には閉まっています。
    昼食は事前に用意しておくようにしましょう。

    それぞれの教室が小さめなので、リスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいました。

    トイレは個室の数があまり多くないようですが、工学部3号館での受験者はあまり多くないので、並ぶかどうかはタイミング次第です。

    左右の受験者との間隔は十分広いのですが、前後の人と足が当たるかもしれません。

    工学部8号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:45分くらい


    工学部の建物では古めの部類に入るかもしれません。

    リスニングについては「後ろにもスピーカーがあり、そこまで聞き取りにくくはなかった」との声がありました。

    トイレが少ないフロアもあり、試験前後は混雑しそうです。

    机にあるコロナ対策の段ボールの壁がかなり邪魔だった」というコメントが多くありました。

    長机に2人ほどが座ることが多いようです。

    工学部14号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    (アンケートではコメントが少なく、机の大きさを判断することができませんでした。)

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:30分くらい


    14号館はスターバックスがある11号館の隣です。
    スターバックスは試験日には閉まっています。

    長机に2〜3人が座ることが多そうです。

    他にも、理学部2号館・工学部4号館が試験会場になることも

    理科二類では、工学部の建物が試験会場になることが多いようです。

    工学部は建物が多くて迷いがちなので、事前に地図などで場所を確認しておきましょう。

    教室は暖かいですが、お昼休みやトイレなどで外に出ることが多いです。防寒対策をしっかりしていってくださいね。

    理科三類

    法学政治学系総合教育棟 

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★★☆ 4/5 普通

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:30分くらい


    正門にかなり近い建物です。

    3〜4人用の長机の両端を2人で使用していたので、スペースには余裕があった」とのことです。

    教室の後ろの方に座っている場合、リスニングが聞き取りにくいこともあります。

    お昼ご飯をキャンパス外に買いに行く人も何人かいるそうです。持っていくのを忘れても焦らずにエネルギー補給をしましょう。

    年によって受験会場が変わるようですが、理科三類の受験生はまとまって同じ建物のことが多いようです。

    周りの受験生からプレッシャーを感じたときは、散歩などでリフレッシュするといいかもしれません。

    おわりに

    紹介しきれなかったアドバイスを最後に紹介します。

    • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
    • 部屋が寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装でいきましょう。

    受験教室の状況は、年によって変わります。

    どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう練習をしておきましょう。

    FairWindは受験生を応援しています!

  • 東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    東大二次試験の教室 文系編【駒場キャンパス】

    はじめに

    ※2021年度までの情報です。本年度の情報については、こちらの駒場キャンパスの記事をご覧ください。

    この記事では、机の広さや、リスニングの音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

    今回は、駒場キャンパスで受験をする文系の教室についてご紹介します。
    理系が受験する本郷キャンパスの記事はこちら

    ※2021年度までの情報です。2022年度以降は変わる場合もあるので要注意です!

    受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

    文科一類

    駒場11号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★☆☆☆ 2/5 混雑する

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:15分くらい
    2日目:1時間くらい
    (教室によって反対の可能性あり)


    大きめの教室が多くある建物です。

    11号館のトイレはかなり並ぶため、近くにある屋外のものや、隣にある1号館のものを使ったという人がかなりいました。

    1つの長机に2〜4人が座るようです。

    机が手前に若干傾いているので、鉛筆が転がらないよう要注意!

    椅子は固定されていて自由に動かすことができません。いつもと違う環境での受験の練習をしておきましょう。

    駒場13号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:1時間くらい
    2日目:30分くらい
    (教室によって反対の可能性あり)


    11号館と同じく、大きめの教室が多い建物です。

    リスニングの音質は想像していたほど悪くはなかった」と「音量小さすぎてほとんど聞き取れなかった」のどちらの声もありました。

    長机に2〜4人が座ります。

    机が手前に傾いているものもあり、鉛筆が転がってしまった人もいたようです。

    筆者は大学の期末試験を13号館で受けたことがあるのですが、椅子が床に固定されている上に、座面が硬く、腰が痛くなったのを覚えています。

    教室によっては、退室まで2時間近く待たされることもあるようです。

    駒場1号館、駒場7号館、900番講堂が試験会場になることも

    これらの教室については、文科二類・三類の章を参照してください。

    感染症対策の仕切りが邪魔だったと答えた人が多かったので、狭いスペースでの問題演習に慣れておくといいでしょう。

    文科二類

    駒場7号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:1時間くらい
    2日目:30分くらい
    (教室によって反対の可能性あり)


    やや古めの建物ですが、トイレは綺麗に整備されています。
    男子トイレは奇数階、女子トイレは偶数階にあります。
    建物を出てすぐに屋外のトイレも設置されています。

    「前後の間隔が特に狭く、解答用紙を広げるのに苦労した」とのコメントがありました。
    1つの長机に3人程度が座るようです。

    駒場12号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★☆☆☆ 2/5 狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:1時間くらい
    2日目:45分くらい
    (教室によって反対の可能性あり)


    建物は古めです。

    リスニングの音質はクリアだった」と答えた人が複数人いました。

    屋外のトイレが近くに設置されているので、混んでいる場合はそちらも利用しましょう。

    机の幅や、前の席との間隔が狭く、解答するのに苦労したとの声が多く寄せられました。
    一部の席では、4〜5人が1つの机に配置される場合もあり、席を立つのに苦労するかもしれません。

    文科三類

    駒場1号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★☆ 4/5 比較的聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★★★ 5/5 広め

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:1時間くらい
    2日目:30分くらい
    (教室による)


    正門を入ってすぐの、時計台が印象的な建物です。

    1つの机に座るのは1〜2人で、他の教室よりも少なめです。

    椅子が床に固定されておらず、机も比較的広めです。高校の教室に近い雰囲気です。

    駒場5号館

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★★★★ 5/5 とても聞き取りやすい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:45分くらい
    2日目:45分くらい


    リスニングはかなり聞き取りやすいです。

    男子トイレの個室を利用する場合、かなり待つ場合もあるようです。

    1つの長机に3人程度が座ります。
    机と椅子がやや遠く、座りにくかった」とのコメントがありました。

    解答用紙が回収された後は、参考書などを読むこともできます。退室するまでの暇つぶしにお絵描きをしていたという人もいました。

    900番講堂

    英語リスニングの聞こえやすさ
    ★★☆☆☆ 2/5 聞き取りにくい

    トイレの混雑具合
    ★★★★☆ 4/5 あまり並ばない

    机・椅子
    ★★★☆☆ 3/5 やや狭い

    試験終わってから教室を出るまで
    1日目:30分くらい
    2日目:1時間くらい 


    駒場でも最大級の広さの教室です。

    広さゆえに、リスニングはかなり聞き取りにくいようです。

    机と椅子の間隔が狭い」「前の席の背もたれが机より高いので、解答用紙を配置しにくい」などのコメントがありました。

    仮設トイレが屋外にも設置されているので、トイレでそこまで長く待つことはなさそうです。

    2019年度はトラブルがあり、試験終了後、2時間ほど教室で待たされたようです。当日中に帰る予定の人は、新幹線や飛行機の時間に余裕を持っておきましょう。

    他にも、駒場13号館が試験会場になることも

    駒場13号館については、文科一類の章を参照してください。

    いろいろなところで待ち時間が発生しがちなので、心を落ち着ける工夫ができるようになると良さそうです。

    おわりに

    駒場では、公共交通機関が基本的に京王井の頭線のみなので、混雑防止のために教室でかなり長い時間待たされることが多いようです。帰りの飛行機などは余裕を持って予約をしておきましょう。

    最後に、紹介しきれなかったアドバイスを紹介します。

    • 駒場はコンビニが遠いので、お昼ご飯を忘れずに持っていってください。
    • 部屋が寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装でいきましょう。
    • 申し出れば、座布団が使える場合があります。椅子が硬いときに備えて、持っていくといいかもしれません。

    受験教室の状況は、年によって変わります。どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう練習をしておきましょう。

    FairWindは受験生を応援しています!

  • 【東大生がやっていた】長文読解のための英単語暗記術

    【東大生がやっていた】長文読解のための英単語暗記術

    はじめに

    「英語の長文が読めるようになりたいけれど、対策法がわからない……」

    そんな皆さんに朗報です。英語長文の読解は、伸ばすのに時間はかかりますが、対策の仕方さえわかれば強みになります!

    英語の長文が読めない理由は主に3つ挙げられます。

    1.英単語や英熟語を覚えていない
    2.構文がわかっていない
    3.英語の長文を読むだけの体力がついていない

    1と2は基礎になるので、しっかり身につけましょう!その上でたくさん長文を読む練習をすれば、3の体力も自ずと身についてくるはずです。

    この記事では、1の「英単語や英熟語を覚えていない」という点にフォーカスして、英単語や英熟語の覚え方と、陥りがちな罠について説明します。

    英単語の覚え方

    一度にたくさん進め、すでにやった単語も復習する

    英単語暗記で大切なのは、復習をすることと、一度にたくさんの言葉に触れることです。

    人間はすぐに忘れてしまう生き物です。しかし、あまり間を空けずに復習すれば、短期記憶として脳に保存されていた英単語が長期記憶へと変わり、しっかりと覚えられるようになります。

    たとえば、20語を復習し、さらに新しく20語を覚えるなど、1日につきたくさんの英単語に触れると効果的です。​​1週間のうち5日はこのサイクルを回し、残りの2日で復習や、できなかった日の埋め合わせに充てると良いでしょう。こうすれば、1週間に100語の単語を覚えられます!

    また、1日後、3日後、1週間後など、あまり間をおかず短い期間に何度も復習することもポイントです。

    復習する際に間が空いてしまうと、また最初から覚えなければならなくなります。

    1日につきたくさんの言葉に触れ、何度も復習する方が、1つの単語に時間をかけるよりも、学習が早く進み、定着度も上がります。

    今の例を聞いて、大変そうだと圧倒されてしまった人たちもいるかもしれませんが、人の記憶力は素晴らしいもので、やろうと思えば意外となんとかなります。

    高校生の頃、私は毎週100語の英単語を覚え、その小テストを受けていました。私はあまり記憶力には自信がない方だったので大変でしたが、それでもしっかり勉強すると良い点数が取れました。

    英単語は、記憶力に自信がなくても、時間をかけてしっかり復習すれば覚えられるので、ここでライバルと差をつけましょう!

    隙間時間を活用する

    私の場合は、通学時間や学校の休み時間、勉強を始める前、寝る前などにやっていました。

    隙間時間に少しずつ学習を進めると、無理なく1日のノルマを達成できるので、可能な範囲で隙間時間を活用すると良いでしょう。

    特に長期休暇中は、勉強前に英単語帳を開き、しっかり手を動かしたり声に出してみたりするのをルーティンにしていました。

    というのも、単語を書くことで集中力が上がるほか、勉強に対する心のハードルを下げることができるからです。

    その結果、英単語の暗記が捗るだけでなく、他の勉強にもすんなりと取り組めました。

     五感を使って、インプットとアウトプットをする

    大学入試の長文問題では、単語の意味を直接聞かれることはほぼありません。

    和訳や要約など、間接的に単語の知識が問われる問題がほとんどです。

    そのため、単語を覚える際は、まず、単語帳を開き、意味をさらうインプットを行い、その後、その意味が言えるか、ちゃんと書けるか、ちゃんと発音できるか、すなわちちゃんと覚えているかを確かめるアウトプットを行うことが大切です。

    ここで、英単語は長文読解だけではなく、色々なところで必要になってくることも意識できると良いでしょう。

    たとえば、リスニング対策のためには、耳を使って音を覚えてから口で発音する、ライティング対策のためには、手を動かして正しく綴れるかを確認することが大切です。

    このように、英単語を覚える時は、英単語を覚える目的を意識して、五感をフルに使いましょう。

    その他の覚え方

    これまで紹介した方法でもなかなか覚えられない人のために、様々な覚え方を紹介します。合うかどうかは人それぞれなので、参考程度に読んでください。

    まず、文で覚えるという方法です。

    文章の意味ごと覚えてしまえば、たくさんの意味がある単語でも、混乱することなく覚えることができます。

    2つ目は、アプリを使って勉強する方法です。

    私が使っていたのは無料のアプリでしたが、たくさんのクイズや音源が入っており、重宝しました。

    さらに、これは英単語に限りませんが、語呂合わせやイメージを作って覚えていました。

    例えば、associateという単語には「仲良くする」という意味と「関連づけて考える」という意味があるので、人が仲良くしているイメージ(図の右側)と、人が頭の中で何かと何かが結びつけているイメージ(図の左側)を描いていました。

    また、長文問題に対応できるよう、普段の学習でわからないと思った言葉は辞書で引き、語法なども全て確かめた上で、新しい発見があればメモしておくのがおすすめです。

      語法も覚えよう

     「英単語を覚えたはずなのに、なぜか意味を正しく取れない」という人は、イディオムや語法の暗記がおろそかになっているかもしれません。

    語法やイディオムが頭に入っていないと、額面通りに言葉を受け取って、読解を誤ってしまうことがあります。

    それで「英単語ができない」と勘違いしていたら、とてももったいないですよね。

    また、東大をはじめ、大学の二次試験では、語法やイディオムが聞かれることも多いため、これらを押さえておくことで、確実な得点を目指すことができます。

    必要に応じて、単語帳とは別で参考書を用意し、しっかりと対策しましょう。

    どこまで覚えればいいのか考えよう

    長文読解からは逸れた話になりますが、単語についてどこまで習熟していればいいかということを意識しましょう。

    ライティングにも使う単語は、その単語の意味が自然と出てくるまでしっかり覚える必要があります。

    しかし、長文読解にしか使わない単語であれば、意味と大体のつづりさえ覚えておけば問題はありません。

    全ての単語を完璧に覚えようとすると大変なので、このように、どんな問題で使うのかといった目的意識を持って効率的に覚えていくことも大切です。

    暗記していて陥りがちな罠

    単語帳や熟語集を複数使う

    なかなか覚えられないことに対して危機感を覚え、複数の参考書に手を出しがちな人、いませんか?

    私も、苦手な物理・化学の参考書を買い漁っていたので、気持ちはわかりますが、単語帳と熟語集は、1冊ずつにするのがおすすめです。

    というのも、大学入試までの限られた期間で、複数の単語帳や熟語集を全てマスターするのは難しいからです。

    学校で配られた単語集が受験には不十分である場合には、まずは学校で配られたものを完璧にしてから、色々な意味が載っている難しいものにステップアップするなど、2つ以上のものを同時並行でやるということがないようにしましょう。

    また、長文では、全体の8割の単語が分かれば読解に支障はないと言われています。

    そのため、単語をある程度覚えたら、レベルの高い単語を覚えるよりも、読解力を上げる勉強を優先した方が良いでしょう。

     1つの単語につき1つの意味しか覚えていない

    1つの単語につき1つの意味しか覚えていないというのは、とても危険です。

    たとえば、subjectという単語には、「臣民、被験者、主題、話題、科目、題材」など、たくさんの意味があります。

    さらに、subject toという熟語の形で出題され、​​「支配下に置かれる、承認を必要とする、〜次第である」などの意味が問われることもあります。

    このように、正しい長文読解を行うためには、これらの意味を全て覚え、その中から文章に合うものを探す必要があります。

    ​​たくさんの意味があって大変ですが、単語の語感を想像するなど、工夫しながら覚えましょう。

    時々しか勉強しない

    英単語の勉強を習慣化することで、単語帳を覚えるために必要なエネルギーが少なくて済むようになります。

    この式を見てください。

    英単語の勉強1回につき必要とされるエネルギー
    =「勉強をしたくない」という心のハードルを越えるためのエネルギー
    +時間を作るために他の時間を削るエネルギー
    +英単語を覚えるために脳みそを動かすエネルギー

    習慣化することで英単語の暗記に必要なエネルギーは小さくできる

    勉強に対する心理的なハードルを越えるためのエネルギーや、時間を作るためのエネルギーは、習慣化によって最小化できます。

    そして、英単語暗記に取り掛かるのに必要なエネルギーが少なくて済むようになります。

    また、心の準備や時間を作るために必要だったエネルギーを、単語を覚えるためのエネルギーに使うことができます。

    忙しい日は復習を少しするだけで良いので、10分休憩やバスの待ち時間などを利用して、単語に毎日触れましょう。

    おすすめの参考書・アプリ

    参考までに、私が使っていた単語帳などを紹介します。

    高2のときは、学校で配布された『ターゲット1900』(旺文社)を使っていました。

    主な意味が赤字で書かれており、どの意味を優先的に覚えれば良いのかがわかりやすいので、おすすめです。

    さらに、先にも少し触れましたが、ターゲットのシリーズ専用の、無料でダウンロードできる「ターゲットの友」というアプリも使っていました。

    アプリ内課金があり、途中から課金しましたが、別に課金しなくても、音声が手軽に聞けたりクイズがついていたりと、十分使い勝手は良いです。

    また、課金もそこまでお金がかかるわけではありません。

    高3からは、鉄緑会英語科『鉄壁』(KADOKAWA)を使っていました。色々な意味が載っているので便利です。

    さらに、1つ1つの単語にシュールな挿絵が乗せられており、その単語が持つニュアンスが一目でわかります。

    語法やイディオムは、篠田重晃・米山達郎『Vintage』(いいずな書店)で覚えました。個人的にはこれで十分足りていたと思います。

    おわりに

    模試や2次試験の日、「参考書をしまってください」のアナウンスまで単語帳にかじりつくと、その単語が出ることもあり得ます。

    また、緊張しているときは、問題を解くなどの勉強をするのは難しいと思いますが、単語帳は開いているだけで目に残ることもあるので、テスト直前の休憩に単語帳を読むと良いでしょう。

    単語帳のあまりの分厚さに心が挫けそうになることもあるかもしれません。少なくとも私はそうでした。しかし、コツコツ取り組めば、いつかは最後のページにたどり着くものです。

    実際に、2000語が記載されている単語帳を1週間で100語のペースでこなしていけば、20週間、すなわち半年以内には終わる計算です。

    そして、毎日コツコツと英単語を暗記することで、「単語は完璧だ」という自信や、「勉強を習慣にできている」という自信がつき、実際に長文読解やライティングでもその成果が出てきます。

    習慣化するまでが一番大変ですが、頑張ってください!